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【訓】 10画 言部 [四年] 区点=2317 16進=3731 シフトJIS=8C50 《常用音訓》クン 《音読み》 クン/キン〈xn〉 《訓読み》 おしえる(をしふ)/おしえ(をしへ)/くん 《名付け》 くに・しる・とき・のり・みち 《意味》 {動}おしえる(ヲシフ)。しこりや難問をときほぐして説く。転じて、物事の筋を通しておしえる。「教訓」「訓戒」「訓諸司以徳=諸司ニ訓フルニ徳ヲモッテス」〔→左伝{名}おしえ(ヲシヘ)。すじを通した説明。また、年長者や上役の説明や指示。「家訓」「請訓(上司の指示を受ける)」 クンズ{動・名}むずかしい字句の意味をやさしいことばでときほぐす説明。また、その説明のことば。よみ方。〈類義語〉→注→釈。「訓釈」「古訓」 {名}たよるべき昔のおしえ。「経訓」「訓曰=訓ニ曰ク」 〔国〕くん。音オンに対して、漢字を日本語に訳して、その訳がその漢字の読みとして固定したもの。たとえば、「日月」においては「ニチ」「ゲツ」が音オン、「ひ」「つき」が訓である。「音訓」 《解字》 会意兼形声。川は、難所やしこりを貫通して流れるかわを描いた象形文字。貫カン(つらぬく)穿セン(うがつ)と同系のことば。訓は「言+音符川」で、ことばで難題をほぐして通すこと。キンは唐宋トウソウ音。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

訓化 クンカ🔗🔉

【訓化】 クンカ よい方向におしえ導く。

訓示 クンジ🔗🔉

【訓示】 クンジ おしえさとす。目上の人が目下の者に注意を与えておしえさとすこと。

訓令 クンレイ🔗🔉

【訓令】 クンレイ 上級官庁が下級官庁に法令の解釈や事務の方針について命令すること。また、その命令。

訓戒 クンカイ🔗🔉

【訓戒{誡}】 クンカイ 是非・善悪をおしえさとして、悪いことをしないように戒めること。

訓言 クンゲン🔗🔉

【訓言】 クンゲン おしえのことば。さとし。

訓告 クンコク🔗🔉

【訓告】 クンコク 道理や物事の筋をおしえ告げる。上位者が下位者を戒めて告げること。

訓育 クンイク🔗🔉

【訓育】 クンイク 道理や物事の筋をおしえさとし育てる。子どもの品性を育てのばすこと。

訓迪 クンテキ🔗🔉

【訓迪】 クンテキ おしえ導く。また、その人。▽「迪」は、道、みちびく。〔→書経

訓典 クンテン🔗🔉

【訓典】 クンテン 道理や物事の筋をおしえ導く方法。おしえとしてたよるべき、昔の聖人・賢人の書物。「告之訓典、教之防利=コレニ訓典ヲ告ゲ、コレニ防利ヲ教フ」〔→左伝

訓点 クンテン🔗🔉

【訓点】 クンテン〔国〕漢文を日本語に翻訳して読むためにつける符号と片仮名の総称。返り点・送り仮名など。

訓釈 クンシャク🔗🔉

【訓釈】 クンシャク 文字・文章をよみ解釈する。〔国〕漢字の読み方・意味についての解釈。

訓故 クンコ🔗🔉

【訓詁】 クンコ =訓故。古典の字や句の意味を、当代のことばになおして解釈すること。▽「訓」は、難解な所をほぐしてとおす。「詁」は、古代のことば。

訓詁学 クンコガク🔗🔉

【訓詁学】 クンコガク 漢・唐代、経書の意義を研究した学問。内容について研究せず、字句の注釈だけを行う学問のこと。

訓解 クンカイ🔗🔉

【訓解】 クンカイ 字句のよみ方と解釈。

訓義 クンギ🔗🔉

【訓義】 クンギ 文字のよみと意味。

訓辞 クンジ🔗🔉

【訓辞】 クンジ おしえいましめることば。

訓電 クンデン🔗🔉

【訓電】 クンデン 本国の政府から外国にいる外交官に出す、命令の電報。

訓話 クンワ🔗🔉

【訓話】 クンワ〔国〕おしえさとす話。

訓誨 クンカイ🔗🔉

【訓誨】 クンカイ 目下の人をおしえてさとす。また、おしえ。〈類義語〉教誨キョウカイ。

訓読 クンドク🔗🔉

【訓読】 クンドク〔国〕音読に対して、漢字・漢語・漢文を日本語になおしてよむこと。

訓蒙 クンモウ🔗🔉

【訓蒙】 クンモウ 物事のよくわからない人におしえてさとす。

訓誘 クンユウ🔗🔉

【訓誘】 クンユウ おしえ導く。「養女畏太多、已生須訓誘=女ヲ養ムハ太ダ多キヲ畏ル、スデニ生メバスベカラク訓誘スベシ」〔→寒山

訓練 クンレン🔗🔉

【訓練】 クンレン 物事が巧みに行えるようにするために、知識・技術をおしえてその物事に慣れさせる。

訓導 クンドウ🔗🔉

【訓導】 クンドウ おしえ導く。明ミン・清シン代、府・州・県の学校におかれた教員。〔国〕旧制の小学校教員のこと。

訓諭 クンユ🔗🔉

【訓諭】 クンユ =訓喩。すじみちをおしえさとす。

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