【針｛鍼｝術】 シンジュツ 金属のはりをからだにさして、病気をなおす療法。

【鍼】 17画　金部　 区点=7910　16進=6F2A　シフトJIS=E849 《音読み》　シン（シム）〈zhn〉 《訓読み》　はり 《意味》 ｛名｝はり。漢方医術で、治療に用いるはり。転じて、縫いばり。▽古くは石のはりを用いて人体の治療点を刺激し、血行や神経系を調節した。のち金属のはりを用いる。〈同義語〉→針。「鍼灸シンキュウ」「石鍼セキシン（石でつくったはり）」 《解字》 会意。「金＋咸（＝感。強いショック）」で、皮膚に強い刺激を与えるはりのこと。針とまったく同じ。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【鍼功】 シンコウ 衣服を縫う仕事。針仕事。〈同義語〉針功。

【鍼石】 シンセキ ＝箴石。病気をなおすのに用いる石ばり。転じて、いましめ。教訓。

【鍼艾】 シンガイ 治療に用いるはりと、もぐさ。転じて、いましめ。教訓。

【鍼灸】 シンキュウ 治療に用いるはりときゅう。〈同義語〉針灸。

【鍼芒】 シンボウ はりの先。非常に小さいことのたとえ。『鍼鋒シンポウ』

【鍼治】 シンチ はりで病気をなおすこと。

【鍼術】 シンジュツ →「針術」

【鍼線】 シンセン ぬいばりと糸。転じて、針仕事。〈同義語〉針線。『鍼縷シンル』物事の手引き。

【鍼薬】 シンヤク 治療法としての、はりと薬。転じて、病気の治療。