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広辞苑の検索結果 (7)
たん‐ぱく【蛋白】🔗⭐🔉
たん‐ぱく【蛋白】
①卵のしろみ。卵白。
②蛋白質の略。
⇒たんぱく‐しつ【蛋白質】
⇒たんぱくしつ‐こうがく【蛋白質工学】
⇒たんぱくしつ‐ぶんかいこうそ【蛋白質分解酵素】
⇒たんぱく‐しょうかこうそ【蛋白消化酵素】
⇒たんぱく‐せき【蛋白石】
⇒たんぱく‐にょう【蛋白尿】
たんぱく‐しつ【蛋白質】🔗⭐🔉
たんぱく‐しつ【蛋白質】
(protein)生物体の構成成分の一つで、複雑な構造の含窒素有機化合物。基本構造は、鎖状につながった数十個以上のアミノ酸から成る。細胞質や核に含まれるものは生命現象に密接な関係をもつ。酸または酵素により加水分解を受けてアミノ酸のみを生じるものを単純蛋白質、他を複合蛋白質(糖蛋白質・リポ蛋白質・色素蛋白質など)という。動物の重要な栄養素の一つであり、工業的にも重要。
⇒たん‐ぱく【蛋白】
たんぱくしつ‐こうがく【蛋白質工学】🔗⭐🔉
たんぱくしつ‐こうがく【蛋白質工学】
蛋白質の構造を変え、従来なかった蛋白質を作り出し、利用する学問。バイオ‐テクノロジーの一種。
⇒たん‐ぱく【蛋白】
たんぱくしつ‐ぶんかいこうそ【蛋白質分解酵素】‥カウ‥🔗⭐🔉
たんぱくしつ‐ぶんかいこうそ【蛋白質分解酵素】‥カウ‥
(→)プロテアーゼに同じ。
⇒たん‐ぱく【蛋白】
たんぱく‐しょうかこうそ【蛋白消化酵素】‥セウクワカウ‥🔗⭐🔉
たんぱく‐しょうかこうそ【蛋白消化酵素】‥セウクワカウ‥
蛋白質の消化にたずさわる酵素の総称。動物の胃液中のペプシン、膵液中のトリプシン、腸液中および細胞内のアミノペプチダーゼなど。
⇒たん‐ぱく【蛋白】
たんぱく‐せき【蛋白石】🔗⭐🔉
たんぱく‐せき【蛋白石】
塊状または腎臓状・鍾乳状などをなして産する半透明ないし不透明の鉱物。非晶質の含水ケイ酸。硬度は5.5〜6.5。白・黄・紅・褐・緑・灰・青などの色をなし、ガラス光沢をもち、貴蛋白石は宝石として用いる。オパール。プレシャス‐オパール。
オパールの原石とオパール各種
撮影:関戸 勇
⇒たん‐ぱく【蛋白】

たんぱく‐にょう【蛋白尿】‥ネウ🔗⭐🔉
たんぱく‐にょう【蛋白尿】‥ネウ
尿に血清蛋白質が一定量以上排泄される状態。腎臓疾患の診断に重要な症候。
⇒たん‐ぱく【蛋白】
大辞林の検索結果 (9)
たん-ぱく【蛋白】🔗⭐🔉
たん-ぱく [1] 【蛋白】
(1)卵の白身。卵白(ランパク)。
(2)「蛋白質」の略。
たんぱく-しつ【蛋白質】🔗⭐🔉
たんぱく-しつ [4][3] 【蛋白質】
〔protein〕
約二〇種類の L -α-アミノ酸からなるポリペプチドを主体とする高分子化合物の総称。組成の上から,アミノ酸だけからなる単純タンパク質と,核酸・リン酸・脂質・糖・金属などを含む複合タンパク質とに分けられる。また,分子の形状から,繊維状タンパク質と球状タンパク質とに分類される。種類・機能はきわめて多種多様で,生体内の化学反応の触媒となる各種の酵素,生物体を構成するもの(コラーゲンなど),運動をつかさどるもの(アクチン・ミオシンなど),各種のホルモンや抗体など,いずれも生命現象に本質的な役割を果たす。プロテイン。
〔自然科学ではタンパク質と書く〕
たんぱく-しつ-こうがく【蛋白質工学】🔗⭐🔉
たんぱく-しつ-こうがく [7] 【蛋白質工学】
遺伝子組み換えや化学的手法によってタンパク質の構造を変え,新たに優れた性質のタンパク質を創出して研究・利用するバイオテクノロジーの一手法。
たんぱく-しつ-ぶんかいこうそ【蛋白質分解酵素】🔗⭐🔉
たんぱく-しつ-ぶんかいこうそ ―ブンカイカウソ [11] 【蛋白質分解酵素】
⇒プロテアーゼ
たんぱく-じんけん【蛋白人絹】🔗⭐🔉
たんぱく-じんけん [5] 【蛋白人絹】
セルロースの代わりに牛乳のカゼインなど天然のタンパク質を原料とした人絹。
たんぱく-せき【蛋白石】🔗⭐🔉
たんぱく-せき [4][3] 【蛋白石】
⇒オパール
たんぱく-にゅう【蛋白乳】🔗⭐🔉
たんぱく-にゅう [4] 【蛋白乳】
カゼインを添加してタンパク質含量を高めた牛乳。食餌(シヨクジ)療法に用いる。
たんぱく-にょう【蛋白尿】🔗⭐🔉
たんぱく-にょう ―ネウ [4] 【蛋白尿】
尿中にタンパク質が一定量以上現れた状態。腎臓疾患などの際認められる病的なものと,過激な運動・長時間の起立などのあとみられる生理的なものとがある。
たんぱく【蛋白】(和英)🔗⭐🔉
たんぱく【蛋白】
albumin.→英和
‖蛋白質 protein.蛋白石 opal.
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