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よいうちからようじょう【良いうちから養生】🔗🔉

よいうちからようじょう【良いうちから養生】 病気になってから養生するよりも、丈夫なうちに健康に注意したほうがよいということ。また、前もって用心しておけば失敗することがないということ。 《類句》用心は前にあり。転ばぬ先の杖(ツエ)。

よいごしのぜにはもたぬ【宵越しの銭は持たぬ】🔗🔉

よいごしのぜにはもたぬ【宵越しの銭は持たぬ】 江戸っ子は宵越しの銭は使わぬ

よいこになる【良い子になる】🔗🔉

よいこになる【良い子になる】 良い子になる

よいざめのみずはかんろのあじ【酔い覚めの水は甘露の味】🔗🔉

よいざめのみずはかんろのあじ【酔い覚めの水は甘露の味】 酒の酔いがさめて、のどがかわいているときに飲む水は非常においしいということ。 《参考》 「甘露」は、中国の伝説で、天子が仁政を行うとき、天が降らせるという甘い露。 《類句》酔い覚めの水下戸(ケ゛コ)知らず。

よいっぱりのあさねぼう【宵っ張りの朝寝坊】🔗🔉

よいっぱりのあさねぼう【宵っ張りの朝寝坊】 夜は遅くまで起きていて、朝は遅くまで寝ていること。また、そのような人。 《参考》 朝寝坊の宵っ張り。 《類句》寝難(カ゛タ)きの起き難き。

よいつらのかわ【良い面の皮】🔗🔉

よいつらのかわ【良い面の皮】 良い面の皮

よいどれけがせず【酔いどれ怪我せず】🔗🔉

よいどれけがせず【酔いどれ怪我せず】 《足取りの危ない酔っぱらいはかえって怪我はしないものであるの意》無心の者はかえって大きな失敗はしないことのたとえ。 《類句》酒の酔い落ちても怪我せず。

ようかんさんじょう【陽関三畳】▽中国🔗🔉

ようかんさんじょう【陽関三畳】▽中国 送別の宴で、唐の詩人王維(オウイ)の別離の詩「元二(ケ゛ンシ゛)の安西(アンセイ)に使いするを送る」を吟ずるとき、結句を3度繰り返して吟ずること。 《参考》 (イ)「陽関」は、中国甘粛(カンシュク)省敦煌(トンコウ)の西にあった、西域に通じる関門。「三畳」は、3度重ねて歌うこと。詩は「渭城(イシ゛ョウ)ノ朝雨軽塵(ケイシ゛ン)(軽い土ぼこり)ヲウルオス。客舎(カクシャ)(旅館)青青柳色(リュウショク)新タナリ。君ニ勧ム更(サラ)ニ尽くセ一杯ノ酒。西ノタた陽関ヲ出(イ)ズレバ故人(旧友)無カラン」で、わが国では、詩の全句を歌ったあと、全員で「無カラン、無カラン故人無カラン、西ノカタ陽関ヲ出ズレバ故人無カラン」と唱和するのが普通。

ようきはっするところきんせきまたとおる【陽気発する処金石亦透る】▽中国🔗🔉

ようきはっするところきんせきまたとおる【陽気発する処金石亦透る】▽中国 《陽の気が動くと金属や石をも貫くの意》精神を集中して物事を行えば、どんな困難にも打ち勝つことができるということ。 《参考》 「陽気」は、万物が動き出そうとし、また、発生しようとする気。 《出典》 陽気ノ発スル処金石モ亦透ル。精神一到何事カ成ラザラン。〔朱子語類(シュシコ゛ルイ)〕 《類句》精神一到何事か成らざらん。一念岩をも通す。

ようしつにしてこひす【羊質にして虎皮す】▽中国🔗🔉

ようしつにしてこひす【羊質にして虎皮す】▽中国 《中身は羊なのに、虎(トラ)の皮をかぶっているの意》外面ばかりりっぱで、内容が伴っていないことのたとえ。見かけ倒し。「羊質虎皮」とも。 《出典》 〔後漢書(コ゛カンシ゛ョ)・劉焉伝・論〕 《類句》羊頭狗肉(ヨウトウクニク)。

ようじでじゅうばこのすみをほじくる【楊枝で重箱の隅をほじくる】🔗🔉

ようじでじゅうばこのすみをほじくる【楊枝で重箱の隅をほじくる】 重箱の隅を楊枝でほじくる

ようしゅうのゆめ【揚州の夢】▽中国🔗🔉

ようしゅうのゆめ【揚州の夢】▽中国 歓楽街で遊び楽しんだ、昔の華やかな豪遊のたとえ。 《参考》 「揚州」は中国江蘇(コウソ)省、揚子江と大運河が交わり、貿易港として栄えた都市。唐代中期には繁華をきわめ、歓楽境であった。 《出典》 十年一覚ス揚州ノ夢、贏(カ)チ得タリ青楼薄倖(ハッコウ)ノ名(揚州での歓楽の夢から覚めてもう十年の年月がたってしまった。後まで残ったのは妓楼(キ゛ロウ)の遊蕩児(ユウトウシ゛)という名だけである)。〔杜牧(トホ゛ク)・遣懐〕

ようじんはしてくやめ【用心はして悔やめ】🔗🔉

ようじんはしてくやめ【用心はして悔やめ】 《用心をしてから、用心しすぎたことを悔やむべきであるの意》用心しすぎたと思うくらいに細心に用心したほうがよいということ。 《類句》用心に網を張る。用心は臆病にせよ。用心に飽きはない。用心に城滅びず。

ようとうくにく【羊頭狗肉】▽中国🔗🔉

ようとうくにく【羊頭狗肉】▽中国 《羊の頭を看板に出しながら、実際は犬の肉を売るの意》見掛けはりっぱだが、実質が伴わず、内容が粗末なことのたとえ。見掛け倒し。「羊頭を懸(カ)けて狗肉を売る」「羊頭を掲げて狗肉を売る」とも。 《参考》 羊の肉は上等の肉とされ、犬の肉は最下等とされる。 《出典》 羊頭ヲ懸ケテ狗肉ヲ売ル。〔無門関(ムモンカン)〕 《類句》羊頭馬脯(ハ゛ホ)。牛首を懸けて馬肉を売る。

ようとうをかけてくにくをうる【羊頭を懸けて狗肉を売る】▽中国🔗🔉

ようとうをかけてくにくをうる【羊頭を懸けて狗肉を売る】▽中国 羊頭狗肉

ようにたつ【用に立つ】🔗🔉

ようにたつ【用に立つ】 役に立つ。使い道がある。 《例文》 「彼は、将来、用に立つと私が見込んだ部下だ。」

ようによりてころをえがく【様に依りて葫蘆を画く】▽中国🔗🔉

ようによりてころをえがく【様に依りて葫蘆を画く】▽中国 《手本を見て瓢箪(ヒョウタン)を描くの意》先人の様式をまねたありふれた模倣ばかりで、独創性がないことのたとえ。 《参考》 宋(ソウ)の太祖は、陶穀(トウコク)が起草した詔勅類を古い例に固執する、俗に言う「様によりて葫蘆(コロ)を描く」ものだとして重んじなかった。穀は辞表を出したが許されず、また昇進して用いられることもなかった。そこで穀は、「笑うに堪えたり翰林(カンリン)の陶学士、年年様によりて葫蘆を描く。」という自嘲(シ゛チョウ)の詩を作ったという。 《出典》 〔続湘山野録(ソ゛クショウサ゛ンヤロク)〕

ようのとうざいをとわず【洋の東西を問わず】🔗🔉

ようのとうざいをとわず【洋の東西を問わず】 《東洋と西洋とを区別することなくの意》世界じゅうどこでも。 《例文》 「親子の情愛は、洋の東西を問わずみな同じだ。」

ようりょうをえない【要領を得ない】▽中国🔗🔉

ようりょうをえない【要領を得ない】▽中国 何を述べようとしているのか、肝心な点がはっきりしないことのたとえ。 《例文》 「彼の話はわき道が多くてさっぱり要領を得ない。」 《参考》 「要領」は、衣服をたやすく持ち上げることのできる、腰と襟(エリ)の意で、大切な部分のこと。 《出典》 騫(ケン)月氏ヨリ大夏ニ至リ、竟(ツイ)ニ月氏ノ要領ヲ得ルコト能(アタ)ワズ。留(トト゛)マルコト歳余ニシテ還(カエ)ル。〔漢書(カンシ゛ョ)・張騫伝〕

ようをたす【用を足す】🔗🔉

ようをたす【用を足す】 用事を済ます。 《例文》 「急ぎの用を足してから出掛けた。」 大便または小便をする。

ようをつくる【俑を作る】▽中国🔗🔉

ようをつくる【俑を作る】▽中国 よくないことをして、後の人にとっては悪い前例になることのたとえ。 《参考》 (イ)「俑」は、古代の中国で、死者とともに埋葬した人形。 (ロ)孔子は、俑を埋める風習が、やがて殉死という悪習を生ずるもとになったとして、初めて俑を作った者を憎んだという。 《出典》 〔孟子(モウシ)・梁恵王上篇〕

よがよならば【世が世ならば】🔗🔉

よがよならば【世が世ならば】 《こんな世ではなく、もっとよい世ならの意》昔のように栄えて物事がうまくいく、自分に都合のよい時代ならば。 《例文》 「敗戦で何もかも変わってしまったが、世が世ならばこんな哀れな暮らしはしていないものを。」

よくおよぐものはおぼれる【善く游ぐ者は溺れる】▽中国🔗🔉

よくおよぐものはおぼれる【善く游ぐ者は溺れる】▽中国 《泳ぎの上手な人はかえっておぼれることがあるの意》人はえてして長所とする方面でかえって油断をして失敗しやすいということのたとえ。 《出典》 夫(ソ)レ善ク游グ者ハ溺レ、善ク騎(ノ)ル者ハ堕(オ)ツ。各(オノオノ)其(ソ)ノ好ム所ヲ以(モッ)テ、反(カエ)ッテ自(ミス゛カ)ラ禍(ワサ゛ワイ)ト為(ナ)ス。〔淮南子(エナンシ゛)・原道訓〕 《類句》善く騎る者は堕つ。能(ヨ)く走る者は躓(ツマス゛)く。川立ちは川で果てる。

よくとそうだん【欲と相談】🔗🔉

よくとそうだん【欲と相談】 《自分の欲と相談するの意》何をするにもまず自分の利益の有無を考えてから行動すること。利益にならないことには、手を出さないということ。 《例文》 「品薄をいいことに欲と相談ずくで売り惜しむ。」

よくとふたりづれ【欲と二人連れ】🔗🔉

よくとふたりづれ【欲と二人連れ】 金銭に対する欲につられて行動することのたとえ。「欲と道連れ」とも。

よくにはめみえず【欲には目見えず】🔗🔉

よくにはめみえず【欲には目見えず】 欲のために正常の心を失うと、物の道理が分からなくなるということ。 《類句》欲に目が眩(クラ)む。欲に目がない。欲にふける者は目見えず。

よくのかわがはる【欲の皮が張る】🔗🔉

よくのかわがはる【欲の皮が張る】 非常に欲張りである。「欲の皮がつっ張る」とも。 《例文》 「金がなければ暮らせないから、みんな欲の皮が張った人間になっちゃうんだ。」

よくのくまたかまたをさく【欲の熊鷹股を裂く】🔗🔉

よくのくまたかまたをさく【欲の熊鷹股を裂く】 欲が深過ぎて災いを受けることのたとえ。「欲の熊鷹股裂ける」「欲の熊鷹股から裂くる」とも。 《参考》 くまたかが並んでいる2頭の猪(イノシシ)を見つけ、両足に1頭ずつつかんだ。驚いた猪が別々の方向に逃げ出したが、くまたかは猪を離そうとしなかったためとうとうまたが裂けて死んだという昔話から。 《類句》欲の熊鷹爪(ツメ)を裂く。

よくもとくもない【欲も得もない】🔗🔉

よくもとくもない【欲も得もない】 欲得は問題ではない。利害得失を考えている余裕がない。 《例文》 「もう欲も得もないよ。早く終わってぐっすり眠りたいだけだ。」

よくをいえば【欲を言えば】🔗🔉

よくをいえば【欲を言えば】 今のままでも十分だが、さらに望むとすれば。「欲を言うと」とも。 《例文》 「なかなかいい文章だ。欲を言えばもう少し作者の情感がにじみ出ているとなおよいのだが。」

よこいたにあまだれ【横板に雨垂れ】🔗🔉

よこいたにあまだれ【横板に雨垂れ】 弁舌がなめらかでなく、つかえながら話すことのたとえ。 《類句》「立て板に水」をもじってつくられたことば。 《対句》立板に水。

よこがみをやぶる【横紙を破る】🔗🔉

よこがみをやぶる【横紙を破る】 《和紙は漉(ス)き目が縦になっていて、横には裂きにくいことから》道理に合わないことを強引に押し通そうとすること。「横紙を裂く」とも。 《類句》横車を押す。

よこぐるまをおす【横車を押す】🔗🔉

よこぐるまをおす【横車を押す】 《前後にしか動かない車を横に押すように》無理なことや、不合理なことを押し通そうとすることのたとえ。「横に車」「横に車を押す」とも。 《例文》 「へそまがりだから、横車を押すようなことばかりやる。」 《類句》横紙を破る。

よこにくるまをおす【横に車を押す】🔗🔉

よこにくるまをおす【横に車を押す】 横車を押す

よこのものをたてにもしない【横の物を縦にもしない】🔗🔉

よこのものをたてにもしない【横の物を縦にもしない】 ものぐさで、何もしないことのたとえ。 《例文》 「うちの主人ときたら、家では横の物を縦にもしないのですから。」

よこやりをいれる【横槍を入れる】🔗🔉

よこやりをいれる【横槍を入れる】 《相戦う両軍の横あいから別の軍が槍で突いてかかるの意》そのことに直接関係のない者が、わきから文句・注文をつけることのたとえ。 《例文》 「地方の行政に政府が横槍を入れる。」

よこをむく【横を向く】🔗🔉

よこをむく【横を向く】 気に入らないという態度をとる。そっぽを向く。相手を無視する。 《例文》 「いくら協力を呼び掛けても、人々は横を向いたままだった。」

よしのずいからてんじょうのぞく【葦の髄から天井覗く】🔗🔉

よしのずいからてんじょうのぞく【葦の髄から天井覗く】 《よしの茎の穴から天井を見ても、天井の全体を見ることはできないことから》間違いを犯しやすい狭い見聞や知識に基づいて大きな問題を判断することのたとえ。「葦の管(クタ゛)から天井を見る」「葦の髄から天井を見る」とも。 《類句》火吹き竹から天を見る。針の穴から天覗く。鍵(カキ゛)の穴から天覗く。管(カン)を以(モッ)て天を窺(ウカカ゛)う。

よしょのうれい【予且の患い】▽中国🔗🔉

よしょのうれい【予且の患い】▽中国 貴人が無名の者に暗殺される恐れのたとえ。また、油断して思わぬ不覚をとる恐れのたとえ。 《参考》 呉王夫差(フサ)が人民と酒を飲みたいと言い出したときに、家臣の呉子胥(コ゛シショ)が思いとどまるようにいさめて次のような話をした。あるとき、予且という男が魚の目を射たところ、その魚は天帝に仕える白竜が化した魚だった。白竜が目を射られたことを天帝に訴えると、天帝は、「おまえが魚の姿をしていたのならば人に射られても当然だ。予且に罪はない。」と、とりあわなかったという。呉子胥は、王がわざわざ危険に身をさらす必要がないことを説いたという。 《出典》 〔説苑(セ゛イエン)・正諫篇〕 《類句》白竜魚服(ハクリョウキ゛ョフク)。

よせいをかる【余勢を駆る】🔗🔉

よせいをかる【余勢を駆る】 あることを成し遂げて、弾みの付いた勢いに乗じて、さらに他のことを行おうとするようす。 《例文》 「勝利の余勢を駆って都へ攻め上った。」

よぜんをたもつ【余喘を保つ】🔗🔉

よぜんをたもつ【余喘を保つ】 かろうじて命を保っている。滅びそうなものが、ほそぼそと続いていることのたとえ。 《例文》 「今も民俗芸能が余喘を保っているのは、人々の心に昔を懐かしむ思いがあるからだろう。」 《参考》 「余喘」は、死に瀕(ヒン)したときの息。虫の息。

よそにする【余所にする】🔗🔉

よそにする【余所にする】 自分には関係のないものとしておろそかにする。ほうっておく。「余所になす」とも。 《例文》 「勉強を余所にして遊び回る。」 《参考》 「余所」は「他所」とも書く。

よそものにする【余所者にする】🔗🔉

よそものにする【余所者にする】 その人を仲間として認めず、のけものにする。 《例文》 「つまらないことでみんなの気持ちを害し、いつの間にか余所者にされてしまった。」

よたかのよいだくみ【夜鷹の宵だくみ】🔗🔉

よたかのよいだくみ【夜鷹の宵だくみ】 できもしない不相応なことを計画することのたとえ。また、計画だけは大きいが、実現できないことのたとえ。「夜鷹(ヨタカ)の食(シ゛キ)だくみ」とも。 《参考》 よたかは、夕方から夜にかけて蚊のような小さい虫を捕って食うが、あるとき、「夜出歩いたのでは小さな虫しか捕れないから、今後は夜寝て昼間餌(エサ)をあさり、もっと大きなものを食おう」と決心した。しかし、空腹なのでとりあえずいつものように小さい虫を捕るために飛び回り、翌日はその疲れで眠ってしまい、結局その繰り返しで、このうまい計画は実行できなかったという話から。

よだれをたらす【涎を垂らす】🔗🔉

よだれをたらす【涎を垂らす】 何かをほしくてたまらないようす。「涎を流す」とも。 《例文》 「うまい話に、涎を垂らさんばかりだった。」 《参考》 食物だけに限らず用いる。

よたをとばす【与太を飛ばす】🔗🔉

よたをとばす【与太を飛ばす】 でたらめなことを言う。ふざけたことを言う。 《例文》 「与太を飛ばすのもいい加減にしろよ。」 《参考》 「与太」は、「与太郎」の略で、うそ・でたらめをいう、人形浄瑠璃(シ゛ョウルリ)の隠語(インコ゛)からという。

よってたかって【寄って集って】🔗🔉

よってたかって【寄って集って】 大ぜいが寄り集まって何か一つのことをするようす。 《例文》 「村の子どもたちが寄ってたかって亀(カメ)をいじめていた。」

よってほんしょうをあらわす【酔って本性を現す】🔗🔉

よってほんしょうをあらわす【酔って本性を現す】 酒に酔うと、平素は押さえたり隠したりしている本心を現してしまうものであるということ。 《参考》 「現す」は、「顕わす」とも書く。 《類句》酒は本心を現す。

よつにくむ【四つに組む】🔗🔉

よつにくむ【四つに組む】 《相撲(スモウ)で、力士が互いに両手を差し合って十分に組み合うの意》正面から堂々と相手と渡り合う。「よっつに組む」「四つに渡る」「四つに渡り合う」とも。 《例文》 「春闘の賃上げ交渉で、労資は四つに組んだまま、ともに譲らない構えだった。」

よつにわたる【四つに渡る】🔗🔉

よつにわたる【四つに渡る】 四つに組む

よとうのつみ【余桃の罪】▽中国🔗🔉

よとうのつみ【余桃の罪】▽中国 《食べ残しの桃の実のために得る罪の意》主君に愛されたことが、後にかえって主君の信頼を失って罪を得るもとになるということ。愛憎の変化のはなはだしいことのたとえ。 《参考》 衛(エイ)の弥子瑕(ヒ゛シカ)という美少年は、主君の寵愛(チョウアイ)を受けていた。ある日、主君と果樹園に遊んだとき、桃を採って食べると甘かったので、その食べかけの桃を主君に献上した。すると、主君は「自分が全部食べたいのをがまんして、わたしに食べさせてくれた。」と喜んだ。ところが、弥子瑕の容色が衰えて寵愛が薄れると、主君は「こいつは無作法なやつだ。いつだったか、自分の食べかけの桃をわたしに食わせたことがある。」とののしったという。 《出典》 〔韓非子(カンヒ゜シ)・説難篇〕

よにあう【世に逢う】🔗🔉

よにあう【世に逢う】 自分に適した時勢に恵まれて世に栄える。時を得る。 《参考》 「逢う」は、「合う」とも書く。 《例文》 「誠実に働いても、世に逢うこともなく、一生恵まれない人もいる。」 《類句》時に遇う。

よにいれられる【世に入れられる】🔗🔉

よにいれられる【世に入れられる】 世間から価値を認められ尊敬される。 《例文》 「あの作家は、作品が世に入れられる前に夭逝(ヨウセイ)してしまった。」

よにでる【世に出る】🔗🔉

よにでる【世に出る】 出世したり、すぐれた業績を上げたりして世間に知られるようになる。「世に出(イ)ず」とも。 《例文》 「君の才能なら世に出ることも困難ではない。」

よにはくらくありしかるのちにせんりのうまあり【世に伯楽有り然る後に千里の馬有り】▽中国🔗🔉

よにはくらくありしかるのちにせんりのうまあり【世に伯楽有り然る後に千里の馬有り】▽中国 《世の中に、馬の真価を見分けるりっぱな人がいて、初めて1日に千里も走る名馬が見いだされるの意》すぐれた人材も、それを見いだすりっぱな人がいなければ、その才能を発揮することなく終わってしまうことのたとえ。 《参考》 「伯楽」は、春秋時代秦(シン)の孫陽(ソンヨウ)のこと。馬の良否をよく見分けたという。 《出典》 世ニ伯楽有リテ然ル後ニ千里ノ馬有リ。千里ノ馬ハ常ニ有レドモ、伯楽ハ常ニハ有ラズ。〔韓愈(カンユ)・雑説〕 《類句》伯楽の一顧(イッコ)。千里の馬は常に有れども伯楽は常には有らず。

よのなかはあいもち【世の中は相持ち】🔗🔉

よのなかはあいもち【世の中は相持ち】 世の中は、互いに助け合っていかなければならないということ。「世は相持ち」とも。 《類句》世は相身互(アイミタカ゛)い。持ちつ持たれつ。

よのなかはくぶがじゅうぶ【世の中は九分が十分】🔗🔉

よのなかはくぶがじゅうぶ【世の中は九分が十分】 世の中のことは、思いどうりにはならないものであるから、思ったことの九分どおりかなえられれば最上とし、それで満足すべきであるということ。

よのなかはひろいようでせまい【世の中は広いようで狭い】🔗🔉

よのなかはひろいようでせまい【世の中は広いようで狭い】 世間は広いようで狭い

よのなかはみっかみぬまにさくらかな【世の中は三日見ぬ間に桜かな】🔗🔉

よのなかはみっかみぬまにさくらかな【世の中は三日見ぬ間に桜かな】 《世の中は、3日見ないうちに散ってしまう桜の花のようなものであるの意》世の中の移り変わりが激しくてすぐに変わってしまうものであるということのたとえ。「世の中は三日見ぬ間の桜かな」「三日見ぬ間の桜」とも。 《参考》 江戸時代の俳人大島蓼太(オオシマリョウタ)の俳句から。 《出典》 〔蓼太句集(リョウタクシュウ)〕

よのならい【世の習い】🔗🔉

よのならい【世の習い】 世の中を渡って行くときに人間として当然一度は経験しなければならないような事がら。世の常。 《例文》 「栄枯盛衰は世の習いというが、豊臣(トヨトミ)家の没落はあまりにも早かった。」

よのめもねずに【夜の目も寝ずに】🔗🔉

よのめもねずに【夜の目も寝ずに】 《夜には寝るはずの目も寝ないでの意》昼からしている物事を夜も眠らないでするようす。夜、少しも眠らずに。 《例文》 「夜の目も寝ずに懸命に仕事をした。」

よはななさがりななあがり【世は七下り七上り】🔗🔉

よはななさがりななあがり【世は七下り七上り】 浮き沈み七度

よははりもの【世は張り物】🔗🔉

よははりもの【世は張り物】 世間は張り物

よはまわりもち【世は回り持ち】🔗🔉

よはまわりもち【世は回り持ち】 人の貴賤(キセン)や貧富は運命に従って代わる代わるに回ってくるものであるということ。 《類句》天下は回り持ち。

よみちにひはくれない【夜道に日は暮れない】🔗🔉

よみちにひはくれない【夜道に日は暮れない】 《日が暮れて暗くなった帰りの夜道には、もう日が暮れて暗くなるというような心配事はないの意》どうせ遅くなったのだから、物事は落ち着いてゆっくりと行ったほうがよいということ。 《参考》 訪ねて来てくれた人にあわてて帰らずにゆっくりしてゆくことを勧めるときのことば。 《類句》夜道に遅い暗いはない。夜道に急ぎはない。

よいざめのみずはかんろのあじ【酔い醒めの水は甘露の味】🔗🔉

よいざめのみずはかんろのあじ【酔い醒めの水は甘露の味】 酔ったあとの眠りからさめて、のどの渇きをいやすために飲む水は、まるで甘露のようにおいしいものだということ。 ◎「甘露」は中国の伝説で、王が仁政をおこなうと天から降ると言われる甘い水のこと。 〔例〕「酔いざめの水で甘露の味を知り」(古川柳)

よいっぱりのあさねぼう【宵っ張りの朝寝坊】🔗🔉

よいっぱりのあさねぼう【宵っ張りの朝寝坊】 夜更けまで起きていて、朝は遅くまで寝ていること。また、それが習慣になっている人のこと。 ◎「朝寝坊の宵っ張り」とも言う。 〔較〕Loath to bed and loath out of it.(床に入るのも出るのも嫌い―loathは「…を嫌う」)

よいどれけがせず【酔いどれ怪我せず】🔗🔉

よいどれけがせず【酔いどれ怪我せず】 酔っぱらいがはたから見るとふらふらと足元が定まらず危なげに見えるが、案外怪我をしないように人間、無心になにかやっているときは大きな失敗をしないものだということ。 〔較〕A drunken man seldom catches harm.(酔っぱらいはめったに怪我をしない)

よいはなはあとから【よい花は後から】🔗🔉

よいはなはあとから【よい花は後から】 先走るものによいものはない。すぐれたもの、りっぱなものは後から現れるということ。 ◎はじめに咲く花によいものはなく、美しい花は後から咲くの意から。 〔類〕大器晩成 〔較〕The best is behind.(最上のものは後から出てくる)

ようあるときのじぞうがおようなきときのえんまがお【用ある時の地蔵顔用なき時の閻魔顔】🔗🔉

ようあるときのじぞうがおようなきときのえんまがお【用ある時の地蔵顔用なき時の閻魔顔】 人は勝手なもので、何か人に頼み事があるときにはお地蔵様のようにやさしいにこにこ顔をするが、用事がないときには閻魔様のように不愛想な顔つきになるということ。 〔類〕借りる時の地蔵顔返す時の閻魔顔

ようきはっするところ きんせきもまたとおる【陽気発する処 金石も亦透る】🔗🔉

ようきはっするところ きんせきもまたとおる【陽気発する処 金石も亦透る】 たとえどんなに困難なことでも、その気になってやればできないことはないということ。 ◎「陽気」は万物が動き、または生じようとする陽の気。そういう気がひとたびおこれば、たとえ金属や石のように固いものでも貫いてしまうの意から。 〔出〕朱子語録

ようしつこひ【羊質虎皮】🔗🔉

ようしつこひ【羊質虎皮】 うわべだけりっぱで内容が伴わない、見かけ倒しのこと。 ◎「羊質」は実質は羊(ひつじ)であるということ。「虎皮」は虎(とら)の皮をかぶっているということ。 〔出〕後漢書(ごかんじょ)

ようじでじゅうばこのすみをほじくる【楊枝で重箱の隅をほじくる】🔗🔉

ようじでじゅうばこのすみをほじくる【楊枝で重箱の隅をほじくる】 →重箱の隅を楊枝でほじくる

ようじんはおくびょうにせよ【用心は臆病にせよ】🔗🔉

ようじんはおくびょうにせよ【用心は臆病にせよ】 用心はどれだけしてもしすぎるということはない。臆病なくらいに用心深くしてちょうどいいということ。 〔類〕浅い川も深く渡れ

ようちょう【羊腸】🔗🔉

ようちょう【羊腸】 羊(ひつじ)の腸のように、山道が曲がりくねって長々と続いていることの形容。 〔例〕羊腸たる山道。

ようとうくにく【羊頭狗肉】🔗🔉

ようとうくにく【羊頭狗肉】 りっぱなものをおとりに使って、実は粗悪なもの、似てはいるが別のものをごまかして売ることのたとえ。また、見せかけのものと実際の内容や中身が違うことのたとえ。 ◎「狗肉」は犬の肉のこと。「羊頭を掲(かか)げて狗肉を売る」の略で、羊(ひつじ)の頭を看板に懸けて店先につるし、羊の肉を売ると見せかけて、実は犬の肉を売ることから。 〔出〕無門関 〔類〕看板に偽りあり 〔較〕He cries wine,and sells vinegar.(ワインだと叫んで酢を売る)

よくおよぐものはおぼる【よく泳ぐ者は溺る】🔗🔉

よくおよぐものはおぼる【よく泳ぐ者は溺る】 人間、得意とすることではとかく自信過剰になるため、かえって失敗を招くことがあるというたとえ。 ◎泳ぎの達者な人は自分の力を過信するあまり、水をばかにして、あげくの果て溺れてしまうことがあるという意から。 〔出〕淮南子(えなんじ) 〔類〕泳ぎ上手は川で死ぬ/川立ちは川で果てる 〔較〕Good swimmers at length are drowned.(泳ぎ上手もついには溺れる)

よくとみちづれ【欲と道連れ】🔗🔉

よくとみちづれ【欲と道連れ】 欲にかられてすること、欲得ずくでおこなうことのたとえ。 ◎「欲と二人連れ」とも言う。

よくにめがくらむ【欲に目がくらむ】🔗🔉

よくにめがくらむ【欲に目がくらむ】 欲のために理性を失い、正邪善悪の判断ができなくなること。 ◎「欲に目見えず」とも言う。 〔較〕Avarice blinds our eyes.(欲は目を見えなくする)

よくのくまたか またさくる【欲の熊鷹 股裂くる】🔗🔉

よくのくまたか またさくる【欲の熊鷹 股裂くる】 あまり欲ばりすぎると、ひどい目に遭うというたとえ。 ◎「熊鷹」は鷲(わし)の一種の大きな鳥。二頭の猪(いのしし)をつかんだ熊鷹が、必死で右に左に逃げようとする猪を、欲にかられてどちらも放さなかったためにその股が裂けてしまったという話から。 〔類〕虻蜂取らず/花も折らず実も取らず/大欲は無欲に似たり

よくまなべよくあそべ【よく学べよく遊べ】🔗🔉

よくまなべよくあそべ【よく学べよく遊べ】 りっぱな人間になるためには、勉強するときはしっかり勉強し、遊ぶときはとことん遊ぶべきだということ。 ◎英語のWork while you work,play while you play.(働く(勉強する)ときは働き(勉強し)、遊ぶときは遊べ)/All work and no play makes Jack a dull boy.(勉強ばかりして遊ばない少年は愚鈍になる)から。

よげんしゃ きょうりにいれられず【預言者 郷里に容れられず】🔗🔉

よげんしゃ きょうりにいれられず【預言者 郷里に容れられず】 すぐれた人も、身近な人々にはありがたがられず、認められないものだということ。 ◎『新約聖書・ルカによる福音書』にあることばから。「預言者」はキリスト教で、神の啓示を受け、これを神託として人々に伝える者。そういう人でも、子供のころから身近に成長していくようすを見ていた人たちには、普通の人としか思えず、故郷ではかえって認められないの意から。英語はNo prophet is accepted in his own country. 〔類〕所の神様ありがたからず

よこがみやぶり【横紙破り】🔗🔉

よこがみやぶり【横紙破り】 自分の思いどおりに無理を押し通そうとすることやそういう人のこと。 ◎和紙の目は縦に通っているため横には破りにくいものなのに、それをあえてむりやり横に破ることから。 〔類〕横車を押す

よこぐるまをおす【横車を押す】🔗🔉

よこぐるまをおす【横車を押す】 自分の思いどおりにしようと、道理を無視し、強引に無理無態なことを押し通すたとえ。 ◎車は前かうしろに縦に押すものなのに、むりやり横に押すことから。 〔例〕「横車けして通さぬ砂利の上」(古川柳) 〔類〕横紙破り

よこでをうつ【横手を打つ】🔗🔉

よこでをうつ【横手を打つ】 左右に開いた両の手を合わせ打つこと。はたと感じ入ったり、何か思い当たったりするようすを表すことば。 〔例〕思わず横手を打って感嘆する。

よこのものをたてにもしない【横の物を縦にもしない】🔗🔉

よこのものをたてにもしない【横の物を縦にもしない】 横になっている物を縦に向きを変えることさえしないように、めんどうくさがって、横着をきめこむことのたとえ。 ◎「縦の物を横にもしない」とも言う。 〔例〕「横の物縦にして嫁琴をやめ」(古川柳)

よこやりをいれる【横槍を入れる】🔗🔉

よこやりをいれる【横槍を入れる】 他人の話や仕事に、かたわらから口を出して文句をつけることのたとえ。 ◎戦っている両軍以外の一隊が、横合いから槍で突きかかるの意から。

よしのずいからてんじょうをのぞく【葦の髄から天井を覗く】🔗🔉

よしのずいからてんじょうをのぞく【葦の髄から天井を覗く】 狭い見聞やあさはかな知識で、大きな問題を論じたり、判断したりするたとえ。 ◎葦のわずかな茎の穴を通して天井をうかがい見てもごく一部分しか見えないことから。「葦の髄から天井覗く」とも言う。いろはがるた(江戸)。 〔類〕管を以て天を窺う/貝殻で海を量る

よのなかはくぶがじゅうぶ【世の中は九分が十分】🔗🔉

よのなかはくぶがじゅうぶ【世の中は九分が十分】 とかくものごとは、自分の思いどおりにいかないもの。だから、望んでいたことの九分までかなえばじゅうぶんで、満足すべきだということ。 〔較〕All complain.(みんな不平を言う)

よのなかはねんじゅうさんがつじょうつきよかかあじゅうしちおれはたちおわずからずにこさんにん【世の中は年中三月常月夜嬶十七俺二十負わず借らずに子三人】🔗🔉

よのなかはねんじゅうさんがつじょうつきよかかあじゅうしちおれはたちおわずからずにこさんにん【世の中は年中三月常月夜嬶十七俺二十負わず借らずに子三人】 世の中はいつも三月ごろの温暖な気候で夜は明るい月夜だといい。妻は十七歳で夫の自分は二十歳、つまらぬ責任を負わされず借金もなくて子供はころ合いの三人という暮らしが望ましいということ。庶民のささやかな願望を言ったことば。

よのなかはみっかみぬまのさくらかな【世の中は三日見ぬ間の桜かな】🔗🔉

よのなかはみっかみぬまのさくらかな【世の中は三日見ぬ間の桜かな】 世の中の移り変わりのはげしくてはかないことを、桜の花があっという間に散ってしまうことに掛けて言ったことば。 ◎江戸時代の俳人、大島蓼太(りょうた)の句「世の中は三日見ぬ間に桜かな」からで、三日外出しないでいたら世間では桜が咲きそろっているわいの意であったもの。単に「三日見ぬ間の桜」とも言う。 〔類〕有為転変は世の習い

よはあいもち【世は相持ち】🔗🔉

よはあいもち【世は相持ち】 世の中は互いに助け合うことで成り立っているということ。 ◎「相持ち」は助け合うの意。 〔較〕Live and let live.(自分も生き、人も生かせ)

よははりもの【世は張り物】🔗🔉

よははりもの【世は張り物】 →世間は張り物

よぶよりそしれ【呼ぶより謗れ】🔗🔉

よぶよりそしれ【呼ぶより謗れ】 人に用があるときは、わざわざ呼びに行くより悪口を言ったほうが手っ取り早く呼び寄せられるということ。

よぼうはちりょうにまさる【予防は治療に勝る】🔗🔉

よぼうはちりょうにまさる【予防は治療に勝る】 何か問題が起こってからそれをうまく処理することよりも、問題が起こらないようにすることのほうがだいじだということ。 ◎英語のPrevention is better than cure.から。 〔類〕転ばぬ先の杖(つえ)

よみちにひはくれぬ【夜道に日は暮れぬ】🔗🔉

よみちにひはくれぬ【夜道に日は暮れぬ】 どうせ帰りが遅くなって夜になってしまったのだから、もう日暮れを気にしてせかせかする必要はない。遅くなりついでにどうせだから、のんびりやろうということ。

よめ とおめ かさのうち【夜目 遠目 笠の内】🔗🔉

よめ とおめ かさのうち【夜目 遠目 笠の内】 夜、かすかな明かりで見るときと、遠くから眺めるとき、また笠をかぶっているのを見るときは、姿かたちがはっきりと見えないため、女性は実際より美しく見えるということ。 ◎いろはがるた(京都)。 〔類〕遠目山越し笠の内 〔較〕Hills are green far away.(遠くの山は青い)

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