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広辞苑の検索結果 (43)

す‐く【秀句】🔗🔉

す‐く秀句⇒しゅうく。大鏡伊尹「いみじき―宣へる人なり」

す・く【好く】🔗🔉

す・く好く】 〔他五〕 ①すべてのものに情をかける。美を探り出し愛する。源氏物語夕顔「―・き給はざらむも、なさけなくさうざうしかるべしかし」 ②風流の道に趣味がある。源氏物語匂宮「すこしなよびやはらぎ過ぎて、―・いたる方に引かれ給へりと世人は思ひ聞えたり」 ③気に入ってある物事に心が向かう。このむ。狂言、伯母が酒「甘いを―・いてまゐる衆も御座り、又辛いを―・く衆も御座る」。日葡辞書「イクサ、チャノユナドニスク」。「賭事かけごとは―・かない」 ④人に愛情や好意を感ずる。好きになる。歌舞伎、傾情吾嬬鑑「屋敷育ちのこの野暮にまだ八重梅の香が残り―・かんらしいと神がられ」。「あの二人は―・いた同士だ」「人から―・かれる性質」 ⑤(「―・いた」の形で)感じがいい。このもしい。すいたらしい。歌舞伎、傾城壬生大念仏「―・いた男じや。あの酒の酔えいを内へ呼べ」

す・く【助く】🔗🔉

す・く助く】 〔他下二〕 ⇒すける(下一)

す・く【透く・空く】🔗🔉

す・く透く・空く】 〔自五〕 ①ものの間にあきが生ずる。 ㋐すきまができる。源氏物語絵合「艶に―・きたる沈じんの箱に」。「壁と柱の間が―・いている」 ㋑欠けてまばらになる。源氏物語総角「歯はうち―・きて愛敬なげに言ひなす女あり」 ㋒内部のものが少なくなる。また、からになる。玉塵抄14「露を吸うて腹中の―・いて空虚なをみてたぞ」。「車内が―・いている」「腹が―・く」 ㋓肉が落ちる。玉塵抄18「人も足の裏の中ほどの―・いたが道をようあるくぞ」 ㋔つかえがなくなる。さっぱりする。「胸が―・く」 ②《空》時間的・精神的にすきが生ずる。 ㋐仕事がなくなる。ひまになる。「じきに手が―・く」 ㋑油断する。手ぬかりをする。日本永代蔵3「さても―・かぬ男」 ③《透》物のすきまから通る。 ㋐光・風などが通りぬける。源氏物語夕顔「みあかしの影、ほのかに―・きて見ゆ」。宇治拾遺物語1「けはひにくからねばかきふせて風の―・く所にふせたり」 ㋑物を通して向うのものが見える。すき通る。すける。源氏物語賢木「羅うすものの直衣、単衣を着給へるに―・き給へる肌つきましていみじう見ゆるを」。「中が―・いて見える」 ◇1㋒・㋔は、ふつう「空く」あるいは仮名で「すく」と書く。

す・く【食く】🔗🔉

す・く食く】 〔他四〕 食う。飲む。薬を服するときのように、水などで口に流しこむ。宇津保物語貴宮「木の実・松の葉を―・きて、六時間なく行ひて」。源氏物語若紫「さるべきもの作りて、―・かせ奉り」

す・く【剥く】🔗🔉

す・く剥く】 〔他四〕 薄く切る。そぎ切る。〈類聚名義抄〉。玉塵抄22「新しい柑橘の皮を使う時は裏を―・いて…火でこがいて使う」

す・く【梳く】🔗🔉

す・く梳く】 〔他五〕 (「透く」と同源)髪の毛を櫛くしでとかす。くしけずる。日葡辞書「ウマノカミヲスキタツル」

す・く【結く】🔗🔉

す・く結く】 〔他四〕 網を編む。夫木和歌抄33「いせしまや蜑あまのたはれに―・く網のめならぶ人もなほぞ恋しき」

す・く【漉く・抄く】🔗🔉

す・く漉く・抄く】 〔他五〕 (「透く」と同源) ①水に溶かした紙料しりょうを簀の上に薄く敷きのばし、または抄紙機にかけて紙を製造する。源氏物語鈴虫「唐の紙はもろくて、朝夕の御手ならしにもいかがとて、紙屋かんやの人を召して…心ことに清らに―・かせ給へるに」 ②紙を製するように薄く平たいものをつくる。「海苔を―・く」

す・く【鋤く】🔗🔉

す・く鋤く】 〔他五〕 (「透く」と同源) ①鋤すきなどで土地を掘りかえす。古事記「媛女おとめのい隠る岡を金鋤も五百箇いおちもがも―・き撥ぬるもの」。「田を―・く」 ②除く。とりのける。玉塵抄14「呂氏をば―・いて捨てうと云ふ心ぞ」

すくい【掬い・抄い】スクヒ🔗🔉

すくい掬い・抄いスクヒ ①すくいとること。すくいあげること。 ②定期取引で、短期間に転売または買戻しをして利益を得ること。 ⇒すくい‐あみ【掬い網】 ⇒すくい‐だま【掬い網】 ⇒すくい‐なげ【掬い投げ】 ⇒すくい‐ばち【掬い撥】

すくい【救い】スクヒ🔗🔉

すくい救いスクヒ ①すくうこと。たすけること。救助。救済。「―の手を差し伸べる」 ②兵を出して救うこと。加勢。助勢。 ③希望や明るさを感じさせて気持をほっとさせることがら。「―のない話」 ④キリスト教で、イエス=キリストの救済。 ⇒すくい‐きん【救い金】 ⇒すくい‐ごや【救い小屋】 ⇒すくい‐ぬし【救い主】 ⇒すくい‐の‐かみ【救いの神】 ⇒すくい‐ぶね【救い船】 ⇒すくい‐まい【救い米】

すくい‐あ・げる【掬い上げる】スクヒ‥🔗🔉

すくい‐あ・げる掬い上げるスクヒ‥ 〔他下一〕[文]すくひあ・ぐ(下二) すくいとって上の方にもって行く。「金魚を網で―・げる」

すくい‐あみ【掬い網】スクヒ‥🔗🔉

すくい‐あみ掬い網スクヒ‥ ①三角形または円形の網を、竹木または円形の針金枠につけた袋状の網。浮遊魚・釣魚をすくうのに用い、また、魚の来る所に沈めてすくいとるのに用いる。さであみ・たもあみ・四つ手網の類。 ②捕虫網。 ⇒すくい【掬い・抄い】

すくい‐きん【救い金】スクヒ‥🔗🔉

すくい‐きん救い金スクヒ‥ 江戸時代、火災・飢饉・洪水などの際に、罹災りさい民に施与した金銭。 ⇒すくい【救い】

すくい‐ごや【救い小屋】スクヒ‥🔗🔉

すくい‐ごや救い小屋スクヒ‥ 江戸時代、火災・洪水・飢饉などの際、罹災りさい民救助のために建てた小屋。御救い小屋。 ⇒すくい【救い】

スクイズ【squeeze】🔗🔉

スクイズsqueeze】 (「絞り取る」の意)スクイズ‐プレーの略。 ⇒スクイズ‐プレー【squeeze play】

スクイズ‐プレー【squeeze play】🔗🔉

スクイズ‐プレーsqueeze play】 野球で、三塁の走者を打者のバントによって生還させる攻撃法。 ⇒スクイズ【squeeze】

すくい‐だ・す【救い出す】スクヒ‥🔗🔉

すくい‐だ・す救い出すスクヒ‥ 〔他五〕 困っている状況から助け出す。救出する。

すくい‐だま【掬い網】スクヒ‥🔗🔉

すくい‐だま掬い網スクヒ‥ (→)「たもあみ」に同じ。 ⇒すくい【掬い・抄い】

すくい‐なげ【掬い投げ】スクヒ‥🔗🔉

すくい‐なげ掬い投げスクヒ‥ 相撲の手の一つ。差し手で、まわしを引かずに、相手をすくいあげるようにして投げるもの。 すくいなげ ⇒すくい【掬い・抄い】

すくい‐ぬし【救い主】スクヒ‥🔗🔉

すくい‐ぬし救い主スクヒ‥ ①すくってくれた人。 ②(Saviour)キリスト教で、イエス=キリスト。救世主。 ⇒すくい【救い】

すくい‐の‐かみ【救いの神】スクヒ‥🔗🔉

すくい‐の‐かみ救いの神スクヒ‥ 困っているときに現れて助けてくれるもの。「―が現れる」 ⇒すくい【救い】

すくい‐ばち【掬い撥】スクヒ‥🔗🔉

すくい‐ばち掬い撥スクヒ‥ 三味線や琵琶のひき方の一つ。撥で弦を下からすくうようにしてひくこと。 ⇒すくい【掬い・抄い】

すくい‐ぶね【救い船】スクヒ‥🔗🔉

すくい‐ぶね救い船スクヒ‥ (→)「たすけぶね」に同じ。 ⇒すくい【救い】

すくい‐まい【救い米】スクヒ‥🔗🔉

すくい‐まい救い米スクヒ‥ 江戸時代、火災・洪水・飢饉などの際に罹災りさい民に施与した米。 ⇒すくい【救い】

すく‐いん【宿院】‥ヰン🔗🔉

すく‐いん宿院‥ヰン 参詣人の宿泊する寺社の施設。宿坊しゅくぼう。蜻蛉日記「―のいとむつかしげなるにとどまりぬ」

すく・う【掬う・抄う】スクフ🔗🔉

すく・う掬う・抄うスクフ 〔他五〕 ①液体や粉末などを手・匙さじ・柄杓ひしゃくなどで上へとりあげる。また、液体などの中から物をさっと取り上げる。しゃくる。源氏物語手習「湯とりて手づから―・ひいれなどするに」。日葡辞書「サイシンジャクシ(再進杓子)ニテメシヲスクウ」「ウヲ(魚)ヲスクウ」。「あくを―・う」 ②下からさっと持ちあげる。さらう。宇治拾遺物語12「物のついぢを越えておりけるとみ給ふほどに、うしろよりかき―・ひて、とぶやうにしていでぬ」。狂言、笠の下「錫杖をおつ取つてかい―・うて」。「足を―・う」 ③かいくる。繰る。源平盛衰記15「馬の足のとづかん程は、手綱を―・うて歩ませよ」 ④(取引用語)儲もうける。

すく・う【救う・済う】スクフ🔗🔉

すく・う救う・済うスクフ 〔他五〕 (「掬う」と同源) ①力を添えて危難を免れさせる。救助する。源氏物語明石「少し物覚ゆる限りは身に換へて、この御身一つを―・ひ奉らむととよみて諸声に仏神を念じ奉る」。「溺れかけた人を―・う」「危機を―・う」 ②来世・現世での罪・苦患を免れさせる。宇津保物語吹上下「地獄の苦しびをも―・ひ申さむ」。源氏物語澪標「いかでかの沈み給ふらむ罪―・ひ奉る事をせむ」。「悩める者を―・う」 ③悪を正しみちびく。乱れをしずめる。また、難点などを解決する。皇極紀「中臣鎌子連、人となり忠正ただしくして匡ただし、済すくふ心あり」。「世を―・う」「その色どりで単調さが―・われた」 ④物を施して飢餓・貧困から免れさせる。めぐむ。仁徳紀「徳いきおいを布き恵うつくしびを施して困窮くるしくたしなきを振すくふ」 ⑤加勢する。助力する。日本外史2「初め義仲、行家をして…志雄山に向はしむ、戦利あらず、義仲赴き―・ふ」

す‐く・う【巣くう】‥クフ🔗🔉

す‐く・う巣くう‥クフ 〔自五〕 ①巣を作る。巣を作って住む。倭名類聚鈔18「巣、音曹訓須一云、須久不」 ②(好ましくないものが)住みつく。「町に―・う暴力団」「よこしまな考えが心に―・う」

スクーター【scooter】🔗🔉

スクーターscooter】 ①小型オートバイの一種。自動変速装置を有し、車体にまたがらず、腰を掛ける形式のもの。 ②子供が片足を乗せもう一方の足で地面をけり、滑走して遊ぶ小型のハンドル付きの車。スケート。

スクーナー【schooner】🔗🔉

スクーナーschooner】 2本以上のマストに縦帆を備えた西洋式帆船。スクーネル。→君沢形きみさわがた

スクーネル【schoener オランダ】🔗🔉

スクーネルschoener オランダ⇒スクーナー

スクープ【scoop】🔗🔉

スクープscoop】 新聞・雑誌・テレビなどの記者が他社を出しぬいて、重大なニュースをつかみ報道すること。また、その記事。特種。

スクープ‐ネックライン【scooped neckline】🔗🔉

スクープ‐ネックラインscooped neckline】 スコップですくい取ったあとのような丸い襟ぐり。→ネックライン(図)

スクーリング【schooling】🔗🔉

スクーリングschooling】 通信教育の一つの課程として、受講生を一定期間学校に集めて面接授業・共同学習・実地訓練などを行うこと。

スクール‐ガール【schoolgirl】🔗🔉

スクール‐ガールschoolgirl】 女生徒。女子の生徒。 ⇒スクール【school】

スクール‐カウンセラー🔗🔉

スクール‐カウンセラー (和製語school counselor)全国の小・中・高等学校に配置される心理カウンセラー。1995年導入。臨床心理士、精神科医、心理学系の大学常勤教員など高度に専門的な知識・経験を有する者に限られる。 ⇒スクール【school】

スクール‐カラー🔗🔉

スクール‐カラー (和製語school colour) ①その学校の特色。学校の気風。校風。 ②その学校の制服などに用いて象徴とする色。 ⇒スクール【school】

スクール‐ゾーン🔗🔉

スクール‐ゾーン (和製語school zone)学童などの通学の安全のために交通規制を行う区域。 ⇒スクール【school】

スクール‐バス【school bus】🔗🔉

スクール‐バスschool bus】 通学用のバス。 ⇒スクール【school】

スクール‐フィギュア【school figure】🔗🔉

スクール‐フィギュアschool figure】 フィギュア‐スケートで、コンパルソリー種目の旧称。スクール。 ⇒スクール【school】

大辞林の検索結果 (76)

す・く【好く】🔗🔉

す・く [1][2] 【好く】 (動カ五[四]) (1)ある人に好感をもつ。「誰からも―・かれる人」「私はああいうタイプの人は―・かない」 (2)特定の異性に愛情をいだく。「―・いて―・かれた仲」 (3)ある物・事を気に入る。このむ。「犬より猫を―・く」「にぎやかなのを―・く」 (4)風流の道に心を寄せる。情趣を解する。「すぐれて心―・き給へる人にて/平家 1」 (5)色好みである。多情である。「昔の若人は,さる―・ける物思ひをなむしける/伊勢 40」 (6)ある対象に深く執着する。熱中する。「大なる屋の―・きたるうちに/著聞 3」「なんぢら,いやしきものの身として,連歌に―・く事きどくな事ぢや/狂言・連歌十徳」 〔現代語では格助詞「を」をとり,「…を好く」の形が用いられるが,室町時代までは「…に好く」の形が一般的であった〕

す・く【空く】🔗🔉

す・く [0] 【空く】 (動カ五[四]) 〔「透(ス)く」と同源〕 (1)多数の人の集まる場所に,人の数が少なくなる。 ⇔こむ 「雨の日のデパートは―・いている」「この電車は京都で―・くだろう」 (2)空腹になる。「腹が―・く」「おなかが―・いた」 (3)(心理的に)つかえていたものがなくなる。「胸が―・く」 (4)(「手がすく」の形で)する仕事がなくなる。ひまになる。「誰か手が―・いたら,こっちを手伝ってくれ」

す・く【透く】🔗🔉

す・く [0] 【透く】 (動カ五[四]) (1)物と物との間にすき間ができる。「歯の間が―・いている」 (2)物を通して向こうにあるものが見える。「肌が―・いて見える服」 (3)物のすき間を通る。「葉蔭を―・きて人顔の見ゆるを/金色夜叉(紅葉)」「かきふせて風の―・く所に臥せたり/宇治拾遺 1」

す・く【結く】🔗🔉

す・く [0] 【結く】 (動カ五[四]) 糸で網を編む。「網を―・く」「あまのたわれを―・く網の/新撰六帖 3」

す・く【梳く】🔗🔉

す・く [0] 【梳く】 (動カ五[四]) 〔「鋤く」と同源〕 もつれた毛や糸を櫛(クシ)を通してそろえる。くしけずる。「髪を―・く」 [可能] すける

す・く【漉く・抄く】🔗🔉

す・く [0] 【漉く・抄く】 (動カ五[四]) 〔「鋤く」と同源〕 水にとかしたどろどろの原料をすくい上げて薄くひろげ,乾かして紙や海苔(ノリ)を作る。「紙を―・く」「海苔(ノリ)を―・く」 [可能] すける

す・く【鋤く】🔗🔉

す・く [0] 【鋤く】 (動カ五[四]) (1)鋤(スキ)・鍬(クワ)などで畑の土を掘り起こす。たがやす。「田を―・く」 (2)取り除く。「進んで国家の奸を―・き/自由太刀余波鋭鋒(逍遥)」

す・く【食く】🔗🔉

す・く 【食く】 (動カ四) くう。口に入れる。「我,道にして―・かむが為に,糒(ホシイイ)すこしあり/今昔 20」

す・く【剥く】🔗🔉

す・く 【剥く】 (動カ五[四]) そぐ。「鱈(タラ)を―・いたもの」

す・く【助く】🔗🔉

す・く 【助く】 (動カ下二) ⇒すける(助)

スクアレンsqualene🔗🔉

スクアレン [3] squalene サメ類の肝油に多く含まれる無色の油。吸収性がよく,化粧品・医薬品の基材とする。

すくい【掬い・抄い】🔗🔉

すくい スクヒ [0] 【掬い・抄い】 すくうこと。すくいとること。「金魚―」

すくい-あみ【掬い網・抄い網】🔗🔉

すくい-あみ スクヒ― [0][3] 【掬い網・抄い網】 魚をすくいとるための網。木・竹・針金の枠に袋状の網を取り付け,柄を付けたもの。さであみ・たもあみ・四つ手網の類。

すくい-どめ【掬い留め】🔗🔉

すくい-どめ スクヒ― [0] 【掬い留め】 和裁の縫い終わりで,一針小さくすくってその針に糸を巻き,玉どめをつくるとめ方。

すくい-なげ【掬い投げ】🔗🔉

すくい-なげ スクヒ― [0] 【掬い投げ】 相撲の決まり手の一。相手の脇(ワキ)の下に手を差し込み,まわしを引かずに相手を下からすくいあげるようにして投げるか,土俵外に出す技。

すくい-ばち【掬い撥】🔗🔉

すくい-ばち スクヒ― [0][3] 【掬い撥】 琵琶(ビワ)や三味線の弾き方で,撥で弦を下から上にすくうようにして弾くもの。すくい。

すくい【救い】🔗🔉

すくい スクヒ [0] 【救い】 (1)救うこと。助けること。「―を求める」 (2)「救済(キユウサイ)」に同じ。 (3)人の気持ちをなぐさめ,明るくするもの。「―のない状況」「せめてもの―」

すくい-きん【救い金】🔗🔉

すくい-きん スクヒ― 【救い金】 江戸時代,災害・飢饉(キキン)などにあった人に施した金銭。

すくい-ごや【救い小屋】🔗🔉

すくい-ごや スクヒ― 【救い小屋】 江戸時代,大きな災害にあった人々を救助するために建てられた小屋。

すくい-ぬし【救い主】🔗🔉

すくい-ぬし スクヒ― [3] 【救い主】 (1)救ってくれた人。 (2)救世主。特にキリスト教で,イエス-キリストのこと。メシア。

すくい-の-かみ【救いの神】🔗🔉

すくい-の-かみ スクヒ― 【救いの神】 非常に困窮して援助を渇望しているときに,現れて助けてくれるもの。

すくい-の-て【救いの手】🔗🔉

すくい-の-て スクヒ― 【救いの手】 〔救うために伸ばした手の意から〕 困窮者を救うこと。援助。救助。救い。援助の手。「―を差し伸べる」

すくい-ぶね【救い船】🔗🔉

すくい-ぶね スクヒ― [4] 【救い船】 「助け船(タスケブネ)」に同じ。

すくい-まい【救い米】🔗🔉

すくい-まい スクヒ― 【救い米】 江戸時代,大きな災害にあった人々を救うために施した米。

すくい-あ・げる【掬い上げる】🔗🔉

すくい-あ・げる スクヒ― [5] 【掬い上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 すくひあ・ぐ (水中の物を)すくって上にあげる。「魚を網で―・げる」

すくい-あ・げる【救い上げる】🔗🔉

すくい-あ・げる スクヒ― [5] 【救い上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 すくひあ・ぐ 窮地にあるものを,その状況から助け出す。「おぼれた子を―・げる」「困窮状態から―・げる」

スクイーザーsqueezer🔗🔉

スクイーザー [3] squeezer レモン・オレンジなど柑橘類の果汁を絞るための道具。溝が付いた突起状の部分に切り口を押し当てるものや,薄切りにしたものを挟んで押しつぶすものがある。

すくい-がた・い【救い難い】🔗🔉

すくい-がた・い スクヒ― [5] 【救い難い】 (形)[文]ク すくひがた・し 〔救うのがむずかしい意〕 (1)どうしようもない。どこを見てもいい所がない。「―・い駄作」 (2)道理を聞かせてもわからせようがない。度し難い。「―・い連中」

スクイズsqueeze🔗🔉

スクイズ [2] squeeze (名)スル スクイズ-プレーの略。

スクイズ-プレーsqueeze play🔗🔉

スクイズ-プレー [6] squeeze play 野球で,三塁走者と打者とが示し合わせ,投手の投球と同時に走者が走り,打者がバントして走者を生還させようとする攻撃法。スクイズ。

すくい-だ・す【救い出す】🔗🔉

すくい-だ・す スクヒ― [4] 【救い出す】 (動サ五[四]) 窮地にあるものを,その状況から助け出す。救出する。「人質を―・す」 [可能] すくいだせる

すく・う【掬う・抄う】🔗🔉

すく・う スクフ [0] 【掬う・抄う】 (動ワ五[ハ四]) (1)液体や粉末の中に手・さじなどを入れて,一部分を取り出す。「汁を―・う」「泉の水を両手で―・って飲む」 (2)液体の中や表面にいるものを網などで取り出す。「金魚を―・う」「浮いた灰汁(アク)をお玉で―・う」 (3)下から上へ曲線をえがくようにして横にはらう。また,下から上へ急にもちあげる。「足を―・う」「後ろよりかき―・ひて飛ぶやうにして出でぬ/宇治拾遺 12」 [可能] すくえる

すく・う【救う・済う】🔗🔉

すく・う スクフ [0] 【救う・済う】 (動ワ五[ハ四]) 〔「掬う」と同源〕 (1)力を貸して悪い環境・困難・危険・苦痛な状態から逃れさせる。助ける。「おぼれかけた子供を―・う」「危ないところを―・われた」 (2)乱れているものを秩序正しくする。悪いもの,悪くなりそうなものを正しく良い方に向ける。「堕落から―・う」 (3)精神的な安定や悟りの境地に導いてやる。「神に―・われる」「法師三途の受苦の衆生を―・はむが為に/今昔 6」 [可能] すくえる →救われない →救われる

す-く・う【巣くう】🔗🔉

す-く・う ―クフ [2] 【巣くう】 (動ワ五[ハ四]) (1)鳥が巣をつくってすむ。「軒先にツバメが―・う」 (2)害になるものが集まってそこを根城にする。「暴力団が町に―・う」「結核菌が肺に―・う」

スクーターscooter🔗🔉

スクーター [2] scooter (1)足をそろえて腰掛ける形で乗る,小型のオートバイ。 (2)子供の遊び用の乗り物。車輪を備えた細長い板にハンドルをつけたもの。片足を板に乗せ,一方の足で地面をけって走らせる。

スクーナーschooner🔗🔉

スクーナー [2] schooner 二本以上のマストを立てて縦帆を装備した帆船。スクーネル。 →君沢形(キミサワガタ) スクーナー [図]

スクープscoop🔗🔉

スクープ [2] scoop (名)スル 〔スコップですくいとる意〕 報道関係の記者が,他の記者の知らぬうちに重大ニュースをさぐり出して報道すること。また,その記事。特種(トクダネ)。「汚職事件を―する」

スクーリングschooling🔗🔉

スクーリング [0][2] schooling 通信教育における一定期間の面接指導。

スクールschool🔗🔉

スクール [2] school (1)学校。「クッキング-―」 (2)スクール-フィギュアの略。

スクール-カラー🔗🔉

スクール-カラー [5] 〔和 school+color〕 (1)学校の特色。校風。 (2)学校を象徴する色。

スクール-ゾーン🔗🔉

スクール-ゾーン [5] 〔和 school+zone〕 幼稚園児・小学生の通園・通学路として指定され,登下校時,車両の乗り入れが規制される区域。1972年(昭和47)から実施。

スクール-バスschool bus🔗🔉

スクール-バス [5] school bus 児童・生徒の通学用のバス。通学バス。

スクール-フィギュアschool figure🔗🔉

スクール-フィギュア [5] school figure コンパルソリー-フィギュアの旧称。スクール。

スクール-メートschoolmate🔗🔉

スクール-メート [5] schoolmate 学友。校友。

スクエアsquare🔗🔉

スクエア [3] square ■一■ (名) (1)四角形。方形。 (2)四つ辻の方形広場。 (3)地積の単位。100平方フィート。 (4) ⇒スコヤ ■二■ (形動) (1)きちょうめんなさま。堅苦しいさま。「―な男」 (2)貸借のないさま。特に,外国為替(カワセ)の買い為替と売り為替の各合計額が同額になることをいう。

スクエア-ダンスsquare dance🔗🔉

スクエア-ダンス [5] square dance フォーク-ダンスの一種。八人が二人ずつ組になり,相手を順々に替えつつ,四辺形を描いて踊るダンス。

スクエア-ネックsquare neck🔗🔉

スクエア-ネック [5] square neck 四角形の襟ぐり。

スクエア-ポジションsquare position🔗🔉

スクエア-ポジション [6] square position 為替銀行が行う毎日の外貨取引の結果生じる外貨債権(買い為替)と外貨負債(売り為替)の額が同額の状態のことをいう。

すく-ごう【宿業】🔗🔉

すく-ごう ―ゴフ 【宿業】 ⇒しゅくごう(宿業)

すく-し【宿紙】🔗🔉

すく-し [2] 【宿紙】 ⇒しゅくし(宿紙)

すく-じん【守宮神】🔗🔉

すく-じん 【守宮神】 (1)宮殿または役所などを守護する神。「中納言は―・賢所の御前にて伏しまろび給て/栄花(花山)」 (2)諸道の技芸を守護する神。「昔は諸道にかく―たち添ひければ/続古事談 5」

すく【好く】(和英)🔗🔉

すく【好く】 like;→英和 be fond;love;→英和 have a fancy.→英和 好かれる be liked[loved];be popular.

すく【鋤く】(和英)🔗🔉

すく【鋤く】 plow.→英和

すく【結く】(和英)🔗🔉

すく【結く】 [網を] make;→英和 net.→英和

すく【漉く】(和英)🔗🔉

すく【漉く】 make[manufacture].→英和

すく【梳く】(和英)🔗🔉

すく【梳く】 comb;→英和 card.→英和

すく【透く】(和英)🔗🔉

すく【透く】 become thin[sparse].間が〜 become separated.⇒透き通る.

すく【空く】(和英)🔗🔉

すく【空く】 become empty[vacant];become less crowded (電車など);be free (手が);feel hungry (腹が).

すくい【救い】(和英)🔗🔉

すくい【救い】 help;→英和 aid;→英和 relief;→英和 rescue;→英和 salvation (宗教上の).→英和 〜を求める ask for help.‖救い手 a rescuer;a savior.

すくいあげる【掬い上げる】(和英)🔗🔉

すくいあげる【掬い上げる】 dip[take]up;scoop up[out].

すくいあげる【救い上げる】(和英)🔗🔉

すくいあげる【救い上げる】 bring a person to land (水から).⇒救う.

すくいあみ【掬い網】(和英)🔗🔉

すくいあみ【掬い網】 a scoop net.

スクイズ(・プレー)(和英)🔗🔉

スクイズ(・プレー) 《野》a squeeze play.〜をする play squeeze.

すくいだす【掬い出す】(和英)🔗🔉

すくいだす【掬い出す】 bailout of.

すくいて【救い手】(和英)🔗🔉

すくいて【救い手】 ⇒救い(手).

すくいなげ【掬い投げ】(和英)🔗🔉

すくいなげ【掬い投げ】 《相撲》tripping up.

すくいぬし【救い主】(和英)🔗🔉

すくいぬし【救い主】 the Saviour.

すくう【掬う】(和英)🔗🔉

すくう【掬う】 scoop;→英和 ladle (ひしゃくで);→英和 spoon.→英和 足を〜 tripup.

すくう【救う】(和英)🔗🔉

すくう【救う】 help;→英和 save[rescue];→英和 relieve(救済);→英和 redeem (宗教上).→英和 〜ことのできない hopeless;→英和 helpless;→英和 irreparable.→英和

すくう【巣くう】(和英)🔗🔉

すくう【巣くう】 (build a) nest;→英和 hang out(ならず者が).

スクーター(和英)🔗🔉

スクーター a (motor) scooter.→英和 〜に乗る take a ride on a scooter;scooter.

スクーナー(和英)🔗🔉

スクーナー a schooner.→英和

スクープ(和英)🔗🔉

スクープ a scoop.→英和 〜する scoop.

スクーリング(和英)🔗🔉

スクーリング schooling.→英和

スクエア・ダンス(和英)🔗🔉

スクエア・ダンス a square dance.

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