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丁 ちょう🔗🔉

【丁】 2画 一部 [三年] 区点=3590 16進=437A シフトJIS=929A 《常用音訓》チョウ/テイ 《音読み》 テイ/チョウ(チャウ)〈dng〉/トウ(タウ)/チョウ(チャウ)〈zhng〉 《訓読み》 ひのと/あたる/ちょう(ちゃう) 《名付け》 あたる・あつ・つよし・のり・ひのと・よぼろ 《意味》 {名}ひのと。十干ジッカンの四番め。▽五行では火に当てる。日本の兄弟エトの「ひのと」は、「火の弟ト」の意。順位の第四位も示す。 {動}あたる。年順・時・役目にあたる。「丁憂=憂ヒニ丁タル」 {名}壮年の男。「壮丁(年ごろの若者)」「成丁」 {名}人夫。「園丁」 {形}ちょうどしおどきにあたって盛んであるさま。 「丁丁トウトウ」とは、物がうちあたる音などの形容。 〔国〕書物の紙数を数えることば。紙面の表裏二ページを一丁という。町の通路のこと。▽町に当てた用法。距離の単位。一丁は、六十間ケンで約一〇九メートル。ちょう(チャウ)。さいころの目で、偶数。〈対語〉→半。 《解字》 象形。甲骨・金文は特定の点、またはその一点に打ちこむくぎの頭を描いたもの。篆文テンブンはT型に書き、平面上の一点に直角にくぎをあてたさま。丁は釘テイ(くぎ)の原字。 《単語家族》 一点に止まることでは、停定と同系。また、直角にあたることでは、頂チョウ(垂線に直角にあたるいただき)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

儲位 チョイ🔗🔉

【儲位】 チョイ 皇太子の位。

兆億 チョウオク🔗🔉

【兆民】 チョウミン 多くの民。万民。『兆億チョウオク・兆庶チョウショ』〔→書経

兆域 チョウイキ🔗🔉

【兆域】 チョウイキ 墓地。

塚塋 チョウエイ🔗🔉

【冢塋】 チョウエイ =塚塋。盛り土をした墓。墳墓。

寵愛 チョウアイ🔗🔉

【寵幸】 チョウコウ =寵倖。特別にかわいがる。ひいきにする。『寵愛チョウアイ』

寵異 チョウイ🔗🔉

【寵異】 チョウイ 他の人よりも、特別に愛する。

帳下 チョウカ🔗🔉

【帳下】 チョウカ とばりの下。陣中で、大将軍のいる所。幕下。

帳幄 チョウアク🔗🔉

【帳幄】 チョウアク テント。戦場で、長いたれ幕を張りめぐらし、作戦計画をたてる所。『帳幕チョウマク・チョウバク』

帳飲 チョウイン🔗🔉

【帳飲】 チョウイン 幕を張って送別のための酒宴をすること。「都門帳飲畢、従此謝賓親=都門帳飲シ畢ハリ、コレヨリ賓親ニ謝ス」〔→王維

弔慰 チョウイ🔗🔉

【弔問】 チョウモン 人の死をいたみ、その遺族を訪問して慰める。『弔慰チョウイ』

弔影 チョウエイ🔗🔉

【弔影】 チョウエイ・カゲヲトムラウ 自分で自分の影に同情のことばをかける。ひとりぼっちで寂しいさまのたとえ。

張飲 チョウイン🔗🔉

【張飲】 チョウイン 盛大に酒盛りする。

張華 チョウカ🔗🔉

【張華】 チョウカ〈人名〉232〜300 晋シン代の武将。方城(河北省固安県西南)の人。字アザナは茂先。学者・文人でもあり、著に『博物志』などがある。

張説 チョウエツ🔗🔉

【張説】 チョウセツ・チョウエツ〈人名〉667〜730 盛唐の詩人。字アザナは道済。玄宗のとき中書令となり燕エン国公に封ぜられた。『張燕公集』がある。

徴役 チョウエキ🔗🔉

【徴役】 チョウエキ 人民をめし出して人夫として働かせる。

懲役 チョウエキ🔗🔉

【懲役】 チョウエキ 法律で、罪人を刑務所に入れて一定の労役に従わせること。

懲悪 チョウアク🔗🔉

【懲悪】 チョウアク・アクヲコラス 悪い者を懲らしめる。「勧善懲悪」

朝意 チョウイ🔗🔉

【朝旨】 チョウシ 天子のお考え。『朝意チョウイ』

朝衣 チョウイ🔗🔉

【朝服】 チョウフク 朝廷に出仕するときに着る服。礼服。また、それを着る。『朝衣チョウイ』

朝威 チョウイ🔗🔉

【朝威】 チョウイ 朝廷の威光。天子の威光。

朝家 チョウカ🔗🔉

【朝家】 チョウカ 天子の一家。皇室。王室。朝廷。また、国家。

朝雲暮雨 チョウウンボウ🔗🔉

【朝雲暮雨】 チョウウンボウ〈故事〉男女の情交。▽楚ソの懐王が夢の中でちぎった女性が、自分は巫山フザンの南にいて、朝は雲、夕暮れには雨になるといったという故事から。〔→宋玉→「巫山之夢フザンノユメ」

朝賀 チョウガ🔗🔉

【朝賀】 チョウガ 諸侯が天子にお目にかかって祝いのことばを申しあげること。また、そのことば。「大開明堂受朝賀=大イニ明堂ヲ開キテ朝賀ヲ受ク」〔→韓愈〔国〕昔、正月元日に、天皇が大極殿で官吏の年賀を受けた行事。

朝隠 チョウイン🔗🔉

【朝隠】 チョウイン 仕官して朝廷の高い位にありながら、出世欲などなく、超然として隠者としての立場を守ること。〔→法言

朝霞 チョウカ🔗🔉

【朝霞】 チョウカ あさやけ。▽「霞」は、もや。あさがすみ。「朝霞開宿霧、衆鳥相与飛=朝霞宿霧開キ、衆鳥アヒトモニ飛ブ」〔→陶潜

朝謁 チョウエツ🔗🔉

【朝覲】 チョウキン 臣下が参内サンダイして天子にお目にかかること。『朝見チョウケン・朝謁チョウエツ』「嘉詔未賜、朝覲莫従=嘉詔イマダ賜ラザレバ、朝覲スルニ従莫シ」〔→曹植〔国〕昔、天皇が、上皇または皇太后の宮に行幸すること。

澄瑩 チョウエイ🔗🔉

【澄瑩】 チョウエイ すきとおっていて明るいこと。

潮音 チョウオン🔗🔉

【潮音】 チョウオン 海の波の音。『潮声チョウセイ』〔仏〕多くの僧の経を読む声。〈類義語〉海潮音。

町 ちょう🔗🔉

【町】 7画 田部 [一年] 区点=3614 16進=442E シフトJIS=92AC 【甼】異体字異体字 7画 田部 区点=6522 16進=6136 シフトJIS=E155 《常用音訓》チョウ/まち 《音読み》 チョウ(チャウ)/テイ〈tng〉 《訓読み》 あぜ/まち/ちょう(ちゃう) 《名付け》 まち 《意味》 {名}あぜ。畑や田をくぎる細い道。〈類義語〉→畦ケイ(あぜ)。「町畦チヨウケイ/テイケイ」 〔国〕まち。市街。まち。ちょう(チャウ)。行政区画で、市・村とともに府県に属する地方自治体。「市町村」距離の単位。一町は六〇間で約一〇九メートル。田畑の面積の単位。一町(=一町歩チョウブ)は、三千坪で、約九九三〇平方メートル、つまり一〇〇アール弱。 《解字》 会意兼形声。丁テイ・チョウは、もとある一点に押し当てた釘(くぎ)の頭を描いた象形文字。町は「田+音符丁」で、T字型になった田のあぜ道。日本では、まちの中の通路をも町といい、「まち」の意となった。→丁 《異字同訓》 まち。 町「町と村。町ぐるみの歓迎。町役場。下町」街「街を吹く風。学生の街。街の明かり」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

調役 チョウエキ🔗🔉

【調役】 チョウエキ 税としての、布帛フハクのみつぎもの(=調)と夫役ブヤク(=役)。

超逸 チョウイツ🔗🔉

【超軼】 チョウイツ とびぬけてすぐれている。『超逸チョウイツ』

超越 チョウエツ🔗🔉

【超越】 チョウエツ 物をとびこえる。普通の基準・限界をこえる。けたはずれにすぐれている。俗世をはなれる。哲学で、経験・認識の範囲外にあること。

超過 チョウカ🔗🔉

【超過】 チョウカ 定まっている程度・限度をこえる。

超遠 チョウエン🔗🔉

【超遠】 チョウエン はるかにとおくはなれているさま。

趙鞅 チョウオウ🔗🔉

【趙鞅】 チョウオウ〈人名〉春秋時代、晋シンの大臣。一度戦いにまけ国を追われたが、衛の太子を親戚シンセキにし、鄭テイの軍を破って勢力を回復した。趙簡子とも。

趙承祐 チョウカ🔗🔉

【趙承祐】 チョウショウユウ・チョウカ〈人名〉[カ]は本名。晩唐の詩人。承祐は字アザナ。杜牧トボクがその詩を好んだ。著に『渭南イナン集』がある。

重華 チョウカ🔗🔉

【重華】 チョウカ 輝かしさを重ねる。すぐれた天子が、前代のすぐれた天子のあとを継いで徳の輝かしさを発揮すること。〔→書経古代の聖天子舜シュンの号。歳星(木星)の別名。

重陰 チョウイン🔗🔉

【重陰】 チョウイン 二重に重なった陰性。濃い陰の気。地の中。地中。木の葉などが重なりあってうす暗くなった、物の陰。

釣翁 チョウオウ🔗🔉

【釣父】 チョウフ 魚をつる老人。『釣叟チョウソウ・釣翁チョウオウ』

釣舸 チョウカ🔗🔉

【釣舸】 チョウカ つりぶね。『釣船チョウセン・釣艇チョウテイ・釣舟チョウシュウ』

長安 チョウアン🔗🔉

【長安】 チョウアン 地名。今の陝西センセイ省西安市にあたる。▽漢の高祖がはじめて都をおき、漢・前趙ゼンチョウ・前秦ゼンシン・後秦・西魏セイギ・北周・隋ズイ・唐など各王朝の首都となった。特に、漢・唐のころに栄え、中央アジア・西アジアの文化が流入し、国際的な都市となった。洛陽ラクヨウを「東都」というのに対して「西都」という。また「上都」ともいう。

長囲 チョウイ🔗🔉

【長囲】 チョウイ 川などに沿った長い堤防。城を守ったり敵を攻めたりするために、城をとりまいた長いかこい。長い間敵を包囲すること。

長河 チョウカ🔗🔉

【長河】 チョウカ 長い川。天の川のこと。『長漢チョウカン』〈類義語〉天河・天漢。「長河漸落暁星沈=長河漸ク落チ暁星沈ム」〔→李商隠

長屋 チョウオク🔗🔉

【長屋】 チョウオク 長い屋根。ナガヤ〔国〕細長いひと棟の家をいくつかに仕切って、それぞれが一戸として住むようにつくった家。

長夏 チョウカ🔗🔉

【長夏】 チョウカ 陰暦六月のこと。「長夏江村事事幽=長夏江村事事幽カナリ」〔→杜甫昼の長い、夏の日。

長筵 チョウエン🔗🔉

【長筵】 チョウエン 長いむしろ。転じて、盛大な宴会の席のこと。

長煙 チョウエン🔗🔉

【長煙】 チョウエン 細長くたなびいているもや・煙。「或長煙一空、皓月千里=或イハ長煙一空、皓月千里」〔→范仲淹

長吁 チョウウ🔗🔉

【長嘆息】 チョウタンソク 長くためいきをついてなげく。『長歎チョウタン・長息チョウソク・長吁チョウウ』

長歌 チョウカ🔗🔉

【長歌】 チョウカ 声を長くひきのばして歌う。「長歌勧之肯出游=長歌コレニ勧メアヘテ出游セシム」〔→黄庭堅句数が多くて長い詩歌。〔国〕和歌の一体。五音・七音の句を交互に連ね、最後を七音・七音の句で結ぶもの。

長駕 チョウガ🔗🔉

【長駕】 チョウガ 車や馬に乗って遠くまでいくこと。遠方まで従え治めること。

長纓 チョウエイ🔗🔉

【長纓】 チョウエイ 冠の長いひも。転じて、身分の高い人。「賜浴皆長纓=浴ヲ賜フハミナ長纓ナリ」〔→杜甫

鳥歌 チョウカ🔗🔉

【鳥歌】 チョウカ 鳥が鳴く。また、その鳴き声。楽曲の名。唐の則天武后がつくった。

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