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いぬがにしむきゃおはひがし【犬が西向きゃ尾は東】🔗🔉

いぬがにしむきゃおはひがし【犬が西向きゃ尾は東】 《犬が西を向けば、頭とは反対側にある尾は東を向くの意》その物事がそうであることは当然であるということ。 《類句》雨が降る日は天気が悪い。

いぬとさる【犬と猿】🔗🔉

いぬとさる【犬と猿】 仲の悪いもののたとえ。 《例文》 「二人は犬と猿でしてね。会えばいつもけんかですよ。」

いぬにろんご【犬に論語】🔗🔉

いぬにろんご【犬に論語】 物事の分からない者にありがたい教え・道理を説いてもかいがないことのたとえ。

いぬのかわばたあるき【犬の川端歩き】🔗🔉

いぬのかわばたあるき【犬の川端歩き】 《犬が食物にありつくために川端をうろつき回るように》幸運を得ようとしてその辺りをぶらつき歩くこと。 《えさが流されてしまった後の川端を犬がそのえさを探して歩くように》いろいろ奔走してもかいのないことのたとえ。

いぬのとおぼえ【犬の遠吠え】🔗🔉

いぬのとおぼえ【犬の遠吠え】 《弱い犬が遠くから人に吠(ホ)えかかるように》勇気のない臆病な人が、正面から堂々とやりあわないで、陰で虚勢を張ったり人の陰口を言ったりすることのたとえ。

いぬはみっかかえばさんねんおんをわすれぬ【犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ】🔗🔉

いぬはみっかかえばさんねんおんをわすれぬ【犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ】 犬は3日間飼われた主人の恩を忘れないのであるから、まして人間は恩知らずであってはならないということ。

いぬほねおってたかのえじき【犬骨折って鷹の餌食】🔗🔉

いぬほねおってたかのえじき【犬骨折って鷹の餌食】 たか狩りで、犬が苦労して追い出した獲物をたかに取られる。自分が苦労して得たものを他人に取られることのたとえ。犬骨。

いぬもあるけばぼうにあたる【犬も歩けば棒に当たる】🔗🔉

いぬもあるけばぼうにあたる【犬も歩けば棒に当たる】 《犬も出歩くから人に棒でぶたれるの意》 人より抜きん出た物事をしたりでしゃばったりすると、災いを受けることがあるということ。 出歩いたり物事をしたりしているうちに意外な幸運に巡り合うことのたとえ。 《類句》歩く足には棒当たる。

いぬもくわない【犬も食わない】🔗🔉

いぬもくわない【犬も食わない】 《何でも食べる犬でさえも食わないの意》だれもがひどくきらっていやがり、まともに相手にしないことのたとえ。 《例文》 「夫婦げんかは犬も食わない。」

いぬもほうばい、たかもほうばい【犬も朋輩、鷹も朋輩】🔗🔉

いぬもほうばい、たかもほうばい【犬も朋輩、鷹も朋輩】 同じ主人に飼われれば、門を守る犬も殿中に飼われるたかも同僚である。身分や役目に違いがあっても同じ主人を持てば同僚であるということ。 《類句》鷹も傍輩(ホウハ゛イ)、犬も傍輩。

けんえんのなか【犬猿の仲】🔗🔉

けんえんのなか【犬猿の仲】 非常に仲が悪い間柄のたとえ。 《例文》 「あの二人は犬猿の仲だ。」 《参考》 昔から、犬と猿(サル)は仲が悪いとされている。

けんえんもただならず【犬猿もただならず】🔗🔉

けんえんもただならず【犬猿もただならず】 仲が悪い犬と猿(サル)よりもなお仲が悪いことのたとえ。

けんばのとし【犬馬の年】🔗🔉

けんばのとし【犬馬の年】 犬馬の歯

けんばのやしない【犬馬の養い】▽中国🔗🔉

けんばのやしない【犬馬の養い】▽中国 父母を養うのに、ただ食べ物を与えるだけで、尊敬する気持ちがないことのたとえ。 《出典》 子游(シユウ)孝ヲ問ウ。子曰(イワ)ク、今ノ孝ハ、是(コ)レ能(ヨ)ク養ウヲ謂(イ)ウ。犬馬ニ至ルマデ、皆(ミナ)能ク養ウコト有リ。敬セズンバ、何ヲ以(モッ)テ別(ワカ)タンヤ。〔論語(ロンコ゛)・為政篇〕

けんばのよわい【犬馬の歯】▽中国🔗🔉

けんばのよわい【犬馬の歯】▽中国 《犬や馬が何もしないで年を加えるように、無能のままで老いてしまった年齢の意》老いた人が自分の年齢をへりくだって言うことば。馬齢(ハ゛レイ)。馬歯(ハ゛シ)。「犬馬の齢(ヨワイ)」「犬馬の年」とも。 《出典》 〔漢書(カンシ゛ョ)・趙充国伝〕

けんばのろう【犬馬の労】🔗🔉

けんばのろう【犬馬の労】 主人または他人に対して、骨身を惜しまず働くこと。 《例文》 「恩義のあるあなたのためなら、犬馬の労をいといません。」 《参考》 へりくだっていうことば。

いぬいちだいにたぬきいっぴき【犬一代に狸一匹】🔗🔉

いぬいちだいにたぬきいっぴき【犬一代に狸一匹】 めったにないよいチャンスのたとえ。 ◎犬が狸を捕らえるなどということはめったにあるわけではなく、一生のうちに一度あるかどうかということから。

いぬがにしむきゃおはひがし【犬が西向きゃ尾は東】🔗🔉

いぬがにしむきゃおはひがし【犬が西向きゃ尾は東】 ごく当たり前のこと。 ◎犬が西を向けば、当然しっぽは東を向くことから。 〔類〕雨の降る日は天気が悪い/北に近ければ南に遠い 〔較〕When the crow flies her tail follows.(烏(からす)が飛べば尾は後ろ)

いぬとさる【犬と猿】🔗🔉

いぬとさる【犬と猿】 →犬猿の仲

いぬにろんご【犬に論語】🔗🔉

いぬにろんご【犬に論語】 なんの効果もなく、なんの役にも立たないことのたとえ。 ◎犬に『論語』を説いてみてもどうにもならないことから。 〔類〕馬の耳に念仏/豚に真珠/猫に小判

いぬのとおぼえ【犬の遠吠え】🔗🔉

いぬのとおぼえ【犬の遠吠え】 弱い者や臆病(おくびょう)者は、面と向かって相手に何も言えないので、陰でこそこそと虚勢を張って強がったり、相手の悪口を言ってみたりするということ。 ◎弱い犬は人間や強そうな相手に対しては遠くから吠えたてることから。 〔較〕A waking dog afar off barks at a sleeping lion.(遠くの犬が起きて、眠っているライオンに吠える)

いぬはみっかかえばさんねんおんをわすれぬ【犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ】🔗🔉

いぬはみっかかえばさんねんおんをわすれぬ【犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ】 犬は三日間飼ってやれば三年間恩を忘れない。まして人間は受けた恩を忘れるような恩知らずであってはならないという戒めのことば。 ◎「犬は三日飼えば恩を知る、猫は三年飼っても恩を知らぬ」「犬は三日の恩を三年忘れず、猫は三年の恩を三日で忘れる」などとも言う。

いぬもあるけばぼうにあたる【犬も歩けば棒に当たる】🔗🔉

いぬもあるけばぼうにあたる【犬も歩けば棒に当たる】 何もせずにじっとしているより、何でもいいからやってみれば、思わぬ幸運にめぐり合うかもしれないということ。 ◎犬も黙ってじっとしていればいいのにあちこちうろつくから、人間の振りまわす棒に当たって叩(たた)かれる羽目になるの意で、本来は出しゃばると思わぬ災難に遭うの意だったものが、変化して現在の意に転じたもの。いろはがるた(江戸)。 〔較〕The dog that trots about finds a bone.(歩き回る犬は骨を見つける)/The beast that goes always never wants blows.(歩き回るけものはいつも棒をみまわれる)

いぬもほうばい たかもほうばい【犬も朋輩 鷹も朋輩】🔗🔉

いぬもほうばい たかもほうばい【犬も朋輩 鷹も朋輩】 同じ職場で仕事をしている上は、たとえ役割や地位が違うとしても同僚であることに変わりはないのだから、互いに仲よくやってゆくべきだということ。 ◎昔、狩りをするときに使われた犬と鷹とは役目はそれぞれ違っても同じ主人に仕え、同じ仕事をする仲間であることには変わりはなかったの意から。「鷹も朋輩犬も朋輩」とも言う。

けんえんのなか【犬猿の仲】🔗🔉

けんえんのなか【犬猿の仲】 ひどく仲の悪いことのたとえ。 ◎仲の悪いものの代名詞とされる犬と猿の間柄の意から。「犬と猿」とも言う。 〔較〕They agree like cats and dogs.(彼らは猫と犬のように仲が悪い)

けんばのやしない【犬馬の養い】🔗🔉

けんばのやしない【犬馬の養い】 親を養うのにただ養うだけで、親を敬う気持ちのまったくないことのたとえ。 ◎親を養うのに、ただ衣服や食べ物のめんどうを見るだけで、まるで犬や馬を養うのと同じだの意から。 〔出〕論語

けんばのよわい【犬馬の齢】🔗🔉

けんばのよわい【犬馬の齢】 自分の年齢をへりくだって言うことば。 ◎「齢」は年齢で、「歯」とも書く。つまらない犬や馬のようにただ年齢を重ねているだけですの意から。

けんばのろう【犬馬の労】🔗🔉

けんばのろう【犬馬の労】 自分が人のために力を尽くして働くことを、へりくだって言うことば。 ◎犬や馬の苦労や働きの意から。「犬馬の労をとる」とも言う。 〔例〕「八丁を犬馬の労でつき上げる」(古川柳―「犬馬」は三味線と太鼓のこと)

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