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広辞苑の検索結果 (44)

つかま・う【捕まふ・掴まふ】ツカマフ🔗🔉

つかま・う捕まふ・掴まふツカマフ 〔他下二〕 ⇒つかまえる(下一)

つかま・える【捕まえる・掴まえる・捉まえる】ツカマヘル🔗🔉

つかま・える捕まえる・掴まえる・捉まえるツカマヘル 〔他下一〕[文]つかま・ふ(下二) (中世にはヤ行にも活用)手でとらえる。とりおさえる。また、その場にとどめる。東大寺諷誦文稿「頸を掣ツカマヘ、胸を掣ツカマヘ」。日葡辞書「ツカマユル」。「虫を―・える」「タクシーを―・える」「人を―・えては自慢する」

つかま・る【捕まる・掴まる・捉まる】🔗🔉

つかま・る捕まる・掴まる・捉まる】 〔自五〕 ①(手で)とらえられる。「スピード違反で―・る」「記者団に―・る」 ②手で物にしっかりすがる。「手すりに―・る」 ◇ふつう1に「捕」、2に「掴・捉」を使う。

とら・う【捕ふ・捉ふ】トラフ🔗🔉

とら・う捕ふ・捉ふトラフ 〔他下二〕 ⇒とらえる(下一)

とらえ‐どころ【執え所・捕え処】トラヘ‥🔗🔉

とらえ‐どころ執え所・捕え処トラヘ‥ 証拠または論点としておさえるべきところ。また、こういうものだと判断する決め手になる材料や理由。つかまえどころ。「―のない不安」「―のない人」

とら・える【捕らえる・捉える】トラヘル🔗🔉

とら・える捕らえる・捉えるトラヘル 〔他下一〕[文]とら・ふ(下二) (ト(取)リア(敢)ウの約) ①手でしっかりとつかむ。しっかりにぎる。竹取物語「逃げ入る袖を―・へ給へば」。源氏物語紅葉賀「太刀抜きたるかひなを―・へて、いといたうつみ給へれば」。「チャンスを―・える」 ②動物をおさえとる。つかまえる。神功紀「瀬田の渡りに潜かずく鳥田上過ぎて宇治に―・へつ」。「蛙を―・える」 ③召しとる。捕縛する。大鏡伊尹「検非違使参りて、昨日こといたしたりし童べ―・ふべしと」。「犯人を―・える」 ④視野・知識などの中にしっかりとおさめる。「レーダーが敵機を―・える」「文章の意味を―・える」

○捕らぬ狸の皮算用とらぬたぬきのかわざんよう🔗🔉

○捕らぬ狸の皮算用とらぬたぬきのかわざんよう (まだ捕らえないうちから、狸の皮の売買を考えることから)不確実な事柄に期待をかけて、それをもとにした計画をあれこれ考えること。 ⇒と・る【取る・採る・捕る・執る・撮る】 とら‐ねこ虎猫】 虎斑とらふの毛色の猫。 どら‐ねこどら猫】 さまよい歩いて、よくぬすみ食いなどをする猫。のらねこ。→どら

とらま・える【捕らまえる】トラマヘル🔗🔉

とらま・える捕らまえるトラマヘル 〔他下一〕 (「とらえる」と「つかまえる」との混交した語)つかまえる。「狙ひよつて這ひよつて、―・へてみたれば、興がつた鶉で」(狂言歌謡)

とらま・る【捕らまる】🔗🔉

とらま・る捕らまる】 〔自五〕 とらえられる。つかまる。

とらわ・る【捕はる・囚はる】トラハル🔗🔉

とらわ・る捕はる・囚はるトラハル 〔自下二〕 ⇒とらわれる(下一)

とらわ・れる【捕らわれる・囚われる】トラハレル🔗🔉

とらわ・れる捕らわれる・囚われるトラハレル 〔自下一〕[文]とらは・る(下二) ①とらえられる。つかまる。めしとられる。日本霊異記「罪無くして―・る」 ②因襲・伝統・固定観念などに拘束される。「目前の利益に―・れる」「しきたりに―・れない」 ○どらを打つどらをうつ (「金尽く」を「鉦撞く」にもじり、「銅鑼打つ」とかけたしゃれともいう)放蕩して財産をつかいはたす。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「傾城あつめてどら打たるるを」 ⇒どら ○虎を画いて狗に類すとらをえがいていぬにるいす [後漢書馬援伝]力量のない者が豪傑を気どってかえって軽薄になること。才能のない者が優れた者のまねをして失敗するたとえ。虎を描いて猫に類す。 ⇒とら【虎】 ○虎を野に放つとらをのにはなつ ①猛威ある者を、自由にその威をふるうことができる状態におくことのたとえ。 ②わざわいのもととなる者を除かないで、後に大害をのこすことのたとえ。 ⇒とら【虎】 ○虎を養いて自ら患を遺すとらをやしないてみずからうれいをのこす [史記項羽本紀]虎の子を殺さずに育てると凶暴な猛虎になってしまうように、後日の禍根となるものを温存しておくことのたとえ。 ⇒とら【虎】

とり‐かた【捕方】🔗🔉

とり‐かた捕方】 ①罪人を捕らえる方法。 ②罪人を捕らえる役目の人。とりて。捕吏。

とり‐て【捕手】🔗🔉

とり‐て捕手】 ①罪人を捕らえる人。召捕りの役人。捕方。捕吏。 ②武術の一種。捕縛術。

とり‐なわ【取縄・捕縄】‥ナハ🔗🔉

とり‐なわ取縄・捕縄‥ナハ ①太刀のさやにつける緒。おびとりがわ。 ②罪人を捕らえてしばる縄。はやなわ。

とり‐もの【捕物・捕者】🔗🔉

とり‐もの捕物・捕者】 罪人を召し捕ること。また、召し捕るべき犯人。「大―」 ⇒とりもの‐ちょう【捕物帳】

とりもの‐ちょう【捕物帳】‥チヤウ🔗🔉

とりもの‐ちょう捕物帳‥チヤウ ①江戸時代、目明しなどが、捕物について記した覚え書。 ②捕物を題材とした、時代物の推理小説。 ⇒とり‐もの【捕物・捕者】

と・る【取る・採る・捕る・執る・撮る】🔗🔉

と・る取る・採る・捕る・執る・撮る】 〔他五〕 (「て(手)」と同源) ➊手ににぎりもつ。 ①手にもつ。にぎる。つかむ。皇極紀「向かつ峰に立てる夫らが柔手にこでこそ我が手を―・らめ」。日葡辞書「テヲトリクム」 ②つかまえる。とらえる。捕獲する。万葉集19「ほととぎす聞けども飽かず網取りに―・りてなつけな離れず鳴くがね」。日葡辞書「トリヲトル」。「猫がねずみを―・る」 ③手に入れる。わが物とする。平家物語7「御運だに尽させ給ひなば…世を―・らせ給はん事かたし」。「天下を―・る」「免許を―・る」「点を―・る」 ④手にもって使う。操作する。手で扱う。万葉集18「わが背子が琴―・るなへに常人のいふ嘆かしもいや重き増すも」。平家物語4「弓矢―・る身」。「舵を―・る」 ⑤手にもって植える。古今和歌集「きのふこそ早苗―・りしかいつの間に稲葉そよぎて秋風の吹く」 ⑥いざないみちびく。源氏物語末摘花「侍従こそ取りなほすべかめれ、又筆の尻―・る博士ぞなかるべき」。日葡辞書「テヲトッテヲシユル」 ⑦馬轡くつわをつかんでひく。源氏物語須磨「おりておほん馬の口を―・る」 ⑧つまんで引きあげる。好色一代男4「裏つけ袴の股立ち―・つて」。「褄を―・る」 ⑨その手で運用する。「政務を―・る」「事務を―・る」 ⑩かたく守る。保つ。固持する。「自説を―・って譲らぬ」 ➋つかんでそれまでの所から引き離し、または当方へ移しおさめる。 ①引きよせる。源氏物語松風「宿守のようにてある人を呼び―・りて語らふ」 ②収穫する。採集する。応神紀「香ぐはし花橘下枝らは人皆―・り」。日葡辞書「チヲトル」「ミヲトル」。「山菜を―・る」 ③除く。日葡辞書「アカ(淦)ヲトル」。「汚れを―・る」「ふたを―・る」「痛みを―・る」 ④討ちとる。万葉集6「千よろづの軍なりともことあげせず―・りて来ぬべきをのことそ思ふ」。平家物語9「名のらずとも首を―・つて人に問へ」。「仇を―・る」 ⑤うばう。源氏物語花宴「扇を―・られてからき目を見る」。「顧客を―・られる」「歩行者に気を―・られる」 ⑥召しあげる。没収する。源氏物語須磨「遂に御簡削られて官も―・られてはしたなければ」 ⑦ぬすむ。平家物語6「さて―・られつらんきぬは何色ぞ」。日葡辞書「タ(他)ノメ(妻)ヲトル」。「財布を―・られる」 ⑧身につけているものをはずす。ぬぐ。日葡辞書「ボウシヲトル」。「眼鏡を―・る」 ⑨受け収める。受け入れる。摂取する。平家物語5「天の与ふるを―・らざれば却て咎を受く」。「料金を―・る」「栄養を―・る」「睡眠を―・る」 ⑩もらう。狂言、法師が母「総て暇を貰ふには、男の手から塵を結んでなりとも―・るものじや」。「許可を―・る」 ⑪嫁・婿などを、むかえる。もらう。狂言、八幡の前「一芸あるものを婿に―・ろうと存ずる」。「養女を―・る」 ⑫師匠などにつく。主人に仕える。源氏物語紅葉賀「舞の師どもなど世になべてならぬを―・りつつおのおの籠り居てなむ習ひける」。「主を―・る」 ⑬歌などを詠み続ける。源氏物語早蕨「行きかふ時々に随ひ、花鳥の色をも音をも、同じ心に起き臥し見つつ、はかなき事をも、もと末を―・りていひかはし」 ⑭芸者・娼妓しょうぎなどが客を迎えて勤める。「客を―・る」 ⑮持って来させて買う。ひきつづき買う。「新聞を―・る」「出前を―・る」 ⑯税などを課して出させる。税などを受けおさめる。「税金を―・る」 ⑰約束のうえ出させて受納する。「月給を―・る」「月謝を―・る」 ⑱代価として受ける。価する。「1個で50円―・る」 ⑲分ける。移す。「火鉢へ火を―・る」「小皿に―・る」 ⑳費やす。「時間を―・る」「手間を―・る」 ㉑つみかさねる。春の日「世に合はぬ局涙に年―・りて」(雨桐) 残し貯える。古今和歌集「忘れ草種―・らましを逢ふことのいと斯く難きものと知りせば」 ➌身に負い持つ。 ①身に受ける。源氏物語夕顔「ありありてをこがましき名を―・るべきかな」。日葡辞書「ナヲトル」。「年を―・る」「相手にひけを―・る」 ②身に負うて行う。「仲介の労を―・る」 ③跡をつぐ。「後あとを―・る」 ➍えらび出す。 ①採用する。あげ用いる。源氏物語帚木「―・る方なく口惜しき際きわと、優なりとおぼゆばかりすぐれたるとは、数ひとしくこそ侍らめ」。「経験者を―・る」 ②えらぶ。源氏物語薄雲「日など―・らせ給ひて、忍びやかにさるべき事など宣ひおきてさせ給ふ」。日葡辞書「クジヲトル」 ➎事物をつくり出す。 ①つくり出す。製する。「豆から油を―・る」 ②形を模してつくる。「型を―・る」 ③ノートや控えなどを書く。万葉集20「わが妻も画にかき―・らむ暇もが旅ゆくあれは見つつ偲はむ」。「メモを―・る」 ④音・映像・動きを記録する。「写真を―・る」 ➏物事の内容をはかり知る。 ①相手の心を推量してうまくはからう。源氏物語花散里「さきざきも聞きし声なれば、こわづくり気色―・りて御消息聞ゆ」。好色一代女1「位取ることは脇になりて機嫌を―・ることになりぬ」 ②考える。理解する。解釈する。推量する。「悪く―・る」 ③はかる。かぞえる。「数を―・る」「脈を―・る」 ➐ある所を占める。 ①定め落ち着く。源氏物語若紫「くらぶの山に宿りも―・らまほしげなれど」。日葡辞書「ヤドヲトル」 ②定め設ける。「床を―・る」 ③予約する。「特別席を―・る」 ➑遊戯・競技などを行う。 ①合わせる。源氏物語明石「声よき人に謡はせて我も時々ひやうし―・りて声打添へ給ふを」。「調子を―・る」 ②相撲をする。今昔物語集23「尻蹴くえむとする相撲すまいをも―・りて」。「もう一番―・る」 ③カルタとりをする。「カルタを―・る」 ➒関係する。 ①(主に「…に―・り(っ)て」の形で)…に関して。…の見地からは。源氏物語若菜上「身に―・りては事にもあるまじく思ひ給へ立ち侍る折々あるを」。「私に―・っては叔父に当たる」 ②なずらえる。たとえる。「人体に―・れば琵琶湖は臍へその孔」 ➓(連用形が他の動詞の上に付いて)直接手をくだしてその行為を行きとどいたものにする意を表す。転じて、語調を整えるのにも用いる。源氏物語椎本「年頃打忘れたりつる古への御事をさへ―・りかさねて、聞えやらむかたもなくおぼほれゐたり」。「式を―・り行う」「―・りいそぎ御返事申し上げます」 ◇広く一般には「取」、➋2のような採集・採取や➍のような採用・採択の意の場合に「採」、➊2には「捕」「獲」、➊4・9などでは「執」、➋2で収穫の場合に「穫」、➋7は「盗」、➋9で摂取の場合には「摂」も使う。また、➎4で写真・映画の場合は「撮る」と書き、録音・録画の場合は「録る」と書くこともある。 ⇒捕らぬ狸の皮算用 ⇒取りも敢えず ⇒取るに足りない ⇒取る物も取り敢えず

と・れる【取れる・捕れる】🔗🔉

と・れる取れる・捕れる】 〔自下一〕 ①取ることができる。 ②ついていたものが離れる。脱する。人情本、春色英対暖語「風呂へお這入り。左様すると汗が―・れて涼しくなるヨ」。「ボタンが―・れる」 ③熱などがなくなる。消える。浮世風呂2「ソシテよくしこりも―・れて乳口の明くお薬がございましたつけ」。「痛みが―・れる」 ④そのような意味に解釈される。「皮肉に―・れる表現」 ⑤ある状態が保たれる。「均斉の―・れた体」 ⑥収穫・捕獲がある。また、資源が得られる。「米がたくさん―・れる」「石油が―・れる」

ほ【捕】🔗🔉

】 野球の捕手の略。

ほ‐いつ【捕逸】🔗🔉

ほ‐いつ捕逸】 野球で、パスボールのこと。

ほ‐かく【捕獲】‥クワク🔗🔉

ほ‐かく捕獲‥クワク ①とらえること。いけどること。とりおさえること。 ②戦時、交戦国の軍艦が敵の船舶や貨物またはある種の中立船舶や中立貨物を公海または交戦国の領海内で拿捕だほすること。海上捕獲。 ⇒ほかく‐しんけんしょ【捕獲審検所】

ほかく‐しんけんしょ【捕獲審検所】‥クワク‥🔗🔉

ほかく‐しんけんしょ捕獲審検所‥クワク‥ 交戦国が、海上における捕獲の効力を確定するために設ける特別の裁判所。 ⇒ほ‐かく【捕獲】

ほ‐きゅう【捕球】‥キウ🔗🔉

ほ‐きゅう捕球‥キウ ボールをとること。野球で、打球・投球・送球などを捕らえること。

ほ‐げい【捕鯨】🔗🔉

ほ‐げい捕鯨】 クジラを捕獲すること。くじらとり。〈[季]冬〉。→国際捕鯨委員会⇒ほげい‐せん【捕鯨船】 ⇒ほげい‐ほう【捕鯨砲】

ほげい‐せん【捕鯨船】🔗🔉

ほげい‐せん捕鯨船】 クジラを捕獲するために専用の機械・装置を備えた船。キャッチャー‐ボート。〈[季]冬〉 ⇒ほ‐げい【捕鯨】

ほげい‐ほう【捕鯨砲】‥ハウ🔗🔉

ほげい‐ほう捕鯨砲‥ハウ 捕鯨船に装備した銛もりを撃つ砲。綱の一端に固着した銛を発射してクジラを捕獲するもの。 ⇒ほ‐げい【捕鯨】

ほ‐さつ【捕殺】🔗🔉

ほ‐さつ捕殺】 とらえてころすこと。

ほ‐ざん【捕斬】🔗🔉

ほ‐ざん捕斬】 とらえて斬り殺すこと。

ほ‐しゅ【捕手】🔗🔉

ほ‐しゅ捕手】 野球で、キャッチャーのこと。

ほ‐しゅう【捕囚】‥シウ🔗🔉

ほ‐しゅう捕囚‥シウ とらえること。とらえられた人。

ほ‐しゅう【捕集】‥シフ🔗🔉

ほ‐しゅう捕集‥シフ つかまえ集めること。

ほ‐じょう【捕縄】🔗🔉

ほ‐じょう捕縄】 罪人などを捕らえてしばるためのなわ。とりなわ。

ほ‐しょく【捕食】🔗🔉

ほ‐しょく捕食】 捕らえて食うこと。 ⇒ほしょく‐しゃ【捕食者】

ほしょく‐しゃ【捕食者】🔗🔉

ほしょく‐しゃ捕食者】 他種の生物(一般には動物)を捕食する生物。生態学の用語。↔被食者 ⇒ほ‐しょく【捕食】

ほ‐そく【捕捉】🔗🔉

ほ‐そく捕捉】 とらえること。つかまえること。「実態は―しがたい」「租税―率」

ほ‐だ【捕拿】🔗🔉

ほ‐だ捕拿】 とらえること。拿捕。

ほ‐ちゅう【捕虫】🔗🔉

ほ‐ちゅう捕虫】 虫むしをとらえること。 ⇒ほちゅう‐あみ【捕虫網】 ⇒ほちゅう‐よう【捕虫葉】

ほちゅう‐あみ【捕虫網】🔗🔉

ほちゅう‐あみ捕虫網】 昆虫の採集に用いる網。輪の縁に寒冷紗かんれいしゃなどの袋をつけ、棒の先に取り付けたもの。捕虫網もう⇒ほ‐ちゅう【捕虫】

ほちゅう‐よう【捕虫葉】‥エフ🔗🔉

ほちゅう‐よう捕虫葉‥エフ 昆虫を捕らえる役をする食虫植物の葉。 ⇒ほ‐ちゅう【捕虫】

ほ‐ばく【捕縛】🔗🔉

ほ‐ばく捕縛】 ①とらえてしばること。「泥棒を―する」 ②(→)小具足こぐそく3に同じ。

ほ‐ぼう【捕亡】‥バウ🔗🔉

ほ‐ぼう捕亡‥バウ ①にげるものをとらえること。 ②罪人をとらえること。また、その役。

ほ‐り【捕吏】🔗🔉

ほ‐り捕吏】 罪人をめしとる役人。とりかた。とりて。

ほ‐りょ【捕虜】🔗🔉

ほ‐りょ捕虜】 戦争などで敵に捕らえられた者。とりこ。俘虜ふりょ。「―収容所」

[漢]捕🔗🔉

 字形  筆順 〔手(扌)部7画/10画/常用/4265・4A61〕 〔音〕(漢) ブ(呉) 〔訓〕らえる・らわれる・る・つかまえる・つかまる [意味] 逃げるものを追いかけてつかまえる。とらえる。「捕獲・捕縛・逮捕・拿捕だほ・追捕ついぶ・ついほ」 [解字] 形声。「手」+音符「甫」(=ぴたりとつく)。手をめざす対象にぴたりとあてる意。

大辞林の検索結果 (49)

つかま・う【捕まふ・掴まふ】🔗🔉

つかま・う ツカマフ 【捕まふ・掴まふ】 (動ハ下二) ⇒つかまえる

つかま・える【捕まえる・掴まえる・捉まえる】🔗🔉

つかま・える ツカマヘル [0] 【捕まえる・掴まえる・捉まえる】 (動ア下一)[文]ハ下二 つかま・ふ 〔動詞「つかむ」に接尾語「ふ」の付いたものか〕 (1)逃げないようにとりおさえる。《捕》「トンボを―・える」「犯人を―・える」 (2)手でにぎって離さないようにする。《掴・捉》「子供の手を―・える」「風を―・えるような話」 (3)その場に留める。呼び止める。「廊下で―・えて立ち話する」「タクシーを―・える」 (4)(「…をつかまえて」の形で)…を相手にして。…に対して。「先輩を―・えて,『おい』とは何だ」 〔中世にはヤ行にも活用。[日葡]〕

つかま・る【捕まる・掴まる・捉まる】🔗🔉

つかま・る [0] 【捕まる・掴まる・捉まる】 (動ラ五[四]) (1)(逃げた者などが)とらえられる。《捕》「犯人が―・る」 (2)手でしっかりととりすがる。《掴・捉》「つり革に―・る」 (3)ひきとめられる。「いやなやつに―・ったよ」「タクシーが―・らない」 [可能] つかまれる

とら・う【捕らふ・捉ふ】🔗🔉

とら・う トラフ 【捕らふ・捉ふ】 (動ハ下二) ⇒とらえる

とら・える【捕(ら)える・捉える】🔗🔉

とら・える トラヘル [3] 【捕(ら)える・捉える】 (動ア下一)[文]ハ下二 とら・ふ 〔「取り敢(ア)ふ」の転か〕 (1)人や動物を取りおさえて逃げないようにする。つかまえる。「犯人を―・える」「獲物を―・える」「密漁船を―・える」 (2)手でしっかりつかむ。握る。「手を―・える」「レンブラントの絵に心を―・えられる」「逃げて入る袖を―・へ給へば/竹取」 (3)たまたま到来した好機などを自分のものとする。つかまえる。「チャンスを―・える」 (4)認識・把握する。(ア)ある部分を論議の対象として正面に据える。「言葉じりを―・える」「この点だけを―・えて評価を下すのはいかがか」(イ)本質・意義・特徴などを理解し把握する。つかむ。「特徴をよく―・えている似顔絵」「文章の要点を―・える」「真相を―・える」(ウ)映像・音などをはっきり確認する。「レーダーが―・えた台風の目」「電波を―・える」 (5)「…が(人)をとらえる」の形で,(人が)…の状態になる,…の状態に陥るの意を表す。翻訳文の影響を受けた表現。「恐怖心が彼女を―・えた」「疑惑の念が彼を―・えた」

とらま・える【捕まえる・捉まえる】🔗🔉

とらま・える トラマヘル [4][3] 【捕まえる・捉まえる】 (動ア下一) 〔「とらえる」と「つかまえる」とが混交した語〕 つかまえる。とらえる。「泥棒を―・える」

とらま・る【捕まる】🔗🔉

とらま・る 【捕まる】 (動ラ四) (1)取りおさえられる。「雷の正体を見たいものだ。どうしたら―・らう/咄本・譚嚢」 (2)つかまる。しっかり握る。「おれさへゐれば気遣ひない。しつかりおれに―・つてゐやれ/歌舞伎・独道中五十三駅」

とらわれ【囚われ・捕(ら)われ】🔗🔉

とらわれ トラハレ [4] 【囚われ・捕(ら)われ】 とらわれること。とりこ。「―の身」

とらわ・れる【囚われる・捕(ら)われる】🔗🔉

とらわ・れる トラハレル [4][0] 【囚われる・捕(ら)われる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 とらは・る (1)とらえられる。「獄窓に―・れる」「わが子の手に―・れて/保元(中)」 (2)感情や考えがあるものに拘束されて,自由な発想を妨げられる。こだわる。「過去の因習に―・れる」「先入観に―・れる」

とり-かた【捕り方】🔗🔉

とり-かた [4][3] 【捕り方】 (1)罪人を捕らえる方法。 (2)罪人を捕らえる役目の人。とりて。

とり-て【捕(り)手】🔗🔉

とり-て [3] 【捕(り)手】 罪人を召し取る人。また,その役人。捕吏(ホリ)。

とり-なわ【取(り)縄・捕(り)縄】🔗🔉

とり-なわ ―ナハ [0] 【取(り)縄・捕(り)縄】 (1)罪人を縛る縄。賊などを捕らえて縛るのに用いる麻縄。早縄。捕縄(ホジヨウ)。 (2)太刀の鞘(サヤ)に付けた組紐(クミヒモ)。刀を帯びるとき,腰に結び付けるもの。とりおび。あしお。

とり-もの【捕(り)物】🔗🔉

とり-もの [0] 【捕(り)物】 犯人を捕らえること。召しとること。「―の名人」「大―」

とりもの-ちょう【捕(り)物帳】🔗🔉

とりもの-ちょう ―チヤウ [0][4] 【捕(り)物帳】 (1)江戸時代,目明かしなどが犯人の捜査・逮捕などについて記したという覚え書き。捕り物控え。 (2)江戸時代を舞台とし,目明かしなどを主人公として,その活躍ぶりを描いた小説の称。「半七―」

とり-もの【捕(り)者】🔗🔉

とり-もの 【捕(り)者】 捕らえるべき罪人。

と・る【取る・執る・採る・捕る・撮る】🔗🔉

と・る [1] 【取る・執る・採る・捕る・撮る】 ■一■ (動ラ五[四]) 手に持つ。《取・執》 (1)離れているものを手でつかんで持つ。手で握る。「茶碗を手に―・って見る」「書棚の本を―・る」「ペンを―・る」 (2)手に持って使う。操作する。「船の舵(カジ)を―・る」 (3)つまんで上に引き上げる。「袴の股立ちを―・る」「着物の褄(ツマ)を―・る」 (4)手に入れる。自分のものにする。「政権を―・る」「損して得―・れ」 (5)処理する。仕事を進める。運用する。《執》「事務を―・る」「政務を―・る」 (6)保存する。残しておく。《取》「記念に―・っておく」「明日のおやつに半分―・っておく」 (7)かたく保持する。守る。「自説を―・って譲ろうとしない」 それまであった所から自分の側に移す。《取》 (1)手に取って自分のものとする。「お菓子を一つずつ―・る」「お釣りは―・っておいてください」 (2)集める。採集する。収穫する。《取・採》「きのこを―・る」「貝を―・る」「血を―・る」 〔農作物の場合は「穫る」とも書く〕 (3)捕らえる。つかまえる。捕獲する。《捕》「すずめを―・る」「蝶(チヨウ)を―・る」「マグロを―・る」「熊を―・る」 〔「獲る」とも書く。昆虫など小さな動物の場合は「採る」とも書く〕 (4)領有する。支配する。《取・執》「天下を―・る」「リーダーシップを―・る」「乾杯の音頭を―・る」「指揮を―・る」 (5)分けて移す。分けて自分のものとする。「料理を小皿に―・る」「分け前を―・る」 (6)報酬を得る。収入を得る。「高給を―・る」「月給を―・る」 (7)(「摂る」とも書く)体内に取りこむ。食べる。摂取する。「食事を―・る」「野菜を―・る」「ビタミンを―・る」 (8)体を休ませることをする。体に心地よいことをする。「睡眠を―・る」「休養を―・る」「暖を―・る」「木陰で涼を―・る」 (9)願い出て得る。請うて与えられる。(ア)休みをもらう。「休暇を―・る」「暇を―・る」(イ)許しを得る。「保健所の許可を―・る」「相手の了解を―・る」 (10)取引をまとめる。「注文を―・る」「契約を―・る」 (11)自分のところへ来させてあることをする。または,させる。(ア)注文して持って来させる。取り寄せて買う。「出前を―・る」「寿司を―・る」(イ)届けさせて定期的に継続して買う。「新聞を―・る」(ウ)呼び寄せる。呼んで療治をさせる。「あんまを―・る」 (12)迎え入れる。もらう。「息子に嫁を―・る」「弟子を―・る」 (13)権力によって強制的に集める。多く受け身の形で用いる。「息子を兵隊に―・られる」「徴用に―・られる」 (14)引き入れる。導き入れる。《取・採》「灌漑用水を―・る」「天窓から明かりを―・る」 (15)導く。案内する。「手を―・って教える」「馬の口を―・る」 (16)つながりを設ける。接触する。「連絡を―・る」「コンタクトを―・る」 (17)成績・資格などを得る。「良い成績を―・る」「学位を―・る」「賞を―・る」「運転免許を―・る」 (18)ある事や物の代わりにあずかる。「人質を―・る」「担保を―・る」 それまであった場所から別のところに移す。《取》 (1)不要なものや汚れなどを除く。取り去る。どける。「しみを―・る」「澱(オリ)を―・る」 (2)(「脱る」とも書く)身に付けていたものを外す。ぬぐ。「帽子を―・って挨拶(アイサツ)する」「眼鏡を―・る」 (3)付属品などを取り外す。「箱のふたを―・る」「本のカバーを―・る」 (4)体から苦痛や不快感を除く。「痛みを―・る」「疲れを―・る」 (5)人の所有物を自分のものにする。(ア)ある手段によって,他に属していたものを自分のほうに移す。うばう。「大手スーパーに客を―・られる」(イ)不法な手段で自分のものにする。盗む。うばう。「だまされて土地を―・られる」「財布を―・られる」 〔金品をぬすむ場合は「盗る」とも書く〕 (6)討ち果たす。殺す。また,首を切る。「命を―・る」「仇(カタキ)を―・る」「敵将の首を―・る」 (7)注意・関心などを引き付ける。「テレビに気を―・られる」「移り変わる景色に気を―・られる」 (8)自由な動きをうばう。「ぬかるみに足を―・られる」「スリップしてハンドルを―・られる」 (9)受け取る。徴収する。(ア)物やサービスの対価として相手から金銭を受け取る。「代金を―・る」「初診料を―・る」(イ)強制的に納めさせる。「税金を―・る」「賦課金を―・る」(ウ)契約や約束によって受けて納める。「家賃を―・る」「月謝を―・る」「手数料を―・る」 (10)将棋・カルタ・花札・トランプなどで,敵の駒やその場に出された札を,自分の持ち駒にしたり,自分の札としてうばう。「飛車を―・る」「切り札で―・る」 (11)スポーツの試合で,得点を得る。「初回に二点を―・る」「一本―・られる」 (12)(「とってもらう」「とってあげる」など授与を表す動詞の上に付いて)他の人のために物を持って渡す。「その胡椒(コシヨウ)を―・ってください」 (13)官位・財産などを召し上げる。没収する。「かく官爵(カンサク)を―・られず/源氏(須磨)」 身に負う。引き受ける。受け止める。《取》 (1)他より劣る評判や結果などを得る。「不覚を―・る」「若い者に引けを―・らない」「他社に後れを―・る」 (2)自分のするべきこととして引き受ける。《取・執》「責任を―・る」「仲介の労を―・る」 (3)芸・娼妓が,客を迎えて相手をする。「客を―・る」 (4)財産や家督を受け継ぐ。「跡を―・る」 (5)身に加わる。身に積み重なる。「年を―・る」「当年―・って二五歳」 (6)身に負わせる。課する。多く受け身の形で用いる。「反則を―・られる」「罰金を―・られる」 (7)(多く「…にとって」「…にとりて」の形で)…の身として。…の立場からすれば。「一介の研究者に―・って身に余る名誉」「反対派に―・ってじゃまな存在」 選び出す。選んで決める。 (1)よいものを選んで使う。すぐれているものを採用する。《採・取》「―・るべき唯一の方策」「どちらの方法を―・るべきだろう」 (2)人を採用する。《採》(ア)会社・組織などが,従業員を採用する。「新卒を―・る」「理科系から―・る」(イ)学校が学生・生徒を入学させる。「一学年一八〇人―・る」 (3)ある態度や行動様式を選んでそのようにする。《執》「毅然たる態度を―・る」「強硬な手段を―・る」「自由行動を―・る」 (4)進む方向を選び出して決める。選んでそちらへ行く。《取》「針路を北に―・る」「徳本(トクゴウ)峠を越えて上高地へと道を―・る」「学者への道を―・る」 (5)あるものを選んでそれに基づく。よりどころとする。《取》「史実に題材を―・った作品」 (6)みずからその下につく。仕える。《取》「主を―・る」「師を―・る」 (7)選び出す。選択する。「この二十八日になむ,舟に乗るべき日―・りたりければ/落窪 4」「クジヲ―・ル/日葡」 作り出す。ある形にしてとどめる。《取》 (1)あるものを原料にして何かを作り出す。《取・採》「大豆から油を―・る」「アオカビの一種から抗生物質を―・る」 (2)形を作る。形を似せて作る。「石膏で型を―・る」 (3)形を描き出す。「輪郭を―・る」「矛盾がさまざまな形を―・って表面化する」 (4)書き留める。「ノートに―・る」「控えを―・る」「メモを―・る」 (5)写す。(ア)写真を写す。《撮》「記念写真を―・る」「スナップを―・る」「映画を―・る」「レントゲンを―・る」(イ)音や映像を磁気テープなどに記録する。「演奏会の模様を録音に―・る」「野鳥の鳴き声をテープに―・る」「ビデオに―・っておいた映画を楽しむ」「コピーを―・る」 〔音を記録する場合は「録る」とも書く〕 (6)数値などを記録する。「データを―・る」「心電図を―・る」 数量や物事を知る。おしはかる。《取》 (1)数える。はかる。「数を―・る」「カウントを―・る」「寸法を―・る」「尺を―・る」「脈を―・る」 (2)数値を集めて計算する。「平均を―・る」「統計を―・る」 (3)人数などを確認する。「出席を―・る」「点呼を―・る」 (4)解釈する。推量する。理解する。受け取る。「悪く―・らないでほしい」「冗談を本気と―・られる」 (5)うまく釣り合って安定するようにする。「バランスを―・る」 (6)相手の気持ちに合うようにうまく扱う。「機嫌を―・る」「多少わるくなく―・られた事ゆゑ,自然足しげく通ふうち/当世書生気質(逍遥)」 場所や時間を占める。《取》 (1)場所を占める。場所を定めて落ち着く。「宿を―・る」「席を―・る」「会議室を―・る」「陣を―・る」 (2)場所を設ける。ある面積を占める。「書斎を広く―・る」「スペースを―・る」 (3)予約して場所を確保する。「指定券を―・る」「金曜の最終便を―・ってある」「特別席を―・る」 (4)時間や労力を必要とする。費やす。かかる。「準備に手間を―・る」「一時間ほど時間を―・ってくれないか」 (5)しつらえる。ふとんを敷く。「床(トコ)を―・る」 手・足・体などを動かす。ある動作をする。 (1)動きをととのえる。「拍子を―・る」「リズムを―・る」 (2)相撲やカルタなどをする。「横綱と一番―・る」「家族で百人一首を―・る」 (1)(「時にとって」「時にとりて」の形で)場合によって。時によって。「人,木石にあらねば,時に―・りて,物に感ずる事なきにあらず/徒然 41」 (2)たとえる。なぞらえる。「例に―・る」「このセクションは人間に―・ってみれば心臓に当たる部門だ」 〔「とれる」に対する他動詞〕 [可能] とれる ■二■ (動ラ下二) ⇒とれる [慣用] 上げ足を―・当たりを―・裏を―・遅れを―・垢離(コリ)を―・采(サイ)を―・鞘(サヤ)を―・質(シチ)に―・死に水を―・酌を―・陣を―・先(セン)を―・大事を―・手に手を―・手玉に―・年を―・中を―・引けを―・暇(ヒマ)を―・不覚を―・筆を―・脈を―・面を―/鬼の首を取ったよう・手に取るよう

と・れる【取れる・採れる・捕れる・撮れる】🔗🔉

と・れる [2] 【取れる・採れる・捕れる・撮れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 と・る □一□ (1)得られる。(ア)収穫・捕獲される。《取・捕》「畑で―・れたばかりのトマト」「この川で―・れたアユ」(イ)採掘・採集される。《採》「大豆からは油が―・れる」 (2)付いていたものが離れて落ちる。《取》「汚れが―・れる」「ワイシャツのボタンが―・れた」 (3)好ましくない状態が消える。なくなる。「疲れが―・れる」「痛みが―・れる」「熱が―・れる」 (4)許可が与えられる。《取》「ビザが―・れ次第出発します」 (5)写真が撮影される。《撮》「この写真はよく―・れていますね」 (6)解釈できる。理解される。《取》「この文章は二通りの意味に―・れる」 (7)調和した状態になる。うまく釣り合う。《取》「うまくバランスが―・れている」「均整の―・れた体」 (8)手間・時間がかかる。《取》「少し手間が―・れそうだから…」「時間が―・れる」 〔「取る」に対する自動詞〕 □二□〔「取る」の可能動詞〕 捕ることができる。《捕》「子供でも―・れるフライを落とす」

ほ-いつ【捕逸】🔗🔉

ほ-いつ [0] 【捕逸】 (名)スル 「捕手逸球」の略。パス-ボール。

ほ-かく【捕獲】🔗🔉

ほ-かく ―クワク [0] 【捕獲】 (名)スル (1)とらえること。いけどること。「動物を―する」 (2)国際法上,戦時に交戦国の軍艦が,相手国または中立国の船舶を一定の手続きに従いつかまえること。海上捕獲。

ほ-きゅう【捕球】🔗🔉

ほ-きゅう ―キウ [0] 【捕球】 (名)スル ボールをとること。特に野球で打球・投球・送球をとること。「フライを―する」

ほ-げい【捕鯨】🔗🔉

ほ-げい [0] 【捕鯨】 鯨を捕獲すること。1982年(昭和57)国際捕鯨委員会の年次会議で,86年以後の商業捕鯨禁止が決定。日本も88年4月から商業捕鯨を中止した。くじらとり。いさなとり。[季]冬。「―母船」

ほげい-せん【捕鯨船】🔗🔉

ほげい-せん [0] 【捕鯨船】 鯨をとるための特別の装置・用具を備えつけた船。普通,捕鯨砲を備えたキャッチャー-ボートをいう。

ほげい-ほう【捕鯨砲】🔗🔉

ほげい-ほう ―ハウ [2] 【捕鯨砲】 キャッチャー-ボートの船首に装備され,綱をつけた銛(モリ)を火薬で打ち出す砲。

ほ-さつ【捕殺】🔗🔉

ほ-さつ [0] 【捕殺】 (名)スル つかまえて殺すこと。「野犬を―する」

ほ-しゅ【捕手】🔗🔉

ほ-しゅ [1] 【捕手】 野球で,本塁の後方にいて投手が投げる球を受け,また,本塁を守る選手。キャッチャー。

ほ-しゅう【捕囚】🔗🔉

ほ-しゅう ―シウ [0] 【捕囚】 とらわれること。とらわれ。「―の身の上」「バビロン―」

ほ-じょう【捕縄】🔗🔉

ほ-じょう [0] 【捕縄】 罪人の護送や犯人の逮捕の際などに用いるなわ。とりなわ。

ほ-しょく【捕食】🔗🔉

ほ-しょく [0] 【捕食】 (名)スル 生物が他の生物をつかまえてたべること。「昆虫などを―する動物」

ほしょく-しゃ【捕食者】🔗🔉

ほしょく-しゃ [3][2] 【捕食者】 生物界で,他種の生物を捕食する生物。

ほしょく-れんさ【捕食連鎖】🔗🔉

ほしょく-れんさ [4] 【捕食連鎖】 食物連鎖のうち,生きている生物を殺して食う連鎖。 →食物連鎖

ほ-そく【捕捉】🔗🔉

ほ-そく [0] 【捕捉】 (名)スル つかまえること。とらえること。「敵を―する」「津田は其意味を―するに苦しんだ/明暗(漱石)」

ほ-だ【捕拿】🔗🔉

ほ-だ [1] 【捕拿】 (名)スル とりおさえること。拿捕。「一の黒人を―することの案件起れり/西国立志編(正直)」

ほ-ちゅう【捕虫】🔗🔉

ほ-ちゅう [0] 【捕虫】 虫をつかまえること。

ほちゅう-あみ【捕虫網】🔗🔉

ほちゅう-あみ [2] 【捕虫網】 昆虫をつかまえるための網。網袋をはめた輪状の枠に長い柄をつけたもの。ほちゅうもう。

ほちゅう-よう【捕虫葉】🔗🔉

ほちゅう-よう ―エフ [2] 【捕虫葉】 粘液などを分泌し,虫を捕らえる役をする食虫植物の葉。モウセンゴケ・ムシトリスミレなどの葉。

ほ-ばく【捕縛】🔗🔉

ほ-ばく [0] 【捕縛】 (名)スル つかまえて縄をかけること。「犯人を―する」

ほ-り【捕吏】🔗🔉

ほ-り [1] 【捕吏】 罪人をつかまえる役人。とりて。

ほ-りょ【捕虜】🔗🔉

ほ-りょ [1] 【捕虜】 戦争などで,敵に捕らえられた者。とりこ。俘虜(フリヨ)。

とらえる【捕える】(和英)🔗🔉

とらえる【捕える】 catch;→英和 take[get]hold of;seize;→英和 arrest (逮捕);→英和 capture (捕獲);→英和 grasp(意味を).→英和

とらわれ【捕われの身となる】(和英)🔗🔉

とらわれ【捕われの身となる】 be imprisoned;become a captive[prisoner].→英和

とらわれる【捕われる】(和英)🔗🔉

とらわれる【捕われる】 be caught[captured,arrested,imprisoned];be prejudiced[biased](思想・習慣に).捕われた考え conventional[prejudiced,biased]ideas.

とりなわ【捕縄】(和英)🔗🔉

とりなわ【捕縄】 a policeman's rope.

とりもの【捕物】(和英)🔗🔉

とりもの【捕物】 an arrest.→英和 捕物帳 a detective story.

ほかく【捕獲】(和英)🔗🔉

ほかく【捕獲】 capture.→英和 〜する capture;catch.→英和 ‖捕獲高 a catch.

ほげい【捕鯨】(和英)🔗🔉

ほげい【捕鯨】 whale fishing.‖捕鯨船 a whaler.捕鯨砲 a harpoon gun.

ほしゅ【捕守】(和英)🔗🔉

ほしゅ【捕守】 《野》a catcher.→英和

ほそく【捕捉する】(和英)🔗🔉

ほそく【捕捉する】 catch;→英和 catch up with.

ほばく【捕縛(する)】(和英)🔗🔉

ほばく【捕縛(する)】 arrest

ほりょ【捕虜】(和英)🔗🔉

ほりょ【捕虜】 a prisoner of war;a captive.→英和 〜にする takeprisoner.‖捕虜収容所 a prison camp.

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