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おさ【△長】をさ🔗🔉

おさ【長】をさ 多くの人の上に立ち、統率する人。頭(かしら)。ちょう。「一族の―」「村―」

おさ【×筬】をさ🔗🔉

おさ【×筬】をさ 織機の付属具。竹または金属の薄片を櫛(くし)の歯のように並べ、枠をつけたもの。縦糸を整え、横糸を打ち込むのに使う。

おさ【訳=語・通=事】をさ🔗🔉

おさ【訳語・通事】をさ 外国語を通訳すること。また、その人。通訳。通弁。「鞍作福利(くらつくりのふくり)を以て―とす」〈岩崎本推古紀〉

お‐さい【△御菜】🔗🔉

お‐さい【御菜】 「菜」の丁寧語。おかず。

おさ・う【押さふ・抑ふ】おさふ🔗🔉

おさ・う【押さふ・抑ふ】おさふ [動ハ下二]「おさえる」の文語形。

おさえ【押(さ)え・抑え】おさへ🔗🔉

おさえ【押(さ)え・抑え】おさへ 物が動かないように押さえること。また、押さえるもの。「石で―をする」「飛ばされないように紙に―を置く」勢いを防ぎ止めること。「感情の―がつかない」敵の攻撃・侵入を防ぎ味方を支えること。防備。また、その役目。「東方の―は万全だ」「―のピッチャー」配下にかってな行動をとらせないこと。「関八州の―としての北条氏」軍隊または行列の最後にあってその散乱を整えること。また、その人。しんがり。「弁慶は―の役」〈浄・冷泉節〉念を押すこと。だめ押し。「義朝の―のことば」〈浄・鎌田兵衛〉酒を差されたとき、その杯を押し返して重ねて飲ませること。「―の杯」〈浄・女腹切〉「押さえ物」の略。「―の島台」〈浄・国性爺後日〉囲碁で、相手の石に近接して打ち、その進出を阻止すること。和船を櫓で漕ぐとき、船首を右にむけること。ひかえ。

おさえ‐ぎ【押(さ)え木】おさへ‐🔗🔉

おさえ‐ぎ【押(さ)え木】おさへ‐ 物を押さえておく木。

おさえ‐こみ【押(さ)え込み・抑え込み】おさへ‐🔗🔉

おさえ‐こみ【押(さ)え込み・抑え込み】おさへ‐ 柔道の固め技の一。相手をほぼあお向けに倒し、その手足や体を上から押さえつけて自由を奪う技の総称。袈裟(けさ)固め・肩固め・上四方固め・横四方固め・縦四方固めなど七種がある。押さえ込み技。

おさえ‐こ・む【押(さ)え込む】おさへ‐🔗🔉

おさえ‐こ・む【押(さ)え込む】おさへ‐ [動マ五(四)]相手を押さえて動けなくする。また、物事が表面に出ないようにする。「ひったくりを―・む」「社外への発表を―・む」柔道で、「押さえ込み」の技をかける。

おさえ‐じ【押(さ)え字・抑え字】おさへ‐🔗🔉

おさえ‐じ【押(さ)え字・抑え字】おさへ‐ 連歌や俳諧で、句中に上下呼応する言葉があるとき、その上の言葉をいう。「や・か・いつ・何・誰」など。「藤ばかま誰窮屈(きゆうくつ)にめでつらん」の句で、「誰」が句末の「らん」の押さえ字となっているのがその例。抱(かか)え字。

おさえ‐つ・ける【押(さ)え付ける・抑え付ける】おさへ‐🔗🔉

おさえ‐つ・ける【押(さ)え付ける・抑え付ける】おさへ‐ [動カ下一]おさへつ・く[カ下二]しっかり押さえて、相手が自由に動けないようにする。「首ねっこを―・ける」圧力を加えて相手の動きを封ずる。「少数意見を―・ける」心の動揺などを強くおさえる。「怒りを―・ける」

おさえ‐どころ【押(さ)え所】おさへ‐🔗🔉

おさえ‐どころ【押(さ)え所】おさへ‐ 物を押さえるのに適当な箇所。研究や議論にとって大切な箇所として心得ておくべきところ。要点。

おさえ‐ばしら【押(さ)え柱】おさへ‐🔗🔉

おさえ‐ばしら【押(さ)え柱】おさへ‐ 板などを間に挟んだ二本の柱のうち、添え柱としてつけられているほうの柱。仮板塀を立てるときに用いられる。抱き柱。

おさえ‐もの【押(さ)え物】おさへ‐🔗🔉

おさえ‐もの【押(さ)え物】おさへ‐ 酒宴の最後に出す、花鳥・山水の作り物の台の上に肴(さかな)を盛ったもの。

おさ・える【押(さ)える・抑える】おさへる🔗🔉

おさ・える【押(さ)える・抑える】おさへる [動ア下一]おさ・ふ[ハ下二]物が動かないように、押しつけて力を加える。「手で着物の裾を―・える」「文鎮で紙を―・える」出入り口に手などを押し当てておおう。「傷口を―・える」「耳を―・える」対象の動きを封じる。動いたり逃げたりしないように、しっかりつかまえる。「犬を―・える」「賊を―・える」勢いを増す傾向にあるものを防ぎ止める。おしとどめる。食い止める。「敵の侵略を―・える」自分の支配下に置いて、自由な動きがとれないようにする。抑圧する。「反対派を―・える」(抑える)ある水準以上には高まらないようにする。また、感情・欲望などが高ぶるのをとどめる。抑制する。「値段を手ごろなところで―・える」「―・えた演技」「怒りを―・える」自己に属するものとして確保する。また、差し押さえる。「制空権を―・える」「証拠を―・える」「財産を―・えられる」大切なところをしっかり理解する。把握する。「要点を―・える」相手から杯を差されたとき、それをとどめて相手に飲ませる。「文六殿返盞(へんさん)申す、と言ひければ、こは母が―・へまし、間(あひ)をいたしてあげません」〈浄・堀川波鼓〉 [下接句]勘所(かんどころ)を押さえる・首根っ子を押さえる・差しつ押さえつ・瓢箪(ひようたん)で鯰(なまず)を押さえる・目頭(めがしら)を押さえる

おさ‐おさをさをさ🔗🔉

おさ‐おさをさをさ [副](あとに打消しの語を伴って)ほとんど。まったく。「用意―怠りない」確かに。ちゃんと。「むこになり給へと―聞こえ給へども」〈宇津保・藤原の君〉

おさおさ・し【△長△長し】をさをさし🔗🔉

おさおさ・し【長し】をさをさし [形シク]しっかりしている。おとなびている。「かしこし、―・しきやうにも聞こえむこそよからめ」〈かげろふ・上〉

おさか【忍坂】🔗🔉

おさか【忍坂】 奈良県桜井市忍阪(おつさか)の古称。神武天皇の命により道臣命(みちのおみのみこと)が賊を討った所といわれる。おしさか。

おさ‐がに【×筬×蟹】をさ‐🔗🔉

おさ‐がに【××蟹】をさ‐ スナガニ科のカニ。砂泥地にすむ。甲幅約五センチ、甲長約二センチと横に長く、織機の筬に似る。雄のはさみは大きく、内面に長い剛毛が生えている。東京湾以南から台湾にかけて分布。

おさかべ‐ぎつね【於佐賀部狐・刑部狐】🔗🔉

おさかべ‐ぎつね【於佐賀部狐・刑部狐】 姫路城の天守閣の第五層にすんでいたといわれる、神通力を持った狐。刑部大明神の正体とされる。長壁明神。おさかべ。

おさかべ‐しんのう【忍壁親王・刑部親王】‐シンワウ🔗🔉

おさかべ‐しんのう【忍壁親王・刑部親王】‐シンワウ?〜七〇五]天武天皇の第九皇子。壬申(じんしん)の乱のとき東国で活躍。乱の後、修史事業に参加。文武天皇のとき、大宝律令を編纂(へんさん)

おさ‐がめ【△長×亀】をさ‐🔗🔉

おさ‐がめ【×亀】をさ‐ オサガメ科の海ガメ。世界最大で、甲長約二メートルに達する。甲は滑らかで、背甲に七本、腹甲に五本の縦の隆起線がある。遠洋性で、熱帯の海に広く分布。革亀(かわがめ)

お‐さがり【△御下(が)り】🔗🔉

お‐さがり【御下(が)り】 下がり」に同じ。「兄さんの―でがまんする」神仏の供物を下げたもの。客に出した飲食物の残り。都会から地方へ行くことを京都でいう。(「御降り」とも書く)正月三が日に降る雨や雪。《季 新年》「まんべんに―うける小家哉/一茶」

お‐さき【△御先】🔗🔉

お‐さき【御先】 他人を敬って、その人の「先」をいう語。「―に失礼します」「どうぞ―へ」前途。将来。→御先真っ暗人の手先に使われる者を軽んじていう語。「―に使われる」

おさぎ【×兎】をさぎ🔗🔉

おさぎ【×兎】をさぎ 「うさぎ」の上代東国方言。「等夜(とや)の野に―ねらはり(=ネラッテ)をさをさも寝なへ児故に母にころはえ」〈万・三五二九〉

おさき‐ぎつね【△御先×狐】🔗🔉

おさき‐ぎつね【御先×狐】(つ)きものの一種。飼い主の命じるままに不思議なことをすると伝えられる狐。尾裂き狐。

おさき‐ぎつね【尾裂き×狐】をさき‐🔗🔉

おさき‐ぎつね【尾裂き×狐】をさき‐ 《俗に尾が裂けているといわれるところから》御先狐(おさきぎつね)の異称。

おさき‐タバコ【△御先タバコ】🔗🔉

おさき‐タバコ【御先タバコ】 訪問先で、主人側が客にもてなしとして出すタバコ。また、人からタバコをもらうこと。

お‐さきぼう【△御先棒】🔗🔉

お‐さきぼう【御先棒】 人の手先となること。また、その人。「君こそ―に使役(つか)われるんじゃ無いか」〈藤村・破戒〉→先棒

おさき‐まっくら【△御先真っ暗】🔗🔉

おさき‐まっくら【御先真っ暗】 [形動]将来の見通しが全くつかないさま。「―な施策」

お‐さく【△御×🔗🔉

お‐さく【× 冠の巾子(こじ)に結び下げる白の平絹(ひらぎぬ)

おさく‐の‐かむり【△御×の△冠】🔗🔉

おさく‐の‐かむり【×冠】 天皇が神事の際に用いる冠。無文の冠で、巾子(こじ)に纓(えい)をかぶせて、白の絹でくくって結び下げたもの。

お‐さげ【△御下げ】🔗🔉

お‐さげ【御下げ】 少女の髪の結い方の一。長い髪を編んで肩のあたりに垂らしたもの。お下げ髪。下げ髪。女帯の結び方の一。両端を垂れ下げたもの。下げ帯。

おさげ‐がみ【△御下げ髪】🔗🔉

おさげ‐がみ【御下げ髪】御下げ」に同じ。

お‐さし【△御差し】🔗🔉

お‐さし【御差し】 江戸時代、大名などの子に乳を差し上げるだけの乳母。差し乳母。「―、抱き乳母、御乳(おち)の人」〈浄・丹波与作〉《「御差し合い」または「御差し支え」の略》都合の悪いこと。「―がござりまして出られません」〈洒・南門鼠帰〉「刺身」の丁寧語。「比目魚(ひらめ)の―が書抜き(=スグレタモノ)さ」〈伎・小袖曾我〉

お‐さじ【△御×匙】🔗🔉

お‐さじ【×匙】 「さじ」の丁寧語。《さじで薬を盛るところから》江戸時代、将軍または大名の侍医。御殿医(ごてんい)。おさじ医師。

おさ‐しだ【×筬羊=歯】をさ‐🔗🔉

おさ‐しだ【×筬羊歯】をさ‐ シシガシラ科の常緑、多年生のシダ。日本特産で、本州以西の山地に自生。栄養葉は羽状に裂けており、形が筬に似る。胞子葉は柄が長く、羽片が少ない。

お‐さすり【△御△摩り】🔗🔉

お‐さすり【摩り】 なでさすることを、その相手を敬っていう語。また、丁寧にいう語。(さす)」に同じ。「女房のお政は、―からずるずるの後配(のちぞい)」〈二葉亭・浮雲〉

おさだ【長田】をさだ🔗🔉

おさだ【長田】をさだ 姓氏の一。

おさだ‐あらた【長田新】をさだ‐🔗🔉

おさだ‐あらた【長田新】をさだ‐一八八七〜一九六一]教育学者。長野の生まれ。広島文理大学長。日本教育学会を創設。ペスタロッチ研究に業績を残す。被爆した広島の子供の手記「原爆の子」を編集し、平和運動に献身。著「ペスタロッチ伝」「教育哲学」など。

おさたけ‐たけき【尾佐竹猛】をさたけ‐🔗🔉

おさたけ‐たけき【尾佐竹猛】をさたけ‐一八八〇〜一九四六]司法官・歴史学者。石川の生まれ。明大教授。大審院判事・検事。明治維新史・憲政史を研究し、吉野作造と明治文化研究会を作り、「明治文化全集」の編纂(へんさん)など多くの業績を残した。著「維新前後に於ける立憲思想」「日本憲政史大綱」など。

おさだ‐しゅうとう【長田秋濤】をさだシウタウ🔗🔉

おさだ‐しゅうとう【長田秋濤】をさだシウタウ一八七一〜一九一五]劇作家・翻訳家。静岡の生まれ。本名は忠一。演劇改良やフランス文学の紹介に努めた。ユゴー「椿姫」の訳や、「図南録」などの著書がある。

おさだ‐の‐みや【訳語田宮】をさだ‐🔗🔉

おさだ‐の‐みや【訳語田宮】をさだ‐ 奈良県桜井市にあったとされる敏達(びだつ)天皇の皇居。

お‐さだまり【△御定まり】🔗🔉

お‐さだまり【御定まり】 いつも同じであることを少し皮肉っていう語。おきまり。「―の自慢話」

おさだめがき【御定書】🔗🔉

おさだめがき【御定書】 江戸時代の法令。また、特に「公事方御定書(くじかたおさだめがき)」をさす。さだめがき。

おさだめがき‐ひゃっかじょう【御定書百箇条】‐ヒヤクカデウ🔗🔉

おさだめがき‐ひゃっかじょう【御定書百箇条】‐ヒヤクカデウ 「公事方御定書」の下巻。訴訟・裁判・刑罰などの一〇三条。

お‐さつ【△御札】🔗🔉

お‐さつ【御札】 「札(さつ)」の丁寧語。紙幣。

お‐さつ【△御×薩】🔗🔉

お‐さつ【×薩】 「薩摩芋(さつまいも)」をいう女性語。

お‐さっし【△御察し】🔗🔉

お‐さっし【御察し】 「察し」を、推察する人を敬っていう語。「―のとおり」「―がつく」

お‐さと【△御里】🔗🔉

お‐さと【御里】 「実家」をいう尊敬語・丁寧語。→里言動の端々に表れる、生い立ちや経歴。里。「―が出る」

お‐さどう【△御茶道】‐サダウ🔗🔉

お‐さどう【御茶道】‐サダウ 江戸城中の茶坊主のこと。

おさ‐な【幼】をさ‐🔗🔉

おさ‐な【幼】をさ‐ 形容詞「幼し」の語幹。

おさ‐ない【幼い】をさ‐🔗🔉

おさ‐ない【幼い】をさ‐ 《形容詞「おさなし」の連体形「おさなき」のイ音便から》幼い者。幼児。「―をいだいて出られまして、やい太郎冠者、この子のもりをせいと言はれまする」〈虎寛狂・縄綯〉

おさ‐な・い【幼い】をさ‐🔗🔉

おさ‐な・い【幼い】をさ‐ [形]をさな・し[ク]《「長(をさ)無し」の意》年齢が若い。幼少である。いとけない。「息子はまだ―・い」幼稚である。子供っぽい。「考え方が―・い」 [派生]おさなげ[形動]おさなさ[名]

おさない‐かおる【小山内薫】をサナイかをる🔗🔉

おさない‐かおる【小山内薫】をサナイかをる一八八一〜一九二八]劇作家・演出家・小説家。広島の生まれ。雑誌「新思潮」を創刊。二世市川左団次と自由劇場を、土方与志(ひじかたよし)と築地小劇場を創立、新劇の確立に尽力。戯曲「息子」、小説「大川端」など。

おさな‐おい【幼生ひ】をさなおひ🔗🔉

おさな‐おい【幼生ひ】をさなおひ幼立ち」に同じ。「故院の―に少しもたがはせ給はぬものかな」〈平家・八〉

おさな‐がお【幼顔】をさながほ🔗🔉

おさな‐がお【幼顔】をさながほ 幼いときの顔つき。

おさな‐ご【幼子・幼△児】をさな‐🔗🔉

おさな‐ご【幼子・幼児】をさな‐ 幼い子。ようじ。

おさな‐ごこち【幼心地】をさな‐🔗🔉

おさな‐ごこち【幼心地】をさな‐幼心」に同じ。「―にも、はかなき花紅葉につけても志を見え奉る」〈源・桐壺〉

おさな‐ごころ【幼心】をさな‐🔗🔉

おさな‐ごころ【幼心】をさな‐ 幼いときの心。幼児の気持ち。子供心。「―にも悲しみを覚えた」

おさな‐だち【幼立ち】をさな‐🔗🔉

おさな‐だち【幼立ち】をさな‐ 幼いときの成長のようす。また、そのころ。おさなおい。「―から互いに隔てぬふたりが中」〈緑雨・門三味線〉

おさな‐づま【幼妻】をさな‐🔗🔉

おさな‐づま【幼妻】をさな‐ 年が若くて子供っぽさを残している妻。多く十代の妻についていう。

おさな‐ともだち【幼友達】をさな‐🔗🔉

おさな‐ともだち【幼友達】をさな‐ 幼いときの友達。

おさな‐な【幼名】をさな‐🔗🔉

おさな‐な【幼名】をさな‐ 幼時の名。元服する前の名。ようめい。

おさな‐なじみ【幼×馴染み】をさな‐🔗🔉

おさな‐なじみ【幼×馴染み】をさな‐ 子供のころに親しくしていたこと。また、その人。

おさな・びる【幼びる】をさなびる🔗🔉

おさな・びる【幼びる】をさなびる [動バ上一]をさな・ぶ[バ上二]幼く見える。子供っぽいようすだ。「心の―・びた胸を躍らしていた」〈近松秋江・青草〉

おさな‐び・る【幼びる】をさな‐🔗🔉

おさな‐び・る【幼びる】をさな‐ [動ラ下二]「おさなびる」(上一)に同じ。「やはらかにおひれたる物からふかうよしづきたる、をひれ―・れたるといふ心か」〈河海抄・九〉

おさな・ぶ【幼ぶ】をさなぶ🔗🔉

おさな・ぶ【幼ぶ】をさなぶ [動バ上二]「おさなびる」の文語形。

おさな‐らし・い【幼らしい】をさな‐🔗🔉

おさな‐らし・い【幼らしい】をさな‐ [形]いかにも幼げだ。子供っぽい。「おもしろい談(はなし)をといって打解けて―・くねだった」〈鏡花・高野聖〉

おさば‐ぐさ【×筬葉草】をさば‐🔗🔉

おさば‐ぐさ【×筬葉草】をさば‐ ケシ科の多年草。高山の針葉樹林内に自生し、日本特産。葉は羽状複葉でくしの歯状をし、根元から放射状に出る。夏、約二〇センチの花茎を伸ばし、上部に白色の四弁花をつける。

おさ‐びゃくしょう【△長百姓】をさビヤクシヤウ🔗🔉

おさ‐びゃくしょう【長百姓】をさビヤクシヤウ乙名百姓(おとなびやくしよう)」に同じ。

おさふね【長船】をさふね🔗🔉

おさふね【長船】をさふね 岡山県南東部、邑久(おく)郡の地名。中世は名刀の産地で知られ、備前の政治・経済の中心地であった。

おさふね‐ながみつ【長船長光】をさふね‐🔗🔉

おさふね‐ながみつ【長船長光】をさふね‐ 鎌倉時代の刀工。備前の人。長船派の祖、光忠の子といわれるが、同名が数代続いている。足利将軍の宝刀「大般若長光」の作者とされる。生没年未詳。

おさふね‐もの【△長船物】をさふね‐🔗🔉

おさふね‐もの【長船物】をさふね‐ 備前国長船の刀工が作った刀剣。長船派は鎌倉中期の光忠を祖として多くの名工が輩出し、備前鍛冶(かじ)中最大の流派となった。→備前物

おさまり【収まり・納まり】をさまり🔗🔉

おさまり【収まり・納まり】をさまり (「治まり」とも書く)物事のきまりがつくこと。始末。決着。「もめごとの―をつける」金銭の納入の状態。「会費の―がいい」物の入りぐあい。また、落ち着きぐあい。安定。「雨戸の―が悪い」「この花瓶は―がよくない」

おさまり‐かえ・る【納まり返る】をさまりかへる🔗🔉

おさまり‐かえ・る【納まり返る】をさまりかへる [動ラ五(四)]その地位・境遇などに、すっかり満足したようすで腰を据える。「社長の奥様に―・っている」

おさま・る【収まる・納まる】をさまる🔗🔉

おさま・る【収まる・納まる】をさまる [動ラ五(四)]《「治まる」と同語源》一定の範囲の中にきちんと入る。「押し入れに―・る」「予算の範囲に―・る」その場所に落ち着く。受け入れられた状態になる。「食べた物が胃に―・る」「元の鞘(さや)に―・る」当然と思われる所に身を置いて落ち着く。「猫がいすの上に―・っている」その地位・境遇などに、満足したようすで落ち着く。「社長のいすに―・る」落ち着いて、穏やかな状態になる。争いや動揺がしずまる。治まる。「インフレが―・る」「ごたごたが丸く―・る」金品が受け取るべき所に入る。納入される。「会費が―・っていない」「国庫に―・る」承服する。納得する。「とことん話してやっと―・る」現れていたものがなくなる。消える。薄らぐ。「汗が―・る」

おさま・る【治まる】をさまる🔗🔉

おさま・る【治まる】をさまる [動ラ五(四)]収まる」に同じ。「内乱が―・る」「騒ぎが―・る」「風が―・る」「このままでは気持ちが―・らない」政治の秩序が行き渡る。「国が―・る」痛みや、症状などがしずまる。「腹痛が―・る」「せきが―・る」

おさま・る【修まる】をさまる🔗🔉

おさま・る【修まる】をさまる [動ラ五(四)]《「治まる」と同語源》行いがよくなる。まともな状態になる。「素行が―・る」

おさ・む【修む】をさむ🔗🔉

おさ・む【修む】をさむ [動マ下二]「おさ(修)める」の文語形。

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[音]オウ    アツ    ヨウ    エン [訓]お‐す    おさ‐える [部首]土 [総画数]5 [コード]区点    1621      JIS   3035      S‐JIS 88B3 [分類]常用漢字 [難読語] →おう‐じょう【圧状】べし‐み【見・圧面】べし‐めん【面・圧面】

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[音]アン [訓]おさ‐える    かんが‐える    お‐す [部首]手 [総画数]9 [コード]区点    1636      JIS   3044      S‐JIS 88C2 [難読語] →あ‐じ【按司】あぜち【按察使】あん‐ばい【塩梅・按排・按配】

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[音]オウ    コウ [訓]お‐す    お‐さえる    お‐し [部首]手 [総画数]8 [コード]区点    1801      JIS   3221      S‐JIS 899F [分類]常用漢字 [難読語] →おう‐なつ【押捺】なげし【長押】み‐おし【水押し・船首】み‐よし【水押し・舳・船首】

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[音]キョ    コ [訓]よ‐る    おさ‐える    よんどころ [部首]手 [総画数]8 [コード]区点    2182      JIS   3572      S‐JIS 8B92 [分類]常用漢字 [難読語] →きょ‐きん【醵金】

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[音]チ    ジ [訓]おさ‐める    おさ‐まる    なお‐る    なお‐す [部首]水 [総画数]8 [コード]区点    2803      JIS   3C23      S‐JIS 8EA1 [分類]常用漢字 [難読語] →あじ‐いし【庵治石】あじ‐がわ【安治川】いまばり【今治】うじ【宇治】おさむる‐つかさ【治部省】げんじ【元治】ジグ【jig】じりゃく【治暦】たじみ【多治見】にい‐ばり【新治・新墾】

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[音]シュウ    シュ [訓]おさ‐める    おさ‐まる [部首]又 [総画数]5 [コード]区点    2893      JIS   3C7D      S‐JIS 8EFB [分類]常用漢字 [難読語] →さい‐しゅ【西収】しゅう‐れん【収斂】しゅ‐のう【収納】す‐のう【収納】もっ‐しゅ【没収】もっ‐しゅう【没収】

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[音]シュウ    シュ    ス [訓]おさ‐める    おさ‐まる [部首]彡 [総画数]10 [コード]区点    2904      JIS   3D24      S‐JIS 8F43 [分類]常用漢字 [難読語] →あしゅら【阿修羅】あすら【阿修羅】おさめつくる‐つかさ【修理職】かじゅう‐じ【勧修寺】かんじゅ‐じ【勧修寺】くん‐じゅ【薫修】ごん‐じゅ【勤修】しゅう‐ふつ【修祓】しゅ‐え【修慧】しゅ‐がく【修学】しゅぜんじ【修善寺】しゅぞう‐す【修造主】しゅ‐らい【修礼】しゅ‐り【修理】す‐ぎょう【修行】ず‐ほう【修法】すめい‐もん【修明門】すら【修羅】す‐り【修理】どしょう‐まち【道修町】み‐しほ【御修法】

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[音]シュウ [訓]おさ [部首]酉 [総画数]9 [コード]区点    2922      JIS   3D36      S‐JIS 8F55 [難読語] →しゅう‐ちょう【酋長】

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[音]チョウ    ジョウ [訓]なが‐い    た‐ける    たけ    おさ    つかさ [部首]長 [総画数]8 [コード]区点    3625      JIS   4439      S‐JIS 92B7 [分類]常用漢字 [難読語] →おさ‐がめ【長亀】おさ‐びゃくしょう【長百姓】おさふね【長船】おさ‐め【長女・専領】おしゃまんべ【長万部】かど‐の‐おさ【看督長】かみ【長官】かん【長官】かん‐の‐きみ【長官の君】かん‐の‐との【長官の殿】こう【守・長官】こう‐の‐きみ【長官君】こう‐の‐との【長官殿】さと‐おさ【里長】しなが‐どり【息長鳥】しなつひこ‐の‐みこと【級長津彦命】しなとべ‐の‐みこと【級長戸辺命】しゅう‐ちょう【酋長】じょう‐ごう【長行】じょう‐や【長夜】た‐おさ【田長】たけ‐すがた【丈姿・長姿】ちょうけい‐うかい【長頸烏喙】ちょうそかべ【長宗我部・長曾我部】ちょうほう【長保】ちょう‐りゅう【長旒】つり‐あぶ【吊虻・釣虻・長吻虻】なが‐かもじ【長髢】なが‐しんくいむし【長心喰虫・長蠹虫】ながすね‐ひこ【長髄彦】なが‐たち【長太刀・長剣】なが‐ち【長路・長道】ながとろ【長瀞】なが‐にし【長螺】なぎ‐なた【長刀・薙刀・眉尖刀】なげし【長押】にん‐じょう【人長】のど‐か【長閑】のど‐け・し【長閑けし】はせがわ【長谷川】ひと‐ごのかみ【首長・魁帥】ひと‐たけ【人長】びん‐ちょう【備長】ほうし‐ちょうだ【封豕長蛇】み‐たけ【身丈・身長】むら‐おさ【村長】ゆう‐ずつ【夕星・長庚】ゆう‐つづ【夕星・長庚】ゆん‐だけ【弓丈・弓長】

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[音]ドウ    ナ    ナッ    ナン    ノウ    トウ [訓]おさ‐める    おさ‐まる    い‐れる [部首]糸 [総画数]10 [コード]区点    3928      JIS   473C      S‐JIS 945B [分類]常用漢字 [難読語] →いん‐だいなごん【尹大納言】ウィーン【Wien】えん‐のう【捐納】おおい‐ものもうすつかさ【大納言】かでな【嘉手納】かのう【加納】キノ【kino】しゅ‐のう【収納】すない‐ものもうし【少納言】す‐のう【収納】なか‐の‐ものもうすつかさ【中納言】のさっぷ‐みさき【納沙布岬】べち‐のう【別納】ゆい‐いれ【結納】

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[音]セイ [訓]やす‐い    やす‐んじる    おさま‐る [部首]青 [総画数]13 [コード]区点    4487      JIS   4C77      S‐JIS 96F5 [分類]人名用漢字

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[音]ユウ    ヨウ [訓]おさな‐い [部首]幺 [総画数]5 [コード]区点    4536      JIS   4D44      S‐JIS 9763 [分類]常用漢字 [難読語] →いたい‐け【幼気】いと‐みや【幼宮】よう‐がい【幼孩】

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[音]ヨク    オク [訓]おさ‐える    そもそも    はた [部首]手 [総画数]7 [コード]区点    4562      JIS   4D5E      S‐JIS 977D [分類]常用漢字 [難読語] →よく‐うつ【抑鬱】

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[音]ガイ [訓]おさ‐める    おさ‐まる [部首]丿 [総画数]2 [コード]区点    4809      JIS   5029      S‐JIS 98A7 [難読語] →かい‐あん【艾安・乂安】

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[音]オウ    アツ    ヨウ    エン [訓]お‐す    おさ‐える [部首]土 [総画数]17 [コード]区点    5258      JIS   545A      S‐JIS 9AD8

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[音]イン [訓]おさ [部首]尸 [総画数]4 [コード]区点    5390      JIS   557A      S‐JIS 9B9A [難読語] →いん‐だいなごん【尹大納言】けい‐いん【京尹】

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[音]ヤク    アク [訓]おさ‐える [部首]手 [総画数]7 [コード]区点    5715      JIS   592F      S‐JIS 9D4E

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[音]キョ    コ [訓]よ‐る    おさ‐える [部首]手 [総画数]16 [コード]区点    5801      JIS   5A21      S‐JIS 9D9F

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[音]シュウ    シュ [訓]おさ‐める    おさ‐まる [部首]攴 [総画数]6 [コード]区点    5832      JIS   5A40      S‐JIS 9DBE

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[音]セイ [訓]おさ [部首]竹 [総画数]12 [コード]区点    6813      JIS   642D      S‐JIS E2AB [難読語] →おさ‐がに【筬蟹】おさ‐しだ【筬羊歯】おさば‐ぐさ【筬葉草】おさ‐むし【歩行虫・筬虫】おさ‐らんま【筬欄間】ぬき‐おさ【緯筬】

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