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広辞苑の検索結果 (15)
こし‐かた【輿形・輦形】🔗⭐🔉
こし‐かた【輿形・輦形】
輿の形につくった祓はらえの道具。貞観儀式「木偶人二十四枚、御―四具」
て‐ぐるま【手車・輦】🔗⭐🔉
て‐ぐるま【手車・輦】
①(→)輦車れんしゃに同じ。特に宣旨を蒙った者だけが宮城門より宮門までの間を乗ることを許された。輦れん。
②手で動かす車。特に、自家用の人力車。
③土砂などを運ぶ一輪車。ねこ車。
④㋐遊戯の一つ。二人が両手をさしちがえに組み合わせて、その上に他の一人を乗せて歩く。
㋑肩車。
㋒狂言。「鈍太郎どんだろう」に同じ。
⑤玩具の一つ。土や木で小さく井戸車の形に造り、結びつけた糸の端を持ってつるし、車を上げ下げする仕掛けのもの。ヨーヨー。
⇒てぐるま‐の‐せんじ【輦の宣旨】
⇒手車に乗せる
○手車に乗せるてぐるまにのせる
大切にする。ちやほやする。
⇒て‐ぐるま【手車・輦】
てぐるま‐の‐せんじ【輦の宣旨】🔗⭐🔉
てぐるま‐の‐せんじ【輦の宣旨】
宮廷内で手車1に乗ることを許す宣旨。春宮・親王・大臣・妃・夫人・内親王・命婦・女御・大僧正・護持僧などに許した。源氏物語桐壺「―などのたまはせても」
⇒て‐ぐるま【手車・輦】
れん【輦】🔗⭐🔉
れん【輦】
①天子の乗物。
②手ぐるま。腰車。輦車。
れん‐か【輦下】🔗⭐🔉
れん‐か【輦下】
(「御車のもと」の意)天子のひざもと。輦轂れんこくのもと。
れん‐こく【輦轂】🔗⭐🔉
れん‐こく【輦轂】
①手車(輦車)のこしき。
②天皇の乗りもの。
⇒れんこく‐の‐もと【輦轂の下】
れんこく‐の‐もと【輦轂の下】🔗⭐🔉
れんこく‐の‐もと【輦轂の下】
皇居のある土地。天子のひざもと。輦下。
⇒れん‐こく【輦轂】
れん‐しゃ【輦車】🔗⭐🔉
れん‐しゃ【輦車】
(レンジャとも)轅ながえの中央に車をつけた乗物。轅を腰の辺にあてて手で引くので腰車・てぐるまともいう。天皇・皇族・摂関などの乗用。輦。平家物語1「牛車―の宣旨を蒙つて」
輦車
れん‐だい【輦台・連台・蓮台】🔗⭐🔉
れん‐だい【輦台・連台・蓮台】
旅客を乗せて川を渡るのに用いる台。棒2本に板をわたし、人をその上に乗せ、数人でかつぐものなど。東海道中膝栗毛3「渡るに悩む難所ながら、ほどなく打ち越して―をおりたつ嬉しさ」
輦台
⇒れんだい‐わたし【輦台渡し】
⇒れんだい‐わたし【輦台渡し】
れんだい‐わたし【輦台渡し】🔗⭐🔉
れんだい‐わたし【輦台渡し】
旅客を輦台に乗せて川を渡すこと。江戸時代、渡船が禁じられた大井川などで行われた。
⇒れん‐だい【輦台・連台・蓮台】
れん‐どう【輦道】‥ダウ🔗⭐🔉
れん‐どう【輦道】‥ダウ
鳳輦の通路。天子の車の通路。輦路。
れん‐よ【輦輿】🔗⭐🔉
れん‐よ【輦輿】
輦車と輿こし。貴人ののりもの。
れん‐ろ【輦路】🔗⭐🔉
れん‐ろ【輦路】
天子の車の通路。輦道。
れん‐ろ【輦輅】🔗⭐🔉
れん‐ろ【輦輅】
天子の車。
[漢]輦🔗⭐🔉
輦 字形
〔車部8画/15画/7751・6D53〕
〔音〕レン(呉)(漢)
[意味]
①人がひく車。てぐるま。特に、天子の乗る車。「輦輿れんよ・鳳輦ほうれん・葱花輦そうかれん」
②てごし。「輦台」
〔車部8画/15画/7751・6D53〕
〔音〕レン(呉)(漢)
[意味]
①人がひく車。てぐるま。特に、天子の乗る車。「輦輿れんよ・鳳輦ほうれん・葱花輦そうかれん」
②てごし。「輦台」
大辞林の検索結果 (10)
て-ぐるま【手車・輦】🔗⭐🔉
て-ぐるま [2] 【手車・輦】
(1)手で押したり引いたりして動かす小形の車。
(2)土砂などを運ぶ二本の柄のついた小形の一輪車。猫車(ネコグルマ)。
(3)自家用の人力車。「和らかひ衣類(キモノ)きて―に乗りあるく時は/十三夜(一葉)」
(4)二人が向かい合って両腕を組み合わせ,その上に人を乗せて運ぶこと。「二人の―に乗つて帰らうと思ふが/狂言・鈍太郎」
(5)近世の玩具の一。菊花や井戸車の形の車に糸をつけた,ヨーヨーのようなもの。
(6)(多く「輦」「輦車」と書く)屋形に車を付けて,手で引く乗り物。内裏の中は歩くのが普通であったが,東宮・親王・摂政関白・女御などが,これに乗って入ることを許された。輦輿(レンヨ)。れんしゃ。
輦(6)
[図]
[図]
てぐるま-の-せんじ【輦の宣旨】🔗⭐🔉
てぐるま-の-せんじ 【輦の宣旨】
手車{(6)}の乗用を許す宣旨。「―などのたまはせても,また入らせ給ひてはさらにえ許させ給はず/源氏(桐壺)」
れん【輦】🔗⭐🔉
れん [1] 【輦】
(1)「手車(テグルマ){(6)}」に同じ。
(2)「葱花輦(ソウカレン)」「鳳輦(ホウレン)」の略。
れん-か【輦下】🔗⭐🔉
れん-か [1] 【輦下】
〔「輦」は天子の乗り物の意〕
天子のおひざもと。
れん-こく【輦轂】🔗⭐🔉
れん-こく [0] 【輦轂】
〔「輦(テグルマ)の轂(コシキ)」の意〕
天子の乗り物。
れんこく=の下(モト)🔗⭐🔉
――の下(モト)
天子のいる都。首都。輦下(レンカ)。「―騒擾する事ありぬべく/近世紀聞(延房)」
れん-しゃ【輦車】🔗⭐🔉
れん-しゃ [1] 【輦車】
「手車(テグルマ){(6)}」に同じ。
れん-だい【輦台・蓮台】🔗⭐🔉
れん-だい [0] 【輦台・蓮台】
江戸時代,人を乗せて川を渡るのに用いた道具。人を乗せる板に二本の棒をつけて四人でかつぐ平輦台,大名などを駕籠(カゴ)のままのせ,四本のにない棒を一六〜二〇人の人足がかつぐ大高欄など種々のものがあった。
輦台
[図]
[図]
れんだい-わたし【輦台渡し】🔗⭐🔉
れんだい-わたし [5] 【輦台渡し】
旅人を輦台に乗せて川をわたすこと。大井川など,主要な街道の大河で行われた。
れん-よ【輦輿】🔗⭐🔉
れん-よ [1] 【輦輿】
「手車(テグルマ){(6)}」に同じ。
広辞苑+大辞林に「輦」で始まるの検索結果。