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広辞苑の検索結果 (48)
あん【安】🔗⭐🔉
あん【安】
安母尼亜アンモニアの略。
あん【案】🔗⭐🔉
あん【庵・菴】🔗⭐🔉
あん【庵・菴】
①草葺ぶきの小家。隠遁者または僧の閑居する小家。いおり。いお。
②大寺に付属する小僧房。〈ロドリーゲス大文典〉
③住宅の号、文人・茶人の雅号、または料理屋などの家の名に添える語。「幻住―」
あん【暗】🔗⭐🔉
あん【暗】
かくれているさま。人知れず、ひそかにするさま。「―に言う」
あん【餡】🔗⭐🔉
あん【餡】
(唐音)
①ゆでた小豆あずき・白小豆・白隠元・うずら豆・ささげなどに、砂糖をまぜて、さらに煮てねったもの。漉し餡・粒餡・つぶし餡などがある。菓子・餅などの中に包み、または塗り、汁粉などにする。
②饅頭まんじゅう・餅などの中に包み入れる、調味した挽肉・野菜など。
③くずだまり。葛餡くずあん。「―かけ」
④中に包みこまれているもの。
アン【Anne】🔗⭐🔉
アン【Anne】
イギリスの女王。ジェームズ2世の娘。1702年即位、スチュアート王朝最後の君主。女王の治世に責任内閣制が芽生え、また07年イングランド・スコットランド両王国が合同してグレート‐ブリテン王国が成立。(1665〜1714)
あん【何】🔗⭐🔉
あん【何】
〔代〕
(ナニの音便ナンの訛)なに。雑兵物語「―とすべい」
あんあみ【安阿弥】🔗⭐🔉
あんあみ【安阿弥】
(アンナミとも)仏師快慶の号。
⇒あんあみ‐の‐さく【安阿弥の作】
あんあみ‐の‐さく【安阿弥の作】🔗⭐🔉
あんあみ‐の‐さく【安阿弥の作】
(安阿弥の作品には温和・優美・高雅なものが多かったのでいう)美少年のこと。
⇒あんあみ【安阿弥】
あんあん【暗暗・闇闇】🔗⭐🔉
あんあん【暗暗・闇闇】
くらいさま。ひそかなさま。
⇒あんあん‐り【暗暗裏・暗暗裡】
あんあん‐り【暗暗裏・暗暗裡】🔗⭐🔉
あんあん‐り【暗暗裏・暗暗裡】
人の知らないうち。ひそか。内々。「―に事を運ぶ」「―の取決め」
⇒あんあん【暗暗・闇闇】
あん‐い【安位】‥ヰ🔗⭐🔉
あん‐い【安位】‥ヰ
⇒やすきくらい(安き位)
あん‐い【安易】🔗⭐🔉
あん‐い【安易】
①たやすいこと。わけなくできること。「―な問題から取りかかる」
②のんきなこと。いい加減なこと。「―な考え」「―に答える」
あん‐い【安意】🔗⭐🔉
あん‐い【安意】
心の安まること。安心。
あん‐い【安慰】‥ヰ🔗⭐🔉
あん‐い【安慰】‥ヰ
人の心を安らかにし、なぐさめること。慰安。古今著聞集2「汝が意を―するなり」
あん‐いつ【安逸・安佚】🔗⭐🔉
あん‐いつ【安逸・安佚】
①安んじて楽しむこと。
②何もしないで遊び暮らすこと。「―をむさぼる」「―に日を送る」
アン‐インストール【uninstall】🔗⭐🔉
アン‐インストール【uninstall】
コンピューターで、インストールしたソフトウェアを削除してインストール前の状態に戻すこと。
アンヴァリー【Anvarī】🔗⭐🔉
アンヴァリー【Anvarī】
フラサーン出身のペルシア語詩人。セルジューク朝宮廷に仕えた。(1116頃〜1187頃)
アンヴィル【anvil】🔗⭐🔉
アンヴィル【anvil】
⇒アンビル
アンヴェール【Anvers】🔗⭐🔉
アンヴェール【Anvers】
アントワープのフランス語名。
あん‐うつ【暗鬱】🔗⭐🔉
あん‐うつ【暗鬱】
暗く鬱陶うっとうしいこと。また、暗い気分でくさくさしていること。「―な曇り空」「―な表情」
あん‐うん【暗雲】🔗⭐🔉
あん‐うん【暗雲】
①あたりが暗くなるほどの厚い雨雲。「―が垂れこめる」
②(比喩的に)危険・破局などの起こりそうな不安な気配。また、心がはればれしない様子。「―ただよう政治情勢」「心の―が晴れる」
アン‐ウント‐フュール‐ジッヒ【an und für sich ドイツ】🔗⭐🔉
アン‐ウント‐フュール‐ジッヒ【an und für sich ドイツ】
〔哲〕(ヘーゲルの用語。「即自かつ対自」と訳す)「アン‐ジッヒ2」参照。
あんえい【安永】🔗⭐🔉
あんえい【安永】
[文選]江戸中期、後桃園・光格天皇朝の年号。明和9年11月16日(1772年12月10日)改元、安永10年4月2日(1781年4月25日)天明に改元。
⇒あんえい‐なんりょう【安永南鐐】
あん‐えい【暗影・暗翳】🔗⭐🔉
あん‐えい【暗影・暗翳】
暗いかげ。比喩的に、不安・不吉のきざし。
⇒暗影を投ずる
あんえい‐なんりょう【安永南鐐】‥レウ🔗⭐🔉
あんえい‐なんりょう【安永南鐐】‥レウ
安永元年鋳造の長方形の銀貨。表面に「銀座常是」、裏面に「以南鐐八片換小判一両」とある。安永二朱。古二朱。古南鐐。→南鐐
⇒あんえい【安永】
○暗影を投ずるあんえいをとうずる
将来に対する不安を生じさせる。
⇒あん‐えい【暗影・暗翳】
○暗影を投ずるあんえいをとうずる🔗⭐🔉
○暗影を投ずるあんえいをとうずる
将来に対する不安を生じさせる。
⇒あん‐えい【暗影・暗翳】
あん‐おん【安穏】‥ヲン
⇒あんのん
あん‐か【安価】
値段の安いこと。やすね。廉価。転じて、安っぽいこと。浅薄なこと。「―な政府」「―な同情」
あん‐か【行火】‥クワ
(アンは唐音)炭火を入れて手足をあたためる道具。外側は木製または土製。〈[季]冬〉。「電気―」
あん‐か【案下】
①机の下。机のそば。
②手紙の文で、宛名あてなの脇付わきづけに用いる語。机下。
あん‐が【安臥】‥グワ
楽な姿勢で寝ること。
あん‐が【晏駕】
[戦国策秦策](アンカとも。霊柩車が日暮れてから出発する意。また、晏おそく駕のりものに乗る意で、天子が崩御して出御しないことを婉曲に表現した語)天子の崩御を忌んでいう語。
あん‐が【鞍瓦】‥グワ
(→)鞍橋くらぼねに同じ。
アンカー【anchor】
①錨いかり。
②(→)アンクルに同じ。
③アンカー‐マンの略。
⇒アンカー‐ボルト【anchor bolt】
⇒アンカー‐マン【anchorman】
アンガージュマン【engagement フランス】
(拘束・契約・関与の意)第二次大戦後、サルトルにより政治的態度表明に基づく社会参加を意味する実存主義の用語として使われ、現在一般に意志的実践的社会参加を指す。
アンカー‐ボルト【anchor bolt】
土台・柱などを定着させるために、コンクリートの基礎に埋め込んで用いるボルト。
⇒アンカー【anchor】
アンカー‐マン【anchorman】
①リレーの最終走(泳)者。
②ニュース番組で、総合司会をする人。ニュース‐キャスター。
③取材した記事や資料を最終的にまとめる人。
⇒アンカー【anchor】
あん‐かい【暗晦】‥クワイ
くらいこと。「―な心情」
あん‐がい【案外】‥グワイ
①思いのほかのことをすること。無礼。ふとどき。浮世草子、好色敗毒散「我儘ばかり―をふるまひけれど」
②予測とくいちがうさま。思いのほか。意外。「―の成績」「―な結果に終わる」「―むずかしい」
⇒あんがい‐もの【案外者】
あんがい‐もの【案外者】‥グワイ‥
ふとどき者。無礼者。
⇒あん‐がい【案外】
あん‐かけ【餡掛】
くずあんをかけた料理。あんかけどうふの類。
アンガス
(アバディーン‐アンガス(Aberdeen Angus)の略。アバディーンはスコットランド北東部の旧州名)スコットランド原産の肉牛。無角・黒色で、頭部は小さく四肢も細く短い。
あん‐かっしょく【暗褐色】
黒みを帯びた褐色。
アンカット【uncut】
①製本様式の一つ。書物・雑誌などで、小口こぐちを化粧裁ちしないもの。
②映画のフィルムが検閲で切り取られていないこと。また、そのフィルム。
③カットされていない宝石。
あんがま
沖縄の八重山諸島で、盆や節祭りの時に行う芸能。翁おきな・媼おうなの面をつけた者、仮装の人々が家々を訪れ、念仏を唱える。翁・媼は祖先と考えられている。
あんか‐もん【安嘉門】
平安京大内裏の外郭十二門の一つ。北面の西門。もと海犬養門あまいぬかいもんと称。兵庫寮御門ひょうごつかさのみかど。→大内裏(図)
あんか‐もんいん【安嘉門院】‥ヰン
高倉天皇の皇子守貞親王の王女。名は邦子。後堀河天皇の准母。(1209〜1283)
アンカラ【Ankara】
1923年以来のトルコ共和国の首都。トルコ中央、アナトリア高原中部にある。人口372万9千(2003)。旧称アンゴラ。
アンカラ アタチュルク廟
撮影:田沼武能
アンカレジ【Anchorage】
アメリカ合衆国アラスカ州南部の港湾都市。同州の経済・交通の要地。もと北極圏航空路の中継地。人口26万(2000)。
あん‐かん【安閑】
①安らかで静かなこと。気楽に暮らすさま。
②何もしないでのんきにしているさま。浄瑠璃、舎利「あきれはて、―としておはせしが」。「―としてはいられない」
あんかん‐てんのう【安閑天皇】‥ワウ
記紀に記された6世紀前半の天皇。名は勾大兄まがりのおおえ、また広国押武金日ひろくにおしたけかなひ。継体天皇の第1皇子。(466〜535)→天皇(表)
あん‐き【安危】
安全か危険かということ。「一国の―存亡にかかわる」
あん‐き【安気】
心の安らかなこと。安楽。浮世風呂2「よめがすなほなもんでの…是がまた一つの―よ」
あんき【安徽】
(Anhui)中国の省名。江蘇の西、浙江の北西に位し、長江と淮河わいがが省内を流れる。重要な農業地帯。省都は合肥。別称、皖かん。面積約14万平方キロメートル。→中華人民共和国(図)
あん‐き【晏起】
朝おそく起きること。
あん‐き【暗記・諳記】
そらでおぼえること。そらおぼえ。「詩を―する」
あん‐き【暗鬼】
(「くらがりの鬼」の意から)実際にはいないのにその姿が見えるような気のする鬼。不安・妄想から起こる恐れ。「疑心―」
アンギーナ【Angina ドイツ】
〔医〕狭窄きょうさく感をおこす病症の総称。ふつうには咽頭の炎症、特に扁桃腺炎をいう。また狭心症。
アンギオテンシン【angiotensin】
血圧上昇作用を持つポリペプチド。肝臓でつくられ血清グロブリンに含まれる糖蛋白質アンギオテンシノゲンが、酵素レニンにより分解されてアンギオテンシンⅠを生じ、それがアンギオテンシンⅡ、さらにアンギオテンシンⅢとなる。Ⅱ、Ⅲは細動脈を収縮させて血圧を高め、副腎でのアルドステロンの合成・分泌を促進する。レニン‐アンギオテンシン‐アルドステロン系は生体の血圧の維持調節に重要な役割を果たす。アンギオトニン。ヒペルテンシン。
あん‐きも【鮟肝】
鮟鱇あんこうの肝臓。酒の肴などとして珍重。
あんき‐もん【安喜門】
平安京内裏の内郭十二門の一つ。北面の東門。→内裏(図)
あんき‐もんいん【安喜門院】‥ヰン
後堀河天皇の皇后。名は藤原有子。三条公房の女むすめ。(1207〜1286)
あん‐ぎゃ【行脚】
(唐音)
①僧が諸国をめぐって修行すること。
②徒歩で諸国を旅すること。「遊説―の途」
あん‐きょ【安居】
①心を安らかにして暮らしていること。
②⇒あんご
あん‐きょ【暗渠】
おおいをした水路。灌漑・排水などのために地下に設けた溝。
⇒あんきょ‐はいすい【暗渠排水】
あんぎょう【安行】‥ギヤウ
埼玉県南部、川口市東部の地区。盆栽・苗木の産地で、植木栽培は江戸初期に始まる。
あんきょ‐はいすい【暗渠排水】
湿田などを改良するため、雑木をたばねた粗朶そだを埋めて水の道を作り、地中の水はけをよくすること。
⇒あん‐きょ【暗渠】
アンキロサウルス【Ankylosaurus ラテン】
恐竜の鎧よろい竜の一つ。白亜紀後期の北アメリカに生息。楕円形の板状骨が鎧のように体を覆い、尾は先が大きく膨らんだ棍棒状。体長約7メートル。植物食性。
あん‐ぐ【暗愚】
道理に暗く愚かなこと。また、そういう人。「―な君主」
あん‐ぐ【鞍具】
(→)鞍皆具くらかいぐに同じ。
あん‐ぐう【行宮】
(アンは唐音)天皇行幸の時の仮の宮居。かりみや。行在所あんざいしょ。
アンクタッド【UNCTAD】
(United Nations Conference on Trade and Development)国連貿易開発会議。発展途上国の経済開発促進と南北間の経済格差是正のために国連が設けた会議。第1回総会は1964年ジュネーヴで開かれ、以後ほぼ4年おきに開催。
アングラ
(undergroundの略。「地下の」の意)
①前衛的・実験的な演劇・映画などの芸術運動。「―劇場」
②誰がどこでしているのか分からないようにすること。非公然。「―放送」
⇒アングラ‐けいざい【アングラ経済】
⇒アングラ‐マネー
アングラ‐けいざい【アングラ経済】
政府統計や税務当局によって実態を捕捉されない各種の経済活動と、それに伴う所得および資産の形成をいう。地下経済。
⇒アングラ
アングラ‐マネー
(和製語)アングラ経済で動いている資金。ブラック‐マネー。
⇒アングラ
あんぐり
あきれたり驚いたりして無意識に口を大きくあけたさま。比喩的に、ものにもいう。「驚いて口を―とあけたまま立っている」「―開いた栗のいが」
アングリカン‐きょうかい【アングリカン教会】‥ケウクワイ
(Anglican Church)英国国教会およびそれの伝統と教義とを奉ずる諸教会を総括する名称。米国ではエピスコパル教会ともいい、日本では聖公会と称する。
アンクル【ancre フランス】
(錨いかりの意)時計などの歯車を1歯ずつ回転させるための歯止め。アンカー。
アンクル
アングル【angle】
①角かく。角度。
②物を見る観点。視点。→カメラ‐アングル。
③材木や鋼材などの組立て時に、それらが交わる部分に取り付けて固定するために用いる金具。
アングル【Jean-Auguste-Dominique Ingres】
フランスの新古典派を代表する画家。的確な線描に基づく端正な形式美を追求。作「泉」など。(1780〜1867)
アンクル‐サム【Uncle Sam】
(United Statesの頭文字U. S.の戯言化)アメリカ政府または同国民のあだ名。イギリスについてのジョン=ブルと同様のもの。
アンクル‐トムズ‐ケビン【Uncle Tom's Cabin】
アメリカの女性作家ストー(Harriet Beecher Stowe1811〜1896)の小説。1852年刊。アンクル=トムという名の黒人を主人公に、奴隷の境遇の悲惨さを強調し、南北戦争に先んじて、奴隷制廃止の機運を起こした作品。アンクル‐トムズ‐キャビン。アンクル=トムの小屋。
アンクルン【angklung インドネシア】
インドネシアの楽器。調律した2本か3本の竹を竹枠に入れ、動かすことにより響かせる。合奏されることが多い。アンコロン。
アンクレット【anklet】
①足首に付ける輪形の飾り。
②足首までの短い靴下。
アングロ‐アメリカ【Anglo-America】
アングロ‐サクソン系の文化を持つ北アメリカの別称。ラテン‐アメリカと呼ばれる中部・南アメリカと対比される。
アングロ‐アラブ【Anglo-Arab】
フランス原産のウマの一品種。アラブ種とサラブレッド種を交配したもので、姿が美しく、乗用馬として優れる。
アングロ‐サクソン【Anglo-Saxon】
5世紀半ば以降、ドイツの西北部からイギリスに渡って諸王国を建てたゲルマン民族の一部。今日のイギリス国民の根幹をなす。また、イギリス国民ないしイギリス系の国民の意にも用いられ、特にイギリス・アメリカ両国を指すこともある。
アングロ‐ノルマン【Anglo-Norman(d)】
①〔言〕イングランドで11世紀中葉のノルマン人征服以後話された、中世フランス語の一方言。
②フランス原産の馬の一品種。サラブレッド・アラブ・ノーフォーク‐トロッター・ペルシュロンなどを交配し改良したもの。頑丈で耐久力があり、車を挽ひかせ、また乗馬用とする。
あん‐くん【暗君】
愚かな君主。暗愚な君主。↔明君
あんけ
我を忘れて口をあけたさま。あんぐり。あんけら。史記抄「喁喁ぐうぐうとは魚のごみに酔うて口を開けて―として居るなり」
あんけい【安慶】
(Anqing)中国安徽省南部の都市。長江北岸にあり、物資の集散地。清代の省都。人口58万2千(2000)。
アンケート【enquête フランス】
(調査の意)調査のため多くの人に一定の様式で行う問合せ。意見調査。また、その調査に対する回答。「―をとる」
あんけ‐しんとう【安家神道】‥タウ
(→)土御門つちみかど神道に同じ。
あん‐けつ【闇穴・暗穴】
①暗い穴。
②(人をののしる語)馬鹿。あほう。浮世風呂4「サア、片つ端から出しやばれヱ、―めヱ」
③「あんけつどう」の略。
⇒あんけつ‐どう【闇穴道】
あんけつ‐どう【闇穴道】‥ダウ
果羅国(西域の国か)へ行く三つの道の一つ。7日7夜、日月の光を見ず、重罪人を通らせるという暗黒の道。謡曲、弱法師よろぼし「かの一行の果羅の旅、―の巷にも」
⇒あん‐けつ【闇穴・暗穴】
あんげ‐の‐かんぺい【案下官幣】‥クワン‥
(案はつくえの意)神祇官が小社の祈年祭・新嘗祭などに幣帛を案の下に置いて神を祭ること。案下幣。↔案上官幣あんじょうのかんぺい
あん‐けん【安堅】
朝鮮、李朝初期の画家。15世紀前半に活躍。作「夢遊桃源図」「赤壁図」など。
あん‐けん【按検・案験】
とりしらべること。吟味。
あん‐けん【案件】
処理されるべき事柄。議題とされる事案。「重要―を処理する」
あんげん【安元】
[漢書]平安末期、高倉天皇朝の年号。承安5年7月28日(1175年8月16日)改元、安元3年8月4日(1177年8月29日)治承に改元。
あんけん‐さつ【暗剣殺】
九星で、その年の五黄土星と相対する方位。最も慎まなければならない大凶の方位という。
あん‐こ
①(東北・北越地方で)兄。長男。
②(伊豆大島で)娘。婦人。
あん‐こ【餡こ】
①「あん」のこと。
②ふくらみをもたせるため中に入れる詰め物。
⇒あんこ‐だま【餡こ玉】
あん‐こ【安固】
しっかりして、ゆるぎないこと。安全で堅固なこと。
あん‐ご【安居】
〔仏〕(梵語varṣa 雨・雨期の意)僧が一定期間遊行ゆぎょうに出ないで、一カ所で修行すること。普通、陰暦4月16日に始まり7月15日に終わる。雨安居うあんご・夏安居げあんご・夏行げぎょう・夏籠げごもり・夏断げだちなどという。禅宗では冬にも安居がある。〈[季]夏〉。→冬安居とうあんご。
⇒あんご‐いん【安居院】
あん‐ご【暗語】
特定の人以外には分からないようにきめて作った暗号のことば。
あんご‐いん【安居院】‥ヰン
「飛鳥寺あすかでら」参照。
⇒あん‐ご【安居】
あん‐こう【安康】‥カウ
安全無事で異変のないこと。「国家―」
あん‐こう【暗向】‥カウ
(アンゴウとも)愚か者。浄瑠璃、加増曾我「これ祐経、―らしく出し抜かれ」
あん‐こう【暗香】‥カウ
どこからともなくただよってくる花などのかおり。やみの中にただよう香気。「―浮動」
あん‐こう【暗溝】
地下にある溝。暗渠あんきょ。
あん‐こう【鮟鱇】‥カウ
(アンゴウとも)
①山椒魚さんしょううおの異称。日葡辞書「アンカウ、また、アンガウ」。文明本節用集「鮟鱇、アンカウ、有足魚也、心気良薬」
②アンコウ科の硬骨魚の総称。全長1メートル以上。海底にすむ。体は平たく、口は著しく大きい。背部前方に背びれの変形した誘引突起があり、これで小魚を誘致して呑み込む。海産。日本各地に産し、鮟鱇鍋にして美味。肝臓は鮟肝あんきもとして酒の肴。アンコウ・キアンコウなどがある。〈[季]冬〉。仮名草子、聚楽物語「つねづね汝は―といふ魚のごとくに口をあけてゐる故に砂はあるぞかし」
あんこう
アンコウ
提供:東京動物園協会
③(「鮟鱇の餌待ち」から)仕事を待つ日雇労働者。たちんぼう。
④(形の類似から)軒樋と竪樋とをつなぐ部分の称。呼樋よびどい。
⑤広口で下ぶくれの名物茶入れの名。
⇒あんこう‐がた【鮟鱇形】
⇒あんこう‐なべ【鮟鱇鍋】
⇒あんこう‐の‐えまち【鮟鱇の餌待ち】
⇒あんこう‐の‐つるしぎり【鮟鱇の吊し切り】
⇒あんこう‐むしゃ【鮟鱇武者】
⇒鮟鱇の唾に噎せたような人
あんごう
(中国地方で)馬鹿。
あん‐ごう【庵号】‥ガウ
「庵」で終わる雅号や称号。特に、「庵」で終わる寺の称号。
あん‐ごう【暗号】‥ガウ
秘密を保つために、当事者間にのみ了解されるようにとり決めた特殊な記号・ことば。あいことば。「―文」
⇒あんごう‐かいどく【暗号解読】
⇒あんごう‐かぎ【暗号鍵】
あん‐ごう【暗合】‥ガフ
期せずして互いに一致すること。「偶然の―」
あんごう‐かいどく【暗号解読】‥ガウ‥
〔哲〕(Chiffrelesen ドイツ)人間が病気・罪・死などに直面し、己の限界を知るとき、超越者が暗号を送っているのであり、それを解読しうるか否かに人間の解放がかかっているとする。ヤスパースの用語。
⇒あん‐ごう【暗号】
あんごう‐かぎ【暗号鍵】‥ガウ‥
情報の暗号化やその解読に用いる、ある一定の規則。
⇒あん‐ごう【暗号】
あんこう‐がた【鮟鱇形】‥カウ‥
①竹製の花器の一つ。生け口の大きなもの。
②相撲で、太って腹の出ている力士。あんこ形。↔ソップ形。
⇒あん‐こう【鮟鱇】
あんこう‐しょく【暗紅色】
黒みを帯びた紅色。
Munsell color system: 3RP3/8
あんこう‐てんのう【安康天皇】‥カウ‥ワウ
記紀に記された5世紀中頃の天皇。名は穴穂あなほ。允恭いんぎょう天皇の皇子。大草香皇子の王子眉輪まよわ王に暗殺された。倭の五王のうち「興」に比定される。→天皇(表)
あんこう‐なべ【鮟鱇鍋】‥カウ‥
鮟鱇2の肉・皮・内臓を葱ねぎや豆腐などとともに煮ながら食べる料理。〈[季]冬〉。小山内薫、感謝「その頭の側そばには―がフツフツと煮えてゐた」
⇒あん‐こう【鮟鱇】
あんこう‐の‐えまち【鮟鱇の餌待ち】‥カウ‥ヱ‥
ぼんやりと口を開いているさま。
⇒あん‐こう【鮟鱇】
アンカレジ【Anchorage】
アメリカ合衆国アラスカ州南部の港湾都市。同州の経済・交通の要地。もと北極圏航空路の中継地。人口26万(2000)。
あん‐かん【安閑】
①安らかで静かなこと。気楽に暮らすさま。
②何もしないでのんきにしているさま。浄瑠璃、舎利「あきれはて、―としておはせしが」。「―としてはいられない」
あんかん‐てんのう【安閑天皇】‥ワウ
記紀に記された6世紀前半の天皇。名は勾大兄まがりのおおえ、また広国押武金日ひろくにおしたけかなひ。継体天皇の第1皇子。(466〜535)→天皇(表)
あん‐き【安危】
安全か危険かということ。「一国の―存亡にかかわる」
あん‐き【安気】
心の安らかなこと。安楽。浮世風呂2「よめがすなほなもんでの…是がまた一つの―よ」
あんき【安徽】
(Anhui)中国の省名。江蘇の西、浙江の北西に位し、長江と淮河わいがが省内を流れる。重要な農業地帯。省都は合肥。別称、皖かん。面積約14万平方キロメートル。→中華人民共和国(図)
あん‐き【晏起】
朝おそく起きること。
あん‐き【暗記・諳記】
そらでおぼえること。そらおぼえ。「詩を―する」
あん‐き【暗鬼】
(「くらがりの鬼」の意から)実際にはいないのにその姿が見えるような気のする鬼。不安・妄想から起こる恐れ。「疑心―」
アンギーナ【Angina ドイツ】
〔医〕狭窄きょうさく感をおこす病症の総称。ふつうには咽頭の炎症、特に扁桃腺炎をいう。また狭心症。
アンギオテンシン【angiotensin】
血圧上昇作用を持つポリペプチド。肝臓でつくられ血清グロブリンに含まれる糖蛋白質アンギオテンシノゲンが、酵素レニンにより分解されてアンギオテンシンⅠを生じ、それがアンギオテンシンⅡ、さらにアンギオテンシンⅢとなる。Ⅱ、Ⅲは細動脈を収縮させて血圧を高め、副腎でのアルドステロンの合成・分泌を促進する。レニン‐アンギオテンシン‐アルドステロン系は生体の血圧の維持調節に重要な役割を果たす。アンギオトニン。ヒペルテンシン。
あん‐きも【鮟肝】
鮟鱇あんこうの肝臓。酒の肴などとして珍重。
あんき‐もん【安喜門】
平安京内裏の内郭十二門の一つ。北面の東門。→内裏(図)
あんき‐もんいん【安喜門院】‥ヰン
後堀河天皇の皇后。名は藤原有子。三条公房の女むすめ。(1207〜1286)
あん‐ぎゃ【行脚】
(唐音)
①僧が諸国をめぐって修行すること。
②徒歩で諸国を旅すること。「遊説―の途」
あん‐きょ【安居】
①心を安らかにして暮らしていること。
②⇒あんご
あん‐きょ【暗渠】
おおいをした水路。灌漑・排水などのために地下に設けた溝。
⇒あんきょ‐はいすい【暗渠排水】
あんぎょう【安行】‥ギヤウ
埼玉県南部、川口市東部の地区。盆栽・苗木の産地で、植木栽培は江戸初期に始まる。
あんきょ‐はいすい【暗渠排水】
湿田などを改良するため、雑木をたばねた粗朶そだを埋めて水の道を作り、地中の水はけをよくすること。
⇒あん‐きょ【暗渠】
アンキロサウルス【Ankylosaurus ラテン】
恐竜の鎧よろい竜の一つ。白亜紀後期の北アメリカに生息。楕円形の板状骨が鎧のように体を覆い、尾は先が大きく膨らんだ棍棒状。体長約7メートル。植物食性。
あん‐ぐ【暗愚】
道理に暗く愚かなこと。また、そういう人。「―な君主」
あん‐ぐ【鞍具】
(→)鞍皆具くらかいぐに同じ。
あん‐ぐう【行宮】
(アンは唐音)天皇行幸の時の仮の宮居。かりみや。行在所あんざいしょ。
アンクタッド【UNCTAD】
(United Nations Conference on Trade and Development)国連貿易開発会議。発展途上国の経済開発促進と南北間の経済格差是正のために国連が設けた会議。第1回総会は1964年ジュネーヴで開かれ、以後ほぼ4年おきに開催。
アングラ
(undergroundの略。「地下の」の意)
①前衛的・実験的な演劇・映画などの芸術運動。「―劇場」
②誰がどこでしているのか分からないようにすること。非公然。「―放送」
⇒アングラ‐けいざい【アングラ経済】
⇒アングラ‐マネー
アングラ‐けいざい【アングラ経済】
政府統計や税務当局によって実態を捕捉されない各種の経済活動と、それに伴う所得および資産の形成をいう。地下経済。
⇒アングラ
アングラ‐マネー
(和製語)アングラ経済で動いている資金。ブラック‐マネー。
⇒アングラ
あんぐり
あきれたり驚いたりして無意識に口を大きくあけたさま。比喩的に、ものにもいう。「驚いて口を―とあけたまま立っている」「―開いた栗のいが」
アングリカン‐きょうかい【アングリカン教会】‥ケウクワイ
(Anglican Church)英国国教会およびそれの伝統と教義とを奉ずる諸教会を総括する名称。米国ではエピスコパル教会ともいい、日本では聖公会と称する。
アンクル【ancre フランス】
(錨いかりの意)時計などの歯車を1歯ずつ回転させるための歯止め。アンカー。
アンクル
アングル【angle】
①角かく。角度。
②物を見る観点。視点。→カメラ‐アングル。
③材木や鋼材などの組立て時に、それらが交わる部分に取り付けて固定するために用いる金具。
アングル【Jean-Auguste-Dominique Ingres】
フランスの新古典派を代表する画家。的確な線描に基づく端正な形式美を追求。作「泉」など。(1780〜1867)
アンクル‐サム【Uncle Sam】
(United Statesの頭文字U. S.の戯言化)アメリカ政府または同国民のあだ名。イギリスについてのジョン=ブルと同様のもの。
アンクル‐トムズ‐ケビン【Uncle Tom's Cabin】
アメリカの女性作家ストー(Harriet Beecher Stowe1811〜1896)の小説。1852年刊。アンクル=トムという名の黒人を主人公に、奴隷の境遇の悲惨さを強調し、南北戦争に先んじて、奴隷制廃止の機運を起こした作品。アンクル‐トムズ‐キャビン。アンクル=トムの小屋。
アンクルン【angklung インドネシア】
インドネシアの楽器。調律した2本か3本の竹を竹枠に入れ、動かすことにより響かせる。合奏されることが多い。アンコロン。
アンクレット【anklet】
①足首に付ける輪形の飾り。
②足首までの短い靴下。
アングロ‐アメリカ【Anglo-America】
アングロ‐サクソン系の文化を持つ北アメリカの別称。ラテン‐アメリカと呼ばれる中部・南アメリカと対比される。
アングロ‐アラブ【Anglo-Arab】
フランス原産のウマの一品種。アラブ種とサラブレッド種を交配したもので、姿が美しく、乗用馬として優れる。
アングロ‐サクソン【Anglo-Saxon】
5世紀半ば以降、ドイツの西北部からイギリスに渡って諸王国を建てたゲルマン民族の一部。今日のイギリス国民の根幹をなす。また、イギリス国民ないしイギリス系の国民の意にも用いられ、特にイギリス・アメリカ両国を指すこともある。
アングロ‐ノルマン【Anglo-Norman(d)】
①〔言〕イングランドで11世紀中葉のノルマン人征服以後話された、中世フランス語の一方言。
②フランス原産の馬の一品種。サラブレッド・アラブ・ノーフォーク‐トロッター・ペルシュロンなどを交配し改良したもの。頑丈で耐久力があり、車を挽ひかせ、また乗馬用とする。
あん‐くん【暗君】
愚かな君主。暗愚な君主。↔明君
あんけ
我を忘れて口をあけたさま。あんぐり。あんけら。史記抄「喁喁ぐうぐうとは魚のごみに酔うて口を開けて―として居るなり」
あんけい【安慶】
(Anqing)中国安徽省南部の都市。長江北岸にあり、物資の集散地。清代の省都。人口58万2千(2000)。
アンケート【enquête フランス】
(調査の意)調査のため多くの人に一定の様式で行う問合せ。意見調査。また、その調査に対する回答。「―をとる」
あんけ‐しんとう【安家神道】‥タウ
(→)土御門つちみかど神道に同じ。
あん‐けつ【闇穴・暗穴】
①暗い穴。
②(人をののしる語)馬鹿。あほう。浮世風呂4「サア、片つ端から出しやばれヱ、―めヱ」
③「あんけつどう」の略。
⇒あんけつ‐どう【闇穴道】
あんけつ‐どう【闇穴道】‥ダウ
果羅国(西域の国か)へ行く三つの道の一つ。7日7夜、日月の光を見ず、重罪人を通らせるという暗黒の道。謡曲、弱法師よろぼし「かの一行の果羅の旅、―の巷にも」
⇒あん‐けつ【闇穴・暗穴】
あんげ‐の‐かんぺい【案下官幣】‥クワン‥
(案はつくえの意)神祇官が小社の祈年祭・新嘗祭などに幣帛を案の下に置いて神を祭ること。案下幣。↔案上官幣あんじょうのかんぺい
あん‐けん【安堅】
朝鮮、李朝初期の画家。15世紀前半に活躍。作「夢遊桃源図」「赤壁図」など。
あん‐けん【按検・案験】
とりしらべること。吟味。
あん‐けん【案件】
処理されるべき事柄。議題とされる事案。「重要―を処理する」
あんげん【安元】
[漢書]平安末期、高倉天皇朝の年号。承安5年7月28日(1175年8月16日)改元、安元3年8月4日(1177年8月29日)治承に改元。
あんけん‐さつ【暗剣殺】
九星で、その年の五黄土星と相対する方位。最も慎まなければならない大凶の方位という。
あん‐こ
①(東北・北越地方で)兄。長男。
②(伊豆大島で)娘。婦人。
あん‐こ【餡こ】
①「あん」のこと。
②ふくらみをもたせるため中に入れる詰め物。
⇒あんこ‐だま【餡こ玉】
あん‐こ【安固】
しっかりして、ゆるぎないこと。安全で堅固なこと。
あん‐ご【安居】
〔仏〕(梵語varṣa 雨・雨期の意)僧が一定期間遊行ゆぎょうに出ないで、一カ所で修行すること。普通、陰暦4月16日に始まり7月15日に終わる。雨安居うあんご・夏安居げあんご・夏行げぎょう・夏籠げごもり・夏断げだちなどという。禅宗では冬にも安居がある。〈[季]夏〉。→冬安居とうあんご。
⇒あんご‐いん【安居院】
あん‐ご【暗語】
特定の人以外には分からないようにきめて作った暗号のことば。
あんご‐いん【安居院】‥ヰン
「飛鳥寺あすかでら」参照。
⇒あん‐ご【安居】
あん‐こう【安康】‥カウ
安全無事で異変のないこと。「国家―」
あん‐こう【暗向】‥カウ
(アンゴウとも)愚か者。浄瑠璃、加増曾我「これ祐経、―らしく出し抜かれ」
あん‐こう【暗香】‥カウ
どこからともなくただよってくる花などのかおり。やみの中にただよう香気。「―浮動」
あん‐こう【暗溝】
地下にある溝。暗渠あんきょ。
あん‐こう【鮟鱇】‥カウ
(アンゴウとも)
①山椒魚さんしょううおの異称。日葡辞書「アンカウ、また、アンガウ」。文明本節用集「鮟鱇、アンカウ、有足魚也、心気良薬」
②アンコウ科の硬骨魚の総称。全長1メートル以上。海底にすむ。体は平たく、口は著しく大きい。背部前方に背びれの変形した誘引突起があり、これで小魚を誘致して呑み込む。海産。日本各地に産し、鮟鱇鍋にして美味。肝臓は鮟肝あんきもとして酒の肴。アンコウ・キアンコウなどがある。〈[季]冬〉。仮名草子、聚楽物語「つねづね汝は―といふ魚のごとくに口をあけてゐる故に砂はあるぞかし」
あんこう
アンコウ
提供:東京動物園協会
③(「鮟鱇の餌待ち」から)仕事を待つ日雇労働者。たちんぼう。
④(形の類似から)軒樋と竪樋とをつなぐ部分の称。呼樋よびどい。
⑤広口で下ぶくれの名物茶入れの名。
⇒あんこう‐がた【鮟鱇形】
⇒あんこう‐なべ【鮟鱇鍋】
⇒あんこう‐の‐えまち【鮟鱇の餌待ち】
⇒あんこう‐の‐つるしぎり【鮟鱇の吊し切り】
⇒あんこう‐むしゃ【鮟鱇武者】
⇒鮟鱇の唾に噎せたような人
あんごう
(中国地方で)馬鹿。
あん‐ごう【庵号】‥ガウ
「庵」で終わる雅号や称号。特に、「庵」で終わる寺の称号。
あん‐ごう【暗号】‥ガウ
秘密を保つために、当事者間にのみ了解されるようにとり決めた特殊な記号・ことば。あいことば。「―文」
⇒あんごう‐かいどく【暗号解読】
⇒あんごう‐かぎ【暗号鍵】
あん‐ごう【暗合】‥ガフ
期せずして互いに一致すること。「偶然の―」
あんごう‐かいどく【暗号解読】‥ガウ‥
〔哲〕(Chiffrelesen ドイツ)人間が病気・罪・死などに直面し、己の限界を知るとき、超越者が暗号を送っているのであり、それを解読しうるか否かに人間の解放がかかっているとする。ヤスパースの用語。
⇒あん‐ごう【暗号】
あんごう‐かぎ【暗号鍵】‥ガウ‥
情報の暗号化やその解読に用いる、ある一定の規則。
⇒あん‐ごう【暗号】
あんこう‐がた【鮟鱇形】‥カウ‥
①竹製の花器の一つ。生け口の大きなもの。
②相撲で、太って腹の出ている力士。あんこ形。↔ソップ形。
⇒あん‐こう【鮟鱇】
あんこう‐しょく【暗紅色】
黒みを帯びた紅色。
Munsell color system: 3RP3/8
あんこう‐てんのう【安康天皇】‥カウ‥ワウ
記紀に記された5世紀中頃の天皇。名は穴穂あなほ。允恭いんぎょう天皇の皇子。大草香皇子の王子眉輪まよわ王に暗殺された。倭の五王のうち「興」に比定される。→天皇(表)
あんこう‐なべ【鮟鱇鍋】‥カウ‥
鮟鱇2の肉・皮・内臓を葱ねぎや豆腐などとともに煮ながら食べる料理。〈[季]冬〉。小山内薫、感謝「その頭の側そばには―がフツフツと煮えてゐた」
⇒あん‐こう【鮟鱇】
あんこう‐の‐えまち【鮟鱇の餌待ち】‥カウ‥ヱ‥
ぼんやりと口を開いているさま。
⇒あん‐こう【鮟鱇】
あん‐おん【安穏】‥ヲン🔗⭐🔉
あん‐おん【安穏】‥ヲン
⇒あんのん
あん‐か【安価】🔗⭐🔉
あん‐か【安価】
値段の安いこと。やすね。廉価。転じて、安っぽいこと。浅薄なこと。「―な政府」「―な同情」
あん‐か【行火】‥クワ🔗⭐🔉
あん‐か【行火】‥クワ
(アンは唐音)炭火を入れて手足をあたためる道具。外側は木製または土製。〈[季]冬〉。「電気―」
あん‐か【案下】🔗⭐🔉
あん‐か【案下】
①机の下。机のそば。
②手紙の文で、宛名あてなの脇付わきづけに用いる語。机下。
あん‐が【安臥】‥グワ🔗⭐🔉
あん‐が【安臥】‥グワ
楽な姿勢で寝ること。
あん‐が【晏駕】🔗⭐🔉
あん‐が【晏駕】
[戦国策秦策](アンカとも。霊柩車が日暮れてから出発する意。また、晏おそく駕のりものに乗る意で、天子が崩御して出御しないことを婉曲に表現した語)天子の崩御を忌んでいう語。
あん‐が【鞍瓦】‥グワ🔗⭐🔉
あん‐が【鞍瓦】‥グワ
(→)鞍橋くらぼねに同じ。
アンカー【anchor】🔗⭐🔉
アンガージュマン【engagement フランス】🔗⭐🔉
アンガージュマン【engagement フランス】
(拘束・契約・関与の意)第二次大戦後、サルトルにより政治的態度表明に基づく社会参加を意味する実存主義の用語として使われ、現在一般に意志的実践的社会参加を指す。
アンカー‐ボルト【anchor bolt】🔗⭐🔉
アンカー‐ボルト【anchor bolt】
土台・柱などを定着させるために、コンクリートの基礎に埋め込んで用いるボルト。
⇒アンカー【anchor】
アンカー‐マン【anchorman】🔗⭐🔉
アンカー‐マン【anchorman】
①リレーの最終走(泳)者。
②ニュース番組で、総合司会をする人。ニュース‐キャスター。
③取材した記事や資料を最終的にまとめる人。
⇒アンカー【anchor】
あん‐かい【暗晦】‥クワイ🔗⭐🔉
あん‐かい【暗晦】‥クワイ
くらいこと。「―な心情」
あん‐がい【案外】‥グワイ🔗⭐🔉
あん‐がい【案外】‥グワイ
①思いのほかのことをすること。無礼。ふとどき。浮世草子、好色敗毒散「我儘ばかり―をふるまひけれど」
②予測とくいちがうさま。思いのほか。意外。「―の成績」「―な結果に終わる」「―むずかしい」
⇒あんがい‐もの【案外者】
あんがい‐もの【案外者】‥グワイ‥🔗⭐🔉
あんがい‐もの【案外者】‥グワイ‥
ふとどき者。無礼者。
⇒あん‐がい【案外】
あん‐かけ【餡掛】🔗⭐🔉
あん‐かけ【餡掛】
くずあんをかけた料理。あんかけどうふの類。
アンガス🔗⭐🔉
アンガス
(アバディーン‐アンガス(Aberdeen Angus)の略。アバディーンはスコットランド北東部の旧州名)スコットランド原産の肉牛。無角・黒色で、頭部は小さく四肢も細く短い。
あん‐かっしょく【暗褐色】🔗⭐🔉
あん‐かっしょく【暗褐色】
黒みを帯びた褐色。
アンカット【uncut】🔗⭐🔉
アンカット【uncut】
①製本様式の一つ。書物・雑誌などで、小口こぐちを化粧裁ちしないもの。
②映画のフィルムが検閲で切り取られていないこと。また、そのフィルム。
③カットされていない宝石。
あんがま🔗⭐🔉
あんがま
沖縄の八重山諸島で、盆や節祭りの時に行う芸能。翁おきな・媼おうなの面をつけた者、仮装の人々が家々を訪れ、念仏を唱える。翁・媼は祖先と考えられている。
あんか‐もん【安嘉門】🔗⭐🔉
あんか‐もん【安嘉門】
平安京大内裏の外郭十二門の一つ。北面の西門。もと海犬養門あまいぬかいもんと称。兵庫寮御門ひょうごつかさのみかど。→大内裏(図)
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あん【案】🔗⭐🔉
あん [1] 【案】
(1)考え。思いつき。アイデア。「いい―が浮かぶ」
(2)したがき。原案。「執行部の―を検討する」
(3)予想。もくろみ。計画。「―をたてる」「―を練る」
(4)物をのせる台。机。「此の経の―の前に立ちて/今昔 6」
(5)思慮。「―ノ深イ人/日葡」
あん【庵・菴】🔗⭐🔉
あん [1] 【庵・菴】
(1)草葺(ブ)きの小家。僧侶・世捨て人・風流人などの住む,質素な小屋。いおり。草庵。「―を結ぶ」
(2)雅号や住まい・料亭の名などに添えて接尾語的に用いる語。「芭蕉―」
あん【餡】🔗⭐🔉
アン
Anne
🔗⭐🔉
アン
Anne
(1665-1714) イギリス女王(在位 1702-1714)。ジェームズ二世の娘で新教徒。名誉革命では父に敵対。その治世中,政党政治・議院内閣制が発達,イングランドとスコットランドが合同。
Anne
(1665-1714) イギリス女王(在位 1702-1714)。ジェームズ二世の娘で新教徒。名誉革命では父に敵対。その治世中,政党政治・議院内閣制が発達,イングランドとスコットランドが合同。
あん【何】🔗⭐🔉
あん 【何】 (代)
〔「なん」の転〕
不定称の指示代名詞。なに。「やい市い,―とした/滑稽本・膝栗毛 2」
あんあみ【安阿弥】🔗⭐🔉
あんあみ 【安阿弥】
快慶(カイケイ)の法号。
あん-あん【暗暗・闇闇】🔗⭐🔉
あん-あん [0] 【暗暗・闇闇】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)ひそかなさま。はっきり言わないさま。「―のうちに了解した」
(2)暗いさま。「四辺(アタリ)―として暗く/鉄仮面(涙香)」
あんあん-り【暗暗裏・暗暗裡】🔗⭐🔉
あんあん-り [3] 【暗暗裏・暗暗裡】
人に知られないよう。内々。「―に認める」
あん-い【安位】🔗⭐🔉
あん-い ―
【安位】
「安(ヤス)き位(クライ)」に同じ。
【安位】
「安(ヤス)き位(クライ)」に同じ。
あん-い【安易】🔗⭐🔉
あん-い [1][0] 【安易】 (名・形動)[文]ナリ
(1)困難がないこと。たやすいこと。また,そのさま。「―な問題」
(2)特別な工夫や努力のないこと。深く考えないこと。また,そのさま。「―に流れる」「―な発想」「―に過ぎる」
[派生] ――さ(名)
あん-い【安意】🔗⭐🔉
あん-い [1] 【安意】 (名)スル
心がやすまること。安心。「稍(ヨウヤ)く―するを得たりき/月世界旅行(勤)」
あん-い【安慰】🔗⭐🔉
あん-い ―
[1] 【安慰】 (名)スル
人の心をやすらかにし,なぐさめること。
[1] 【安慰】 (名)スル
人の心をやすらかにし,なぐさめること。
あん-いつ【安逸・安佚】🔗⭐🔉
あん-いつ [0] 【安逸・安佚】 (名・形動)[文]ナリ
気楽に楽しむこと。何もせずのんきに過ごすこと。また,そのさま。「―をむさぼる」「子の二十歳頃までは―遊冶に育てしが/新聞雑誌 6」
あん-う【暗雨】🔗⭐🔉
あん-う [1] 【暗雨】
闇夜(ヤミヨ)に降る雨。
あん-うつ【暗鬱】🔗⭐🔉
あん-うつ [0] 【暗鬱】 (名・形動)[文]ナリ
暗くてうっとうしいこと。また,気分が暗く滅入ること。また,そのさま。憂鬱。「―な梅雨空」「―な表情」
あん-うん【暗雲】🔗⭐🔉
あん-うん [0] 【暗雲】
(1)日の光をさえぎっている黒い雲。「―が垂れこめる」
(2)何か事件が起こりそうな,不穏な気配。「両国の間に―がたちこめる」「―低迷」
あん-えい【暗影・暗翳】🔗⭐🔉
あん-えい [0] 【暗影・暗翳】
(1)暗いかげ。
(2)不安・不吉なきざし。「前途に―を投げかける」
あんえい【安永】🔗⭐🔉
あんえい 【安永】
年号(1772.11.16-1781.4.2)。明和の後,天明の前。後桃園・光格天皇の代。
あんえい-なんりょう【安永南鐐】🔗⭐🔉
あんえい-なんりょう ―レウ [5] 【安永南鐐】
江戸時代1772年(明和9=安永元)より1824年まで鋳造された二朱銀。明和南鐐(ナンリヨウ)。
→南鐐
あんえい【晏嬰】🔗⭐🔉
あんえい 【晏嬰】
中国,春秋時代の政治家。紀元前六世紀後半の人。字(アザナ)は平仲。斉(セイ)の三代の君主に仕え,名臣として管仲と並び称される。「晏子春秋」はその逸話を集録した書。晏子。
あん-か【行火】🔗⭐🔉
あん-か ―クワ [0] 【行火】
〔「あん」は唐音〕
炭火を入れて手足を温めるために用いる暖房器具。普通,丸みを帯びた箱形の土器で,床(トコ)の中に入れたり,置きごたつとして用いる。[季]冬。
行火
[図]
[図]
あん-か【案下】🔗⭐🔉
あん-か [1] 【案下】
(1)机の下。机のそば。
(2)手紙の脇付に用いる語。机下(キカ)。
あん-が【安臥】🔗⭐🔉
あん-が ―グワ [1] 【安臥】 (名)スル
楽な姿勢で横になること。「先生寝床に―す/浮城物語(竜渓)」
あん-が【晏駕】🔗⭐🔉
あん-が 【晏駕】
天皇・上皇がなくなること。崩御(ホウギヨ)。「鳥羽院御―の後は,兵革うちつづき/平家 1」
〔「晏」は遅いの意。天皇が「駕」に乗ってお出ましになるのが遅い意で,天皇の死を婉曲に表したもの〕
アンカー
anchor
🔗⭐🔉
アンカー [1]
anchor
(1)錨(イカリ)。
(2)リレーの最終走者・泳者。
(3)「アンクル(ancre)」に同じ。
(4)綱引きで最後尾の人。
anchor
(1)錨(イカリ)。
(2)リレーの最終走者・泳者。
(3)「アンクル(ancre)」に同じ。
(4)綱引きで最後尾の人。
アンカー-ボルト
anchor bolt
🔗⭐🔉
アンカー-ボルト [5]
anchor bolt
柱・土台や機械類を取りつけるため,コンクリートの基礎や柱・壁などに埋め込んだボルト。
anchor bolt
柱・土台や機械類を取りつけるため,コンクリートの基礎や柱・壁などに埋め込んだボルト。
アンカー-マン
anchorman
🔗⭐🔉
アンカー-マン [3]
anchorman
(1)雑誌などで,取材記事を最終的にまとめあげる人。アンカー。
(2)ニュース番組などの総合司会者。アンカー。
anchorman
(1)雑誌などで,取材記事を最終的にまとめあげる人。アンカー。
(2)ニュース番組などの総合司会者。アンカー。
アンガージュマン
(フランス) engagement
🔗⭐🔉
アンガージュマン [3]
(フランス) engagement
〔関与・拘束の意〕
フランス実存主義の用語。状況に自らかかわることにより,歴史を意味づける自由な主体として生きること。サルトル・カミュなどではさらに政治的・社会的参加,態度決定の意味をもつ。
(フランス) engagement
〔関与・拘束の意〕
フランス実存主義の用語。状況に自らかかわることにより,歴史を意味づける自由な主体として生きること。サルトル・カミュなどではさらに政治的・社会的参加,態度決定の意味をもつ。
あん-がい【案外】🔗⭐🔉
あん-がい ―グワイ [1][0] 【案外】
■一■ (名・形動)[文]ナリ
(1)予想していたことと違うさま。予想外だ。意外だ。「叔母は―な顔をして/門(漱石)」
(2)無礼なこと。ふとどき。慮外。「―なる素野郎(スヤロウ)め/浄瑠璃・先代萩」
■二■ (副)
思いのほか。意外にも。「やってみれば―うまくいくものだ」
あん-かけ【餡掛(け)】🔗⭐🔉
あん-かけ [0] 【餡掛(け)】
葛餡(クズアン)をかけた料理。葛掛け。
あん-かっしょく【暗褐色】🔗⭐🔉
あん-かっしょく [3] 【暗褐色】
黒みを帯びた褐色。濃い褐色。
アンカット
uncut
🔗⭐🔉
アンカット [3]
uncut
書物・雑誌などで,小口を化粧裁ちしないまま仕上げたもの。
uncut
書物・雑誌などで,小口を化粧裁ちしないまま仕上げたもの。
あんがまあ🔗⭐🔉
あんがまあ
沖縄県八重山地方の盆踊り。旧暦八月から九月にかけての己亥(ツチノトイ)の日から,三日間行われる。踊り手の集団が,各戸を訪問して歩く。海上から豊年をもたらす神を迎えるのだともいう。
あんか-もん【安嘉門】🔗⭐🔉
あんか-もん 【安嘉門】
平安京大内裏の外郭十二門の一。北面する三門のうち西側にあったもの。兵庫寮御門(ヒヨウゴツカサノミカド)。
→大内裏
あんか-もんいん【安嘉門院】🔗⭐🔉
あんか-もんいん ―モン
ン 【安嘉門院】
(1209-1283) 後堀河天皇の准母(ジユンボ)。名は邦子。高倉天皇の皇子守貞親王の娘。1224年,院号宣下。
ン 【安嘉門院】
(1209-1283) 後堀河天皇の准母(ジユンボ)。名は邦子。高倉天皇の皇子守貞親王の娘。1224年,院号宣下。
あんかもんいん-の-しじょう【安嘉門院四条】🔗⭐🔉
あんかもんいん-の-しじょう ―モン
ン―シデウ 【安嘉門院四条】
⇒阿仏尼(アブツニ)
ン―シデウ 【安嘉門院四条】
⇒阿仏尼(アブツニ)
アンカラ
Ankara
🔗⭐🔉
アンカラ
Ankara
トルコ共和国の首都。小アジアの北西部にある。付近はアンゴラ山羊(ヤギ)の産地。また,古代ローマ・オスマン帝国時代の遺跡や建造物が多い。旧称アンゴラ。
アンカラ(アタテュルク廟)
[カラー図版]
Ankara
トルコ共和国の首都。小アジアの北西部にある。付近はアンゴラ山羊(ヤギ)の産地。また,古代ローマ・オスマン帝国時代の遺跡や建造物が多い。旧称アンゴラ。
アンカラ(アタテュルク廟)
[カラー図版]
アンガラ
Angara
🔗⭐🔉
アンガラ
Angara
ロシア連邦,シベリアのエニセイ川上流の支流。バイカル湖に源を発し,北西流して本流に注ぐ。
Angara
ロシア連邦,シベリアのエニセイ川上流の支流。バイカル湖に源を発し,北西流して本流に注ぐ。
アンカレジ
Anchorage
🔗⭐🔉
アンカレジ
Anchorage
アメリカ合衆国,アラスカ州南部の港湾都市。同州最大の都市で,日本とヨーロッパを結ぶ北極圏航空路の中継地であった。
Anchorage
アメリカ合衆国,アラスカ州南部の港湾都市。同州最大の都市で,日本とヨーロッパを結ぶ北極圏航空路の中継地であった。
あん-かん【安閑】🔗⭐🔉
あん-かん [0] 【安閑】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)やすらかで静かなさま。安楽に暮らすさま。「―とした日々」
(2)(非常事態や危急の場合に)何もせずにのんびりしているさま。「―として虚く傍視すべきの日に非ず/もしや草紙(桜痴)」
あんかん-てんのう【安閑天皇】🔗⭐🔉
あんかん-てんのう ―テンワウ 【安閑天皇】
記紀で,第二七代天皇広国押武金日尊(ヒロクニオシタケカナヒノミコト)の漢風諡号(シゴウ)。継体天皇の皇子。都は大和勾金橋(マガリカナハシ)宮。
あん-き【安危】🔗⭐🔉
あん-き [1] 【安危】
安全か危険かということ。「国家の―」
あん-き【安気】🔗⭐🔉
あん-き [0][1] 【安気】 (名・形動)[文]ナリ
気楽なこと。心配がないこと。また,そのさま。「弥張(ヤツパリ)自分の生れた所が―で可(エ)い/青春(風葉)」
あん-き【晏起】🔗⭐🔉
あん-き [1] 【晏起】
朝遅く起きること。朝寝。「―既に午(ヒル)に近し/日乗(荷風)」
あん-き【暗記・諳記】🔗⭐🔉
あん-き [0] 【暗記・諳記】 (名)スル
書いたものを見ないでそらで言えるように覚えこむこと。「公式を―する」
あん-き【暗鬼】🔗⭐🔉
あん-き [1] 【暗鬼】
暗がりにいると思われる鬼。不安や妄想による恐れ。「疑心―」
あんき【安徽】🔗⭐🔉
あんき 【安徽】
中国,長江下流域を占める省。温和な気候の農耕地帯で,米・小麦・トウモロコシの産出が豊富。省都,合肥。別名,皖(カン)。アンホイ。
あんき-は【安徽派】🔗⭐🔉
あんき-は 【安徽派】
中国,民国時代の軍閥の一。袁世凱の死後,北洋軍閥が分裂して生じた。安徽出身の段祺瑞(ダンキズイ)を首領とし,直隷派と対立,親日的活動をした。
アンギーナ
(ドイツ) Angina
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アンギーナ [3]
(ドイツ) Angina
(1)絞扼(コウヤク)感を起こす疾患の総称。
(2)のどの口峡部の急性炎症。口峡炎(コウキヨウエン)。
(3)狭心症。
(ドイツ) Angina
(1)絞扼(コウヤク)感を起こす疾患の総称。
(2)のどの口峡部の急性炎症。口峡炎(コウキヨウエン)。
(3)狭心症。
アンギオテンシン
angiotensin
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アンギオテンシン [5]
angiotensin
ポリペプチドの一種で,血管を収縮させる作用をもつ生理活性物質。血圧を維持し,体液の調節を行う。アンギオトニン。ハイパーテンシン。
angiotensin
ポリペプチドの一種で,血管を収縮させる作用をもつ生理活性物質。血圧を維持し,体液の調節を行う。アンギオトニン。ハイパーテンシン。
あんき-もん【安喜門】🔗⭐🔉
あんき-もん 【安喜門】
平安京内裏の内郭十二門の一。北面する三門のうち東側にあったもの。
→内裏
あんき-もんいん【安喜門院】🔗⭐🔉
あんき-もんいん ―モン
ン 【安喜門院】
(1207-1286) 後堀河天皇の皇后。名は有子。藤原公房の娘。1227年,院号宣下。
ン 【安喜門院】
(1207-1286) 後堀河天皇の皇后。名は有子。藤原公房の娘。1227年,院号宣下。
あん-ぎゃ【行脚】🔗⭐🔉
あん-ぎゃ [1][0] 【行脚】 (名)スル
〔唐音〕
(1)〔仏〕 僧が修行のために諸国を歩きまわること。「西国を―する」
(2)徒歩で諸国を旅すること。「全国―」
あんぎゃ-そう【行脚僧】🔗⭐🔉
あんぎゃ-そう [3] 【行脚僧】
修養あるいは教導のために諸国をめぐる僧。雲水。
あんきょ-はいすい【暗渠排水】🔗⭐🔉
あんきょ-はいすい [4] 【暗渠排水】
暗渠を作り,地中の余分な水分を排水すること。農耕地の改良などに行う。
あん-ぐ【暗愚】🔗⭐🔉
あん-ぐ [1] 【暗愚】 (名・形動)[文]ナリ
道理がわからず賢さに欠ける・こと(さま)。おろか。「君―なれば国乱れて亡ぶ/民権自由論(枝盛)」
あん-ぐ【鞍具】🔗⭐🔉
あん-ぐ [1] 【鞍具】
鞍(クラ)とその付属品一式。鞍皆具(クラカイグ)。
あん-ぐう【行宮】🔗⭐🔉
あん-ぐう [3][0] 【行宮】
〔「あん」は唐音〕
天皇が外出したときの仮の御所。かりみや。行在所(アンザイシヨ)。こうきゅう。
アンクタッド
UNCTAD
🔗⭐🔉
アンクタッド
UNCTAD
〔United Nations Conference on Trade and Development〕
国連貿易開発会議。1964年設立された国連総会の常設機関。先進国と発展途上国との経済格差を是正するため,途上国に対する援助の増大,貿易の拡大などについて討議する。
UNCTAD
〔United Nations Conference on Trade and Development〕
国連貿易開発会議。1964年設立された国連総会の常設機関。先進国と発展途上国との経済格差を是正するため,途上国に対する援助の増大,貿易の拡大などについて討議する。
アン-グラ🔗⭐🔉
アン-グラ [0]
アンダーグラウンドの略。「―演劇」
あん【案】(和英)🔗⭐🔉
あん【餡】(和英)🔗⭐🔉
あん【餡】
bean jam.
あんい【安易な】(和英)🔗⭐🔉
あんいつ【安逸を貪る】(和英)🔗⭐🔉
あんいつ【安逸を貪る】
idle away one's time.
あんうん【暗雲】(和英)🔗⭐🔉
あんうん【暗雲】
dark clouds.
あんえい【暗影(を投じる)】(和英)🔗⭐🔉
あんえい【暗影(を投じる)】
(cast) a gloom[shadow].→英和
あんか【安価な】(和英)🔗⭐🔉
あんか【行火(を入れる)】(和英)🔗⭐🔉
あんか【行火(を入れる)】
(use) a foot warmer.
あんがい【案外】(和英)🔗⭐🔉
アンカレッジ(和英)🔗⭐🔉
アンカレッジ
Anchorage.
あんかん【安閑と】(和英)🔗⭐🔉
あんかん【安閑と】
in idleness;idly.
あんき【暗記】(和英)🔗⭐🔉
あんき【暗記】
learning by heart;memory work.〜する learn by heart;commit to memory.〜力が強い(弱い) have a good (poor) memory.
あんぎゃ【行脚(する)】(和英)🔗⭐🔉
あんぎゃ【行脚(する)】
(go on) a walking tour;(go on) (a) pilgrimage.→英和
あんきょ【暗渠】(和英)🔗⭐🔉
あんきょ【暗渠】
an underdrain;a culvert.→英和
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