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膠柱鼓瑟 コトジニニカワシテシツヲコス🔗🔉

【膠柱鼓瑟】 コトジニニカワシテシツヲコス〈故事〉琴の糸をささえる台(琴柱コトジ)をにかわでかためて琴をひく。規則ずくめで融通のきかないたとえ。〔→史記

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【膠】 15画 肉部  区点=7117 16進=6731 シフトJIS=E450 《音読み》 コウ(カウ)/キョウ(ケウ)〈jio〉 《訓読み》 にかわ(にかは)/にかわする(にかはす) 《意味》 {名}にかわ(ニカハ)。器物を接合させる接着剤。動物の皮や骨を煮つめてつくる。 {名}ねばるもの。にかわ状の液。「樹膠ジュコウ」 コウス{動}にかわする(ニカハス)。ねじりあわせて結合させる。また、ねばってくっつく。「置杯焉則膠=杯ヲ置ケバスナハチ膠ス」〔→荘子コウタリ{形}ねっちりと結合してとけない。「膠漆之交コウシツノマジワリ」 《解字》 会意兼形声。右側の字(音リョウ・キョウ)は、よじれる意を含む。膠はそれを音符とし、肉を加えた字で、ねじりあわせて結合する意をもつ。 《単語家族》 糾(よじる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

膠折 コウセツ🔗🔉

【膠折】 コウセツ 寒さがきびしくなって、にかわがおれる。冷気がつのること。

膠固 コウコ🔗🔉

【膠固】 コウコ にかわでつけたようにかたい。こりかたまって、融通がきかない。

膠柱 コウチュウ🔗🔉

【膠柱】 コウチュウ・チュウニニカワス〈故事〉「膠柱鼓瑟コウチュウコシツ・チュウニニカワシテシツヲコス」の略。琴柱コトジをにかわづけにして、動かなくすれば、音調をかえることができなくなる。融通のきかないことのたとえ。〔→史記

膠着 コウチャク🔗🔉

【膠着】 コウチャク にかわのように、がっちりとくっつくこと。ある物事の状態が固定し、変化しなくなること。

膠着語 コウチャクゴ🔗🔉

【膠着語】 コウチャクゴ 実質的意味をもつ独立した単語に、文法的意味をもつ独立して使われない単語が接合することによってあらわされる言語。日本語・朝鮮語など。「粘着語」とも。

膠葛 コウカツ🔗🔉

【膠葛】 コウカツ よごれて、いりみだれるさま。一体となって見えるさま。遠い境界がくっきり見えるさま。広大な空間。大空。「楽動殷膠葛=楽ハ動キテ膠葛ニ殷タリ」〔→杜甫

膠続 コウゾク🔗🔉

【膠続】 コウゾク にかわで物をつなぐ。転じて、後妻をもらうこと。

膠漆 コウシツ🔗🔉

【膠漆】 コウシツ にかわと、うるし。互いにぴったりと交わりあって、はなれないこと。かたく親しい交わりのたとえ。「終身膠漆心応在=終身膠漆心マサニ在ルベシ」〔→白居易

膠膠 コウコウ🔗🔉

【膠膠】 コウコウ 鶏の鳴きかわすさま。一体となってやわらぐさま。動きみだれるさま。〔→荘子

膠質 コウシツ🔗🔉

【膠質】 コウシツ にかわのような性質。液体・気体などの中に、非常に細かい粒子が分散している状態。コロイド。魚などを煮た汁が凝固したもの。にこごり。

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