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けいがいこのごとし【傾蓋故の如し】▽中国🔗🔉

けいがいこのごとし【傾蓋故の如し】▽中国 ちょっと会っただけで古くからの友人のように親しくなる。「傾蓋旧(キュウ)の如し」とも。 《参考》 「傾蓋」は、孔子と程子(テイシ)とが路上で初めて出会ったとき、互いに車のきぬがさを傾けて親しく語り合ったという、『孔子家語(コウシケコ゛)』「致思篇」の故事から、たまたま会うこと。 《出典》 諺(コトワサ゛)ニ曰(イワ)ク、白頭新ノ如ク、蓋(カサ)ヲ傾クル故ノ如キ有リト。〔史記(シキ)・鄒陽伝〕 《対句》白頭新(アラ)たなるが如し。

けいせいかいのぬかみそじる【傾城買いの糠味噌汁】🔗🔉

けいせいかいのぬかみそじる【傾城買いの糠味噌汁】 《多額の金のかかる傾城(=遊女)を買う者は一方では粗食するの意》むだ金を使う者が必要なことに金を惜しむことのたとえ。また、豪遊したあとに最少の必要経費も残らないことのたとえ。 《類句》傾城買いの捨て草鞋(ワラシ゛)。女郎買いの尻切草覆(シリキレソ゛ウリ)。

けいせいにまことなし【傾城に誠なし】🔗🔉

けいせいにまことなし【傾城に誠なし】 傾城(=遊女)は、金で買われるものだから、男性に誠意を持って接することはないということ。 《参考》 「傾城に誠あれば晦日(ミソカ)に月が出る」「傾城の誠と卵の四角なはない」などともいう。

けいがい きゅうのごとし【傾蓋 旧の如し】🔗🔉

けいがい きゅうのごとし【傾蓋 旧の如し】 たまたま出会った人どうしが、まるで旧友でもあるかのように親しくなることのたとえ。 ◎「蓋」は、かさのこと。「傾蓋」は、孔子(こうし)と程子(ていし)がたまたま道で出会って車を停め、互いの車の蓋を傾けて語り合ったという故事から、ちょっと会っただけで親しくなること。その親しさがあたかも旧(ふる)くからのもののようだということから。「傾蓋故(こ)の如し」とも言う。 〔出〕鄒陽(すうよう)

けいこく【傾国】🔗🔉

けいこく【傾国】 たぐいまれな絶世の美女のこと。 ◎君主がその美しさのとりこになって国政をないがしろにして国を傾ける、つまり国を危うくする、それほどの美女の意から。「傾国」は「傾城(けいせい)」ともなり遊女の意になる。 〔出〕漢書(かんじょ) 〔類〕傾城

けいせい【傾城】🔗🔉

けいせい【傾城】 君主がその美しさと色香におぼれて、国を滅ぼしてしまうほどの美人のこと。また、遊女のこと。 〔出〕漢書(かんじょ) 〔例〕「傾城はむかし今では傾家なり」(古川柳) 〔類〕傾国

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