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す・く【好く】🔗🔉

す・く [1][2] 【好く】 (動カ五[四]) (1)ある人に好感をもつ。「誰からも―・かれる人」「私はああいうタイプの人は―・かない」 (2)特定の異性に愛情をいだく。「―・いて―・かれた仲」 (3)ある物・事を気に入る。このむ。「犬より猫を―・く」「にぎやかなのを―・く」 (4)風流の道に心を寄せる。情趣を解する。「すぐれて心―・き給へる人にて/平家 1」 (5)色好みである。多情である。「昔の若人は,さる―・ける物思ひをなむしける/伊勢 40」 (6)ある対象に深く執着する。熱中する。「大なる屋の―・きたるうちに/著聞 3」「なんぢら,いやしきものの身として,連歌に―・く事きどくな事ぢや/狂言・連歌十徳」 〔現代語では格助詞「を」をとり,「…を好く」の形が用いられるが,室町時代までは「…に好く」の形が一般的であった〕

す・く【空く】🔗🔉

す・く [0] 【空く】 (動カ五[四]) 〔「透(ス)く」と同源〕 (1)多数の人の集まる場所に,人の数が少なくなる。 ⇔こむ 「雨の日のデパートは―・いている」「この電車は京都で―・くだろう」 (2)空腹になる。「腹が―・く」「おなかが―・いた」 (3)(心理的に)つかえていたものがなくなる。「胸が―・く」 (4)(「手がすく」の形で)する仕事がなくなる。ひまになる。「誰か手が―・いたら,こっちを手伝ってくれ」

す・く【透く】🔗🔉

す・く [0] 【透く】 (動カ五[四]) (1)物と物との間にすき間ができる。「歯の間が―・いている」 (2)物を通して向こうにあるものが見える。「肌が―・いて見える服」 (3)物のすき間を通る。「葉蔭を―・きて人顔の見ゆるを/金色夜叉(紅葉)」「かきふせて風の―・く所に臥せたり/宇治拾遺 1」

す・く【結く】🔗🔉

す・く [0] 【結く】 (動カ五[四]) 糸で網を編む。「網を―・く」「あまのたわれを―・く網の/新撰六帖 3」

す・く【梳く】🔗🔉

す・く [0] 【梳く】 (動カ五[四]) 〔「鋤く」と同源〕 もつれた毛や糸を櫛(クシ)を通してそろえる。くしけずる。「髪を―・く」 [可能] すける

す・く【漉く・抄く】🔗🔉

す・く [0] 【漉く・抄く】 (動カ五[四]) 〔「鋤く」と同源〕 水にとかしたどろどろの原料をすくい上げて薄くひろげ,乾かして紙や海苔(ノリ)を作る。「紙を―・く」「海苔(ノリ)を―・く」 [可能] すける

す・く【鋤く】🔗🔉

す・く [0] 【鋤く】 (動カ五[四]) (1)鋤(スキ)・鍬(クワ)などで畑の土を掘り起こす。たがやす。「田を―・く」 (2)取り除く。「進んで国家の奸を―・き/自由太刀余波鋭鋒(逍遥)」

す・く【食く】🔗🔉

す・く 【食く】 (動カ四) くう。口に入れる。「我,道にして―・かむが為に,糒(ホシイイ)すこしあり/今昔 20」

す・く【剥く】🔗🔉

す・く 【剥く】 (動カ五[四]) そぐ。「鱈(タラ)を―・いたもの」

す・く【助く】🔗🔉

す・く 【助く】 (動カ下二) ⇒すける(助)

スクアレンsqualene🔗🔉

スクアレン [3] squalene サメ類の肝油に多く含まれる無色の油。吸収性がよく,化粧品・医薬品の基材とする。

すくい【掬い・抄い】🔗🔉

すくい スクヒ [0] 【掬い・抄い】 すくうこと。すくいとること。「金魚―」

すくい-あみ【掬い網・抄い網】🔗🔉

すくい-あみ スクヒ― [0][3] 【掬い網・抄い網】 魚をすくいとるための網。木・竹・針金の枠に袋状の網を取り付け,柄を付けたもの。さであみ・たもあみ・四つ手網の類。

すくい-どめ【掬い留め】🔗🔉

すくい-どめ スクヒ― [0] 【掬い留め】 和裁の縫い終わりで,一針小さくすくってその針に糸を巻き,玉どめをつくるとめ方。

すくい-なげ【掬い投げ】🔗🔉

すくい-なげ スクヒ― [0] 【掬い投げ】 相撲の決まり手の一。相手の脇(ワキ)の下に手を差し込み,まわしを引かずに相手を下からすくいあげるようにして投げるか,土俵外に出す技。

すくい-ばち【掬い撥】🔗🔉

すくい-ばち スクヒ― [0][3] 【掬い撥】 琵琶(ビワ)や三味線の弾き方で,撥で弦を下から上にすくうようにして弾くもの。すくい。

すくい【救い】🔗🔉

すくい スクヒ [0] 【救い】 (1)救うこと。助けること。「―を求める」 (2)「救済(キユウサイ)」に同じ。 (3)人の気持ちをなぐさめ,明るくするもの。「―のない状況」「せめてもの―」

すくい-きん【救い金】🔗🔉

すくい-きん スクヒ― 【救い金】 江戸時代,災害・飢饉(キキン)などにあった人に施した金銭。

すくい-ごや【救い小屋】🔗🔉

すくい-ごや スクヒ― 【救い小屋】 江戸時代,大きな災害にあった人々を救助するために建てられた小屋。

すくい-ぬし【救い主】🔗🔉

すくい-ぬし スクヒ― [3] 【救い主】 (1)救ってくれた人。 (2)救世主。特にキリスト教で,イエス-キリストのこと。メシア。

すくい-の-かみ【救いの神】🔗🔉

すくい-の-かみ スクヒ― 【救いの神】 非常に困窮して援助を渇望しているときに,現れて助けてくれるもの。

すくい-の-て【救いの手】🔗🔉

すくい-の-て スクヒ― 【救いの手】 〔救うために伸ばした手の意から〕 困窮者を救うこと。援助。救助。救い。援助の手。「―を差し伸べる」

すくい-ぶね【救い船】🔗🔉

すくい-ぶね スクヒ― [4] 【救い船】 「助け船(タスケブネ)」に同じ。

すくい-まい【救い米】🔗🔉

すくい-まい スクヒ― 【救い米】 江戸時代,大きな災害にあった人々を救うために施した米。

すくい-あ・げる【掬い上げる】🔗🔉

すくい-あ・げる スクヒ― [5] 【掬い上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 すくひあ・ぐ (水中の物を)すくって上にあげる。「魚を網で―・げる」

すくい-あ・げる【救い上げる】🔗🔉

すくい-あ・げる スクヒ― [5] 【救い上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 すくひあ・ぐ 窮地にあるものを,その状況から助け出す。「おぼれた子を―・げる」「困窮状態から―・げる」

スクイーザーsqueezer🔗🔉

スクイーザー [3] squeezer レモン・オレンジなど柑橘類の果汁を絞るための道具。溝が付いた突起状の部分に切り口を押し当てるものや,薄切りにしたものを挟んで押しつぶすものがある。

すくい-がた・い【救い難い】🔗🔉

すくい-がた・い スクヒ― [5] 【救い難い】 (形)[文]ク すくひがた・し 〔救うのがむずかしい意〕 (1)どうしようもない。どこを見てもいい所がない。「―・い駄作」 (2)道理を聞かせてもわからせようがない。度し難い。「―・い連中」

スクイズsqueeze🔗🔉

スクイズ [2] squeeze (名)スル スクイズ-プレーの略。

スクイズ-プレーsqueeze play🔗🔉

スクイズ-プレー [6] squeeze play 野球で,三塁走者と打者とが示し合わせ,投手の投球と同時に走者が走り,打者がバントして走者を生還させようとする攻撃法。スクイズ。

すくい-だ・す【救い出す】🔗🔉

すくい-だ・す スクヒ― [4] 【救い出す】 (動サ五[四]) 窮地にあるものを,その状況から助け出す。救出する。「人質を―・す」 [可能] すくいだせる

すく・う【掬う・抄う】🔗🔉

すく・う スクフ [0] 【掬う・抄う】 (動ワ五[ハ四]) (1)液体や粉末の中に手・さじなどを入れて,一部分を取り出す。「汁を―・う」「泉の水を両手で―・って飲む」 (2)液体の中や表面にいるものを網などで取り出す。「金魚を―・う」「浮いた灰汁(アク)をお玉で―・う」 (3)下から上へ曲線をえがくようにして横にはらう。また,下から上へ急にもちあげる。「足を―・う」「後ろよりかき―・ひて飛ぶやうにして出でぬ/宇治拾遺 12」 [可能] すくえる

すく・う【救う・済う】🔗🔉

すく・う スクフ [0] 【救う・済う】 (動ワ五[ハ四]) 〔「掬う」と同源〕 (1)力を貸して悪い環境・困難・危険・苦痛な状態から逃れさせる。助ける。「おぼれかけた子供を―・う」「危ないところを―・われた」 (2)乱れているものを秩序正しくする。悪いもの,悪くなりそうなものを正しく良い方に向ける。「堕落から―・う」 (3)精神的な安定や悟りの境地に導いてやる。「神に―・われる」「法師三途の受苦の衆生を―・はむが為に/今昔 6」 [可能] すくえる →救われない →救われる

す-く・う【巣くう】🔗🔉

す-く・う ―クフ [2] 【巣くう】 (動ワ五[ハ四]) (1)鳥が巣をつくってすむ。「軒先にツバメが―・う」 (2)害になるものが集まってそこを根城にする。「暴力団が町に―・う」「結核菌が肺に―・う」

スクーターscooter🔗🔉

スクーター [2] scooter (1)足をそろえて腰掛ける形で乗る,小型のオートバイ。 (2)子供の遊び用の乗り物。車輪を備えた細長い板にハンドルをつけたもの。片足を板に乗せ,一方の足で地面をけって走らせる。

スクーナーschooner🔗🔉

スクーナー [2] schooner 二本以上のマストを立てて縦帆を装備した帆船。スクーネル。 →君沢形(キミサワガタ) スクーナー [図]

スクープscoop🔗🔉

スクープ [2] scoop (名)スル 〔スコップですくいとる意〕 報道関係の記者が,他の記者の知らぬうちに重大ニュースをさぐり出して報道すること。また,その記事。特種(トクダネ)。「汚職事件を―する」

スクーリングschooling🔗🔉

スクーリング [0][2] schooling 通信教育における一定期間の面接指導。

スクールschool🔗🔉

スクール [2] school (1)学校。「クッキング-―」 (2)スクール-フィギュアの略。

スクール-カラー🔗🔉

スクール-カラー [5] 〔和 school+color〕 (1)学校の特色。校風。 (2)学校を象徴する色。

スクール-ゾーン🔗🔉

スクール-ゾーン [5] 〔和 school+zone〕 幼稚園児・小学生の通園・通学路として指定され,登下校時,車両の乗り入れが規制される区域。1972年(昭和47)から実施。

スクール-バスschool bus🔗🔉

スクール-バス [5] school bus 児童・生徒の通学用のバス。通学バス。

スクール-フィギュアschool figure🔗🔉

スクール-フィギュア [5] school figure コンパルソリー-フィギュアの旧称。スクール。

スクール-メートschoolmate🔗🔉

スクール-メート [5] schoolmate 学友。校友。

スクエアsquare🔗🔉

スクエア [3] square ■一■ (名) (1)四角形。方形。 (2)四つ辻の方形広場。 (3)地積の単位。100平方フィート。 (4) ⇒スコヤ ■二■ (形動) (1)きちょうめんなさま。堅苦しいさま。「―な男」 (2)貸借のないさま。特に,外国為替(カワセ)の買い為替と売り為替の各合計額が同額になることをいう。

スクエア-ダンスsquare dance🔗🔉

スクエア-ダンス [5] square dance フォーク-ダンスの一種。八人が二人ずつ組になり,相手を順々に替えつつ,四辺形を描いて踊るダンス。

スクエア-ネックsquare neck🔗🔉

スクエア-ネック [5] square neck 四角形の襟ぐり。

スクエア-ポジションsquare position🔗🔉

スクエア-ポジション [6] square position 為替銀行が行う毎日の外貨取引の結果生じる外貨債権(買い為替)と外貨負債(売り為替)の額が同額の状態のことをいう。

すく-ごう【宿業】🔗🔉

すく-ごう ―ゴフ 【宿業】 ⇒しゅくごう(宿業)

すく-し【宿紙】🔗🔉

すく-し [2] 【宿紙】 ⇒しゅくし(宿紙)

すく-じん【守宮神】🔗🔉

すく-じん 【守宮神】 (1)宮殿または役所などを守護する神。「中納言は―・賢所の御前にて伏しまろび給て/栄花(花山)」 (2)諸道の技芸を守護する神。「昔は諸道にかく―たち添ひければ/続古事談 5」

すく【好く】(和英)🔗🔉

すく【好く】 like;→英和 be fond;love;→英和 have a fancy.→英和 好かれる be liked[loved];be popular.

すく【鋤く】(和英)🔗🔉

すく【鋤く】 plow.→英和

すく【結く】(和英)🔗🔉

すく【結く】 [網を] make;→英和 net.→英和

すく【漉く】(和英)🔗🔉

すく【漉く】 make[manufacture].→英和

すく【梳く】(和英)🔗🔉

すく【梳く】 comb;→英和 card.→英和

すく【透く】(和英)🔗🔉

すく【透く】 become thin[sparse].間が〜 become separated.⇒透き通る.

すく【空く】(和英)🔗🔉

すく【空く】 become empty[vacant];become less crowded (電車など);be free (手が);feel hungry (腹が).

すくい【救い】(和英)🔗🔉

すくい【救い】 help;→英和 aid;→英和 relief;→英和 rescue;→英和 salvation (宗教上の).→英和 〜を求める ask for help.‖救い手 a rescuer;a savior.

すくいあげる【掬い上げる】(和英)🔗🔉

すくいあげる【掬い上げる】 dip[take]up;scoop up[out].

すくいあげる【救い上げる】(和英)🔗🔉

すくいあげる【救い上げる】 bring a person to land (水から).⇒救う.

すくいあみ【掬い網】(和英)🔗🔉

すくいあみ【掬い網】 a scoop net.

スクイズ(・プレー)(和英)🔗🔉

スクイズ(・プレー) 《野》a squeeze play.〜をする play squeeze.

すくいだす【掬い出す】(和英)🔗🔉

すくいだす【掬い出す】 bailout of.

すくいて【救い手】(和英)🔗🔉

すくいて【救い手】 ⇒救い(手).

すくいなげ【掬い投げ】(和英)🔗🔉

すくいなげ【掬い投げ】 《相撲》tripping up.

すくいぬし【救い主】(和英)🔗🔉

すくいぬし【救い主】 the Saviour.

すくう【掬う】(和英)🔗🔉

すくう【掬う】 scoop;→英和 ladle (ひしゃくで);→英和 spoon.→英和 足を〜 tripup.

すくう【救う】(和英)🔗🔉

すくう【救う】 help;→英和 save[rescue];→英和 relieve(救済);→英和 redeem (宗教上).→英和 〜ことのできない hopeless;→英和 helpless;→英和 irreparable.→英和

すくう【巣くう】(和英)🔗🔉

すくう【巣くう】 (build a) nest;→英和 hang out(ならず者が).

スクーター(和英)🔗🔉

スクーター a (motor) scooter.→英和 〜に乗る take a ride on a scooter;scooter.

スクーナー(和英)🔗🔉

スクーナー a schooner.→英和

スクープ(和英)🔗🔉

スクープ a scoop.→英和 〜する scoop.

スクーリング(和英)🔗🔉

スクーリング schooling.→英和

スクエア・ダンス(和英)🔗🔉

スクエア・ダンス a square dance.

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