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岷江 ミンコウ🔗🔉

【岷江】 ビンコウ・ミンコウ 川名。四川シセン省西北の岷ビン山から発し、南流して金沙江キンシャコウに合流する川。昔は長江の源と考えられていた。

明旦 ミンチョウ🔗🔉

【明朝】 ミョウチョウ あくる朝。あすの朝。『明旦メイタン・ミョウチョウ』「霜鬢明朝又一年」〔→高適ミンチョウ 中国の王朝の名。→〈意味〉〔国〕「明朝活字」の略。新聞・書籍など、今日、最も広く用いられている活字の字体。

明史 ミンシ🔗🔉

【明史】 ミンシ〈書物〉三三二巻。清シンの張延玉等の編集になる、明代の正史。康コウキ帝の時に編集が始まり1739年に六〇余年かかって完成した。二十四史の一つ。

民人 ミンジン🔗🔉

【民人】 ミンジン 官吏などではない、一般の人々。「有民人焉、有社稷焉=民人有リ、社稷有リ」〔→論語

民屋 ミンオク🔗🔉

【民戸】 ミンコ 人民の家。『民屋ミンオク』

民心 ミンシン🔗🔉

【民心】 ミンシン 人民の心情。「民心無常=民心常無シ」〔→書経

民天 ミンテン🔗🔉

【民天】 ミンテン 人民が天のように絶対的なものとしてたいせつにするもの。食糧のこと。▽「漢書」の「王者以民為天、而民以食為天=王者ハ民ヲモッテ天トナシ、民ハ食ヲモッテ天トナス」から。

民主 ミンシュ🔗🔉

【民主】 ミンシュ 人民のかしら。君主のこと。国家の主権が人民に属すること。「民主国家」

民生 ミンセイ🔗🔉

【民生】 ミンセイ 人民の生計。また、一般の人々の生活。〔→左伝=民性。人が自然にそなえている本性。人間の天性。〔→書経人民の生命。

民生主義 ミンセイシュギ🔗🔉

【民生主義】 ミンセイシュギ 孫文の三民主義の一つ。土地所有の平均化による民族資本の保有、労働者・農民の扶助などを説いた。

民母 ミンボ🔗🔉

【民母】 ミンボ 父の正妻。普通の人民の母。人民の母。皇后のこと。

民芸 ミンゲイ🔗🔉

【民芸】 ミンゲイ〔国〕民衆の中に伝えられ風土的特徴を持つ工芸品などの造形美術。

民声 ミンセイ🔗🔉

【民声】 ミンセイ 社会の世論。

民兵 ミンペイ🔗🔉

【民兵】 ミンペイ 民間人によって編制された軍隊。

民家 ミンカ🔗🔉

【民居】 ミンキョ 人民の家。『民家ミンカ』

民国 ミンコク🔗🔉

【民国】 ミンコク 中華民国の略称。年号としての中華民国の略称。▽一九一二年が民国元年にあたる。

民事 ミンジ🔗🔉

【民事】 ミンジ 民の仕事。農業のこと。人民に関する事がら。政治のこと。「民事古所難、令才又非宜=民事古ヨリ難シトスル所、令ノ才マタヨロシキニアラズ」〔→元好問人民を公の土木事業に強制的に使うこと。法律で、私法に関する事がら。

民表 ミンピョウ🔗🔉

【民表】 ミンピョウ 人民の模範。

民物 ミンブツ🔗🔉

【民物】 ミンブツ 人民。

民氓 ミンボウ🔗🔉

【民氓】 ミンボウ 人民のこと。▽「民」は、土着の民。「氓」は、流浪の人民。〈同義語〉民萌ミンボウ。「軽賦薄斂、以寛民氓=軽賦薄斂、モッテ民氓ヲ寛ス」〔→淮南子

民法 ミンポウ🔗🔉

【民法】 ミンポウ 人の私的権利に関する事がらを規定した法律。

民俗 ミンゾク🔗🔉

【民俗】 ミンゾク 民間に伝わる伝統的な信仰・風俗・習慣など。『民風ミンプウ』

民度 ミンド🔗🔉

【民度】 ミンド 人民の文化・貧富の程度。

民時 ミンジ🔗🔉

【民時】 ミンジ 人民が農業をすべき時期。農繁期のこと。「彼奪其民時、使不得耕耨以養其父母=彼ハソノ民ノ時ヲ奪ヒ、耕耨シテモッテソノ父母ヲ養フコトヲ得ザラシム」〔→孟子

民衆 ミンシュウ🔗🔉

【民庶】 ミンショ 一般の人々。庶民。『民衆ミンシュウ』「民庶多帰広庇中=民庶多ク広庇ノ中ニ帰ス」〔→高啓

民情 ミンジョウ🔗🔉

【民情】 ミンジョウ 人民の気持ち。人民の心。人民の実情。

民族 ミンゾク🔗🔉

【民族】 ミンゾク 歴史的に人種の系統が同じだと思われており、共通の言語をもち、一定期間、一定の地域に居住する人間の集団。

民族主義 ミンゾクシュギ🔗🔉

【民族主義】 ミンゾクシュギ 自分の属する民族の自立と発展を最高の目標とする主義。ナショナリズム。孫文の三民主義の一つ。清シン朝をたおし、漢民族の独立、外国の支配を除き国内の各民族の結合統一などを説いた。

民部 ミンブ🔗🔉

【民部】 ミンブ 役所の名。六部リクブの一つ。全国の人口調査や租税などをつかさどった。▽唐代に李世民の名を避けて戸部と改められた。〔国〕「民部省」の略。

民部省 ミンブショウ🔗🔉

【民部省】 ミンブショウ〔国〕八省の一つ。戸籍・租税・厚生・土木・交通などをつかさどった。

民望 ミンボウ🔗🔉

【民望】 ミンボウ 人民が為政者に望むもの。人民があおぎ望む者。「寇至則先去以為民望=寇至レバ則チマヅ去リテモッテ民望ヲナス」〔→孟子民間での人望。

民報 ミンポウ🔗🔉

【民報】 ミンポウ 民間の新聞。▽多く新聞の名称に用いる。

民意 ミンイ🔗🔉

【民意】 ミンイ 人民の意思。また、国民の意見。

民極 ミンキョク🔗🔉

【民極】 ミンキョク 人民の守るべき中正の道理。▽「極」は、しん棒、動かぬ規準。〔→書経

民賊 ミンゾク🔗🔉

【民賊】 ミンゾク 人民を害する者。「今之所謂良臣、古之所謂民賊也=今ノイハユル良臣ハ、古ノイハユル民賊ナリ」〔→孟子

民福 ミンプク🔗🔉

【民福】 ミンプク 人民の幸福。「国利民福」

民隠 ミンイン🔗🔉

【民隠】 ミンイン 人民の苦しみ。民苦。▽「隠」は、痛。「勤恤民隠而除其害也=民隠ヲ勤恤シテソノ害ヲ除ク也」〔→国語

民権 ミンケン🔗🔉

【民権】 ミンケン 人民の身体や財産の安全を保持する権利。人民が政治に参加する権利。

民需 ミンジュ🔗🔉

【民需】 ミンジュ〔国〕軍需・官需に対して、民間の需要。

民権主義 ミンケンシュギ🔗🔉

【民権主義】 ミンケンシュギ 孫文の三民主義の一つ。君主制の廃止、共和制の確立、立法・司法・行政・考試・監察の五権分立、民権の尊重などを説いた。

民選 ミンセン🔗🔉

【民選】 ミンセン〔国〕人民が議員を選挙すること。〈対語〉官選。

民歌 ミンカ🔗🔉

【民謡】 ミンヨウ 民間に伝わる、風土的特徴をもった歌謡。俚謡リヨウ。『民歌ミンカ』

民彝 ミンイ🔗🔉

【民彝】 ミンイ 父子の慈孝、兄弟の友愛など、人の守るべき不変の道理。〔→書経

皆 みんな🔗🔉

【皆】 9画 白部 [常用漢字] 区点=1907 16進=3327 シフトJIS=8A46 《常用音訓》カイ/みな 《音読み》 カイ/ケ〈ji〉 《訓読み》 みな/みんな 《名付け》 とも・み・みち・みな 《意味》 {副}みな。みんなそろって。〈同義語〉→偕トモニ。〈類義語〉→咸ミナ→都スベテ。「悉皆シッカイ(ことごとくみな)」「天下之民、皆引領而望之矣=天下ノ民、ミナ領ヲ引キテコレヲ望マン」〔→孟子〕 〔国〕みな。みんな。おおぜいの人に呼びかけることば。また、おおぜいの人をさしていうことば。「皆はどう思うか」「皆さん」 《解字》 会意。比は、人が肩を並べたさま。白は、自(鼻の原字)で、鼻のこと。白ではない。替(かわる)や晋(すすむ)の下部も白(→自)印で、自印は、人間の動作をあらわす。皆は「比(ならぶ)+自(そうする)」で、みんな並んでそろうことを示す。→比 《単語家族》 偕カイ(何人かがいっしょにそろう)諧カイ(ことばの音調がそろう)などと同系。 《類義》 咸カンは、みんなあわせての意。都(すべて)は、いっしょに集まっての意。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

眠食 ミンショク🔗🔉

【眠食】 ミンショク 眠ることと食うこと。たちいふるまい。起居生活。

眠雲 ミンウン🔗🔉

【眠雲】 ミンウン 雲の中でねむる。山の中で生活すること。

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