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す・く【空く】🔗🔉

す・く【空く】 自五 空間を満たしていた人や物がへって、すき間ができる。 「日曜日の早朝は道が━・いている」 「電車が━・いている」 「映画館はがらがらに━・いていた」 ⇔込む 《「腹が━」「おなかが━」の形で》空腹になる。腹をすかす。 「腹が━・いた」 《「胸の━…」の形で》心のつかえがなくなってすっきりする。心が晴れる。すかっとする。 「雪辱を果たして胸の━思いがする」 《「手が━」の形で》するべき仕事がなくなる。暇ができる。手が空く。 「手が━・いたら手伝うよ」 ◆「透く」と同語源。 関連語 大分類‖体の状態‖からだのじょうたい 中分類‖飢え‖うえ

す・く【透く】🔗🔉

す・く【透く】 自五 透ける。 「海の底が━・いて見える」 すき間ができる。 「合わせ目が━・いている」 ◆は「隙く」とも書くが、今は「透く」でまかなう。 透き

す・く【好く】🔗🔉

す・く【好く】 他五人や物事に心が強く引かれる。好きだと思う。〜に愛情を感じる。〜が気に入る。 「彼は誰からも━・かれている」 「どうも彼の考え方は━・かない」 「あいつは虫が━・かない(=とにかく嫌いだ)」 「━・いた同士で結婚する」 ⇔嫌う 受身形や否定的な文脈のほか、古風な表現や慣用的な言い回しで使うことが多い。 「好かん」は西日本方言的な言い方。「ぐずぐずするやつは好かん」 好き 関連語 大分類‖愛‖あい 中分類‖愛情‖あいじょう

す・く【く】🔗🔉

す・く【く】 他五薄く削りとる。そぐ。 「たらの肉を━」 すける

す・く【梳く】🔗🔉

す・く【梳く】 他五くしなどで髪の毛をとかす。くしけずる。 「髪を━」 すける

す・く【漉く・抄く】🔗🔉

す・く【漉く・抄く】 他五どろどろに溶かした原料を簀の上に薄く敷きのばして紙や海苔のりを作る。 「紙を━」 すける すき(漉・抄)

す・く【鋤く】🔗🔉

す・く【鋤く】 他五すき・鍬くわなどで、田畑の土を掘り起こす。たがやす。 「田を━」 すける

ずくヅク🔗🔉

ずくヅク 接尾《名詞・形容詞語幹・形容動詞語幹に付いて》 それだけにまかせて事を運ぶ意、また、それだけを頼りにして強引に事を運ぶ意を表す。 「腕[力]━で連れてくる」 「権柄けんぺい━」 ただそれだけの目的で物事をする意を表す。 「欲得━でつきあう」 「算盤そろばん━」 それをした上で事を運ぶ意を表す。 「相談━で決める」 「納得━」 ◆尽く」とも書くが、かな書きが一般的。現代仮名遣いでは「づく」も許容。

すくい【救い】スクヒ🔗🔉

すくい【救い】スクヒ すくうこと。助けること。 「━を求める」 人の気持ちに安感や安心感を与え、ほっとさせるもの。 「死者が出なかったことがせめてもの━だ」

スクイズ[squeeze]🔗🔉

スクイズ[squeeze] 野球で、打者がバントによって三塁走者を本塁に生還させること。また、その戦法。スクイズプレー。

すくい‐なげ【掬い投げ】スクヒ━🔗🔉

すくい‐なげ【掬い投げ】スクヒ━ 相撲のきまり手の一つ。まわしを取らずに相手のわきに腕を差し入れ、体をすくい上げるようにして投げ倒す技。

すくい‐ぬし【救い主】スクヒ━🔗🔉

すくい‐ぬし【救い主】スクヒ━ 救ってくれた人。 「命の━」 救世主。特にキリスト教で、イエスキリスト。メシア。 関連語 大分類‖神仏‖しんぶつ 中分類‖キリスト‖きりすと

す‐く・う【巣くう】━クフ🔗🔉

す‐く・う【巣くう】━クフ 自五 鳥などが巣を作ってすむ。 「樹上にカラスが━」 好ましくない人々が集まって根城にする。 「暴力団の━盛り場」 病気が体内に宿る。また、よくない考えが心中に宿る。 「病魔の━・った体」 「怨念おんねんが胸に━」

すく・う【掬う】スクフ🔗🔉

すく・う【掬う】スクフ 他五 液状や粉状のものを手のひらやさじなどで、軽くかすめるようにして上に取り出す。また、液体の表面や中にあるものを下から受けるようにして取り出す。 「川の水を━・って飲む」 「さじで砂糖を━」 「杓子しゃくしで灰汁あくを━」 「ざるでドジョウを━」 下から上にすばやく持ち上げる。また、持ち上げるようにして横にはらう。 「足[小股こまた]を━」 ◆「救う」と同語源。 すくえる 掬い 関連語 大分類‖水に関わる行為‖みずにかかわるこうい 中分類‖‖くむ

すく・う【救う】スクフ🔗🔉

すく・う【救う】スクフ 他五 危機的状況にあるものを危難から逃れられるようにする。救済する。助ける。 「一人の英雄が国家を崩壊の危機から━・った」 「必死の救助活動が遭難者の命を━」 「おぼれかかった子供を━」 宗教の力などによって、罪を犯した人を正しく導いたり迷える人の迷いや悩みを取り除いたりする。救済する。 「神に━・われて昇天する」 「魂が━・われる」 「ここで死んだのでは━・われない」 物事が好ましくない事態に落ちるのを食い止める。 「販売対象を絞ったことが企画を陳腐化から━・っている」 「脇役陣の充実で作品の平板化が━・われた」 ◆済世・済民を踏まえて「世[衆生]を済う」など「済う」とも書くが、一般には「救う」。 救える 救い

スクーター[scooter]🔗🔉

スクーター[scooter] 腰かけた姿勢で乗る、車輪の小さい自動二輪車。

スクーナー[schooner]🔗🔉

スクーナー[schooner] 二本以上のマストに縦帆を装備した帆船。

スクーバ[scuba]🔗🔉

スクーバ[scuba] スキューバ

スクープ[scoop]🔗🔉

スクープ[scoop] 名・他サ変新聞・雑誌などで、他の報道機関を出し抜いて重大ニュースをつかみ、報道すること。また、その記事。特種とくだね

スクーリング[schooling]🔗🔉

スクーリング[schooling] 通信教育で、一定期間教室などに通って受ける面接授業。

スクール[school]🔗🔉

スクール[school] 学校。 「━カラー(=その学校を象徴する色。また、学校の特色)」 「━メート(=学友)」

スクール‐ゾーン[和製 school+zone]🔗🔉

スクール‐ゾーン[和製 school+zone] 園児や児童の通園・通学路として指定され、登下校時に車両の交通が規制される区域。

スクエア‐ダンス[square dance]🔗🔉

スクエア‐ダンス[square dance] 二人ずつ四組の男女が向かい合い、方形をつくって踊るフォークダンス。 ◇もとはアメリカの郷土舞踊。

すく‐すく🔗🔉

すく‐すく 子供が順調に元気よく成長するさま。また、樹木などが勢いよく伸びるさま。 「━(と)育つ」

すく‐せ【宿世】🔗🔉

すく‐せ【宿世】 前世。過去の世。 前世からの因縁。また、この世での運命。 ◆「すく」は「しゅく」の直音表記。

すくな・い【少ない】🔗🔉

すくな・い【少ない】 量が基準よりも小さいさま。あまり(多く)ない。 ものの数や量が小さい。少しだ。わずかだ。 「この学校のバレー部は三年生より二年生(の数)が━」 「この会社は休みが━」 「この川は水量が━」 「外国に行った回数は━」 「予算を━・く見積もる」 全体に占める割合や度合いが小さい。 「水分が━」 「賛成よりは反対が━」 頻度ひんどや確率などが小さい。まれだ。 「この地方は冬に霜が降りることは━」 「成功する可能性は━(=小さい・低い)」 年が下である。年少だ。 「年は五つも━が親友だ」 ◆⇔多い 尠ない」「寡ない」とも。 後に「そうだ」「すぎる」が続くときは、「少なそうだ」「少なすぎる」が標準的。「少なさそうだ」「少なさすぎる」は誤り。 ‐げ/‐さ 関連語 大分類‖物事の性質‖ものごとのせいしつ 中分類‖少ない‖すくない 「少ない」を表す表現すずめの涙[蚊の涙/蚊の眼まなこ/蚤のみの小便]ほどもない・毛[毛の先・爪つめの垢あか・爪の先・の毛で突いた]ほどもない・針の目[針の先]ほどもない・露[ちり]ほどもない・数えるほどもない・九牛の一毛にすぎない  *「〜ほどもない」は、「〜ほどしかない」の形に言い換えることができる。

すくなから‐ず【少なからず】🔗🔉

すくなから‐ず【少なからず】 数量が少しどころではなく多いさま。また、程度がはなはだしいさま。かなり。 「けが人が━出た」 「━驚かされた」

すくなく‐とも【少なくとも】🔗🔉

すくなく‐とも【少なくとも】 少なく見積もっても。最小限でも。少なくも。 「経費は━百万円かかる」 ほかのことはさておき、せめて。 「━これだけは実行してほしい」 ◆副詞の「少なくとも」の意で「少なくても」というのは慣用になじまない。「×少なくても/少なくとも五人は必要だ(副詞の例)」「予算は少なくても/少なくとも、精一杯やろう(副詞ではない例)」

すくなく‐な・い【少なくない】🔗🔉

すくなく‐な・い【少なくない】 連語〔「少ない」の打ち消し形〕掛け値なしに「多い」とは言えないが、それ相応に多い。あまり多くないわけではない。結構多い。結構ある。 「最近は不燃物の違法な廃棄が━」 「生存する可能性は決して━」 「今では名刺を自作する人も━」 「は」でとりたてると、多いの意が強まる。「反対する人は決して少なくはない(=多い)」

すくな‐め【少なめ(少な目)】🔗🔉

すくな‐め【少なめ(少な目)】 名・形動数量がふつうよりやや少ないこと。 「━に見積もる」 ⇔多め 俗に「少ないめ」とも言うが、避けたい。

すく・む【竦む】🔗🔉

すく・む【竦む】 自五 恐怖や緊張のあまり、体がこわばって動かなくなる。 「恐ろしくて足が━」 体を縮めて小さくなる。 「恥ずかしくて身が━」 すくみ

ずくめヅクメ🔗🔉

ずくめヅクメ 接尾《名詞などに付いて》全体がそればかりであることを表す。 「黒━の服装」 「いいこと━の年」 「結構━な話」 もとの用字は「〜尽くめ」。現代仮名遣いでは「〜づくめ」も許容。

すく・める【竦める】🔗🔉

すく・める【竦める】 他下一体の一部をちぢめる。また、体をちぢめて小さくさせる。 「首を━」 「身を━・めて隠れる」 すく・む(下二)

すく‐よか【健よか】🔗🔉

すく‐よか【健よか】 形動すくすくと丈夫に育つさま。また、健康で達者であるさま。すこやか。 「━に育つ」 「━に暮らす」 ‐さ

スクラッチ[scratch]🔗🔉

スクラッチ[scratch] つめなどでひっかくこと。 「━カード(=表面を硬貨などでけずるとくじの当たりなどがわかるカード)」 ゴルフやボウリングで、ハンディキャップをつけないでプレーすること。 「━プレーヤー」 音楽で、レコード盤をこすったり、逆方向に回転させたりしてノイズを出す演奏法。 傷。特に、フィルムなどに付いたすり傷。

スクラップ[scrap]🔗🔉

スクラップ[scrap] 他サ変新聞・雑誌などから必要な記事を切り抜くこと。また、その切り抜き。 「━ブック」 金属の切りくず。くず鉄。また、金属製品の廃品。 「廃車を━にする」

スクラップ‐アンド‐ビルド[scrap and build]🔗🔉

スクラップ‐アンド‐ビルド[scrap and build] 非能率的な組織・設備を廃止し、効率的なものに変えること。また、組織・設備の新設に際し、同等の組織・設備の廃止を前提として肥大化を防ぐこと。

スクラブ[scrub]🔗🔉

スクラブ[scrub] 種子・樹脂などの細かな粒の入った洗顔剤。毛穴の汚れや古くなった角質層を除く効果がある。 ◇こすって取る意。

スクラム[scrum]🔗🔉

スクラム[scrum] ラグビーで、両チームの選手が向かい合って肩を組み、間に投げ入れられたボールを自チームの方へ蹴り出すために押し合うこと。 団結するために、大勢の人々が肩や腕を組んで列をつくること。 「デモ隊が━を組む」

スクランブル[scramble]🔗🔉

スクランブル[scramble] 敵機や国籍不明機の侵入に際し、迎撃戦闘機が最短時間で出動すること。緊急発進。 アメリカンフットボールで、クオーターバックがパスができないと判断したとき、自らボールを持って走ること。 すべての車両を一時停車させ、歩行者がどの方向へも自由に横断できるようにした交差点。 ◇「スクランブル交差点」の略。 「スクランブルエッグ」の略。→スクランブルエッグ

スクランブル‐エッグ[scrambled eggs]🔗🔉

スクランブル‐エッグ[scrambled eggs] 溶き卵に牛乳などを加え、たっぷりのバターを溶かしたフライパンで半熟にいり上げた料理。スクランブル。

スクリーニング[screening]🔗🔉

スクリーニング[screening] ふるい分け。選別。 多くの物質の中から特定の活性をもつものを選別すること。 集団の中からある病気の発症者や発症が予測される人を選別すること。 関連語 大分類‖考える‖かんがえる 中分類‖選ぶ‖えらぶ

スクリーン[screen]🔗🔉

スクリーン[screen] ついたて。間仕切り。 映画の映写幕。銀幕。 「ワイド━」 映画。また、映画界。 「━の花形」 印刷の製版で、原画や写真原稿の濃淡を網点の大小に変えるために使う、網目状に細線を引いたガラス板またはフィルム。

スクリーン‐セーバー[screen saver]🔗🔉

スクリーン‐セーバー[screen saver] コンピューターで、同一画面が一定時間表示されると自動的に動画などを表示するソフト。 ◇本来はディスプレーの劣化を防ぐためのもの。

スクリプター[scripter]🔗🔉

スクリプター[scripter] 映画の撮影で、進行状況や各場面の内容を詳細に記録していく係。

スクリプト[script]🔗🔉

スクリプト[script] 映画・放送などの台本。 「━ライター」 スクリプターが映画撮影時に記録したデータ。 手書き文字に似せて作った欧文活字の書体。 コンピューターに対する一連の処理手順などを、より簡易な言語(スクリプト言語)で記述したもの。

スクリュー[screw]🔗🔉

スクリュー[screw] 船舶のプロペラ型推進器。 ねじ。ねじくぎ。 「━ドライバー」

スクロール[scroll]🔗🔉

スクロール[scroll] 名・他サ変コンピューターで、必要な情報部分を表示させるためにディスプレーの画面を上下左右に移動させること。

スクワット[squat]🔗🔉

スクワット[squat] 上半身を伸ばした状態で行うひざの屈伸運動。 パワーリフティングの種目の一つ。バーベルを両肩にかついで立ち、しゃがんでから再び立ち上がるもの。

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