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広辞苑の検索結果 (26)

き‐えんさん【希塩酸・稀塩酸】🔗🔉

き‐えんさん希塩酸・稀塩酸】 水をまぜて希薄にした塩酸。

き‐ガス【希ガス・稀ガス】🔗🔉

き‐ガス希ガス・稀ガス】 (rare gas)周期表18族のヘリウム・ネオン・アルゴン・クリプトン・キセノン・ラドンの総称。化学的に不活発で他の元素と化合する傾向をもたない。ただし、キセノン、クリプトンおよびラドンは弗素ふっそなどと化合物をつくる。微量ながら空気中に含まれ、あるいは天然ガス中に存在。貴ガス。不活性気体。→周期表(表)

き‐げんそ【希元素・稀元素】🔗🔉

き‐げんそ希元素・稀元素】 地球上で希少な存在と考えられた元素の総称。希ガス・希土類元素・白金族元素・チタン・モリブデン・ウランなど。

き‐こう【稀覯・希覯】🔗🔉

き‐こう稀覯・希覯】 (「覯」は、思いがけなく会う意)容易には見られないこと。 ⇒きこう‐ぼん【稀覯本】

きこう‐ぼん【稀覯本】🔗🔉

きこう‐ぼん稀覯本】 初版本・限定本や古書などで、比較的世間に流布るふされていることの少ない書物。稀本。稀書。 ⇒き‐こう【稀覯・希覯】

き‐しゃく【希釈・稀釈】🔗🔉

き‐しゃく希釈・稀釈】 溶液にさらに溶媒を加えてうすめること。 ⇒きしゃく‐ど【希釈度】 ⇒きしゃく‐ねつ【希釈熱】

き‐しょ【稀書・希書】🔗🔉

き‐しょ稀書・希書】 古写本・古刊本または限定版などたやすく手に入らない珍しい書物。稀覯きこう本。

き‐しょう【希少・稀少】‥セウ🔗🔉

き‐しょう希少・稀少‥セウ まれで少ないこと。「―な存在」 ⇒きしょう‐かち【希少価値】 ⇒きしょう‐きんぞく【希少金属】

き‐せい【希世・稀世】🔗🔉

き‐せい希世・稀世】 世間にめずらしいこと。世にまれなこと。世に少ないこと。「―の英雄」

き‐そ【稀疎】🔗🔉

き‐そ稀疎】 まれでまばらなこと。

き‐たい【希代・稀代】🔗🔉

き‐たい希代・稀代】 (キダイとも) ①世にまれなこと。珍しいこと。平家物語10「天竺・震旦はしらず、我朝には―のためしなり」。「―の豪の者」 ②あやしむべきこと。不思議なこと。御伽草子、物くさ太郎「かかる―のことはなし」。「―なことを言う」 ⇒きたい‐えん【希代縁】 ⇒きたい‐ふしぎ【希代不思議】 ⇒きたい‐みもん【希代未聞】

き‐どるい‐げんそ【希土類元素・稀土類元素】🔗🔉

き‐どるい‐げんそ希土類元素・稀土類元素】 (rare earth elements)周期表3族のうちスカンジウムとイットリウムにランタノイドを加えた17元素の総称。性質はいずれも酷似し、天然に相伴って産出し相互に分離し難い。最初、比較的希な鉱物から得られた酸化物から分離されたのでこう命名されたが、地殻中の存在量は希少ではない。ただし、61番元素のプロメチウムPmだけは天然に存在しない放射性の元素である。→周期表(表) ○木戸を突かれるきどをつかれる 興行場で、(無料で、または無断で入ろうとして)入場を拒まれる。 ⇒き‐ど【木戸】

きねや【稀音家】🔗🔉

きねや稀音家】 長唄の芸姓。3世杵屋勘五郎の別号に始まる。 ⇒きねや‐じょうかん【稀音家浄観】

きねや‐じょうかん【稀音家浄観】‥ジヤウクワン🔗🔉

きねや‐じょうかん稀音家浄観‥ジヤウクワン 長唄三味線方。(2世)初世(1839〜1917)の子。本名、杉本金太郎。前名、3世杵屋六四郎。東京音楽学校教授。4世吉住小三郎と長唄研精会を創設、演奏会形式の長唄の発展に貢献。「横笛」「熊野ゆや」などを作曲。文化勲章。(1874〜1956) 稀音家浄観 撮影:田沼武能 ⇒きねや【稀音家】

き‐はく【希薄・稀薄】🔗🔉

き‐はく希薄・稀薄】 液体の濃度、または気体の密度の小さいこと。また一般に、少なく薄いこと。「空気が―な山地」「人情が―だ」↔濃厚

き‐りゅうさん【希硫酸・稀硫酸】‥リウ‥🔗🔉

き‐りゅうさん希硫酸・稀硫酸‥リウ‥ 水をまぜて希薄にした硫酸。

け‐う【希有・稀有】🔗🔉

け‐う希有・稀有】 ①めったにないこと。まれにあること。「―な出来事」 ②ふしぎなこと。奇異なこと。源氏物語手習「いと怪しく―の事をなむ見給ふべし」 ⇒希有にして

まれ【稀・希】🔗🔉

まれ稀・希】 ①多くないさま。しげくないさま。源氏物語須磨「海士あまの家だに―になむ」 ②めったにないさま。めずらしいさま。「―に見る才能」

まれ‐おとこ【稀男】‥ヲトコ🔗🔉

まれ‐おとこ稀男‥ヲトコ まれな好男子。

まれ‐ごと【稀事】🔗🔉

まれ‐ごと稀事】 まれにあること。めずらしいこと。

まれ‐ばれ【稀稀】🔗🔉

まれ‐ばれ稀稀】 〔副〕 たまたま。ちょうど。日葡辞書「マレバレ。また、マレマレ」

まれ‐まれ【稀稀】🔗🔉

まれ‐まれ稀稀】 〔名・副〕 甚だまれなこと。ごくたまに。たまたま。伊勢物語「―かの高安に来て見れば」

まれ‐もの【稀物】🔗🔉

まれ‐もの稀物】 世にたぐいまれな、すぐれた品物。めずらしいもの。珍品。尾崎紅葉、紅子戯語「総て想像から生みだした奴に―がある」

まれ‐もの【稀者】🔗🔉

まれ‐もの稀者】 その道にかけてたぐいまれな人。好色二代男「―集つて」

まれ‐ら【稀ら】🔗🔉

まれ‐ら稀ら】 (ラは接尾語)まれ。拾遺和歌集雑賀「世に―なる種ぞと思へば」

[漢]稀🔗🔉

 字形 〔禾部7画/12画/人名/2109・3529〕 〔音〕キ(漢) ケ(呉) 〔訓〕まれ [意味] ①まばら。まれ。「稀少・稀有けう・古稀」 ②濃度がうすい。「稀薄・稀釈・稀塩酸」 ▷現代表記では「希」と書く。

大辞林の検索結果 (27)

き-げんそ【希元素・稀元素】🔗🔉

き-げんそ [2] 【希元素・稀元素】 地球上には非常にまれにしか存在しないと考えられていた元素。希ガス・希土類元素・チタン・白金族元素・ウランなど。希有元素。

き-こう【稀覯・希覯】🔗🔉

き-こう [0] 【稀覯・希覯】 〔「覯」は見るの意〕 めったに見られないこと。「―の古書」

きこう-ぼん【稀覯本】🔗🔉

きこう-ぼん [0] 【稀覯本】 めったにない珍しい本。古写本・古刊本・限定出版本などのため,数がきわめて少ない本。稀覯書。稀書。珍本。

き-しゃく【希釈・稀釈】🔗🔉

き-しゃく [0] 【希釈・稀釈】 (名)スル 溶液をその溶媒で薄め,濃度を減少させること。

き-しょ【希書・稀書】🔗🔉

き-しょ [1][2] 【希書・稀書】 容易に手に入らぬ本。稀覯本(キコウボン)。

き-しょう【希少・稀少】🔗🔉

き-しょう ―セウ [0] 【希少・稀少】 (名・形動)[文]ナリ きわめてまれで少ない・こと(さま)。

き-せい【希世・稀世】🔗🔉

き-せい [0][2] 【希世・稀世】 世にもまれなこと。世間にめったにないほどすぐれていること。希代。「―の英雄」

き-そ【稀疎】🔗🔉

き-そ [2] 【稀疎】 (名・形動ナリ) まばらで少ない・こと(さま)。「或は頻数なる有り或は―なる有り/三酔人経綸問答(兆民)」

き-たい【希代・稀代】🔗🔉

き-たい [0][1] 【希代・稀代】 (名・形動)[文]ナリ 〔「きだい」とも〕 (1)世にまれなこと。めったにないこと。また,そのさま。「―の悪人」「―だ。あれは感心な堅い娘だ/真景累ヶ淵(円朝)」 (2)不思議なこと。奇怪なこと。また,そのさま。「―なこともあるものだ」「誠に不思議,これは―だ/怪談牡丹灯籠(円朝)」

きどるい-げんそ【希土類元素・稀土類元素】🔗🔉

きどるい-げんそ [5] 【希土類元素・稀土類元素】 〔rare earth elements〕 スカンジウム・イットリウムおよびランタノイド諸元素の計一七の元素の総称。化学的性質が酷似し,天然に相伴って存在する。研磨材・高性能磁石・蛍光体などに必需のもので,各種製品の新素材として利用。日本ではすべて外国からの輸入。 →ランタノイド

きねや【稀音家】🔗🔉

きねや 【稀音家】 長唄三味線方の家名。一一世杵屋六左衛門が稀音家照海と名乗ったのにちなむ。明治時代,六世杵屋三郎助が稀音家浄観(初世)と改名し,その子三世杵屋六四郎が1926年(大正15)二世を継いで独立し,以降その門弟も稀音家と改姓。

きねや-じょうかん【稀音家浄観】🔗🔉

きねや-じょうかん ―ジヤウクワン 【稀音家浄観】 (二世)(1874-1956) 長唄三味線方。東京生まれ。長唄研精会を創立。「熊野(ユヤ)」「元寇」などを作曲。

き-はく【希薄・稀薄】🔗🔉

き-はく [0] 【希薄・稀薄】 (名・形動)[文]ナリ (1)気体の密度や液体の濃度のうすい・こと(さま)。 ⇔濃厚 「高度が増すと空気が―になる」 (2)乏しいこと。欠ける・こと(さま)。「熱意が―な人」「内容が―だ」 [派生] ――さ(名)

き-ゆう【希有・稀有】🔗🔉

き-ゆう ―イウ [1] 【希有・稀有】 (名・形動)[文]ナリ 〔漢音〕 「けう(希有)」に同じ。「―なる振舞したまふ/文づかひ(鴎外)」

きゆう-げんそ【稀有元素】🔗🔉

きゆう-げんそ ―イウ― [4] 【稀有元素】 ⇒希元素(キゲンソ)

きよう-やく【稀用薬】🔗🔉

きよう-やく [2] 【稀用薬】 ⇒オーファン-ドラッグ

き-りゅうさん【希硫酸・稀硫酸】🔗🔉

き-りゅうさん ―リウサン [0][2] 【希硫酸・稀硫酸】 比較的低濃度の硫酸の水溶液。普通は濃度約一モル(二規定)あるいはそれ以下のもの。

け-う【希有・稀有】🔗🔉

け-う [1] 【希有・稀有】 (名・形動)[文]ナリ (1)めったにないこと。非常に珍しいこと。また,そのさま。「―な事例」 (2)不思議なこと。「又種々の―の事を啓す/今昔 1」 (3)意外なこと。とんでもないこと。「こは―の狼藉かな/徒然 106」

まれ【稀・希】🔗🔉

まれ [0][2] 【稀・希】 (形動)[文]ナリ 数がきわめて少ないさま。非常に珍しいさま。「世にも―な美人」「たぐい―な才能」「ごく―に青い花も咲く」

まれ=に見る🔗🔉

――に見る めったにない。非常にめずらしい。「―才能の持ち主」

まれ-おとこ【稀男】🔗🔉

まれ-おとこ ―ヲトコ 【稀男】 世にもまれな美男。「無地の丸つば象眼の国細工には―/浄瑠璃・冥途の飛脚(上)」

まれ-まれ【稀稀】🔗🔉

まれ-まれ [0] 【稀稀】 ■一■ (形動ナリ) ごくまれであるさま。「往来の人も―なり/当世書生気質(逍遥)」 ■二■ (副) まれに。たまに。「―かの高安に来て見れば/伊勢 23」

まれ-もの【稀物】🔗🔉

まれ-もの [0] 【稀物】 めったにないもの。珍品。

まれ-もの【稀者】🔗🔉

まれ-もの 【稀者】 たぐいまれなすぐれた人。「色道―寄つたこそ幸ひ/浮世草子・一代男 6」

まれ-ら【稀ら】🔗🔉

まれ-ら 【稀ら】 (形動ナリ) 珍しいさま。まれ。「岩の上の松に譬へむ君々はよに―なる種ぞと思へば/拾遺(雑賀)」

きこうしょ【稀覯書】(和英)🔗🔉

きこうしょ【稀覯書】 a rare book.

まれ【稀な】(和英)🔗🔉

まれ【稀な】 rare;→英和 uncommon;→英和 unusual;→英和 matchless.→英和 〜に rarely;seldom.→英和

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