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た-あい【他愛】🔗🔉

た-あい [0][1] 【他愛】 自分の利益・幸福よりも,まず他人の利益・幸福を願うこと。愛他。利他。

たあい-な・い【他愛ない】🔗🔉

たあい-な・い [4] 【他愛ない】 (形) 〔「たわいない」の転。「他愛」は当て字〕 「たわいない」に同じ。

たい-あつ【耐圧】🔗🔉

たい-あつ [0] 【耐圧】 圧力に耐えること。「―力」

たい-いき【帯域】🔗🔉

たい-いきキ [0] 【帯域】 ある広がりをもった範囲。「周波数―」

たいいく-かん【体育館】🔗🔉

たいいく-かん ―クワン [4] 【体育館】 屋内で運動競技をするための施設。屋内運動場。

たいいく-の-ひ【体育の日】🔗🔉

たいいく-の-ひ [1] 【体育の日】 国民の祝日の一。一〇月一〇日。スポーツに親しみ,健康な心身をつちかう,という趣旨で1966年(昭和41)制定。オリンピック東京大会の開会式の日にちなむ。[季]秋。

たい-いつ【太一・泰一・太乙】🔗🔉

たい-いつ [1] 【太一・泰一・太乙】 (1)中国の古代思想で,天地・万物の出現・成立の根元となる気。宇宙の本体。 (2)道教で,天を主宰する神の名。 (3)「太一星」の略。

たいいのむすめ【大尉の娘】🔗🔉

たいいのむすめ タイ― 【大尉の娘】 〔原題 (ロシア) Kapitanskaya dochka〕 プーシキンの長編歴史小説。1836年作。プガチョフの乱を背景に,辺境の要塞に赴任した青年士官グリニョフと司令官の娘マーシャの恋愛,プガチョフとグリニョフの交流を簡潔な文体で描く。

たいいん-すうはい【太陰崇拝】🔗🔉

たいいん-すうはい [5] 【太陰崇拝】 自然崇拝・天体崇拝の一つで,月をあがめるもの。月の満ち欠けを吉凶・生死・豊穣と結びつける信仰。

たいいん-たいようれき【太陰太陽暦】🔗🔉

たいいん-たいようれき ―タイヤウ― [7] 【太陰太陽暦】 太陰暦に,季節変化など,太陽暦の要素を取り入れて作った暦。普通,広い意味で太陰暦ともいわれている。日本の旧暦や,ギリシャ暦・ユダヤ暦・中国暦など。陰陽暦。陰暦。

たいいん-ねん【太陰年】🔗🔉

たいいん-ねん [3] 【太陰年】 純粋の太陰暦における一二か月のこと。朔望月(約二九・五三日)を一二回繰り返す時間で,約三五四日。

たいいんくん【大院君】🔗🔉

たいいんくん タインクン 【大院君】 (1820-1898) 朝鮮,李朝第二六代高宗の父。名は応(カオウ)。興宣大院君。王の幼時,摂政として中央集権体制の強化と欧米への攘夷政策を断行したが1873年下野。82年壬午軍乱で政権に復帰したが清に抑留。94年日本勢力に担ぎ出されたが実権はなかった。だいいんくん。テーウォングン。

たいえい-てき【退嬰的】🔗🔉

たいえい-てき [0] 【退嬰的】 (形動) 新しい物事などを積極的に受け入れる意気込みがない,消極的なさま。「―な風潮」

たいえき-せい-めんえき【体液性免疫】🔗🔉

たいえき-せい-めんえき [7] 【体液性免疫】 体液中にできる抗体(免疫グロブリン)が外来抗原を排除する反応。 →細胞性免疫

たいえき-の-ふよう【太液の芙蓉】🔗🔉

たいえき-の-ふよう 【太液の芙蓉】 〔白居易「長恨歌」〕 太液池に咲く蓮の花。美人の顔の美しさにたとえる。

たいえん-れき【大衍暦】🔗🔉

たいえん-れき [3] 【大衍暦】 奈良・平安時代に使われた中国渡来の太陰太陽暦。唐の僧一行(イチギヨウ)が作ったもので,日本では764年から九十余年間使用された。

たいおう-せつ【対応説】🔗🔉

たいおう-せつ [3] 【対応説】 〔哲〕 命題の真偽は,それが事物・実在のあり方と正しく合致するか否かで決定されるとする説。実在論の立場から主張される真理論。 ⇔整合説 →真理

たい-おとし【体落(と)し】🔗🔉

たい-おとし [3] 【体落(と)し】 柔道の技の名。自分の片足を相手と同じ側(右足なら相手の右足)の足の外側に踏み出して支点とし,両腕の力で引き倒す手技。

たいおん-けい【体温計】🔗🔉

たいおん-けい ―ヲン― [0][3] 【体温計】 体温を測る温度計。検温器。

たいか-こうろう【大廈高楼】🔗🔉

たいか-こうろう ―カウ― [1] 【大廈高楼】 大きな家や高い楼台。

たいか-にち【大禍日】🔗🔉

たいか-にち ―クワ― [3] 【大禍日】 陰陽道(オンヨウドウ)で大悪日として,建築・旅行・葬送などを忌む日。

たいか-けんちく【耐火建築】🔗🔉

たいか-けんちく ―クワ― [4] 【耐火建築】 主要構造部分を耐火構造とし,さらに延焼を防止するための防火設備を備えた建築。

たいか-せい【耐火性】🔗🔉

たいか-せい ―クワ― [0] 【耐火性】 火の熱に耐える性質。燃えにくい性質。

たいか-せいのう【耐火性能】🔗🔉

たいか-せいのう ―クワ― [4] 【耐火性能】 室内火災に対する材料・部材,建物などの耐久性や安全性。等級区分により性能が表示される。

たいか-ひふく【耐火被覆】🔗🔉

たいか-ひふく ―クワ― [4] 【耐火被覆】 火災時の温度上昇を防ぐことを目的とした被覆。鉄骨の柱・梁などの構造材に施す。

たいか-へき【耐火壁】🔗🔉

たいか-へき ―クワ― [3] 【耐火壁】 耐火材料で作った壁。

たいか-きかん【退化器官】🔗🔉

たいか-きかん ―クワ―クワン [5][4] 【退化器官】 退化した状態にある器官。洞穴動物の目,寄生動物の運動器官・消化器官など。

たいか-きんゆう【滞貨金融】🔗🔉

たいか-きんゆう ―クワ― [4] 【滞貨金融】 企業の商品在庫が適正水準を超え,その在庫品のために発生した必要資金を貸し出すこと。滞貨融資。 →在庫金融

たいか-の-かいしん【大化の改新】🔗🔉

たいか-の-かいしん タイクワ― 【大化の改新】 645年(大化1),中大兄皇子(のちの天智天皇)・中臣(藤原)鎌足らが蘇我氏を打倒して始めた古代政治史上の一大改革。蘇我蝦夷(エミシ)・入鹿(イルカ)父子を滅ぼした中大兄皇子は孝徳天皇を即位させ,自らは皇太子として実権を握った。翌年,公地公民制,地方行政組織の確立,戸籍・計帳の作成と班田収授法の施行,租・庸・調の統一的税制の実施を中心とした改新の詔(ミコトノリ)を発布し,氏姓制度による皇族・豪族の支配を否定して,中央集権的支配の実現へと向かった。大化の新政。

たいかく-せん【対角線】🔗🔉

たいかく-せん [0][4] 【対角線】 多角形で,隣り合わない二頂点を結ぶ線分。また,多面体で,同じ面上にない二つの頂点を結ぶ線分。

たいかん-せい【耐寒性】🔗🔉

たいかん-せい [0] 【耐寒性】 作物などが寒さに耐える性質。

たいき-あつ【大気圧】🔗🔉

たいき-あつ [3] 【大気圧】 大気の圧力。気圧。

たいき-おせん【大気汚染】🔗🔉

たいき-おせん ―ヲ― [4] 【大気汚染】 人間の生産活動・消費活動によって大気が汚染され,生態系や人間の生活に悪影響が生じること。特に,石炭・石油などの燃焼によって生じる煤塵・煤煙,二酸化炭素・二酸化硫黄,各種の窒素酸化物,鉛などの各種の金属や,光化学スモッグの原因となるオキシダント,核実験などによって生じる核反応生成物などが大気汚染物質として挙げられ,地球規模での影響が心配されている。

たいき-けん【大気圏】🔗🔉

たいき-けん [3] 【大気圏】 地球をとりまく大気の存在する範囲。(下から順に)対流圏・成層圏・中間圏・熱圏の総称。気圏。

たいき-さ【大気差】🔗🔉

たいき-さ [3] 【大気差】 天体から地球に届いた光が,大気による屈折のため,地上から見て実際よりも少し高く見える現象。最大で角度の三四分以上に達する。気差。濛気(モウキ)差。

たいき-そせい【大気組成】🔗🔉

たいき-そせい [4] 【大気組成】 大気を構成している気体や浮遊粒子の成分または成分比。水蒸気を除くと,酸素と窒素で約99パーセントを占める。

たいき-おん【帯気音】🔗🔉

たいき-おん [3] 【帯気音】 ⇒有気音(ユウキオン)

たい-きとう【戴季陶】🔗🔉

たい-きとう ―キタウ 【戴季陶】 (1890-1949) 中国の政治家。号は天仇。日大卒。革命運動に従事。孫文の死後は,中国国民党右派の領袖となった。中華人民共和国成立後,自殺。著「日本論」など。戴天仇。タイ=チータオ。

たいけい-てき【体系的】🔗🔉

たいけい-てき [0] 【体系的】 (形動) 体系が整っているさま。組織立っているさま。システマチック。「―な研究」

たいけん-こうろ【大圏航路】🔗🔉

たいけん-こうろ ―カウ― [5] 【大圏航路】 大圏{(2)}に沿った航路。地球上の二点間を結ぶ最短距離である。大圏コース。

たいけん-めいれい【大権命令】🔗🔉

たいけん-めいれい [5] 【大権命令】 旧憲法下で大権事項を定める勅令。官制・軍令・戒厳令・栄典令・恩赦令など。

たいけん-もん【待賢門】🔗🔉

たいけん-もん 【待賢門】 平安京大内裏の外郭十二門の一。大内裏の東面の中央にある。郁芳門の北,陽明門の南。中御門(ナカミカド)。 →大内裏

たいけんもん-の-たたかい【待賢門の戦い】🔗🔉

たいけんもん-の-たたかい ―タタカヒ 【待賢門の戦い】 平治の乱の時,御所の待賢門付近で行われた戦い。守る源義平(悪源太)が攻める平重盛を敗走させた。

たいけん-もんいん【待賢門院】🔗🔉

たいけん-もんいん ―モンン 【待賢門院】 (1101-1145) 鳥羽天皇の皇后。名は璋子(シヨウシ)。藤原公実の女(ムスメ)。崇徳天皇・後白河天皇の生母。1118年皇后。24年院号宣下。

たいけんもんいん-の-ほりかわ【待賢門院堀河】🔗🔉

たいけんもんいん-の-ほりかわ ―モンン―ホリカハ 【待賢門院堀河】 平安後期の歌人。源顕仲の女(ムスメ)。白河天皇皇女令子内親王(前斎院)に仕えて六条と呼ばれ,後に待賢門院に仕えて堀河と呼ばれた。父が主催した歌合などに出詠。「金葉集」以下の勅撰集に入集。家集「待賢門院堀河集」。生没年未詳。

たいこ-うち【太鼓打】🔗🔉

たいこ-うち [0] 【太鼓打】 半翅目の水生昆虫。体長3.5センチメートル内外。体は扁平な長楕円形で,暗褐色。尾端に長い呼吸管がある。池や沼の泥中にひそんでいることが多い。鎌形の前脚を交互に動かすさまからこの名がある。

たいこ-おとし【太鼓落(と)し】🔗🔉

たいこ-おとし [4] 【太鼓落(と)し】 杣角(ソマカク)の一種。丸太の対向する二面を削(ハツ)るか製材した木材。

たいこ-たたき【太鼓叩き】🔗🔉

たいこ-たたき [4] 【太鼓叩き】 (1)太鼓を打ち鳴らすこと。また,その人。 (2)甘言・世辞を用いて,人の機嫌をとること。また,その人。

たいこ-むし【太鼓虫】🔗🔉

たいこ-むし [3] 【太鼓虫】 トンボの幼虫ヤゴの別称。

たいこ-やき【太鼓焼(き)】🔗🔉

たいこ-やき [0] 【太鼓焼(き)】 「今川焼き」に同じ。特に,皮に巴形の焼き印を押したものをいうことがある。どんどん焼き。

たいこ-せき【太湖石】🔗🔉

たいこ-せき [3] 【太湖石】 中国太湖に産する石灰岩。浸食による奇形を珍重して,庭園や植木鉢などに置く。

たいこう-こく【大公国】🔗🔉

たいこう-こく [3] 【大公国】 主に中世ヨーロッパで,大公の称号を持つ君主が治めた小国。

たいこう-てんのう【大行天皇】🔗🔉

たいこう-てんのう ―カウ―ワウ [7] 【大行天皇】 天皇の死後,まだ諡(オクリナ)がつけられていない間の尊称。さきのすめらみこと。

たいこう-き【太閤記】🔗🔉

たいこう-き ―カフ― 【太閤記】 豊臣秀吉の一代を扱った伝記の総称。数種あるが,史料的価値が比較的高いのに小瀬甫庵(オゼホアン)著「甫庵太閤記」二二巻,川角(カワズミ)三郎右衛門著「川角太閤記」五巻がある。通俗的に太閤記を集大成して最も流布し影響の大きかったものに「真書太閤記」「絵本太閤記」があり,これらに取材した浄瑠璃に,近松門左衛門作の「本朝三国志」,近松柳ら作の「絵本太功記」,歌舞伎に四世鶴屋南北作の「時桔梗出世請状(トキモキキヨウシユツセノウケジヨウ)」などがある。豊臣記。

たいこう-けんち【太閤検地】🔗🔉

たいこう-けんち ―カフ― 【太閤検地】 1582年(天正10)以降,豊臣秀吉が全国的に行なった統一的な検地。実際に土地の丈量調査を行い,従来貫高で示されていた田畑を石高(生産高)で示すように改めた。また,六尺三寸四方を一歩として三〇〇歩を一段とする段歩制を採用,耕地を上・中・下・下々の等級に分け,使用枡(マス)を京枡に統一,村ごとに検地帳を作って直接耕作農民の名を記し,耕作権を保証するとともに年貢負担者とするなど,従来の検地に比べて,規模・方法ともにまったく一新した画期的な事業となった。天正の石直し。

たいこう-はん【対向犯】🔗🔉

たいこう-はん ―カウ― [3] 【対向犯】 重婚罪・収賄罪・贈賄罪・賭博罪などのように,犯罪の成立に,二人以上の行為者の相互に対向する行為の存在が必要とされる犯罪。会合(カイゴウ)犯。

たいこう-ようけん【対抗要件】🔗🔉

たいこう-ようけん ―カウエウ― [5] 【対抗要件】 〔法〕 すでに当事者間で成立した法律関係・権利関係(特に物権の変動)を第三者に対して主張するための法律要件。不動産物権の変動における登記がその例。

たいこう-てき-しんか【退行的進化】🔗🔉

たいこう-てき-しんか ―カウ―シンクワ [7] 【退行的進化】 〔生〕 系統発生における退化を進化の一形態と見なすこと。

たい-こうし【大公使】🔗🔉

たい-こうし [3] 【大公使】 大使と公使。

たいこう-せい【耐候性】🔗🔉

たいこう-せい [0] 【耐候性】 建築材料などを屋外に放置したときの耐性。

たいこう-せつ【待降節】🔗🔉

たいこう-せつ タイカウ― [3] 【待降節】 クリスマスの前約四週間にわたって,降誕祭に備える期間。アドベント。

たいこん-きかん【待婚期間】🔗🔉

たいこん-きかん [6][5] 【待婚期間】 女性が婚姻の解消・取り消しの後,再婚が禁止される期間。民法は六か月とする。再婚禁止期間。

たいし-かん【大使館】🔗🔉

たいし-かん ―クワン [3] 【大使館】 駐在国において,大使が事務を執る館舎。国際法では,本国の領地と同一にみなされ,不可侵権をもつ。

たい-しき【体式】🔗🔉

たい-しき [0] 【体式】 体裁と形式。

たいし-そく【対趾足】🔗🔉

たいし-そく [3] 【対趾足】 鳥の足指(趾)のうち,第二・三趾が前方に,第一・四趾が後方にむくもの。キツツキ・カッコウ・オウム類に見られる。第一・二趾が後方にむく場合を変対趾足という。

たいしつ-てき【体質的】🔗🔉

たいしつ-てき [0] 【体質的】 (形動) 原因などが,体質にかかわりのあるさま。「お酒は―に飲めない」

たい-しろ【対代・台代】🔗🔉

たい-しろ [0] 【対代・台代】 「たいのだい(対代)」に同じ。

たいしん-へき【耐震壁】🔗🔉

たいしん-へき [3] 【耐震壁】 地震の時,構造的に有効な壁。鉄筋コンクリート製・鋼板製などがある。

たいしん-おう-あんとん【大秦王安敦】🔗🔉

たいしん-おう-あんとん ―ワウ― 【大秦王安敦】 「後漢書(西域伝)」にみえる王の名。ローマ皇帝マルクス=アウレリウス=アントニヌス(在位 161-180)にあたる。

たいしん-いん【大審院】🔗🔉

たいしん-いんン [3] 【大審院】 〔「だいしんいん」とも〕 旧憲法下の最高の司法裁判所。1875年(明治8)設置,1947年(昭和22)廃止。現在の最高裁判所に相当するが,司法行政監督権は持たなかった。

たいすい-し【耐水紙】🔗🔉

たいすい-し [3] 【耐水紙】 紙にメラミン樹脂・尿素樹脂などで加工を施し,水にぬれてもすぐに強度が落ちないようにした紙。地図や包装紙に用いる。

たいすい-せい【耐水性】🔗🔉

たいすい-せい [0] 【耐水性】 水を吸ったり,水によって変質したりしない,水に対して強い性質。

たいすい-そう【帯水層】🔗🔉

たいすい-そう [3] 【帯水層】 地下水で飽和した透水層。また,利用するのに十分な水量を湧出する地層。

たいすう-の-ほうそく【大数の法則】🔗🔉

たいすう-の-ほうそく ―ハフソク 【大数の法則】 経験上の確率と数学的確率との関係を示す確率論の基本法則。観測回数に対するその事象の実現回数の割合(例えばさいころを 回振って 回一の目が出たなら 分の )は観測回数を多くすると計算上の確率(ここでは六分の一)に近づくという法則。

たいすう-らせん【対数螺線】🔗🔉

たいすう-らせん [5] 【対数螺線】 極座標で , は定数)と表される曲線。原点 O を通る直線とその曲線との交点における接線がなす角が常に一定である。 対数螺線 [図]

たいせい-かい【大成会】🔗🔉

たいせい-かい ―クワイ 【大成会】 1890年(明治23)第一回衆議院選挙に当選した議員により結成された衆議院の会派。

たいせい-ほうかん【大政奉還】🔗🔉

たいせい-ほうかん ―クワン 【大政奉還】 1867年11月9日(慶応三年10月14日),徳川一五代将軍慶喜が征夷大将軍の職を辞し,政権を朝廷に返上することを申し出,翌日朝廷がそれを許可したこと。公武合体派の前土佐藩主山内豊信の建白によるが,討幕の名義を失ったかに見えた討幕派は同日討幕の密勅を得て,以後王政復古のクーデターによって慶喜の辞官納地を決し,鳥羽・伏見の戦いを経て戊辰(ボシン)戦争へと発展させた。

たいせい-よくさんかい【大政翼賛会】🔗🔉

たいせい-よくさんかい ―クワイ 【大政翼賛会】 1940年(昭和15)10月,近衛文麿を中心とする新体制運動推進のために創立された組織。総裁には総理大臣が当たり,道府県支部長は知事が兼任するなど官製的な色彩が濃く,翼賛選挙に活動したのをはじめ,産業報国会・大日本婦人会・隣組などを傘下に収めて国民生活のすべてにわたって統制したが,45年国民義勇隊ができるに及んで解散した。

たいせい-きん【耐性菌】🔗🔉

たいせい-きん [0] 【耐性菌】 (1)抗生物質や薬物に対して強い耐性を獲得した細菌。サルファ剤に対する赤痢菌の類。 (2)物理的影響・バクテリオファージなどに対して感受性の低い菌。

たいせい-かんかく【体性感覚】🔗🔉

たいせい-かんかく [5] 【体性感覚】 目・耳・鼻・舌などの感覚器以外で感知する感覚。触覚・痛覚などの皮膚感覚,筋の収縮状態を感知する深部感覚,内臓の痛覚など。

たいせい-けん【対世権】🔗🔉

たいせい-けん [3] 【対世権】 ⇒絶対権(ゼツタイケン)

たいせい-こう【対世効】🔗🔉

たいせい-こう ―カウ [0] 【対世効】 訴訟当事者だけではなく,第三者にも認められる判決の効力。たとえば,行政処分を違法として取り消す判決はこれを有する。

たいせき-さよう【堆積作用】🔗🔉

たいせき-さよう [5] 【堆積作用】 物理的・化学的な作用によって物質が堆積する現象。

たいせき-へいや【堆積平野】🔗🔉

たいせき-へいや [5] 【堆積平野】 堆積作用によって形成された平野。河川のはたらきによる沖積平野,沿岸流や波浪の作用による海岸平野,砂丘やレスにおおわれた風成平野など。 ⇔構造平野

たい-せち【大切】🔗🔉

たい-せち 【大切】 (名・形動ナリ) 「たいせつ(大切)」に同じ。「ことにおきて―なりければ/著聞 16」

たいせつ-き【体節器】🔗🔉

たいせつ-き [4][3] 【体節器】 環形動物の腎管。各体節に一対ずつ存在するのでいう。環節器。

たいせつ-な・い【大切ない】🔗🔉

たいせつ-な・い 【大切ない】 (形)[文]ク たいせつな・し 〔「ない」は接尾語。近世語〕 とても大切である。「いはば―・い御首…しつかりと検分せよ/浄瑠璃・菅原」

たいそう-の-れい【大喪の礼】🔗🔉

たいそう-の-れい ―サウ― 【大喪の礼】 天皇の葬儀。皇室典範により国葬として内閣により執行される。

たい-そうけい【太早計】🔗🔉

たい-そうけい ―サウケイ [3] 【太早計】 〔荘子(斉物論)〕 急ぎすぎて誤ること。はやのみこみ。早合点。大早計。

たいそう-らし・い【大層らしい】🔗🔉

たいそう-らし・い [6] 【大層らしい】 (形)[文]シク たいそうら・し 〔「らしい」は接尾語。近世以降の語〕 いかにもおおげさである。「何でもないことを―・く言う」

たいた-せん【太多線】🔗🔉

たいた-せん 【太多線】 JR 東海の鉄道線。岐阜県多治見・可児・美濃太田間,17.8キロメートル。中央本線と高山線を結ぶ。

たい-ちり【鯛ちり】🔗🔉

たい-ちり タヒ― [0] 【鯛ちり】 鯛の切り身を主にしたちり鍋。

たいとう-ふ【大統譜】🔗🔉

たいとう-ふ [3] 【大統譜】 皇統譜の一。天皇および皇后の戸籍簿に相当するもの。

たいとう-かんけい【対当関係】🔗🔉

たいとう-かんけい ―タウクワン― [5] 【対当関係】 〔論〕 〔opposition〕 同じ主語と述語とから成り,量と質の一方あるいは両方が異なる四つの命題(全称肯定命題・全称否定命題・特称肯定命題・特称否定命題)のうちの二つの命題の真偽関係。矛盾対当・大小対当・反対対当・小反対対当の四種類に分かれる。対当。

たいとう-まい【大唐米】🔗🔉

たいとう-まい ―タウ― [0] 【大唐米】 イネの品種。「赤米(アカゴメ)」に同じ。

たいとう-もの【大唐物】🔗🔉

たいとう-もの ―タウ― [0] 【大唐物】 中国から輸入された物。また,外国から渡来した物。唐物(トウブツ)。

たい-なか【田居中】🔗🔉

たい-なか― 【田居中】 いなか。かたいなか。「かく人離れたる―なれば/今昔 27」

たいにん-せつ【待忍説】🔗🔉

たいにん-せつ [3] 【待忍説】 〔waiting theory〕 消費を抑制することへの報酬が利子であるとする説。シーニアーの制欲説(節欲説)に発する利子学説。

たい-ぬり【退塗(り)】🔗🔉

たい-ぬり [0] 【退塗(り)】 日本画の手法の一。墨の線描から少し下げて色を塗ること。

たいせきち【対蹠地】(和英)🔗🔉

たいせきち【対蹠地】 the antipodes.

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