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広辞苑の検索結果 (32)

ごく【獄】🔗🔉

ごく】 囚人を束縛してとめておく所。ろうや。ひとや。

ごく‐あん【獄案】🔗🔉

ごく‐あん獄案】 裁判の調書。

ごく‐い【獄衣】🔗🔉

ごく‐い獄衣】 刑務所で服役中の囚人の着る服。囚人服。

ごく‐し【獄司】🔗🔉

ごく‐し獄司】 牢獄の事をつかさどる役人。牢役人。

ごく‐し【獄死】🔗🔉

ごく‐し獄死】 牢獄中で死ぬこと。牢死。

ごく‐しゃ【獄舎】🔗🔉

ごく‐しゃ獄舎】 牢獄の建物。牢屋。ひとや。「―につながれる」

ごく‐しゅう【獄囚】‥シウ🔗🔉

ごく‐しゅう獄囚‥シウ 獄舎に囚われている罪人。

ごく‐しゅう【獄衆】🔗🔉

ごく‐しゅう獄衆】 獄舎にいる囚人たち。宇治拾遺物語12「―に与へけり」

ごく‐しょ【獄所】🔗🔉

ごく‐しょ獄所】 牢屋。獄屋。ごくそ。

ごく‐しょう【獄訟】🔗🔉

ごく‐しょう獄訟】 うったえ。訴訟。訴獄。

ごく‐じょう【獄定】‥ヂヤウ🔗🔉

ごく‐じょう獄定‥ヂヤウ 入獄と決定すること。平家物語1「神輿しんよ射奉りし武士六人―ぜらる」

ごく‐そ【獄所】🔗🔉

ごく‐そ獄所⇒ごくしょ

ごく‐そう【獄窓】‥サウ🔗🔉

ごく‐そう獄窓‥サウ 牢屋のまど。また、獄舎。「―につながれる」

ごく‐そく【獄則】🔗🔉

ごく‐そく獄則】 獄舎内の規則。

ごく‐そつ【獄卒】🔗🔉

ごく‐そつ獄卒】 ①〔仏〕地獄で亡者を呵責するという鬼。 ②獄囚を取り扱う下級の役人。獄丁。 ③義理・人情を解さない人をののしっていう語。

ごく‐ちゅう【獄中】🔗🔉

ごく‐ちゅう獄中】 獄屋の中。牢屋の中。

ごく‐てい【獄丁】🔗🔉

ごく‐てい獄丁】 牢屋の役人。獄卒。

ごく‐どう【極道・獄道】‥ダウ🔗🔉

ごく‐どう極道・獄道‥ダウ ①悪事を行うこと。また、その人。浄瑠璃、曾我七以呂波「やい―の祐経め、おのれは曾我殿原が親の敵たる故」 ②放蕩をすること。また放蕩者。浄瑠璃、長町女腹切「彼の様な―と腐り合うたお花が行末、流浪は知れたこと」 ③人をののしっていう語。浄瑠璃、鎌倉三代記「―めらと叱られて」 ⇒ごくどう‐もの【極道者・獄道者】

ごくどう‐もの【極道者・獄道者】‥ダウ‥🔗🔉

ごくどう‐もの極道者・獄道者‥ダウ‥ 極道な者。多く、人をののしっていうのに用いる。 ⇒ごく‐どう【極道・獄道】

ごく‐ない【獄内】🔗🔉

ごく‐ない獄内】 牢屋のうち。獄中。

ごく‐もり【獄守】🔗🔉

ごく‐もり獄守】 牢屋番。平家物語5「文覚存ずる旨あつて―に乞うて」

ごく‐もん【獄門】🔗🔉

ごく‐もん獄門】 ①獄屋の門。 ②斬罪に処せられた囚人の首を獄屋の門にさらすこと。江戸時代には刑名となり、刑場または犯罪地にさらした。さらしくび。梟首きょうしゅ。 ③人をののしっていう語。浄瑠璃、心中天の網島「や、がんだうめ、や、―め」 ⇒ごくもん‐くび【獄門首】 ⇒ごくもん‐だい【獄門台】 ⇒ごくもん‐ばしら【獄門柱】 ⇒獄門に懸ける

ごくもん‐くび【獄門首】🔗🔉

ごくもん‐くび獄門首】 獄門にさらした首。 ⇒ごく‐もん【獄門】

ごくもん‐だい【獄門台】🔗🔉

ごくもん‐だい獄門台】 さらし首をのせる台。 ⇒ごく‐もん【獄門】 ○獄門に懸けるごくもんにかける さらし首にする。 ⇒ごく‐もん【獄門】

○獄門に懸けるごくもんにかける🔗🔉

○獄門に懸けるごくもんにかける さらし首にする。 ⇒ごく‐もん【獄門】 ごくもん‐ばしら獄門柱】 獄門台の柱。 ⇒ごく‐もん【獄門】 こく‐や穀屋】 米・麦・大豆・小豆などの穀物の売買を業とする人。米穀店。 ごく‐や獄屋】 罪人を入れておく所。ひとや。牢屋。 こく‐やく国役⇒くにやく こく‐やく国訳】 外国語を国語に翻訳すること。日本語訳。 ごく‐やす極安】 非常に安いこと。「―の品」 こく‐ゆ告諭】 告げさとすこと。言いきかせること。また、そのことば。 こく‐ゆ黒油】 重油のこと。→白油 こく‐ゆう国有‥イウ 国家の所有。「―地」 ⇒こくゆう‐ざいさん【国有財産】 ⇒こくゆう‐てつどう【国有鉄道】 ⇒こくゆう‐りん【国有林】 こくゆう‐ざいさん国有財産‥イウ‥ 広義には国の所有に属するすべての財産をいい、狭義には国有財産法に定める国有の不動産・動産・各種権利をいう。 ⇒こく‐ゆう【国有】 こくゆう‐てつどう国有鉄道‥イウ‥ダウ 国家が設備を所有する鉄道。→日本国有鉄道⇒こく‐ゆう【国有】 こくゆう‐りん国有林‥イウ‥ 国家の所有に属する森林・原野。林野庁所管の国有林は国有林野法(1899年公布、1951年全面改正)の適用を受け、国立大学法人の演習林は国有財産法などの適用を受ける。 ⇒こく‐ゆう【国有】 こく‐よう国用】 国家の費用。国費。 こくよう‐せき黒曜石‥エウ‥ 火山岩の一種。灰色ないし黒色で、半透明、ガラス光沢に富む。断口は貝殻状。流紋岩質のものが多い。石器の材料。装飾用・印材・文鎮・硯などとする。黒曜岩。 こくら小倉】 ①福岡県北東部の旧市名。1963年、他の4市と合併して北九州市となり、小倉北区・小倉南区はその行政区名。もと小笠原氏15万石の城下町。北九州工業地帯の一部で、機械・製鋼・陶器・ソーダなど重化学工業が盛ん。 ②小倉織の略。 ⇒こくら‐おり【小倉織】 ⇒こくら‐だち【小倉裁ち】 ⇒こくら‐ふくじ【小倉服地】 こくら 〔接尾〕 (古くはコグラ)互いに競う意を表す。くら(競)。ごっこ。狂言、伯養「走り―を致しませうが」 こく‐らい黒癩】 皮膚が黒くなる癩。↔白癩びゃくらい こ‐ぐら・い小暗い】 〔形〕[文]こぐら・し(ク) 少し暗い。うすぐらい。ほのぐらい。おぐらい。蜻蛉日記「―・くなりぬれば、鵜舟どもかがり火さしともしつつ」 こくら‐おり小倉織】 経糸たていとを密にし、緯糸よこいとを太くして博多はかた織のように織った綿織物。小倉地方の産。帯地・袴はかま地・学生服地とする。 ⇒こくら【小倉】 こ‐くらがり小暗がり】 少し暗いこと。また、その場所。 こ‐くらがり木暗がり】 樹などが茂って暗いこと。また、その場所。木の下闇。こぐれ。 こぐらか・る 〔自五〕 乱れからまる。こんぐらかる。こんがらかる。 ごく‐らく極楽】 〔仏〕(梵語Sukhāvatī) ①阿弥陀仏の居所である浄土。西方十万億土を経た所にあり、全く苦患くげんのない安楽な世界で、阿弥陀仏が常に説法している。念仏行者は死後ここに生まれるという。極楽浄土・安養浄土・西方浄土・安楽世界・浄土など、多くの異称がある。日本霊異記「庶ねがはくは、地を掃はらひて共に西方の―に生れ」。宇治拾遺物語5「ひとへに―をねがふ」 ②きわめて安楽な場所や境遇。「聞いて―見て地獄」 ⇒ごくらく‐あんよう‐じょうど【極楽安養浄土】 ⇒ごくらく‐おうじょう【極楽往生】 ⇒ごくらく‐おとし【極楽落し】 ⇒ごくらく‐かい【極楽界】 ⇒ごくらく‐じょうど【極楽浄土】 ⇒ごくらく‐せかい【極楽世界】 ⇒ごくらく‐ちょう【極楽鳥】 ⇒ごくらく‐ちょう‐か【極楽鳥花】 ⇒ごくらく‐とんぼ【極楽蜻蛉】 ⇒ごくらく‐なわ【極楽縄】 ⇒ごくらく‐の‐あまりかぜ【極楽の余風】 ⇒ごくらく‐の‐うてな【極楽の台】 ⇒ごくらく‐の‐とうもん【極楽の東門】 ⇒ごくらく‐の‐ねがい【極楽の願い】 ⇒ごくらく‐の‐むかえ【極楽の迎え】 ⇒ごくらく‐まんだら【極楽曼荼羅】 ⇒極楽願うより地獄作るな ごくらく‐あんよう‐じょうど極楽安養浄土‥ヤウジヤウ‥ (→)極楽に同じ。 ⇒ごく‐らく【極楽】 ごくらく‐おうじょう極楽往生‥ワウジヤウ ①この世を去って極楽に生まれること。浄土往生。 ②安らかに死ぬこと。大往生。 ⇒ごく‐らく【極楽】 ごくらく‐おとし極楽落し】 鼠おとしの一つ。金属製籠状で、中に餌を下げ、鼠が入ると入口の戸が閉じ、鼠を傷つけずに捕らえる装置。↔地獄落し。 ⇒ごく‐らく【極楽】 ごくらく‐かい極楽界(→)極楽に同じ。 ⇒ごく‐らく【極楽】 ごくらく‐じ極楽寺】 鎌倉市にある真言律宗の寺。奈良西大寺の末寺。1259年(正元1)北条重時建立。もと浄土系寺院だったが、1267年(文永4)忍性にんしょう止住以降は真言律宗。 極楽寺 撮影:関戸 勇 ⇒ごくらくじ‐ざか【極楽寺坂】 ごくらくじ‐ざか極楽寺坂】 鎌倉七口の一つ。鎌倉市街西端の坂ノ下から同市極楽寺門前に通ずる坂路。極楽寺の切通きりどおし⇒ごくらく‐じ【極楽寺】 ごくらく‐じょうど極楽浄土‥ジヤウ‥ (→)極楽に同じ。 ⇒ごく‐らく【極楽】 ごくらく‐せかい極楽世界(→)極楽に同じ。 ⇒ごく‐らく【極楽】 ごくらく‐ちょう極楽鳥‥テウ 風鳥ふうちょうの別称。 ⇒ごく‐らく【極楽】 ごくらく‐ちょう‐か極楽鳥花‥テウクワ 〔植〕ストレリチアの和名。 ⇒ごく‐らく【極楽】 ごくらく‐とんぼ極楽蜻蛉】 うわついたのんき者をののしっていう語。 ⇒ごく‐らく【極楽】 ごくらく‐なわ極楽縄‥ナハ (東北・北陸地方で)死者を竪棺に納める際、首と膝とを結ぶ縄。不浄縄。 ⇒ごく‐らく【極楽】

ごくもん‐ばしら【獄門柱】🔗🔉

ごくもん‐ばしら獄門柱】 獄門台の柱。 ⇒ごく‐もん【獄門】

ごく‐や【獄屋】🔗🔉

ごく‐や獄屋】 罪人を入れておく所。ひとや。牢屋。

ごく‐り【獄吏】🔗🔉

ごく‐り獄吏】 監獄の役人。囚人を取り扱う役人。

ごく‐り【獄裡】🔗🔉

ごく‐り獄裡】 獄屋の内。獄中。獄内。

ごっ‐かん【獄官】ゴククワン🔗🔉

ごっ‐かん獄官ゴククワン 牢獄の事をつかさどる役人。

ひと‐や【人屋・獄・囚獄】🔗🔉

ひと‐や人屋・獄・囚獄】 罪人を捕らえて押しこめておく屋舎。牢屋ろうや。獄ごく。宇治拾遺物語4「―に七度ぞ入りける」 ⇒ひとや‐の‐つかさ【囚獄司】

[漢]獄🔗🔉

 字形  筆順 〔犬(犭)部11画/14画/常用/2586・3976〕 〔音〕ゴク(呉) 〔訓〕ひとや [意味] ①罪人をとじこめておく所。ろうや。「獄に下る」「獄舎・獄死・牢獄ろうごく・地獄」 ②裁判(事件)。「疑獄・獄訟」 [解字] 会意。「犬」+「犬」+「言」。二匹の犬がいがみ合う、転じて、訴えて言い争う意。は異体字。 [下ツキ 監獄・疑獄・禁獄・下獄・地獄・出獄・大獄・脱獄・断獄・典獄・投獄・入獄・破獄・煉獄・牢獄

大辞林の検索結果 (29)

ごく【獄】🔗🔉

ごく [1] 【獄】 (1)囚人を監禁しておくところ。牢獄。ごくや。ひとや。「―にくだる」 (2)さばき。判決。「―を断ずる法律家になるにも/舞姫(鴎外)」

ごく-い【獄衣】🔗🔉

ごく-い [1] 【獄衣】 服役中の囚人の着る衣服。囚人服。

ごく-し【獄司】🔗🔉

ごく-し [1] 【獄司】 監獄の事務をつかさどる役人。牢役人。

ごく-し【獄死】🔗🔉

ごく-し [0] 【獄死】 (名)スル 監獄の中で死ぬこと。牢死。

ごく-しゃ【獄舎】🔗🔉

ごく-しゃ [1] 【獄舎】 囚人を監禁しておく建物。牢獄(ロウゴク)。

ごく-しゅう【獄囚】🔗🔉

ごく-しゅう ―シウ [0] 【獄囚】 牢獄(ロウゴク)に入れられている罪人。

ごく-しょ【獄所】🔗🔉

ごく-しょ [1] 【獄所】 囚人を入れておく所。牢獄。牢屋。

ごく-じょう【獄定】🔗🔉

ごく-じょう ―ヂヤウ 【獄定】 入獄の刑に決定すること。「神輿(シンヨ)射奉りし武士六人―ぜらる/平家 1」

ごく-そう【獄窓】🔗🔉

ごく-そう ―サウ [0] 【獄窓】 牢獄の窓。また,牢獄のなか。獄中。

ごく-そく【獄則】🔗🔉

ごく-そく [0] 【獄則】 牢獄内での規則。

ごく-そつ【獄卒】🔗🔉

ごく-そつ [0] 【獄卒】 (1)牢獄で,囚人の取り締まりにあたる下級の役人。獄丁(ゴクテイ)。 (2)〔仏〕 地獄で,亡者を責めさいなむ鬼。 (3)義理や人情を解さぬ人をののしっていう語。「天罰しらぬ―め/浄瑠璃・布引滝」

ごく-ちゅう【獄中】🔗🔉

ごく-ちゅう [0] 【獄中】 牢獄のなか。刑務所のなか。獄内。

ごく-てい【獄丁】🔗🔉

ごく-てい [0] 【獄丁】 囚人を監督する役人。獄卒。

ごく-どう【極道・獄道】🔗🔉

ごく-どう ―ダウ [2] 【極道・獄道】 (名・形動)[文]ナリ (1)悪事や酒色・ばくちにふけること。品行・素行のおさまらないさま。「―な息子」「―の限りをつくす」 (2)人をののしっていう語。

ごくどう-もの【極道者・獄道者】🔗🔉

ごくどう-もの ―ダウ― [0][6] 【極道者・獄道者】 極道にふける人。また,そのような人をののしっていう語。

ごく-ない【獄内】🔗🔉

ごく-ない [2] 【獄内】 牢獄・監獄の中。獄中。

ごく-もり【獄守(り)】🔗🔉

ごく-もり [0] 【獄守(り)】 牢獄の番人。獄卒。

ごく-もん【獄門】🔗🔉

ごく-もん [0] 【獄門】 (1)牢獄の門。 (2)〔斬罪になった囚人の首を(1)にさらしたことから〕 江戸時代の刑罰の一。斬首のうえ,その首を一定の場所または悪事をした場所にさらすこと。獄門台にのせ,そばに罪状を記した立て札を立てた。梟首(キヨウシユ)。晒首(サラシクビ)。

ごくもん=に懸(カ)・ける🔗🔉

――に懸(カ)・ける 犯罪者を処刑し,その首をさらす。

ごくもん-くび【獄門首】🔗🔉

ごくもん-くび [3] 【獄門首】 獄門に処せられた人の首。さらし首。

ごくもん-だい【獄門台】🔗🔉

ごくもん-だい [0] 【獄門台】 さらし首をのせるための台。

ごく-や【獄屋】🔗🔉

ごく-や [1] 【獄屋】 罪人を入れておく所。牢屋。牢獄。

ごく-り【獄吏】🔗🔉

ごく-り [1] 【獄吏】 監獄の役人。

ごく-り【獄裡・獄裏】🔗🔉

ごく-り [1] 【獄裡・獄裏】 牢獄の内。獄中。獄内。

ごっ-かん【獄官】🔗🔉

ごっ-かん ゴククワン [0] 【獄官】 牢獄の役人。獄吏。

ひと-や【獄・人屋・囚獄】🔗🔉

ひと-や [0] 【獄・人屋・囚獄】 とらえた罪人をおしこめておく建物。牢屋。牢獄。

ごく【獄】(和英)🔗🔉

ごく【獄】 a prison;→英和 a jail.→英和 〜に投じる throw[put]into prison.

ごくし【獄死する】(和英)🔗🔉

ごくし【獄死する】 die in prison.

ごくちゅう【獄中に[で]】(和英)🔗🔉

ごくちゅう【獄中に[で]】 in prison.

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