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広辞苑の検索結果 (8)
さし‐い・ず【射し出づ・差し出づ】‥イヅ🔗⭐🔉
さし‐い・ず【射し出づ・差し出づ】‥イヅ
〔自下二〕
①光が照り出す。万葉集11「山の端に―・づる月のはつはつに」
②立ちでる。外に出る。伊勢物語「―・でたる石あり」
③分を越えて進み出る。ですぎる。ですぎたことをする。枕草子28「―・でて、我ひとりさいまくる者」
さし‐いだ・す【差し出す】🔗⭐🔉
さし‐いだ・す【差し出す】
〔他五〕
①「いだす」を強めていう語。さしだす。
②提出する。さしあげる。
③送り出す。発送する。
さし‐だ・す【差し出す】🔗⭐🔉
さし‐だ・す【差し出す】
〔他五〕
①前へ出す。「両手を―・す」
②提出する。さしあげる。「申請書を―・す」
③送り出す。発送する。「招待状を―・す」
さし‐で【差し出】🔗⭐🔉
さし‐で【差し出】
①さしでること。
②差し出口。日葡辞書「サシデヲイウ」
③差出者。〈日葡辞書〉
⇒さしで‐ぐち【差し出口】
⇒さしで‐の‐いそ【差出の磯】
⇒さしで‐はんがく【差出半学】
⇒さしで‐もの【差し出者】
さしで‐がまし・い【差し出がましい】🔗⭐🔉
さしで‐がまし・い【差し出がましい】
〔形〕[文]さしでがま・し(シク)
でしゃばるようである。「―・いまねはよせ」
さしで‐ぐち【差し出口】🔗⭐🔉
さしで‐ぐち【差し出口】
分を越えて口出しすること。さしいでぐち。
⇒さし‐で【差し出】
○座して食らえば山も空しざしてくらえばやまもむなし
働かないで暮らしていれば、山のように豊富な財産もやがてはなくなってしまう。座食すれば山も空し。
⇒ざ・する【座する・坐する】
さしで‐もの【差し出者】🔗⭐🔉
さしで‐もの【差し出者】
さしでて言いまたは行動する者。ですぎもの。
⇒さし‐で【差し出】
さし・でる【差し出る】🔗⭐🔉
さし・でる【差し出る】
〔自下一〕
①前に出る。進み出る。
②分を越えて進み出る。でしゃばる。「―・でた振舞い」
大辞林の検索結果 (14)
さし-い・ず【差し出づ・射し出づ】🔗⭐🔉
さし-い・ず ―イヅ 【差し出づ・射し出づ】 (動ダ下二)
□一□さし出る。
(1)隆起している。突き出る。「わらふだの大きさして―・でたる石あり/伊勢 87」
(2)外へ出る。進み出る。姿をあらわす。「遣戸を押しあけて―・でたれば/落窪 1」
(3)度を越える。でしゃばる。「物語などするに,―・でて我ひとりさいまんくるるもの/枕草子(二五・能因本)」
(4)(太陽や月が)姿をあらわして輝く。輝き出る。「月のいとおもしろく―・でたりけるを見て/古今(羇旅左注)」
(5)外出する。出むく。「さすがに若い人にひかれて,をりをり―・づるにも/更級」
□二□さし出す。
(1)外へ出す。「車を見るとておもてを―・でて/大和 141」
(2)手に持って出す。提供する。「手ごとにくだものなど―・でつつ/蜻蛉(下)」
さし-いで【差し出で】🔗⭐🔉
さし-いで 【差し出で】
「さしで」に同じ。「すべて―は,わらはも大人もいとにくし/枕草子 26」
さしいで-ぐち【差し出で口】🔗⭐🔉
さしいで-ぐち [4] 【差し出で口】
「さしでぐち」に同じ。
さし-だし【差(し)出し】🔗⭐🔉
さし-だし [0] 【差(し)出し】
(1)差し出すこと。
(2)(「指出」と書く)中世後期,上級権力の要請で提出された面積・作人・年貢高などの土地関係書類。戦国大名の検地はこれにもとづいて行われた。
(3)母屋(モヤ)から張り出した部分。さしかけ。下屋(ゲヤ)。
(4)歌舞伎で,花道の出などに俳優の顔をよく見せるために,後見が長い柄の燭台につけた明かりを差し出すこと。また,その明かり。面明かり。つらび。
差し出し(4)
[図]
[図]
さし-だ・す【差(し)出す】🔗⭐🔉
さし-だ・す [3][0] 【差(し)出す】 (動サ五[四])
(1)前の方に出す。「手を―・す」
(2)提出する。「書類を―・す」
(3)発送する。「手紙を―・す」
(4)派遣する。「代理人を―・す」
[可能] さしだせる
さし-で【差(し)出】🔗⭐🔉
さし-で 【差(し)出】
(1)差し出ること。特に,陸地が水上に突き出ていること。
(2)「差し出口」に同じ。「―ヲ言ウ/日葡」
(3)「差し出者」に同じ。[日葡]
さしで-ぐち【差(し)出口】🔗⭐🔉
さしで-ぐち [3][0] 【差(し)出口】
出しゃばっておせっかいを言うこと。さしいでぐち。「いらぬ―をきく」
さしで-の-いそ【差し出の磯】🔗⭐🔉
さしで-の-いそ 【差し出の磯】
海や湖に突き出た磯。みさき。
〔甲斐国の歌枕とされるが,現在のどこの地にあたるかは不明。「塩の山―にすむ千鳥/古今(賀)」〕
さしで-もの【差(し)出者】🔗⭐🔉
さしで-もの [0] 【差(し)出者】
ですぎたことを言い,また行う者。ですぎもの。でしゃばり。
さしで-がまし・い【差(し)出がましい】🔗⭐🔉
さしで-がまし・い [6] 【差(し)出がましい】 (形)[文]シク さしでがま・し
出しゃばるような感じを与える。よけいなことをするような感じがする。「―・いようですが,私にも言わせて下さい」
[派生] ――さ(名)
さし・でる【差(し)出る】🔗⭐🔉
さし・でる [3][0] 【差(し)出る】 (動ダ下一)
前に出る。でしゃばる。「―・でた行動が多すぎる」「―・デタ人/日葡」
さしでる【差し出る】(和英)🔗⭐🔉
さしでる【差し出る】
⇒出しゃばる.
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