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【笑】 10画 竹部 [四年] 区点=3048 16進=3E50 シフトJIS=8FCE 《常用音訓》ショウ/え…む/わら…う 《音読み》 ショウ(セウ)〈xio〉 《訓読み》 わらう(わらふ)/えむ(ゑむ) 《名付け》 え・えみ 《意味》 {動}わらう(ワラフ)。口をすぼめてほほとわらう。のち、広くわらう。〈類義語〉→哂シン。「巧笑(しなをつくってわらう)」「嘲笑チョウショウ」「以五十歩笑百歩=五十歩ヲモッテ百歩ヲ笑フ」〔→孟子{形}わらい出しそうな。おかしい。「笑話」「笑談」 〔国〕えむ(ム)。花が開く。また、くりのいがなどが熟してさけ開く。 《解字》 会意。夭ヨウは、細くしなやかな人。笑は「竹+夭(ほそい)」で、もと細い竹のこと。正字は「口+音符笑」の会意兼形声文字で、口を細くすぼめて、ほほとわらうこと。それを誤って咲(わらう→さく)と書き、また、略して笑を用いる。 《単語家族》 嘯ショウ(口をすぼめてうそぶく)哨ショウ(口をすぼめて口笛をふく)などと同系。 《類義》 哂シンは、息をもらして失笑すること。嗤シは、歯をむき出してあざわらうこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要書物

笑止 ショウシ🔗🔉

【笑止】 ショウシ〔国〕笑いごとではない。迷惑なこと。ほかの人のする事がらがおかしくてばかばかしいこと。ほかの人を気の毒に思うこと。

笑中刀 ショウチュウノトウ🔗🔉

【笑中刀】 ショウチュウノトウ 表面は笑っているが、内心に悪意をひめていること。〔→新唐書

笑具 ショウグ🔗🔉

【笑具】 ショウグ 笑いのたね。『笑資ショウシ・笑柄ショウヘイ』

笑殺 ショウサツ🔗🔉

【笑殺】 ショウサツ 大いに笑う。▽「殺」は、程度のはなはだしいことをあらわす助辞。笑って問題にしない。「撫掌迴頭笑殺君=掌ヲ撫シ頭ヲ迴ラシテ君ヲ笑殺セン」〔→白居易

笑納 ショウノウ🔗🔉

【笑納】 ショウノウ 人に贈り物をするときに、つまらない物だが、笑って受けとっていただきたいとへりくだっていうことば。

笑傲 ショウゴウ🔗🔉

【笑傲】 ショウゴウ =笑敖。大声で、あなどって笑う。「詩成笑傲凌滄洲=詩成リテ笑傲スレバ滄洲ヲ凌グ」〔→李白

笑粲 ショウサン🔗🔉

【笑粲】 ショウサン 大いに笑うこと。▽「粲」は、白い歯をあらわすこと。

笑言 ショウゲン🔗🔉

【笑語】 ショウゴ 笑いながら話す。『笑言ショウゲン』笑いさざめく声。「水閣風吹笑語来=水閣風吹キテ笑語来タル」〔→呉偉業

笑顔 ショウガン🔗🔉

【笑貌】 ショウボウ 笑い顔。『笑顔ショウガン・笑臉ショウケン・ショウレン』▽「臉」は、顔。〔→孟子

笑謔 ショウギャク🔗🔉

【笑謔】 ショウギャク 笑いたわむれる。

笑覧 ショウラン🔗🔉

【笑覧】 ショウラン〔国〕つまらない物だが見ていただきたいとへりくだっていうことば。

笑靨 ショウヨウ🔗🔉

【笑靨】 ショウヨウ えくぼ。

笑府 ショウフ🔗🔉

【笑府】 ショウフ〈書物〉一三巻。明ミン代末期の馮夢竜フウムリョウが編集した笑話集。唐以来の笑話七〇八編を収めている。中国では早くから失われたが、日本に伝わって江戸小咄コバナシに影響を与えた。

笑林 ショウリン🔗🔉

【笑林】 ショウリン〈書物〉一巻。三国時代、魏ギの邯鄲淳カンタンジュン(132〜?)の著。成立年代不詳。中国最古の笑話集。純粋の笑話のほかに、有名人の逸話もまじっており、南北朝時代の逸話集『世説新語セセツシンゴ』の先駆をなすもの。のちに、数多くの笑話集が出版されたが、明ミンの馮夢竜フウムリョウ編の『笑府』は中国の笑話を集大成したものである。日本には早くから伝わり、江戸小咄コバナシに翻案されているのも多い。

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