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おさ【長】🔗🔉

おさ ヲサ [1] 【長】 多くの人の上に立って,まとめ治める人。頭(カシラ)。ちょう。「人の―たる資格はない」「村―」

おさ【訳語・通事】🔗🔉

おさ ヲサ 【訳語・通事】 通訳。「―福利来ず/日本書紀(推古訓)」

おさ【筬】🔗🔉

おさ ヲサ [1] 【筬】 織機の付属用具の一。竹の薄片を櫛の歯のように並べ,枠をつけたもの。織物の幅とたて糸を整え,杼(ヒ)で打ち込まれたよこ糸を押さえて織り目の密度を決める道具。金属製のものもある。

おさあい【幼い】🔗🔉

おさあい ヲサアイ 【幼い】 〔形容詞「おさあい」の連体形から〕 おさないこと。また,おさない人。「―の心にさへ,親の御恩をおぼしめす/御伽草子・唐糸」

おさあ・い【幼い】🔗🔉

おさあ・い ヲサアイ 【幼い】 (形) 〔中世・近世の語〕 「おさない(幼)」の転。連体形でのみ用いる。「―・い人々/平治(下)」

お-さい【御菜】🔗🔉

お-さい [0] 【御菜】 菜を丁寧にいう語。副食物。おかず。

おさい-ごんざ【おさい権三】🔗🔉

おさい-ごんざ 【おさい権三】 近松門左衛門作の浄瑠璃「鑓(ヤリ)の権三重帷子(カサネカタビラ)」の両主人公。藩の茶道役浅香市之進の妻おさいと,市之進の門弟笹野権三。姦通したとされ市之進に討たれる。

おさ・う【押さふ・抑ふ】🔗🔉

おさ・う オサフ 【押さふ・抑ふ】 (動ハ下二) ⇒おさえる

おさえ【押(さ)え・抑え】🔗🔉

おさえ オサヘ [3][2] 【押(さ)え・抑え】 (1)おさえること。また,おさえる物。「石を置いて―にする」 (2)他人の言動を支配・制限すること。また,欲望などに抗する力。「新任の課長では―がきかない」「その気になったら―のきかない人」 (3)敵の侵攻を防ぐこと。また,防ぐための備えや軍勢。防備。「敵(アタ)守る―の城(キ)そと/万葉 4331」 (4)囲碁で,相手が「伸び」または「はね」を打った時,その石の隣に打って,進出を止めること。 (5)相手の反攻・反撃などを阻止すること。「―のピッチャー」 (6)行列の最後にいて,列を整える役。また,その人。「羽織袴股立の―弐人/歌舞伎・小袖曾我」 (7)決まりをつけること。「義朝の―の詞,後日いかがと思ひてや返す詞はなかりけり/浄瑠璃・鎌田兵衛」 (8)和船で,櫓(ロ)を操作して船首を右に向けること。 ⇔控え (9)相手が返す杯を押し戻して,もう一度飲ませること。「合も―も二人なれば/滑稽本・根南志具佐」

おさえ-ぎ【押(さ)え木】🔗🔉

おさえ-ぎ オサヘ― [3] 【押(さ)え木】 動かないように物を押さえる木。

おさえ-こみ【抑え込み】🔗🔉

おさえ-こみ オサヘ― [0] 【抑え込み】 柔道の技の名。相手をあお向けにおさえつけて,動きを奪った状態。二五秒で「技有り」,三〇秒で「一本」となる。

おさえ-じ【押(さ)え字・抑え字】🔗🔉

おさえ-じ オサヘ― [3] 【押(さ)え字・抑え字】 (1)連歌・俳諧で,句末に一定の結び方を要求する助詞など。や・か・いつ・何など。 (2)係り結びなどの呼応関係にある結びの語。

おさえ-だい【押(さ)え台】🔗🔉

おさえ-だい オサヘ― [3] 【押(さ)え台】 もてなしの宴席で最後のごちそうを盛って出す,盛り台。

おさえ-どころ【押(さ)え所】🔗🔉

おさえ-どころ オサヘ― [4][0] 【押(さ)え所】 (1)押さえる場所。ポイント。 (2)物事を判断・処理するのに重要な点。勘どころ。要点。

おさえ-ばしら【押(さ)え柱】🔗🔉

おさえ-ばしら オサヘ― [4] 【押(さ)え柱】 ⇒抱(ダ)き柱(バシラ)

おさえ-ボルト【押(さ)え―】🔗🔉

おさえ-ボルト オサヘ― [4] 【押(さ)え―】 貫通した穴があけられないとき,相手の部品に雌ねじを切り,これにねじ込んで締めつけるボルト。

おさえ-もの【押(さ)え物】🔗🔉

おさえ-もの オサヘ― [0][5] 【押(さ)え物】 酒宴の最後に出す酒の肴(サカナ)。花鳥山水の作り物の台(押さえ台)に盛る。おさえ。

おさえ-がた・い【抑え難い】🔗🔉

おさえ-がた・い ヲサヘ― 【抑え難い】 (連語) 抑制することがむずかしい。「―・い衝動にかられる」

おさえ-こ・む【押(さ)え込む】🔗🔉

おさえ-こ・む オサヘ― [4] 【押(さ)え込む】 (動マ五[四]) 押さえつけて,動けないようにする。また,押さえて力を発揮させないようにする。「力ずくで―・む」「反主流派の動きを―・む」 [可能] おさえこめる

おさえ-つ・ける【押(さ)え付ける】🔗🔉

おさえ-つ・ける オサヘ― [5] 【押(さ)え付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 おさへつ・く (1)力を入れて強く押さえる。「手足を―・ける」 (2)相手の動きを封じる。活動できないようにする。「反対派を―・ける」

おさ・える【押(さ)える・抑える】🔗🔉

おさ・える オサヘル [3][2] 【押(さ)える・抑える】 (動ア下一)[文]ハ下二 おさ・ふ 〔「押す」に継続の助動詞「ふ」の付いた語〕 (1)力をある部分に加えて,その状態を持続する。《押》(ア)物に力や重みを加えて,動かないようにする。「ドアを手で―・える」「文鎮で半紙を―・える」「髪を―・える」(イ)体の一部に手などをあてる。「目頭(メガシラ)を―・える」「耳を―・える」(ウ)傷口や痛む所に手や物をあてがう。「傷口をガーゼで―・える」 (2)動作・現象の実現をさまたげる。(ア)動きが起ころうとするのを,何らかの手段で,未然にあるいは途中でとどめる。「ライバル会社の進出を―・える」「記事を―・える」(イ)スポーツの試合で,相手が活躍するのをとどめる。「強敵を―・えて優勝する」「相手を 0 点に―・える」(ウ)度をこさないようにする。適当な範囲にあるようにする。「出費を―・える」「量産で値段を―・える」「甘みを―・えた上品な味」(エ)感情が外に表れそうなのを,こらえる。「うれしさを―・え切れないようす」「怒りを―・える」 (3)支配下・管轄(カンカツ)下に置く。《押》(ア)自由に活動できないようにする。「上司に頭を―・えられる」(イ)自分の支配下に置いて他の者をさえぎる。「担保物件を―・える」「帰りの切符は―・えてある」「自動車市場は二社が―・えている」 (4)重要な点を確実に認識・理解する。《押》「要点を―・える」「勘所(カンドコロ)を―・える」「犯行の現場を―・える」 (5)和船で,船首を右に向ける。《押》 ⇔控える (6)下手に見る。「当山の末寺でありながら…と―・へて書く条奇怪なり/平家 4」 (7)差そうとする杯を受けないで,もう一度飲ませる。「一度一度に―・へて酒ぶりかたし/浮世草子・一代男 3」 〔中世末期から近世,ヤ行にも活用した。「涙ヲ―・ユル/日葡」〕

おさ-おさ🔗🔉

おさ-おさ ヲサヲサ [1][0] (副) (1)(下に打ち消しの語を伴って)どんな面からみても十分に。全く。ほとんど。「準備―おこたりなし」「―おとらない」 (2)たしかに。きちんと。もっぱら。「某(ソレガシ)猟師(カリユウド)の家に事(ツカ)へ,―猟の業(ワザ)にも長(タケ)て/こがね丸(小波)」「よろづの人の,壻になり給へと,―聞え給へども,さも物し給はず/宇津保(藤原君)」

おさおさ・し【長長し】🔗🔉

おさおさ・し ヲサヲサシ 【長長し】 (形シク) 一人前にしっかりしている。すぐれている。きちんとしている。「若ければ,文も―・しからず,ことばもいひ知らず/伊勢 107」

おさか【忍坂】🔗🔉

おさか 【忍坂】 奈良県桜井市忍阪(オツサカ)の古名。神武東征伝説では,天皇の命で道臣命(ミチノオミノミコト)が酒盛り中の賊を殺した所。おしさか。

おさ-かき【筬掻】🔗🔉

おさ-かき ヲサ― [2] 【筬掻】 筬をつくる職人。

おさ-がに【筬蟹】🔗🔉

おさ-がに ヲサ― [0] 【筬蟹】 〔甲の形を筬に見立てた名〕 カニの一種。甲長16ミリメートル,甲幅36ミリメートルほどの横に長い長方形。眼柄が長い。東京湾以南の内湾の遠浅の泥地に穴を掘ってすむ。

おさかべ-ぎつね【刑部狐】🔗🔉

おさかべ-ぎつね 【刑部狐】 姫路城天守閣五層目にすむという老狐。姫路城の守護神という。刑部大明神。

おさかべ-しんのう【忍壁親王・刑部親王】🔗🔉

おさかべ-しんのう ―シンワウ 【忍壁親王・刑部親王】 (?-705) 天武天皇の皇子。681年帝紀などの修史事業に参加。701年藤原不比等らと大宝律令を編纂。

おさ-がめ【長亀】🔗🔉

おさ-がめ ヲサ― [0] 【長亀】 海産のカメ。最大のカメで,全長2.4メートルに達する。背面に縦に七条の明らかな隆起があり,亀甲(キツコウ)模様はない。熱帯・亜熱帯の海に分布するが,日本沿岸にも接近する。

お-さがり【御下(が)り】🔗🔉

お-さがり [2] 【御下(が)り】 (1)神仏に供えたあと,下げた飲食物。 (2)客に出した食物の残り。 (3)年長者や目上の人からもらった使い古しの品物。お古。「兄の―の服」 (4)(「御降り」と書く)正月三が日に降る雨や雪。[季]新年。《―になるらん旗の垂れ具合/夏目漱石》

お-さき【尾先】🔗🔉

お-さき ヲ― [0] 【尾先】 (動物の)尾の先。

おさき-よつじろ【尾先四白】🔗🔉

おさき-よつじろ ヲ― [4] 【尾先四白】 尾と四足の先の白い犬。霊力をもつとして,飼うことを忌む地方がある。

お-さき【尾崎・尾前・尾先】🔗🔉

お-さき ヲ― 【尾崎・尾前・尾先】 〔「おざき」とも〕 平野に入り込んだ山すその先端。「南の―へ下降て/太平記 8」

お-さき【御先】🔗🔉

お-さき [0] 【御先】 (1)相手を敬って「先」を丁寧にいう語。「どうぞ―にお召し上がり下さい」「私は―へ御飯戴きます/金色夜叉(紅葉)」 〔明治時代までは「お先へ」の形が用いられた〕 (2)(「お先に・お先に失礼します」の形で)相手よりも先に物事を行う時にいう挨拶のことば。「―,と言って帰る」 (3)将来。先。 (4)人を手先に使うこと。また,人に利用される者。「―に許り遣はれて/洒落本・南閨雑話」

おさき-ぎつね【御先狐】🔗🔉

おさき-ぎつね [4] 【御先狐】 ⇒尾裂(オサ)き狐(ギツネ)

おさき-タバコ【御先―】🔗🔉

おさき-タバコ [4] 【御先―】 主人が客にもてなしに出すタバコ。「しやあしやあと,―にわしが煙草をいくら呑んだか知れませぬ/歌舞伎・小袖曾我」

おさき-ばしり【御先走り】🔗🔉

おさき-ばしり [4] 【御先走り】 他人より先に軽はずみに行動すること。また,その人。おさきっぱしり。

おさき-まっくら【御先真っ暗】🔗🔉

おさき-まっくら [6] 【御先真っ暗】 (形動) 将来の見通しが全くつかないこと。将来に希望が見出せないこと。「不況で経済界は―だ」

おさき-もの【御先者】🔗🔉

おさき-もの 【御先者】 人の手先に使われる者。また,人の先に立って騒ぐ軽率な人。「燃木に火をさす―/滑稽本・浮世風呂 4」

おさぎ【兎】🔗🔉

おさぎ ヲサギ 【兎】 〔上代東国方言〕 ウサギ。「等夜の野に―狙(ネラ)はりをさをさも/万葉 3529」

おさき-ぎつね【尾裂き狐】🔗🔉

おさき-ぎつね ヲサキ― [4] 【尾裂き狐】 憑(ツ)き物の一種。狐に似た形で白く,尾が二つに裂けているという。関東地方西部から長野県東部にかけて信じられていた。御先狐。

お-さきぼう【御先棒】🔗🔉

お-さきぼう ―サキバウ [0] 【御先棒】 ⇒先棒(サキボウ)

おさきぼう-かつぎ【御先棒担ぎ】🔗🔉

おさきぼう-かつぎ ―サキバウ― [6] 【御先棒担ぎ】 ⇒先棒担(サキボウカツ)ぎ

お-さく【御🔗🔉

お-さく [0] 【御】 御の冠に結ぶ白絹。纓(エイ)を巾子(コジ)の上から前へ折り巾子ぐるみ後ろに結び垂れる。結び方に山科流と高倉流がある。

おさく-の-かんむり【御の冠】🔗🔉

おさく-の-かんむり [0] 【御の冠】 御を結び垂れた黒の生絹(スズシ)の冠。天皇が神事のときに用いる。 御の冠 の冠" src="/%E5%A4%A7%E8%BE%9E%E6%9E%97/binary/mono_178327_576_256_200.bmp" /> [図]

お-さげ【御下げ】🔗🔉

お-さげ [2] 【御下げ】 (1)少女の髪形で,髪を左右に分けて編んで下げるもの。また,頭上にまとめて後ろへ垂れるものもいう。お下げ髪。 (2)女帯の結び方。結んで両端を垂れ下げる。お下げ結び。

おさげ-がみ【御下げ髪】🔗🔉

おさげ-がみ [3] 【御下げ髪】 「おさげ{(1)}」に同じ。

お-さけび【雄叫び】🔗🔉

お-さけび ヲ― 【雄叫び】 ⇒おたけび(雄叫)

お-さし【御差し】🔗🔉

お-さし 【御差し】 (1)身分の高い人の子に乳を与える女。「―抱乳母(ダキウバ)お乳の人/浄瑠璃・丹波与作(上)」 (2)〔「さし」は「刺身」の略〕 刺身を丁寧にいう語。「冷くつてもひらめ―が書抜さ/歌舞伎・小袖曾我」 (3)〔「お差し支え」の略〕 都合の悪いこと。「『―かえ』『いつもの癪さ』/人情本・辰巳園 3」

お-さじ【御匙】🔗🔉

お-さじ [2] 【御匙】 (1)さじを丁寧にいう語。 (2)「御匙医師」の略。

おさじ-いし【御匙医師】🔗🔉

おさじ-いし 【御匙医師】 〔匙で薬を盛るところから〕 江戸時代,将軍・大名の侍医の称。御匙医。

おさ-しだ【筬羊歯】🔗🔉

おさ-しだ ヲサ― [0] 【筬羊歯】 シシガシラ科の常緑性シダ植物。山地に自生。裸葉は根生して長さ約30センチメートル。筬に似て,多数の羽片に分かれる。胞子葉は羽片が両端から巻き込み,胞子嚢(ホウシノウ)群を包む。

お-さすり【御摩】🔗🔉

お-さすり 【御摩】 女中を兼ねた妾(メカケ)。お撫(ナデ)。「お針と―兼帯でしかも三分の給金に/歌舞伎・櫓太鼓」

おさ-ぞうむし【筬象虫】🔗🔉

おさ-ぞうむし ヲサザウムシ [3] 【筬象虫】 オサゾウムシ科の甲虫の総称。各種の植物や穀類の害虫。日本にはオオゾウムシ・コクゾウムシなど三〇種余が生息。

おさだ【長田】🔗🔉

おさだ ヲサダ 【長田】 姓氏の一。

おさだ-あらた【長田新】🔗🔉

おさだ-あらた ヲサダ― 【長田新】 (1887-1961) 教育学者。長野県生まれ。広島文理大学長。ペスタロッチ研究を基礎に自発性と知育重視の教育学を説く。日本教育学会を創立,「原爆の子」編纂など平和運動・平和教育に挺身(テイシン)。

おさた-がき【御沙汰書】🔗🔉

おさた-がき [0] 【御沙汰書】 江戸時代,諸大名の留守居役の要望により,幕府の坊主が作成した江戸城中の政治,将軍・老中などの日々の動向の報告書。

おさたけ【尾佐竹】🔗🔉

おさたけ ヲサタケ 【尾佐竹】 姓氏の一。

おさたけ-たけき【尾佐竹猛】🔗🔉

おさたけ-たけき ヲサタケ― 【尾佐竹猛】 (1880-1946) 司法官・歴史学者。石川県生まれ。明治法律学校卒。大審院判事。明治文化研究会主幹。編著「明治文化全集」,著「日本憲政史大綱」「維新前後に於ける立憲思想」など。

お-さだまり【御定まり】🔗🔉

お-さだまり [0] 【御定まり】 決まりきっていること。お決まり。「会えば―のお説教」

おさだめ-がき【御定書】🔗🔉

おさだめ-がき [0] 【御定書】 (1)江戸時代,法令一般の称。 (2)「公事方(クジガタ)御定書」の略。

おさだめがき-ひゃっかじょう【御定書百箇条】🔗🔉

おさだめがき-ひゃっかじょう ―ヒヤクカデウ 【御定書百箇条】 「公事方(クジガタ)御定書」の下巻の称。

お-さつ【御薩】🔗🔉

お-さつ [2] 【御薩】 サツマイモのこと。主に女性がいう。

お-さつ【御札】🔗🔉

お-さつ [0] 【御札】 紙幣。札(サツ)。

お-さっし【御察し】🔗🔉

お-さっし [0] 【御察し】 「察し」の尊敬語。「―のとおり」「どれほどの苦労か―がつくでしょう」

お-さと【御里】🔗🔉

お-さと [0] 【御里】 (1)他人の実家・生家を敬っていう語。 (2)生まれや育ち。また,今までの経歴。「鼻子の言葉使ひは益(マスマス)―をあらはして来る/吾輩は猫である(漱石)」

おさ-な【幼】🔗🔉

おさ-な ヲサ― 【幼】 □一□形容詞「おさなし」の語幹。 □二□「おさなご」に同じ。「此―,…ちいさき手を合はせて/おらが春」

おさな-がお【幼顔】🔗🔉

おさな-がお ヲサ―ガホ [3][0] 【幼顔】 幼い時の顔つき。

おさな-ご【幼子】🔗🔉

おさな-ご ヲサ― [3] 【幼子】 幼い子供。年端(トシハ)のいかない子。幼児。

おさな-ごこち【幼心地】🔗🔉

おさな-ごこち ヲサ― 【幼心地】 「おさなごころ」に同じ。「―にも,さすがに,うちまもりて伏目になりて/源氏(若紫)」

おさな-ごころ【幼心】🔗🔉

おさな-ごころ ヲサ― [4] 【幼心】 理解力・判断力の十分でない子供の心。子供心。おさな心地。「―に覚えている」「―にも気の毒に思った」

おさな-だち【幼立ち】🔗🔉

おさな-だち ヲサ― [0] 【幼立ち】 幼い頃の成長の様子。幼生(オサナオ)い。「我が―は知つても居らるべけれど/いさなとり(露伴)」

おさな-づま【幼妻】🔗🔉

おさな-づま ヲサ― [4] 【幼妻】 年が若くて,まだ子供っぽい感じの妻。

おさな-ともだち【幼友達】🔗🔉

おさな-ともだち ヲサ― [4] 【幼友達】 子供の頃からの友達。

おさな-な【幼名】🔗🔉

おさな-な ヲサ― 【幼名】 元服以前の名。童名(ワラワナ)。ようみょう。

おさな-なじみ【幼馴染み】🔗🔉

おさな-なじみ ヲサ― [4] 【幼馴染み】 幼いときに親しくしていたこと。また,その人。「彼とは―だ」

おさな-ものがたり【幼物語】🔗🔉

おさな-ものがたり ヲサ― [6] 【幼物語】 (1)幼い頃の話。 (2)童話。

おさない【小山内】🔗🔉

おさない ヲサナイ 【小山内】 姓氏の一。

おさない-かおる【小山内薫】🔗🔉

おさない-かおる ヲサナイカヲル 【小山内薫】 (1881-1928) 劇作家・演出家・小説家。広島生まれ。東大卒。歌舞伎・新派劇にかわる近代的演劇を志し,1909年(明治42)二世市川左団次と自由劇場を創立,西欧近代劇の上演を行う。24年(大正13)土方与志と築地小劇場を設立,日本の新劇の基礎を築いた。戯曲「息子」,小説「大川端」など。

おさ-な・い【幼い】🔗🔉

おさ-な・い ヲサ― [3] 【幼い】 (形)[文]ク をさな・し 〔「長(オサ)無し」の意〕 (1)年齢がごく若い。年がゆかない。「―・い子供」 (2)考えや行動が子供っぽい。未熟だ。「―・い考え」「女児のためには親―・くなりぬべし/土左」 [派生] ――げ(形動)――さ(名)

おさ-な・し【幼し】🔗🔉

おさ-な・し ヲサ― 【幼し】 (形ク) ⇒おさない

おさな・びる【幼びる】🔗🔉

おさな・びる ヲサナ― [4] 【幼びる】 (動バ上一)[文]バ上二 をさな・ぶ 幼く見える。子供っぽい。「今更に心の―・びた胸を躍らしてゐた/青草(秋江)」「恨み給ふけはひ―・びて/狭衣 2」

おさな-び・る【幼びる】🔗🔉

おさな-び・る ヲサナ― 【幼びる】 (動ラ下二) 「おさなびる(上一)」に同じ。「手など―・れて見えけれども/住吉」

おさえ【押え】(和英)🔗🔉

おさえ【押え】 a weight (重し).→英和 〜がきかない have no control.

おさえつける【押え付ける】(和英)🔗🔉

おさえつける【押え付ける】 hold[keep]down;check;→英和 control.→英和

おさえる【押[抑・圧]える】(和英)🔗🔉

おさえる【押[抑・圧]える】 (1) holddown (押えつける). (2) suppress(鎮圧);→英和 control (抑制);→英和 check (抑止).→英和 (3) catch (捕える);→英和 arrest.→英和 (4) seize (差し押える);→英和 attach.→英和

おさおさ(和英)🔗🔉

おさおさ 〜怠りない be fully prepared.

おさがり【お下がり】(和英)🔗🔉

おさがり【お下がり】 a hand-me-down;an offering withdrawn (供物の).

おさき【どうぞお先に】(和英)🔗🔉

おさき【どうぞお先に】 You go first./After you.〜に失礼 Excuse me.

おさきぼう【お先棒をかつぐ】(和英)🔗🔉

おさきぼう【お先棒をかつぐ】 be (willingly) made a cat's-paw.

おさげ【お下げに結う】(和英)🔗🔉

おさげ【お下げに結う】 wear one's hair in a plait[in braids].→英和

おさと【お里】(和英)🔗🔉

おさと【お里】 one's old home.〜が知れる[事が主語]betray one's origin.[人が主語]betray oneself.

おさない【幼い】(和英)🔗🔉

おさない【幼い】 infant;→英和 juvenile;→英和 childish;→英和 inexperienced.→英和 〜時に(から) in (from) one's childhood.

おさながお【幼顔】(和英)🔗🔉

おさながお【幼顔】 one's baby face.

おさなご【幼児】(和英)🔗🔉

おさなご【幼児】 a baby;→英和 an infant (child).→英和

おさなごころ【幼心に】(和英)🔗🔉

おさなごころ【幼心に】 to one's childish mind[heart].

おさなづま【幼な妻】(和英)🔗🔉

おさなづま【幼な妻】 a child wife.

おさななじみ【幼馴染】(和英)🔗🔉

おさななじみ【幼馴染】 a friend of one's early childhood.

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