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かし・ぐ【傾ぐ】🔗⭐🔉
かし・ぐ【傾ぐ】
(動五)
かたむく。「軒が―・いだ家」
かし・げる【傾げる】🔗⭐🔉
かし・げる【傾げる】
(動下一)
かたむける。「首を―・げる」
かた・げる【傾げる】🔗⭐🔉
かた・げる【傾げる】
(動下一)
斜めにする。かしげる。「小首を―・げる」
かたむき【傾き】🔗⭐🔉
かたむき【傾き】
(1)かたむくこと。また,その度合。
(2)ある傾向。気配。
(3)〔数〕平面で直線がx軸の正の方向となす角。その角をθとするとき,tanθをいう。方向係数。勾配。
かたむきやま【傾山】🔗⭐🔉
かたむきやま【傾山】
大分県と宮崎県の境にある山。海抜 1602m。西の祖母(そぼ)山とともに祖母傾国定公園の中心。
かたむ・く【傾く】🔗⭐🔉
かたむ・く【傾く】
(動五)
(1)斜めになる。「船が―・く」
(2)考えや気持ちがある方面に引きつけられる。「賛成に―・く」
(3)そういう傾向をもつ。「文弱に―・く」
(4)勢いが衰える。「国が―・く」
(5)太陽や月が沈もうとする。「日が―・く」
かたむ・ける【傾ける】🔗⭐🔉
かたむ・ける【傾ける】
(動下一)
(1)斜めにする。かたむくようにする。「首を―・ける」
(2)考えや心をある方面に向ける。心を注ぐ。「全力を―・ける」
(3)衰えさせる。滅ぼす。「身代を―・ける」
(4)〔「杯を傾ける」の意〕
酒の類を飲む。「一献―・ける」
かぶ・く【傾く】🔗⭐🔉
かぶ・く【傾く】
(動五)
(1)かたむく。
(2)華美な身なりや異様な言動をする。
けいこう【傾向】🔗⭐🔉
けいこう【傾向】
(1)物事の状態・性質などがある方向にかたむくこと。「物価は上昇の―にある」
(2)特定の思想にかたよること。特に,左翼的な思想を抱くこと。「―小説」
(3)〔倫〕〔(ド) Neigung〕
好みや性向など,感覚的欲求で特定の習性をもつもの。カントの倫理学では,これによる行為はそれ自身悪ではないが,たとえ道徳法則と外的に一致しても,道徳性はもたないとして理性に対立される。傾向性。
(4)〔心〕生活体がある一定の刺激に対して,一定の類型的反応で応じる素質。
けいこうえいが【傾向映画】🔗⭐🔉
けいこうえいが【傾向映画】
〔ドイツ語 Tendenzfilm の訳〕
1920 年代後半の世界大不況期を中心に,商業映画の中で社会の矛盾を訴える内容のプロレタリア映画。日本での代表作は鈴木重吉「何が彼女をさうさせたか」など。
けいこうせい【傾光性】🔗⭐🔉
けいこうせい【傾光性】
光の強さの変化が刺激になって起こる植物の傾性。
けいこく【傾国】🔗⭐🔉
けいこく【傾国】
〔漢書〕
傾城(けいせい)。
けいしゃ【傾斜】🔗⭐🔉
けいしゃ【傾斜】
(1)かたむいていること。「南に―した土地」
(2)ある方向にかたよること。「軍国主義への―」
(3)均等ではなく差をつけて設定すること。「―家賃」「―配置」
けいしゃ【傾瀉】🔗⭐🔉
けいしゃ【傾瀉】
(1)傾けて注ぐこと。傾注。
(2)化学で,沈殿物を容器の底の方に沈ませたあと,容器を静かに傾けて上澄み液だけを流し出す操作。デカンテーション。
けいしゃぎ【傾斜儀】🔗⭐🔉
けいしゃぎ【傾斜儀】
⇒クリノメーター
けいしゃきのうざいりょう【傾斜機能材料】🔗⭐🔉
けいしゃきのうざいりょう【傾斜機能材料】
セラミックと金属のように,表と裏の物質が全く異なり,組成が厚み方向に連続的に変化している材料。
けいしゃけい【傾斜計】🔗⭐🔉
けいしゃけい【傾斜計】
〔clinometer〕
(1)地表面の傾きを測定する計器。
(2)航空機の計器。加速度の方向に対する傾斜度や地面に対する機体の傾斜度を測定する。
けいしゃせいさん【傾斜生産】🔗⭐🔉
けいしゃせいさん【傾斜生産】
(1)特定の重要産業へ資金・資材を重点的に投入して生産を行うこと。
(2)1946 年(昭和 21)末,日本経済を緊急に回復させるためとられた政策。石炭と鉄鋼の生産に対して傾斜的に投資が行われ,第二次大戦後の経済の復興がはかられた。
けいしゃやちん【傾斜家賃】🔗⭐🔉
けいしゃやちん【傾斜家賃】
公団賃貸住宅について 1970 年(昭和 45)度から実施されている家賃方式で,入居当初の家賃を軽減し,以後,毎年一定率で増額していく。→応能家賃
けいせい【傾性】🔗⭐🔉
けいせい【傾性】
植物の屈曲運動の一。外からの刺激を受けた器官が,刺激の方向には関係なく,一定の方向に曲がる性質。傾触性・傾光性など。
けいせい【傾城】🔗⭐🔉
けいせい【傾城】
(1)〔漢書〕
君主がその色香に迷って,ついには城や国を滅ぼすほどの美人。美女。
(2)遊女。傾国。
けいちゅう【傾注】🔗⭐🔉
けいちゅう【傾注】
一つの事に心や力を集中すること。
けいちょう【傾聴】🔗⭐🔉
けいちょう【傾聴】
真剣に聞くこと。「―に値する」
けいど【傾度】🔗⭐🔉
けいど【傾度】
傾いている度合。
けいとう【傾倒】🔗⭐🔉
けいとう【傾倒】
感服して心を寄せること。「実存主義に―する」
けいどう【傾動】🔗⭐🔉
けいどう【傾動】
(1)くつがえし動かすこと。
(2)地塊の表面が傾く運動。
けいどうちかい【傾動地塊】🔗⭐🔉
けいどうちかい【傾動地塊】
地殻の一部が断層運動で片方に傾いてできた地塊。傾斜の急な断層崖と,反対側のゆるやかな斜面とからなる。
けいみん【傾眠】🔗⭐🔉
けいみん【傾眠】
意識障害の程度の一。周囲からの刺激があれば覚醒するがすぐ意識が混濁する状態。
なだ・れる【傾れる】🔗⭐🔉
なだ・れる【傾れる】
(動下一)
ななめにかたむく。「海に向かって―・れる丘陵」
【傾】🔗⭐🔉
【傾】
〔画 数〕13画 − 常用漢字
〔区  点〕2325〔JIS〕3739〔シフトJIS〕8C58
〔音  訓〕ケイ・かたむく・かたむける・かしぐ・かしげる
〔名乗り〕かたぶ
〔熟語一覧〕
→イオン化傾向(イオンかけいこう)
→右傾(うけい)
→傾ぐ(かしぐ)
→傾げる(かしげる)
→傾げる(かたげる)
→傾き(かたむき)
→傾山(かたむきやま)
→傾く(かたむく)
→傾ける(かたむける)
→傾く(かぶく)
→傾向(けいこう)
→傾向映画(けいこうえいが)
→傾光性(けいこうせい)
→傾国(けいこく)
→傾斜(けいしゃ)
→傾瀉(けいしゃ)
→傾斜儀(けいしゃぎ)
→傾斜機能材料(けいしゃきのうざいりょう)
→傾斜計(けいしゃけい)
→傾斜生産(けいしゃせいさん)
→傾斜家賃(けいしゃやちん)
→傾心(けいしん)
→傾性(けいせい)
→傾城(けいせい)
→傾注(けいちゅう)
→傾聴(けいちょう)
→傾度(けいど)
→傾倒(けいとう)
→傾動(けいどう)
→傾動地塊(けいどうちかい)
→傾眠(けいみん)
→黄道傾斜角(こうどうけいしゃかく)
→左傾(さけい)
→新傾向俳句(しんけいこうはいく)
→前傾(ぜんけい)
→祖母傾国定公園(そぼかたむきこくていこうえん)
→傾れる(なだれる)
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