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安安 アンアン🔗🔉

【安安】 アンアン =晏晏。穏やかなさま。天性のままで、少しも無理をしないさま。〔→書経

安危 アンキ🔗🔉

【安危】 アンキ 無事であることと、危険であること。

安居 アンキョ🔗🔉

【安居】 アンキョ 何もしないで、じっとしている。〔→孟子キョニヤスンズ自分の生活や住居に満足している。安らかに住めるすまい。川名。四川シセン省楽至県に源を発する。大安渓ともいう。アンゴ〔仏〕僧侶ソウリョが、陰暦四月十五日から七月十五日までの間、一か所にこもって、座禅ザゼン修行をすること。「夏安居ゲアンゴ」とも。

安康 アンコウ🔗🔉

【安泰】 アンタイ 安らかで、無事である。『安康アンコウ』

安逸 アンイツ🔗🔉

【安逸{佚}】 アンイツ 安らかにのんびりと、楽しむこと。何もせずにぶらぶらと楽をすること。

安間 アンカン🔗🔉

【安閑】 アンカン =安間。もの静かに、ゆったりとしたさま。

安語 アンゴ🔗🔉

【安語】 アンゴ =按語。すでに出てきた文について考証を述べる文章。

安慰 アンイ🔗🔉

【安慰】 アンイ 心を慰める。〈類義語〉慰安。落ち着いてゆったりしている。

安隠 アンオン🔗🔉

【安穏】 アンノン・アンオン =安隠。なんの事件もなく、安らかなこと。平穏無事。

安釐王 アンキオウ🔗🔉

【安釐王】 アンキオウ(魏)〈人名〉?〜前243 戦国時代魏ギの君主。在位前277〜前243。名は圉ギョ。昭王の子、弟は魏無忌ギムキ(信陵君)。秦シンの強盛期にあたり、しばしば侵略を受けた。

晏晏 アンアン🔗🔉

【晏晏】 アンアン おだやかなさま。やわらぐさま。

晏起 アンキ🔗🔉

【晏起】 アンキ 朝おそく起床すること。朝寝坊する。〔→礼記

晏駕 アンガ🔗🔉

【晏駕】 アンガ 霊柩車が日が暮れてから出発する。天子の死をいう。▽一説に、天子の死を直接に出すことは臣下としてしのびないので、天子が晩になったら(=晏)馬車でお出ましになるだろう(=駕)と、遠まわしに述べたものともいう。〔→史記

暗号 アンゴウ🔗🔉

【暗号】 アンゴウ 通信の秘密が漏れないように、仲間うちで決めた符号。

暗行 アンコウ🔗🔉

【暗行】 アンコウ =闇行。道理がわからないで、行動する。また、おろかな行動。夜、人に知られない所でこっそりする行動。

暗合 アンゴウ🔗🔉

【暗合】 アンゴウ =闇合。偶然に一致する。

暗君 アンクン🔗🔉

【暗君】 アンクン =闇君。愚かな天子。〈対語〉明君。

暗香 アンコウ🔗🔉

【暗香】 アンコウ どこからともなく漂ってくるよいにおい。やみに漂う花のかおり。

暗鬼 アンキ🔗🔉

【暗鬼】 アンキ 暗がりにひそむもののけ。実際には存在しないのに妄想によっておこる恐れ。「疑心暗鬼」

暗渠 アンキョ🔗🔉

【暗渠】 アンキョ 地下を通るみぞ。

暗暗 アンアン🔗🔉

【暗暗】 アンアン =闇闇。まっ暗なさま。薄暗くて静かなさま。〔→揚雄

暗暗裏 アンアンリ🔗🔉

【暗暗裏】 アンアンリ それとなく。人知れず。

暗愚 アングウ🔗🔉

【暗愚】 アングウ =闇愚。おろかなこと。

案 あん🔗🔉

【案】 10画 木部 [四年] 区点=1638 16進=3046 シフトJIS=88C4 《常用音訓》アン 《音読み》 アンn〉 《訓読み》 つくえ/かんがえる(かんがふ)/やすんずる(やすんず)/あん/あんずる(あんず) 《意味》 {名}つくえ。上からおさえて、もたれかかるつくえ。〈類義語〉→机。「机案」 アンズ{動}上から下へとおさえる。〈同義語〉→按。「案剣=剣ヲ案ズ」 アンズ{動}かんがえる(カンガフ)。あちこちおさえてみることから、よくかんがえる、しらべるの意。「考案」「案出」 アンズルニ{動}文章の冒頭につけて「かんがえてみると」の意をあらわす。自分の意見をのべるときの書き出しのことば。 {名}あちこち念をおしてかんがえたこと。かんがえ。「原案」 {名}公文書や裁判の書類。「案巻アンケン(公文書や、試験の答案)」「公案(判決書→裁判事件)」 {動}やすんずる(ヤスンズ)。上から下へとおさえて落ち着ける。やすらかにする。おだやかに落ち着く。〈同義語〉→安。「案堵アンド(=安堵。住居に落ち着く→安心する)」 〔国〕あん。計画。また、下書き。「案を立てる」あんずる(アンズ)。心配する。 《解字》 会意兼形声。安は「宀(やね)+女」の会意文字で、女性を家に落ち着けたさまをあらわす。案は「木+音符安」で、その上にひじをのせておさえる木のつくえ。→安 《単語家族》 按(上から下へとおさえる)晏アン(日が上から下へとさがる)と同系。 《類義》 机は、四角い足つきのつくえ。→考 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

案下 アンカ🔗🔉

【案下】 アンカ つくえの下。手紙のあて名のわきに書く敬語。〈類義語〉几下キカ。

案机 アンキ🔗🔉

【案机】 アンキ =案几。つくえ。

案件 アンケン🔗🔉

【案件】 アンケン 調査・相談すべき事件・事がら。

案行 アンコウ🔗🔉

【案行】 アンコウ =按行。調べてまわる。隊列をととのえる。

安語 アンゴ🔗🔉

【安語】 アンゴ =按語。すでに出てきた文についての考証を述べる文章。

按験 アンケン🔗🔉

【案験】 アンケン =按験。実際に証拠にあたってみて、とり調べる。『按察アンサツ』

殷紅 アンコウ🔗🔉

【殷紅】 アンコウ 黒みがかった赤色。

行火 アンカ🔗🔉

【行火】 コウカ 火を使用する。アンカ〔国〕土、または木で小さな箱状のものをつくり、その中に炭火をいれて、手足を暖めるもの。▽もと、持ち歩いた。

行宮 アングウ🔗🔉

【行宮】 アングウ・コウキュウ 天子が旅をしたときに泊まる御所。天子の仮の御所。

行脚 アンギャ🔗🔉

【行脚】 アンギャ 〔仏〕禅僧が修行のために各地を遍歴してまわること。徒歩で諸国をめぐり歩くこと。

諳委 アンイ🔗🔉

【諳悉】 アンシツ くわしくのみこんですっかり記憶する。『諳委アンイ』

暗藹 アンアイ🔗🔉

【闇藹】 アンアイ =暗藹。こんもりと集まって盛んなさま。はっきりしないさま。「登降闇藹」〔→漢書茂みが、その下にうちよせる波につれて、明るくなったりくらくなったりするさま。〔→宋玉〕 〈注〉その他の熟語は→【暗】を見よ。

鞍銜 アンカン🔗🔉

【鞍勒】 アンロク くらと、くつわ。馬具。『鞍銜アンカン』

鞍橋 アンキョウ🔗🔉

【鞍橋】 アンキョウ くら。▽形が橋のようになっていることから。

餡 あん🔗🔉

【餡】 17画 食部  区点=8118 16進=7132 シフトJIS=E951 《音読み》 カン(カム)/アン(アム)/ゲン(ゲム)〈xin〉 《訓読み》 あん 《意味》 {名}まんじゅうなどの中に入れる、甘いものや肉や野菜など。 〔国〕あん。(イ)豆を煮てつぶし砂糖を加えたもの。あんこ。(ロ)くずあん。「餡かけ」 《解字》 会意兼形声。右側の字(音カン)は、おしこめる、くぼめて中へ入れるの意。餡はそれを音符とし、食を加えた字。▽アンは、中世の江南地方の中国語をまねた唐宋トウソウ音。

黯靄 アンアイ🔗🔉

【黯靄】 アンアイ うすぐらくたちこめたもや。

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