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はらがいえる【腹が癒える】🔗⭐🔉
はらがいえる【腹が癒える】
怒りや恨みなどを晴らして気持ちが治まる。
はらがくさる【腹が腐る】🔗⭐🔉
はらがくさる【腹が腐る】
腸が腐る
はらがくろい【腹が黒い】🔗⭐🔉
はらがくろい【腹が黒い】
陰険で性質が悪い。心に悪だくみを持っている。腹黒い。
《例文》
「うまいことを言っているが、腹の黒い男だから、気を付けたほうがいい。」
はらがすわる【腹が据わる】🔗⭐🔉
はらがすわる【腹が据わる】
物事に動じない覚悟ができる。度胸がすわる。
《例文》
「ここまで追い詰められてやっと腹が据わったらしい。」
はらがたつ【腹が立つ】🔗⭐🔉
はらがたつ【腹が立つ】
怒りを覚える。しゃくにさわる。立腹する。
《例文》
「あんな男の顔を見ただけで腹が立つ。」
はらがたつならおやをおもいだせ【腹が立つなら親を思い出せ】🔗⭐🔉
はらがたつならおやをおもいだせ【腹が立つなら親を思い出せ】
腹が立ったときは、その気持ちを静めるために、今ここで短気を起こしたら、親が自分をどんなに心配するかを思い出せばよいということ。
はらができている【腹が出来ている】🔗⭐🔉
はらができている【腹が出来ている】
その物事を恐れずにやり遂げる覚悟ができている。
《例文》
「事実を公表するからには、いつでも辞表を提出するだけの腹ができている。」
はらがふくれる【腹が膨れる】🔗⭐🔉
はらがふくれる【腹が膨れる】
食べ物を十分に食べて満腹する。
妊娠する。
言いたいことを言わず、気分がよくない。
《例文》
「思っていることを言わないのは腹が膨れることだ。」
はらがふとい【腹が太い】🔗⭐🔉
はらがふとい【腹が太い】
度量が大きい。ふとっぱらである。
《例文》
「自然保護のために全財産を寄与するとは腹の太い男性だ。」
横着である。
はらがへってはいくさができぬ【腹が減っては軍が出来ぬ】🔗⭐🔉
はらがへってはいくさができぬ【腹が減っては軍が出来ぬ】
空腹では何事も身を入れてやれない。何をするにもまず腹ごしらえをしてからというたとえ。
はらすじをよる【腹筋を縒る】🔗⭐🔉
はらすじをよる【腹筋を縒る】
腹の筋を縒る
はらつづみをうつ【腹鼓を打つ】🔗⭐🔉
はらつづみをうつ【腹鼓を打つ】
十分に食べ、ふくれた腹をたたいて満足する。
世の中が平和で人々の生活が安楽なことのたとえ。
《参考》
(イ)「腹鼓」は「はらづつみ」とも読む。
(ロ)鼓腹撃壌。
はらにいちもつ【腹に一物】🔗⭐🔉
はらにいちもつ【腹に一物】
心中に悪いたくらみを持っていること。
《例文》
「奥歯に物がはさまったような言い方をしているようでは、腹に一物あるのだろう。」
《類句》胸に一物。
はらにおさめる【腹に収める】🔗⭐🔉
はらにおさめる【腹に収める】
聞いたことなどを口外せずに自分だけのものとする。
《例文》
「この話は君だけの腹に収めておいてくださいよ。」
はらにすえかねる【腹に据えかねる】🔗⭐🔉
はらにすえかねる【腹に据えかねる】
怒りをこらえることができない。
《例文》
「温厚な彼もさすがに腹に据えかねたらしい。」
はらのかわがはればめのかわがたるむ【腹の皮が張れば目の皮が弛む】🔗⭐🔉
はらのかわがはればめのかわがたるむ【腹の皮が張れば目の皮が弛む】
食べて腹がいっぱいになると眠くなるということ。
はらのかわをよる【腹の皮を縒る】🔗⭐🔉
はらのかわをよる【腹の皮を縒る】
腹の筋を縒る
はらのすじをよる【腹の筋を縒る】🔗⭐🔉
はらのすじをよる【腹の筋を縒る】
《腹の筋肉をねじるの意》非常におかしくて大笑いするさまのたとえ。「腹筋(ハラスシ゛)を縒る」とも。
《例文》
「名人の話術に観客は腹の筋をよって笑いころげた。」
《類句》腹の皮を縒る。腹の皮を捩(ヨシ゛)る。
はらのむしがおさまらない【腹の虫が治まらない】🔗⭐🔉
はらのむしがおさまらない【腹の虫が治まらない】
《腹の中の虫が納得しないの意》腹立たしかったり悔しかったりして我慢できないようす。「腹の虫が承知(を)しない」とも。
《例文》
「訳も聞かずにいきなりなぐられ、このままでは腹の虫が治まらない。」
《参考》
「腹の虫」は、人の感情を支配する、腹の中にいるという虫。「治まらない」は、「納まらない」「収まらない」とも書く。
はらのむしがしょうちをしない【腹の虫が承知をしない】🔗⭐🔉
はらのむしがしょうちをしない【腹の虫が承知をしない】
腹の虫が治まらない
はらのむしのいどころがわるい【腹の虫の居所が悪い】🔗⭐🔉
はらのむしのいどころがわるい【腹の虫の居所が悪い】
機嫌(キケ゛ン)が悪い。
《例文》
「今日の先生は腹の虫の居所が悪いらしい。」
《参考》
「腹の虫」は、人の感情を支配するという、腹の中にいる虫のこと。
はらはかりもの【腹は借り物】🔗⭐🔉
はらはかりもの【腹は借り物】
《母親の腹は生まれるまで一時借りただけであるの意》生まれた子の身分の上下は父親によって決まるということ。
《参考》
父系を重視し、母系を問題としなかった、武家社会での家系の考え方。
はらはちぶにいしゃいらず【腹八分に医者いらず】🔗⭐🔉
はらはちぶにいしゃいらず【腹八分に医者いらず】
大食せずに八分目程度でやめておけばいつも健康でいられるということ。
《参考》
「八分」は、「八分目(ハチフ゛ンメ)」「八合(ハチコ゛ウ)」とも。
《類句》腹八合に病なし。
はらもみのうち【腹も身の内】🔗⭐🔉
はらもみのうち【腹も身の内】
腹も自分の体の一部であるから大切にしなければならないということ。
《参考》
暴飲暴食を戒めることば。
はらわたがくさる【腸が腐る】🔗⭐🔉
はらわたがくさる【腸が腐る】
貪欲(ト゛ンヨク)になって、どうしようもないほど精神が堕落する。「腹が腐る」とも。
《例文》
「仲間を裏切って平気でいるなんて、お前はそこまで腸が腐っているのか。」
はらわたがにえくりかえる【腸が煮えくり返る】🔗⭐🔉
はらわたがにえくりかえる【腸が煮えくり返る】
我慢できないほどの激しい怒りを抱く。「腸が煮え返る」とも。
《例文》
「あの男の卑怯(ヒキョウ)なやり方を思うと、腸が煮えくり返る。」
はらわたをたつ【腸を断つ】▽中国🔗⭐🔉
はらわたをたつ【腸を断つ】▽中国
非常に悲しくて我慢できないようす。
《参考》
断腸。
《類句》腸が千切れる。
おかしくて腸が切れるほど大笑いをする。「腸を切る」とも。
《出典》
〔世説新語(セセツシンコ゛)・黜免篇〕
はらをあわす【腹を合わす】🔗⭐🔉
はらをあわす【腹を合わす】
考えを同じにして協力する。ぐるになる。共謀する。
《例文》
「沙金はこの男と腹を合わせて、兄のみならず、自分をも殺そうとするのではあるまいか。」《芥川竜之介(アクタカ゛ワリュウノスケ)・偸盗》
はらをいためたこ【腹を痛めた子】🔗⭐🔉
はらをいためたこ【腹を痛めた子】
自分が産んだ子。生みの子。実の子。
《参考》
「腹を痛めぬ子には胸を痛める」ということわざもある。
はらをえぐる【腹を抉る】🔗⭐🔉
はらをえぐる【腹を抉る】
《刃物を腹に突き立てて回すの意》相手の心の中を見通し、弱点を突いて相手が閉口するような質問をする。
《例文》
「腹をえぐる質問を浴びせる。」
はらをかかえる【腹を抱える】🔗⭐🔉
はらをかかえる【腹を抱える】
非常におかしくて大笑いするようす。
《例文》
「みんな腹を抱えて大笑いした。」
はらをきる【腹を切る】🔗⭐🔉
はらをきる【腹を切る】
《切腹するの意から》失敗の責任を取って辞職する。
《例文》
「新規事業の不振の責任を取って副社長が腹を切る。」
はらをこやす【腹を肥やす】🔗⭐🔉
はらをこやす【腹を肥やす】
公の仕事をしている者が、その地位や職権などを利用して不当に自分の利益を図る。私利をむさぼる。私腹を肥やす。
《例文》
「福祉事業だと言っているが、担当者の腹を肥やす手段にちがいない。」
はらをさぐる【腹を探る】🔗⭐🔉
はらをさぐる【腹を探る】
相手の本心をそれとなく探り出す。
《例文》
「解散のうわさが出て、議員達は首相の腹を探ろうと必死になった。」
はらをよる【腹を縒る】🔗⭐🔉
はらをよる【腹を縒る】
腹の筋を縒る
はらをわる【腹を割る】🔗⭐🔉
はらをわる【腹を割る】
隠し立てをせずに本心を打ち明ける。
《例文》
「お互いに腹を割って話し合おうではないか。」
はらがへってはいくさができぬ【腹が減っては戦ができぬ】🔗⭐🔉
はらがへってはいくさができぬ【腹が減っては戦ができぬ】
なにをするにも十分な用意が要るというたとえ。
◎空腹では戦争などとてもできない。なにはともあれまず腹ごしらえをしなければならないの意から。
〔較〕The stomach carries the feet.(胃が足を運ぶ)
はらたてるよりきりたてよ【腹立てるより義理立てよ】🔗⭐🔉
はらたてるよりきりたてよ【腹立てるより義理立てよ】
腹を立てたところで、なんにもならない。たいせつなのは義理を立てることだということを、おもしろおかしく言ったことば。
はらにいちもつ【腹に一物】🔗⭐🔉
はらにいちもつ【腹に一物】
心中、ひそかになにごとかたくらみを抱いていること。
◎「腹」は心の内、本心の意。あとに続けて「背に荷物」とも言う。また、「胸に一物」とも言う。
はらのかわがはれば めのかわがたるむ【腹の皮が張れば 目の皮がたるむ】🔗⭐🔉
はらのかわがはれば めのかわがたるむ【腹の皮が張れば 目の皮がたるむ】
満腹して腹の皮が突っ張ると、逆にその分だけ目の皮がたるんで眠くなるということ。
〔較〕When the belly is full,the bones would be at rest.(腹が張ると骨が休む)
はらはたてぞん けんかはしぞん【腹は立て損 喧嘩は仕損】🔗⭐🔉
はらはたてぞん けんかはしぞん【腹は立て損 喧嘩は仕損】
腹を立てても、けんかをしても、損をするだけ。だから、じっと我慢をしているに限るということ。
はらはちぶにいしゃいらず【腹八分に医者要らず】🔗⭐🔉
はらはちぶにいしゃいらず【腹八分に医者要らず】
満腹するまで食べずに、いつも腹八分目ぐらいにしておけば、健康によく、医者にかかるようなこともないということ。
◎「腹八分目に医者要らず」とも言う。
〔較〕Feed by measure and defy the physician.(適度に食べて医者を無視せよ)
はらもみのうち【腹も身のうち】🔗⭐🔉
はらもみのうち【腹も身のうち】
腹も自分のからだの一部だからいたわって、食欲にまかせての暴飲暴食は慎めということ。
はらんばんじょう【波瀾万丈】🔗⭐🔉
はらんばんじょう【波瀾万丈】
ものごとの進みぐあい、局面がきわめて変化に富んでいること。
◎「波」は小さい波、「瀾」は大波の意から、曲折、起状のはげしいこと。「万丈」は一丈(約三メートル)の一万倍の意で、非常に高いこと。
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