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ちょうあいこうじてあまにする【寵愛昂じて尼にする】🔗🔉

ちょうあいこうじてあまにする【寵愛昂じて尼にする】 《親が娘をかわいがりすぎていつまでも嫁にやらず、ついには嫁の貰(モラ)い手(テ)がなくなって尼にするようになるの意》かわいがるのも度が過ぎれば本人のためによくないことのたとえ。

ちょうきんはかいさくをしらず【朝菌は晦朔を知らず】▽中国🔗🔉

ちょうきんはかいさくをしらず【朝菌は晦朔を知らず】▽中国 《朝に生えて晩に枯れるというきのこは、1か月の長さを知らないの意》寿命が短くてはかないことのたとえ。 《参考》 「朝菌」は、異説があって、むくげとも、虫の名(かげろう)ともいう。「晦」は、月の30日(ミソカ)。「朔」は1日(ツイタチ)。 《出典》 〔荘子(ソウシ゛)・逍遥遊篇〕

ちょうさんぼし【朝三暮四】▽中国🔗🔉

ちょうさんぼし【朝三暮四】▽中国 目先の差違にこだわっていて、結局は結果が同じであることに気付かないことのたとえ。 いい加減な話で人をだますことのたとえ。 貧しくはかない生活のたとえ。 《例文》 「朝三暮四の営(イトナ)み。」 《参考》 昔、宋(ソウ)の国の猿(サル)飼いが、飼っている猿の食べる餌(エサ)を減らさねばならなくなり、猿をだまして「どんぐりを朝三つ、夕方四つ与えよう。」と言ったら猿どもが怒ったので、「それなら朝四つ夕方三つにしよう。」と言ったら喜んだという。 《出典》 〔列子(レッシ)・黄帝篇〕

ちょうさんりし【張三李四】▽中国🔗🔉

ちょうさんりし【張三李四】▽中国 《張氏の三男と、李氏の四男の意》ありふれた平凡な人のたとえ。 《参考》 張と李は中国に多い姓。 《出典》 〔伝灯録(テ゛ントウロク)〕 《類句》張三呂四。

ちょうじゃさんだい【長者三代】🔗🔉

ちょうじゃさんだい【長者三代】 金持ちの三代目は富貴になれておごり、祖父が築いて父が維持した財産を使い果たしてしまうので、金持ちの家は三代よりは続かないということ。 《類句》売り家と唐様(カラヨウ)で書く三代目。

ちょうじゃににだいなし【長者に二代なし】🔗🔉

ちょうじゃににだいなし【長者に二代なし】 苦労せずに育った金持ちの二代目はぜいたくして父が築いた財産を使い果たしてしまうので、金持ちの家は二代と続かないということ。

ちょうじゃのはぎにみそをつける【長者の脛に味噌を付ける】🔗🔉

ちょうじゃのはぎにみそをつける【長者の脛に味噌を付ける】 たくさんある所へ更に付け加えることのたとえ。 《類句》大黒の尻(シリ)に味噌。長者の面へ味噌。

ちょうじゃのまんとうよりひんじゃのいっとう【長者の万灯より貧者の一灯】▽東洋🔗🔉

ちょうじゃのまんとうよりひんじゃのいっとう【長者の万灯より貧者の一灯】▽東洋 金持ちが世間体を飾って寄進した1万の灯火より、貧者が真心を込めて献じた一つの灯火のほうがまさっている。体裁や形式よりも誠意が大切であるということ。「貧者の一灯」とも。 《参考》 阿闍世(アシ゛ャセ)王の献じた多くの灯火は消えたり油が尽きたりしたが、貧しい老婆の献じた一つの灯火だけは一晩中ともっていて明け方になってますます光ったという。 《出典》 〔阿闍世王受決経(アシ゛ャセオウシ゛ュケツキョウ)〕

ちょうじゃのむすめもこうてみよ【長者の娘も乞うてみよ】🔗🔉

ちょうじゃのむすめもこうてみよ【長者の娘も乞うてみよ】 《金持ちの娘でも嫁にくれるかもしれないから申し込んでみよの意》何事もやってみなければ分からないということ。 《類句》黄金刀(コカ゛ネカ゛タナ)も乞うてみよ。

ちょうしゅうよくまいたせんよくかう【長袖善く舞い多銭善く買う】▽中国🔗🔉

ちょうしゅうよくまいたせんよくかう【長袖善く舞い多銭善く買う】▽中国 《長い袖(ソテ゛)の衣服を着た者は舞うと他より美しく上手に見え、金銭を多く持つ者は巧みに商売をするの意》条件のよい者が成功しやすいことのたとえ。 《出典》 鄙諺(ヒケ゛ン)ニ曰(イワ)ク、長袖善ク舞イ、多銭善ク賈(カ)ウト。此(コ)レ多資ノ工ヲ為(ナ)シ易(ヤス)キヲ言ウナリ。故ニ治強ハ謀ヲ為シ易ク、弱乱ハ計ヲ為シ難シ。〔韓非子(カンヒ゜シ)〕

ちょうしょはたんしょ【長所は短所】🔗🔉

ちょうしょはたんしょ【長所は短所】 人は自分の長所を頼り過ぎて失敗をすることがあるから、長所はかえって短所ともなるということ。

ちょうだをいっする【長蛇を逸する】🔗🔉

ちょうだをいっする【長蛇を逸する】 すぐれた人物や物を手に入れ損なうことのたとえ。 《例文》 「あの男はなかなかの人物なのに、採用しなかったとは……長蛇を逸したね。」 非常に惜しい機会を取り逃がすことのたとえ。 《例文》 「もう少しで敵を全滅させられたのに、追撃できずに長蛇を逸してしまった。」 《参考》 「長蛇」は、大蛇の意だが、大物、惜しい獲物などを表す。出典の詩は川中島の戦いを詠んだもので、「長蛇」は武田信玄のこと。 《出典》 遺恨ナリ十年一剣ヲ磨キ、流星光底長蛇ヲ逸ス。〔頼山陽(ライサンヨウ)・不識庵の機山を撃つの図に題す〕 《類句》大魚を逸する。

ちょうちんでもちをつく【提灯で餅を搗く】🔗🔉

ちょうちんでもちをつく【提灯で餅を搗く】 物事が自分の思うようにならないことのたとえ。

ちょうちんにつりがね【提灯に釣鐘】🔗🔉

ちょうちんにつりがね【提灯に釣鐘】 《形は似ているが、重さがはなはだしく違うことから》つり合わないことや、比較にならないことのたとえ。 《参考》 「片重い」と「片思い」とをかけたしゃれとして用いることもある。 《類句》灯心に釣鐘。瓢箪(ヒョウタン)に釣鐘。

ちょうちんもちかわへはまる【提灯持ち川へ嵌る】🔗🔉

ちょうちんもちかわへはまる【提灯持ち川へ嵌る】 《周囲を明るく照らすちょうちんを持った者は、ちょうちんの影で足もとが暗いのでかえって自分が川に落ちるの意》人を先導しようとする者、または人の先棒をかつぐ者がかえって失敗することのたとえ。 《類句》提灯持ちが堀へ落ちる。

ちょうちんもちはさきにたて【提灯持ちは先に立て】🔗🔉

ちょうちんもちはさきにたて【提灯持ちは先に立て】 《明かりを持った者は、後の者が歩きやすいように先に行けの意》指導者は何事にも自ら模範を示すべきであるというたとえ。

ちょうべんばふくにおよばず【長鞭馬腹に及ばず】▽中国🔗🔉

ちょうべんばふくにおよばず【長鞭馬腹に及ばず】▽中国 《どんなに長いむちでも馬の腹には届かないの意》勢力が強大でも及ばない所があることのたとえ。 《出典》 古人言エル有リ、鞭(ムチ)ノ長キト雖(イエト゛)モ、馬腹ニ及バズト。天方(マサ)ニ楚(ソ)ニ授ク、未(イマ)ダ与(トモ)ニ争ウ可(ヘ゛)カラズ、晋(シン)ノ彊(ツヨ)キト雖モ、能(ヨ)ク天ニ違(タカ゛)ワンヤ。〔春秋左氏伝(シュンシ゛ュウサシテ゛ン)・宣公十五年〕

ちょうもんのいっしん【頂門の一針】▽中国🔗🔉

ちょうもんのいっしん【頂門の一針】▽中国 《頭のてっぺんに1本の針を刺すの意》人の弱点や欠点をついた厳しい戒めのたとえ。 《例文》 「慢心していた私に加えられた手痛い批判は、まさに頂門の一針だった。」 《出典》 異説高論ノ四字ヲ以(モッ)テ立チドコロニ安ンズ、マコトニ是(コ)レ荀卿(シ゛ュンケイ)ノ頂門ノ一鍼(イッシン)ナリ。〔王遵巌(オウシ゛ュンカ゛ン)・蘇軾『荀卿論』の評〕 《類句》頂門の金椎(キンツイ)。

ちょうもんのきんつい【頂門の金椎】▽中国🔗🔉

ちょうもんのきんつい【頂門の金椎】▽中国 頂門の一針

ちょうやのいん【長夜の飲】▽中国🔗🔉

ちょうやのいん【長夜の飲】▽中国 夜が明けても戸を閉ざし灯(ヒ)をともして、昼夜続けて何日も行う酒宴のこと。 《出典》 紂(チュウ)、長夜ノ飲ヲ為(ナ)シ、懽(タノシ)ンデ以(モッ)テ日ヲ失ウ。〔韓非子(カンヒ゜シ)・説林上篇〕 《類句》長夜の宴。

ちょうやのしつ【長夜の室】▽中国🔗🔉

ちょうやのしつ【長夜の室】▽中国 墓穴のこと。 《出典》 願ワクハ不毛ノ田ヲ求メ、親(ミス゛カ)ラ長夜ノ室ヲ築カン。〔蘇軾(ソショク)・章黙に贈るの詩〕

ちょうようじょあり【長幼序有り】▽中国🔗🔉

ちょうようじょあり【長幼序有り】▽中国 年上の者と年下の者との間には守るべき秩序がある。 《出典》 父子親(シン)有リ、君臣義有リ、夫婦別有リ、長幼序有リ、朋友信有リ。〔孟子(モウシ)・滕文公上篇〕

ちょうよはなよ【蝶よ花よ】🔗🔉

ちょうよはなよ【蝶よ花よ】 良家がその子どもをかわいがって大事に育てるようす。 《例文》 「蝶よ花よと育てられた一人娘。」

ちょうらいこうじてあまになる【頂礼昂じて尼になる】🔗🔉

ちょうらいこうじてあまになる【頂礼昂じて尼になる】 信心が過ぎてついに尼になるということ。 《参考》 「頂礼」は、頭を地につけて拝む、仏教における礼拝の一つ。

ちょうれいぼかい【朝令暮改】▽中国🔗🔉

ちょうれいぼかい【朝令暮改】▽中国 《朝に命令を下し、夕方にそれを改めるの意》法令がしばしば改められて一定しないこと。 《出典》 賦斂(フレン)時ナラズ、朝ニ令シテ暮ニ改ム。〔漢書(カンシ゛ョ)・食貨志上篇〕 《類句》朝改暮変。

ちょっかいをだす【ちょっかいを出す】🔗🔉

ちょっかいをだす【ちょっかいを出す】 横合いから余計な手出しをしたり干渉したりすること。 《例文》 「おれはおれのやり方でやるから、やたらにちょっかいを出すな。」 《参考》 「ちょっかい」は、猫(ネコ)がじゃれて前足で物をかき寄せるようにする動作。

ちょっとなめたがみのつまり【ちょっと嘗めたが身の詰まり】🔗🔉

ちょっとなめたがみのつまり【ちょっと嘗めたが身の詰まり】 少しぐらいならよいだろうと思ってしたことがもとで、どうにもならない窮地に追い込まれることのたとえ。

ちょんになる【ちょんになる】🔗🔉

ちょんになる【ちょんになる】 《芝居の幕切れに拍子木を「ちょん」と鳴らすことから》 物事がそこで終わりになることのたとえ。 《例文》 「これで、この事件もやっとちょんになったわけだ。」 勤めなどをやめさせられることのたとえ。 《参考》 俗なことば。

ちょううんぼう【朝雲暮雨】🔗🔉

ちょううんぼう【朝雲暮雨】 男女の深く堅い契りのこと。 ◎中国楚(そ)の懐王(かいおう)が夢の中で神女と契りを結んだという故事から。 〔出〕宋玉(そうぎょく)

ちょうこうぜつ【長広舌】🔗🔉

ちょうこうぜつ【長広舌】 長々としたおしゃべり・演説のこと。 〔例〕長広舌を振るう。

ちょうさんぼし【朝三暮四】🔗🔉

ちょうさんぼし【朝三暮四】 結果的には同じであることに気づかず、目先の差にこだわることのたとえ。また、あたかも有利であるかのようにことば巧みに人をたぶらかすことのたとえ。 ◎猿に餌(えさ)のとちの実を「朝三つ、夕方四つやろう」と言ったら怒ったので、「それなら、朝四つ、夕方三つやろう」と言ったら喜んだという故事から。 〔出〕列子 〔例〕「婚礼の当座は朝三暮四の術」(古川柳)

ちょうさんりし【張三李四】🔗🔉

ちょうさんりし【張三李四】 どこにでもいるような、ごく平凡な人のこと。 ◎中国で、張と李はありふれた姓で、その張家の三男と李家の四男の意から。 〔出〕伝灯録

ちょうしゅうよくまい たせんよくかう【長袖よく舞い 多銭よく賈う】🔗🔉

ちょうしゅうよくまい たせんよくかう【長袖よく舞い 多銭よく賈う】 どんなことをするにも、結局は条件がよいほど有利で、思いどおりに事が運べるということ。 ◎袖(そで)の長い着物を着ているほうが同じ舞を舞うにも美しく舞えて有利だし、金銭もたくさんあるほうがいろいろなものが買えて、商売もしやすく有利であるの意から。 〔出〕韓非子(かんぴし)

ちょうしょはたんしょ【長所は短所】🔗🔉

ちょうしょはたんしょ【長所は短所】 人は自分の長所を過信して、思わぬしくじりをすることがある。だから、長所は逆に言えば短所でもあるということ。 〔較〕Extremes meet.(両極端は一致する)

ちょうじゃくのち【鳥鵲の智】🔗🔉

ちょうじゃくのち【鳥鵲の智】 遠い先のことだけを気にして、すぐそこに迫ってきている危険に気がつかない愚かさのたとえ。 ◎いつもは高き所に巣をつくる鵲(かささぎ)が、風の多い年には低い枝に巣をつくるために、ひなや卵が危険な目に遭うことから。 〔出〕淮南子(えなんじ)

ちょうじゃとみにあかず【長者富に飽かず】🔗🔉

ちょうじゃとみにあかず【長者富に飽かず】 金持ちがさらに金をほしがるように、人間の欲というものはきりがないものだということ。 〔較〕Greed often overreaches itself.(強欲はむさぼり過ぎるもの)

ちょうじゃににだいなし【長者に二代なし】🔗🔉

ちょうじゃににだいなし【長者に二代なし】 金持ちの子は、とかくぜいたくに慣れ、財産を守ったり増やしたりなどできないから、たいてい二代目でその家はつぶれてしまうということ。 〔類〕売り家と唐様で書く三代目

ちょうじゃのまんとうよりひんじゃのいっとう【長者の万灯より貧者の一灯】🔗🔉

ちょうじゃのまんとうよりひんじゃのいっとう【長者の万灯より貧者の一灯】 見えを張ったお体裁だけの大量の寄進よりも、たとえごく少ない寄進でも真心のこもったもののほうが尊いということ。 ◎仏は、金持ちがささげる万の灯明よりも、貧しい者が供える真心のこもった一つの灯明のほうを喜ぶの意から。単に「貧者の一灯」とも言う。 〔較〕the widow"s mite(貧者の一灯)

ちょうだをいつす【長蛇を逸す】🔗🔉

ちょうだをいつす【長蛇を逸す】 ここぞというチャンスを惜しくも取り逃がしてしまうことの形容。 ◎「長蛇」は、長い蛇(へび)の意。転じて、長く大きな獲物のこと。頼山陽(らいさんよう)の「鞭声(べんせい)粛々(しゅくしゅく)夜河を過(わた)る、暁に見る千兵の大牙(たいが)を擁するを。遺恨なり十年一剣を磨き、流星光底(こうてい)長蛇を逸す」の詩で知られることば。

ちょうちんにつりがね【提灯に釣り鐘】🔗🔉

ちょうちんにつりがね【提灯に釣り鐘】 まったく釣り合わないこと、比べものにならないことのたとえ。 ◎提灯と釣り鐘は形はよく似ているが、大きさや重さがまるで違うことから。 〔類〕月と鼈(すっぽん)/瓢箪に釣り鐘 〔較〕Can a mouse fall in love with a cat?(はつかねずみが猫と恋仲になるものか)

ちょうちんもち【提灯持ち】🔗🔉

ちょうちんもち【提灯持ち】 人の手先として使われることや、人にへつらってその人のことをほめてまわること。また、そういうことをする人のこと。 ◎夜道などでみんなの先頭に立って提灯を持ち、あとから来る人の足元を照らす役のことから。

ちょうちんもちかわへはまる【提灯持ち川へはまる】🔗🔉

ちょうちんもちかわへはまる【提灯持ち川へはまる】 人を導くつもりでいたのが、逆に自分が先にしくじってしまうことのたとえ。 ◎提灯を持って人の足元を照らそうとする者が、かえって自分の足元が暗いために川へ落ちてしまうことから。

ちょうちんもちはさきにたて【提灯持ちは先に立て】🔗🔉

ちょうちんもちはさきにたて【提灯持ちは先に立て】 指導的立場にある者は、みずから先頭に立って、進んで事にあたらなければいけないということ。 ◎提灯を持っている人がうしろを進んだのでは役に立たず、先頭に立ってはじめて役目を果たすことができるの意から。

ちょうないでしらぬはていしゅばかりなり【町内で知らぬは亭主ばかりなり】🔗🔉

ちょうないでしらぬはていしゅばかりなり【町内で知らぬは亭主ばかりなり】 →知らぬは亭主ばかりなり

ちょうはんがあてのみ【長範が当て飲み】🔗🔉

ちょうはんがあてのみ【長範が当て飲み】 人のふところを当てにして失敗することのたとえ。 ◎大泥棒の熊坂(くまさか)長範が金を奪おうともくろんだものの、奪う前にもう奪った気になって大酒盛りをし、その晩に牛若丸に退治されてしまったという話から。 〔類〕捕らぬ狸の皮算用/飛ぶ鳥の献立

ちょうもんのいっしん【頂門の一針】🔗🔉

ちょうもんのいっしん【頂門の一針】 急所を鋭く突く手厳しい教訓のたとえ。 ◎「頂門」は頭の頂(いただき)で、頂門に突き刺された一本の針の意から。 〔出〕蘇軾(そしょく) 〔較〕The sting of a reproach is the truth of it.(非難が痛いのは真実だから)

ちょうやのいん【長夜の飲】🔗🔉

ちょうやのいん【長夜の飲】 夜通し続く、長い酒宴のこと。 ◎中国殷(いん)の紂王(ちゅうおう)が夜通し酒を飲み続け、夜が明けても戸を閉めきったまま灯火をともし、日がたつのも忘れて酒盛りを続けたという故事から。 〔出〕韓非子(かんぴし)

ちょうよはなよ【蝶よ花よ】🔗🔉

ちょうよはなよ【蝶よ花よ】 親が自分の娘をかわいがり、だいじにすることの形容。 ◎「蝶よ花よと育てられる」の形で使われる。 〔例〕「蝶よ花よと夢を見る十九年」(古川柳―「十九」は女の大厄(たいやく))

ちょうれいぼかい【朝令暮改】🔗🔉

ちょうれいぼかい【朝令暮改】 命令や規則などがひっきりなしに改変されて、いっこうに定まらないこと。 ◎朝に出した法令を、夕暮れには改める意から。「朝改暮令」「朝改暮変」とも言う。 〔出〕漢書(かんじょ) 〔較〕Evening words are not like to morning(晩のことばも朝には変わる)

ちょくじょうけいこう【直情径行】🔗🔉

ちょくじょうけいこう【直情径行】 自分の心のおもむくまま、感情のままに行動すること。 ◎「直情」はありのままの感情、「径行」は思うまま行うの意。 〔出〕礼記(らいき)

ちょっとこいにゆだんすな【ちょっと来いに油断すな】🔗🔉

ちょっとこいにゆだんすな【ちょっと来いに油断すな】 「ちょっと来い」と言われて、ちょっとの用事で済むことなどまずないし、ろくな用事でないことが多い。だから、心して対応しろということ。

ちょっとなめたがみのつまり【ちょっと嘗めたが身の詰まり】🔗🔉

ちょっとなめたがみのつまり【ちょっと嘗めたが身の詰まり】 ほんのちょっとだけ、と軽い気持ちで手を出したばかりに、どうにもならない状況に追い込まれること。 ◎「身の詰まり」は身の処し方に行き詰まってどうしようもなくなること。

ちょとつもうしん【猪突猛進】🔗🔉

ちょとつもうしん【猪突猛進】 猪(いのしし)が猛烈な勢いで突進するように、あとさきのことも考えずに目的に向かってがむしゃらに突き進むこと。

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