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はら【原】🔗🔉

はら【原】 草などの生い茂った平らで広い土地。はらっぱ。野原。

はら【腹】🔗🔉

はら【腹】 (1)動物の体で,胴の下半部。哺乳類ではその前面も内部もいう。胃や腸などの内臓が収まっている。おなか。 (2)消化器,ことに胃腸。 (3)子を宿すところ。 (4)気持ち。感情。考え。 (5)気力。胆力。また,度量。「―の太い人」 (6)物の中央部のふくらんだり広くなったりしたところ。 (7)〔物〕定常波で,振幅の最大な部分。⇔節

ハラー【Albrecht von Haller】🔗🔉

ハラー【Albrecht von Haller】 (1708-1777) スイスの医学者・植物学者・詩人。筋肉と神経の研究を行い,近代実験生理学の確立に寄与。著「人体生理学要綱」

ハラージュ【(アラビア) kharj】🔗🔉

ハラージュ【(アラビア) kharj】 イスラム帝国の地租。→ジズヤ

はらあて【腹当て】🔗🔉

はらあて【腹当て】 (1)腹掛け。また,腹巻き。 (2)鎧(よろい)の一。胴・草摺(くさずり)を小さく作り,胸・腹・下腹・大腿上部のみを保護するだけの簡単なもの。

ハラーム【(アラビア) arm】🔗🔉

ハラーム【(アラビア) arm】 イスラム教において禁止される行為。また,神聖不可侵・禁忌を意味する語。

はらい【払い】🔗🔉

はらい【払い】 (1)代金・料金などを払うこと。支払い。「―をすます」 (2)払って除くこと。取り除くこと。「厄介―」

はらい【祓】🔗🔉

はらい【祓】 ⇒はらえ(祓)

はらいごし【払い腰】🔗🔉

はらいごし【払い腰】 柔道の技の名。自分の腰に相手を乗せながら,相手の外股を払い上げて投げる腰技。

はらいこ・む【払い込む】🔗🔉

はらいこ・む【払い込む】 (動五) 金銭を支払い納める。納入する。

はらいさ・げる【払い下げる】🔗🔉

はらいさ・げる【払い下げる】 (動下一) 官公庁などが,動産・不動産を民間に売り渡す。「国有地を―・げる」

はらいせ【腹癒せ】🔗🔉

はらいせ【腹癒せ】 怒り・恨みを他の方面に向けて晴らすこと。

はらいた【腹痛】🔗🔉

はらいた【腹痛】 ふくつう。

はらいだし【払い出し】🔗🔉

はらいだし【払い出し】 支払い出すこと。支出。「―期日」

はらいちょう【払い超】🔗🔉

はらいちょう【払い超】 ⇒散超

はらいもど・す【払い戻す】🔗🔉

はらいもど・す【払い戻す】 (動五) (1)一度受け取った金銭を清算して余ったものを返す。 (2)預貯金を,預けた人に払い渡す。 (3)競馬・競輪などで,的中した投票券を現金に換えて払う。

はら・う【払う】🔗🔉

はら・う【払う】 (動五) (1)じゃまなもの,不用なものを除く。「ほこりを―・う」「下枝を―・う」「刀の鞘(さや)を―・う」 (2)人や動物を,その場から去らせる。「人を―・う」 (3)不用なものを売って処分する。「古雑誌を屑屋に―・う」 (4)金銭を渡す。支払う。「代金を―・う」 (5)目的を達するために,代価を費やす。「犠牲を―・う」 (6)心を傾ける。「敬意を―・う」

はら・う【祓う】🔗🔉

はら・う【祓う】 (動五) 神に祈ってけがれや災いを取り除く。清める。「悪霊を―・う」

はらえ【祓】🔗🔉

はらえ【祓】 神に祈って罪・けがれ,災禍などを除き去る儀式。また,その祈りの言葉。おはらい。はらい。

はらおび【腹帯】🔗🔉

はらおび【腹帯】 (1)腹に巻く帯。はらまき。 (2)⇒岩田帯(いわたおび) (3)馬具の一。鞍を取りつけるために馬の腹にしめる帯。

はらがけ【腹掛け】🔗🔉

はらがけ【腹掛け】 (1)胸から腹までをおおい,背中で細い共布を十文字に交わらせてとめて着用するもの。職人などが着用する。 (2)幼児が寝冷えしないように衣服の下に着けるもの。胸・腹をおおい,ひもを結んでとめる。腹当て。

はらかつろう【原勝郎】🔗🔉

はらかつろう【原勝郎】 (1871-1924) 歴史学者。岩手県生まれ。京大教授。鎌倉時代から戦国時代の期間を日本中世として区分し,積極的に評価した。

はらがまえ【腹構え】🔗🔉

はらがまえ【腹構え】 これから何かをしようとする場合の心の準備。

はらから【同胞】🔗🔉

はらから【同胞】 (1)母を同じくする兄弟姉妹。 (2)同じ国民。同胞(どうほう)。

はらきり【腹切り】🔗🔉

はらきり【腹切り】 切腹(せつぷく)。

はらぐあい【腹具合】🔗🔉

はらぐあい【腹具合】 胃や腸の調子。

はらくだし【腹下し】🔗🔉

はらくだし【腹下し】 (1)下痢(げり)。 (2)下剤。

はらぐろ・い【腹黒い】🔗🔉

はらぐろ・い【腹黒い】 (形) 心の中に悪巧みや陰謀をもっている。「―・い人間」

はらげい【腹芸】🔗🔉

はらげい【腹芸】 (1)演劇で,動作や言葉を押さえて,役の心理・感情を表現する内面的で静的な演技。 (2)言葉や行動によらず,経験や度胸で物事を処理すること。 (3)腹を使ってする座興の芸。

はらこ【腹子】🔗🔉

はらこ【腹子】 魚類の腹中にある卵塊。また,それを塩漬けなどにしたもの。たらこ・すじこなど。(はららご)。

はらごしらえ【腹拵え】🔗🔉

はらごしらえ【腹拵え】 事に当たる前にしっかり食事をしておくこと。

はらごたえ【腹応え】🔗🔉

はらごたえ【腹応え】 物を食べて腹がいっぱいになったという感じ。

はらごなし【腹ごなし】🔗🔉

はらごなし【腹ごなし】 食後,散歩などをして,消化を助けること。

はらさんけい【原三渓】🔗🔉

はらさんけい【原三渓】 (1868-1939) 実業家。近代の数寄者。岐阜県生まれ。名は富太郎。養家を横浜第一の財閥とし,その財力をもって古美術品を収集し,茶道に親しむ。本牧三渓園はその旧宅。収集品の多くは大和文華館に蔵される。

はらじゅく【原宿】🔗🔉

はらじゅく【原宿】 東京都渋谷区東部の地名。明治神宮から青山に至る表参道周辺一帯をいい,青山とともに近年,若者の街としてにぎわう。

ハラショー【(ロ) khorosho】🔗🔉

ハラショー【(ロ) khorosho】 (感) (1)よろしい。承知した。 (2)すばらしい。結構。

はら・す【晴らす・霽らす】🔗🔉

はら・す【晴らす・霽らす】 (動五) 不満・迷いなどを消して気持ちをすっきりさせる。「憂さを―・す」「疑いを―・す」

はら・す【腫らす】🔗🔉

はら・す【腫らす】 (動五) 腫れた状態にする。腫れさせる。

ハラスメント【harassment】🔗🔉

ハラスメント【harassment】 脅し。威嚇。→セクシャル-ハラスメント

はらたかし【原敬】🔗🔉

はらたかし【原敬】 (1856-1921) 政治家。盛岡の人。新聞記者・外交官などを経て大阪毎日新聞社社長。立憲政友会創立に参加。政友会総裁。1918 年(大正 7)寺内内閣のあと最初の政党内閣を組織し平民宰相と称されたが,強硬政策が反発を買い東京駅で暗殺された。

はらたけ【原茸】🔗🔉

はらたけ【原茸】 担子菌類ハラタケ目のきのこ。高さ 5〜10cm。肉は厚く白色。マッシュルームによく似て,食用となる。

はらだけいきち【原田慶吉】🔗🔉

はらだけいきち【原田慶吉】 (1903-1950) 法学者。神戸生まれ。東大教授。古代法,特にユスティニアヌス法典とハンムラピ法典の研究で知られる。

はらだたし・い【腹立たしい】🔗🔉

はらだたし・い【腹立たしい】 (形) おこりだしたくなる気持ちだ。しゃくにさわる。「事情を聞くうちに―・くなる」

はらだちまぎれ【腹立ち紛れ】🔗🔉

はらだちまぎれ【腹立ち紛れ】 腹が立つのにまかせて,見境もなく行動してしまうこと。「―に八つ当たりする」

はらだとよきち【原田豊吉】🔗🔉

はらだとよきち【原田豊吉】 (1860-1894) 明治時代の地質学者。江戸生まれ。「日本地質構造論」を著し日本の地質系統を明らかにし,地質学の発展に寄与。

はらだなおじろう【原田直次郎】🔗🔉

はらだなおじろう【原田直次郎】 (1863-1899) 洋画家。江戸生まれ。豊吉の弟。ドイツ留学後,画塾鐘美館を設け,また明治美術会の創設に参加。

ハラタマ【Koenraad Wouter Gratama】🔗🔉

ハラタマ【Koenraad Wouter Gratama】 (1831-1888) オランダの化学者・医学者。1864 年来日。71 年帰国。長崎の分析究理所,江戸の開成所,大阪の舎密(セイミ)局で,日本の化学研究を指導。

はらだまごしちろう【原田孫七郎】🔗🔉

はらだまごしちろう【原田孫七郎】 安土桃山時代の貿易商。肥後の生まれ。長崎の貿易商原田喜右衛門の手代を務め,ルソン貿易に従事,豊臣秀吉にルソン経略を進言した。生没年未詳。

はらたみき【原民喜】🔗🔉

はらたみき【原民喜】 (1905-1951) 小説家・詩人。広島生まれ。慶大卒。原爆体験に基づいた小説「夏の花」がある。

はらだよしと【原田淑人】🔗🔉

はらだよしと【原田淑人】 (1885-1974) 考古学者。東京生まれ。東大教授。浜田耕作らと東亜考古学会を設立。中国東北部および朝鮮の城址などの調査研究に従事。主著「東亜古文化研究」

はらたんざん【原坦山】🔗🔉

はらたんざん【原坦山】 (1819-1892) 禅僧・仏教学者。磐城の人。名は良作。諱(いみな)は覚仙,号は鶴巣。東大印度哲学科の最初の講師。曹洞宗大学林(現,駒沢大学)総監。

はらちがい【腹違い】🔗🔉

はらちがい【腹違い】 兄弟姉妹で,父は同じで母が異なること。異腹。

はらつづみ【腹鼓】🔗🔉

はらつづみ【腹鼓】 〔「はらづつみ」とも〕 (1)満腹して満足なようす。 (2)月夜に狸が鼓のように腹を打つと言い伝えられていること。

はらっぱ【原っぱ】🔗🔉

はらっぱ【原っぱ】 野原。原。

ハラッパー【Harapp🔗🔉

ハラッパー【Harapp パキスタン北東部,パンジャブ地方にあるインダス文明の都市遺跡。城壁・作業台・大穀物倉庫跡のほか,彩色土器や青銅器などが発見された。→モヘンジョ-ダロ

はらづもり【腹積もり】🔗🔉

はらづもり【腹積もり】 おおよその予定・計画。心づもり。

はらてっけつ【爬羅剔抉】🔗🔉

はらてっけつ【爬羅剔抉】 (1)〔韓愈「進学解」〕 隠れた人材を探し出して用いること。 (2)人の欠点をあばき出すこと。

はらどけい【腹時計】🔗🔉

はらどけい【腹時計】 腹のすきぐあいからおよその時刻を推定できることを,時計にたとえた言い方。

はらのかわ【腹の皮】🔗🔉

はらのかわ【腹の皮】 腹の表皮。

はらのむし【腹の虫】🔗🔉

はらのむし【腹の虫】 (1)体内に寄生する虫。回虫など。 (2)人間の機嫌の良し悪しに関係する心中の感情を,虫にたとえた語。 (3)空腹どきの腹鳴りを,腹中の虫の声であるとしていう語。

はらば・う【腹這う】🔗🔉

はらば・う【腹這う】 (動五) (1)腹を下にして寝そべる。「―・って本を読む」 (2)腹を地につけて手足ではい進む。

はらはちぶ【腹八分】🔗🔉

はらはちぶ【腹八分】 腹いっぱい食べずに少し控えめにしておくこと。腹八分目。「―に医者いらず」

はらびじゅつかん【原美術館】🔗🔉

はらびじゅつかん【原美術館】 東京都品川区にある美術館。1979 年(昭和 54)開館。現代美術を専門とする。

はらびらき【腹開き】🔗🔉

はらびらき【腹開き】 魚を腹側から切り開いておろすこと。干物にする場合は頭を付けたまま開くこともある。

はらびれ【腹鰭】🔗🔉

はらびれ【腹鰭】 魚類の腹部の両側にあるひれのうち,後方の 1 対。

ハラフ【Halaf】🔗🔉

ハラフ【Halaf】 シリアのトルコ国境近く,メソポタミア北部にある遺跡。紀元前 11 世紀頃のアラム王国の都市遺跡で,神殿・宮殿・城門,それらを囲む城壁が発掘された。テル-ハラフ。

はらぶし【腹節】🔗🔉

はらぶし【腹節】 鰹(かつお)の腹側の肉で作った鰹節。雌節。

はらぶと【腹太】🔗🔉

はらぶと【腹太】 胆力・度量の大きなこと。ふとっぱら。「―な人」

はらぺこ【腹ぺこ】🔗🔉

はらぺこ【腹ぺこ】 非常に腹がすいていること。

はらぼて【腹ぼて】🔗🔉

はらぼて【腹ぼて】 みごもって腹が大きくなること。また,その人。

ハラホト【Khara Khoto】🔗🔉

ハラホト【Khara Khoto】 〔モンゴル語で「黒い都城」の意〕 中国甘粛省北西部にある西夏の都城遺跡。カラホト。

はらまき【腹巻き】🔗🔉

はらまき【腹巻き】 (1)腹が冷えるのを防ぐために,腹に巻くもの。はらおび。腹当て。 (2)鎧(よろい)の一。胴をぐるりと囲み,背中で合わせるようにした簡略なもの。

はらまち【原町】🔗🔉

はらまち【原町】 福島県北東部,太平洋に面する市。旧宿場町で相馬地方の中心。紡織・精密・光学機械の工場が立地。雲雀ヶ原で,野馬追(のまお)いが行われる。

はらみつ【波羅蜜】🔗🔉

はらみつ【波羅蜜】 (1)〔仏〕〔(梵) pramit〕 迷いの世界から悟りの世界へ至ることの意。実際には,そのために菩薩の行う修行のこと。波羅蜜多。 (2)クワ科の常緑高木。南アジアで広く栽培される。果実は長さ約 50cm の楕円体で,果肉は甘味があって食用とする。材は建材・家具材とする。

はら・む【孕む】🔗🔉

はら・む【孕む】 (動五) (1)胎内に子を宿す。みごもる。「子を―・む」 (2)布などが風を受けて一方の側へふくれる。「帆が風を―・む」 (3)中に含んでもつ。内蔵する。「矛盾を―・む」

はらもち【腹持ち】🔗🔉

はらもち【腹持ち】 食べごたえがあって,空腹の状態にならないこと。

はららご【🔗🔉

はららご【 魚類の産卵前の卵塊。また,それを塩漬けにした食品。特に,鮭(さけ)についていう。腹子(はらこ)。

ハラレ【Harare】🔗🔉

ハラレ【Harare】 ジンバブエ共和国の首都。同国北部の高原に位置する。タバコの集散地。旧称ソールズベリ。

はらわた【腸】🔗🔉

はらわた【腸】 (1)大腸・小腸などの総称。また,臓腑(ぞうふ)。 (2)動物の内臓。臓腑。わた。 (3)こころ。性根(しようね)。根性。精神。 (4)物の内部に詰め込まれているもの。

はらん【葉蘭】🔗🔉

はらん【葉蘭】 ユリ科の常緑多年草。早春,地際に紫褐色の花を開く。庭園に植え,葉を生け花の材料とし,また料理を盛るのに用いる。

はらん【波瀾・波乱】🔗🔉

はらん【波瀾・波乱】 〔「瀾」は大波の意〕 (1)さわぎ。もめごと。ごたごた。また,争乱。「―を呼ぶ」 (2)単調でなく,変化のあること。「―万丈」 (3)なみ。大小の波。

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