複数辞典一括検索+

典衣 テンイ🔗🔉

【典衣】 テンイ 君主の衣服のことをつかさどる官。衣服を質に入れること。

典委 テンイ🔗🔉

【典委】 テンイ しなやかなさま。水が集まって流れるさま。

典客 テンカク🔗🔉

【典客】 テンカク 秦シンの官名。来朝する諸侯や異民族の接待をつかさどった。漢代には大鴻臚ダイコウロといった。

典雅 テンガ🔗🔉

【典雅】 テンガ 整っていて上品なこと。

典楽 テンガク🔗🔉

【典楽】 テンガク 帝舜シュンのとき、音楽をつかさどった官。

典謁 テンエツ🔗🔉

【典謁】 テンエツ 目上の人などへとりつぎをすること。また、とりつぎをする人。

填咽 テンエツ🔗🔉

【填咽】 テンエツ 多くの人が集まりひしめいていて道がふさがる。「観経鴻都尚填咽=経ヲ鴻都ニ観ルモナホ填咽ス」〔→韓愈

天宇 テンウ🔗🔉

【天下】 テンカ 天の下。世界のこと。『天宇テンウ』「天下莫柔弱於水=天下水ヨリ柔弱ナルハ莫シ」〔→老子国全体。「君天下曰天子=天下ニ君タルヲ天子ト曰フ」〔→礼記人民。民衆。〔国〕自分の思うがままにふるまうこと。〔国〕江戸時代の将軍のこと。また、その治世。

天意 テンイ🔗🔉

【天心】 テンシン 天帝の気持ち・考え。『天意テンイ』〔→書経天子の気持ち・考え。天の中心。

天外 テンガイ🔗🔉

【天外】 テンガイ 天のかなた。はるかに遠い所や、非常に高い所。『天表テンピョウ』〔国〕思いもよらないこと。「奇想天外」

天衣 テンイ🔗🔉

【天衣】 テンイ 天人の着物。天子の着物。

天衣無縫 テンイムホウ🔗🔉

【天衣無縫】 テンイムホウ〈故事〉天女の着ている衣服には縫い目がない。詩や文章にわざとらしさがなく、自然で美しいことのたとえ。〔国〕転じて、言動を思うとおりにして、純真であるさま。

天宇 テンウ🔗🔉

【天宇】 テンウ 大空。「天下」と同じ。都。帝都。「昭昭天宇闊=昭昭トシテ天宇闊シ」〔→陶潜

天位 テンイ🔗🔉

【天位】 テンイ 天の位。天子の位。『天禄テンロク・天祚テンソ』天が与えた官位。〔→孟子

天役 テンエキ🔗🔉

【天役】 テンエキ 天の使役。天から与えられた仕事のこと。

天花 テンカ🔗🔉

【天花】 テンカ 「天華」と同じ。〔俗〕天然痘。テンゲ〔仏〕「天華」と同じ。

天河 テンガ🔗🔉

【天河】 テンガ 天の川のこと。『天漢テンカン・天江テンコウ』「危湍瀉天河=危湍天河ヲ瀉グ」〔→梅尭臣

天運 テンウン🔗🔉

【天命】 テンメイ 天から与えられた運命。「盛衰之理、雖曰天命、豈非人事哉=盛衰ノ理ハ、天命ト曰フトイヘドモ、アニ人事ニ非ザランヤ」〔→欧陽脩〕『天運テンウン』天が与えた使命。「五十而知天命=五十ニシテ天命ヲ知ル」〔→論語「天寿」と同じ。「楽夫天命復奚疑=カノ天命ヲ楽シンデマタナニヲカ疑ハン」〔→陶潜天が人に定め与えたもの。「天命之謂性=天命コレヲ性ト謂フ」〔→中庸

天威 テンイ🔗🔉

【天威】 テンイ 天の下す刑罰。〔→書経天子の威力。「天威咫尺テンイシセキ」人にうまれながら備わっている威厳。

天界 テンカイ🔗🔉

【天界】 テンカイ 大空。「出天界没地府以求之不見=天界ヲ出デ地府ニ没シテモッテコレヲ求ムレドモ見エズ」〔陳鴻〕〔仏〕天にあるという世界。『天上界テンジョウカイ』

天恩 テンオン🔗🔉

【天恩】 テンオン 天帝の恵みや、造化の恩恵。天子の恵みや、恩。

天花 テンカ🔗🔉

【天華】 テンカ 雪の別名。『天花テンカ・テンゲ』テンゲ〔仏〕天上に咲き地上に降るという美しい花。また、それに模して紙でつくった花びら。法会ホウエのときに仏前でまき散らす。

天淵 テンエン🔗🔉

【天淵】 テンエン 天と、ふち。天地。隔たりのはなはだしいさま。「天淵之差」

天涯 テンガイ🔗🔉

【天涯】 テンガイ 空の果て。「日暮孤舟何処泊、天涯一望断人腸=日暮孤舟イヅレノ処ニカ泊スル、天涯一望人ノ腸ヲ断ツ」〔→孟浩然非常に遠い所。「一上玉関道、天涯去不帰=一タビ上ル玉関ノ道、天涯去リテ帰ラズ」〔→李白

天運 テンウン🔗🔉

【天運】 テンウン 「天命」と同じ。「天運苟如此、且進杯中物=天運イヤシクモカクノゴトクンバ、カツハ杯中ノ物ヲ進メン」〔→陶潜天体の運行。『天歩テンポ』

天意 テンイ🔗🔉

【天意】 テンイ 「天心」と同じ。帝王の意志。

天楽 テンガク🔗🔉

【天楽】 テンガク 天上から聞こえてくる音楽。宮中で演奏される音楽。テンラク 自然と合致し調和のとれた楽しみ。〔→荘子

天維 テンイ🔗🔉

【天維】 テンイ 天をささえるおおづな。転じて、国家を成立させるおおもとのこと。

天蓋 テンガイ🔗🔉

【天蓋】 テンガイ 地をおおう空。天。▽「淮南子」原道訓から。つりさげたきぬがさ。仏像や棺の上をおおうきぬがさ。〔国〕虚無僧コムソウがかぶるあみがさ。

恬逸 テンイツ🔗🔉

【恬逸】 テンイツ 安らかでのんびりしている。『恬蕩テントウ』

椽桷 テンカク🔗🔉

【椽桷】 テンカク たるき。▽「椽」は、まるいたるき。「桷」は、四角いたるき。

添加 テンカ🔗🔉

【添加】 テンカ ある物に何かをつけ加える。〈類義語〉加添。

点 てん🔗🔉

【点】 9画 火部 [二年] 区点=3732 16進=4540 シフトJIS=935F 【點】旧字旧字 17画 部 区点=8358 16進=735A シフトJIS=EA79 《常用音訓》テン 《音読み》 テン(テム)〈din〉 《訓読み》 てん 《意味》 {名}ある場所を占めた小さなしるし。ちょぼ。数学では、場所があって、大きさ、厚さのないもの。「黒点」 {名}ある特定の箇所・部分。「終点」「重点」 {単位}物品を数える単位。転じて、正しく答えた箇所を数える単位。「点数」 {名}文章の切れめを示す小さいしるし。「句読点クトウテン」 {動}原文に小さなしるしをつけて、その箇所をなおす。「点改」 {名}筆法の一つ。筆の先をちょんと紙につけてすぐ離す書き方。 テンズ{動}ちょっとくっつける。ちょっとたらす。こっくりと頭を下にさげる。「点火」「点眼(目にちょっとつけてたらす)」「画竜点睛ガリョウテンセイ(竜をえがき、最後に睛ヒトミをちょんと入れる)」 テンズ{動}ちょっとあたってみる。ちょっと試みる。ちょっとしるしをつけて選び出す。「点検」「点戯(芝居の題目表にしるしをつけて選び出す)」「点茶=茶ヲ点ズ」 {名・単位}ちょんとたたいて時刻を知らせる道具。また、時間を知らせるために打つ音を数えることば。一つ打つのを一点といい、その時刻を「一点鐘」という。「三点鐘(三時)」 「点点テンテン」とは、小さな物があちこちにあるさま。 {名}〔俗〕ちょっとひもじさをおさえるおやつ。「点心」「茶点(茶のおやつ、おつまみ)」 〔国〕てん。評点や得点。「悪い点」 《解字》 会意兼形声。占は「卜(うらなう)+口」の会意文字で、占って特定の箇所を選びきめること。點は「黒(くろい)+音符占」で、特定の箇所を占有した黒いしるしのこと。のち、略して点と書く。 《単語家族》 占(場所をしめる)店(特定の場所をしめたみせ)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

点汚 テンオ🔗🔉

【点汚】 テンオ しみ。よごれ。汚点。きず。欠点。

点画 テンカク🔗🔉

【点画】 テンカク 漢字を構成する点と線。

点額 テンガク🔗🔉

【点額】 テンガク・ガクヲテンズ 額ヒタイに字や画をかく。〈故事〉試験に落第すること。▽伝説に、竜門を登った魚は竜となるが、登れなかったものは、額をぶつけて傷ついて帰るとあることから。うなずく。

碾磑 テンガイ🔗🔉

【碾磑】 テンガイ 水車でまわして粉をひく石うす。

篆額 テンガク🔗🔉

【篆額】 テンガク 石碑の上部に篆書テンショで記したもの。

貂 てん🔗🔉

【貂】 12画 豸部  区点=7626 16進=6C3A シフトJIS=E6B8 《音読み》 チョウ(テウ)〈dio〉 《訓読み》 てん 《意味》 {名}てん。獣の名。いたちに似ていて、からだは細く、敏捷ビンショウに木に登る。毛皮はしなやかで、茶または黒色。貴人の服として用いられ、尾は、冠のかざりに用いられた。 《解字》 会意兼形声。「豸+音符召(しなやかな曲線をなす)」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

転化 テンカ🔗🔉

【転化】 テンカ ある状態から他の状態にうつりかわる。また、ある状態を他の状態にうつしかえる。

転回 テンカイ🔗🔉

【転回】 テンカイ ぐるぐるまわる。〈類義語〉回転。くるりとまわって方向をかえる。

転音 テンオン🔗🔉

【転音】 テンオン 変化した音声。〔国〕二語が連なって複合語になる場合、音声が本来の音声と異なって発音される現象。「あめ(雨)」と「みず(水)」が複合して「あまみず」となるなど。

転移 テンイ🔗🔉

【転移】 テンイ 場所を次々とほかにかえること。また、場所が次々とほかにかわること。「盤石無転移=盤石ハ転移無シ」〔古楽府〕臓器の癌腫ガンシュが他の臓器に移り、新しい癌腫をつくること。

転訛 テンカ🔗🔉

【転訛】 テンカ ことばがなまって変化すること。

転運 テンウン🔗🔉

【転運】 テンウン 貨物をはこぶ。地方から租税の穀物を車で都にはこぶこと。▽船ではこぶのを漕運ソウウンというのに対する。陰陽・運勢などがうつりめぐる。歌を歌っていて声が高くあがること。

転運使 テンウンシ🔗🔉

【転運使】 テンウンシ 唐・宋ソウ代の官名。各地方から租税としてさし出された穀物を、都にはこぶ役目。のち、地方の収税・警備・裁判などをつかさどる監督官となった。

転嫁 テンカ🔗🔉

【転嫁】 テンカ 〔俗〕二度目のよめ入り。責任・まちがいなどを、他へなすりつける。「責任転嫁」

顛殞 テンイン🔗🔉

【顛隕】 テンイン =顛殞。さかさに落ちる。『顛越テンエツ』▽「越」は、一定のはばだけ足が地につかないこと。

漢字源てんで始まるの検索結果 1-48もっと読み込む