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しょう-かん【召喚】🔗🔉

しょう-かん セウクワン [0] 【召喚】 (名)スル 官庁,特に,裁判所が日時・場所などを指定して人を呼び出すこと。「証人を―する」

しょうかん-じょう【召喚状】🔗🔉

しょうかん-じょう セウクワンジヤウ [0][3] 【召喚状】 被告人・証人・鑑定人などを召喚するために発する裁判所の令状。

しょう-かん【召還】🔗🔉

しょう-かん セウクワン [0] 【召還】 (名)スル 派遣していた者を呼び戻すこと。「大使を本国に―する」

しょう-けん【召見】🔗🔉

しょう-けん セウ― [0] 【召見】 (名)スル 呼び出して面会すること。引見。「王宮に―された重臣」

しょう-こ【召呼・招呼】🔗🔉

しょう-こ セウ― [1] 【召呼・招呼】 (名)スル 招き呼ぶこと。呼びよせること。「暫(シバラ)くにしてアリスを―す/花柳春話(純一郎)」

しょう-しゅう【召集】🔗🔉

しょう-しゅう セウシフ [0] 【召集】 (名)スル (1)大勢の人を呼び出して集めること。自分と同等以下の者に用いる。 (2)議会を開会するため衆参両院の国会議員に対し,一定の期日に議会に集合することを命ずること。内閣の助言と承認により国事行為として天皇が行う。「国会を―する」 〔地方議会の場合は「招集」と表記する〕 (3)在郷軍人・国民兵などを,軍隊に編入するために呼び集めること。「―をかける」

しょうしゅう-れい【召集令】🔗🔉

しょうしゅう-れい セウシフ― [3] 【召集令】 (1)召集のための命令。 (2)在郷軍人の召集および簡閲点呼,ならびに国民兵の召集を規定した勅令。1927年(昭和2)に廃止され,召集規則がこれにかわった。

しょうしゅう-れいじょう【召集令状】🔗🔉

しょうしゅう-れいじょう セウシフ―ジヤウ [5] 【召集令状】 もと,在郷軍人を軍隊に召集する際に出された命令書。充員召集・臨時召集・国民兵召集には,特に赤色の紙を用いたところから「赤紙(アカガミ)」と呼ばれる。

しょう-しょ【召書】🔗🔉

しょう-しょ セウ― [1][0] 【召書】 人を召し出す文書。

しょう-じょう【召状】🔗🔉

しょう-じょう セウジヤウ [0] 【召状】 人を召し出すための書状。めしぶみ。めしじょう。

しょう-てん【召天】🔗🔉

しょう-てん セウ― [0] 【召天】 (名)スル キリスト教で,信者が死ぬこと。帰天。 →召す(1)(ウ)

しょうは【召波】🔗🔉

しょうは セウハ 【召波】 ⇒黒柳(クロヤナギ)召波

しょう-ぼ【招募・召募】🔗🔉

しょう-ぼ セウ― [1] 【招募・召募】 (名)スル まねきつのること。呼び集めること。募集。「―せし生疎なる兵/西国立志編(正直)」

しょう-めい【召命】🔗🔉

しょう-めい セウ― [0] 【召命】 キリスト教で,神に選ばれて救いを与えられること。転じて,聖職者として使命を与えられること。

めさ・る【召さる】🔗🔉

めさ・る 【召さる】 ■一■ (動ラ四) 〔下二段活用動詞「召さる」の四段化したもの。近世語〕 (1)「召される{(1)}」に同じ。「おお,よい仕事―・つたの/浄瑠璃・用明天皇」 (2)(補助動詞) 「召される{(2)}」に同じ。「孫十次郎は城に残つてゐ―・るか/浄瑠璃・太功記」 ■二■ (動ラ下二) ⇒めされる

めさ・れる【召される】🔗🔉

めさ・れる [3] 【召される】 (動ラ下一)[文]ラ下二 めさ・る (1)「する」の尊敬語。なさる。めさる。「コノゴロメウトイサカイ(=夫婦諍)ヲ―・レタニヨッテ/天草本伊曾保」 (2)(補助動詞) 動詞の連用形に付いて,尊敬の意を添える。…なさる。「源之介おとなしうござるよ。追付け殿の御用に立ち―・れう/浄瑠璃・夕霧阿波鳴渡(中)」

めし【召し・徴し】🔗🔉

めし 【召し・徴し】 〔動詞「召す」の連用形から〕 (1)上位の人が呼び寄せること。呼び出し。「うちより―ありつれば/蜻蛉(中)」 →お召し (2)貴人が命じて取り寄せること。

めしあがり-もの【召し上(が)り物】🔗🔉

めしあがり-もの [0] 【召し上(が)り物】 食べる人を敬って,その飲食物をいう語。

めし-あが・る【召し上(が)る】🔗🔉

めし-あが・る [0][4] 【召し上(が)る】 (動ラ五[四]) 「飲む」「食う」の尊敬語。「御飯を―・れ」 [可能] めしあがれる

めし-あ・げる【召(し)上げる】🔗🔉

めし-あ・げる [4][0] 【召(し)上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 めしあ・ぐ (1)没収する。取り上げる。「土地を―・げる」 (2)呼び寄せる。召し出す。「実政を御船に―・げて,歌ども講ぜさせ給ふ/栄花(松の下枝)」 (3)「召し上がる」に同じ。「酒少しづつ―・げられ/浮世草子・風流曲三味線」

めし-あわ・す【召し合はす】🔗🔉

めし-あわ・す ―アハス 【召し合はす】 (動サ下二) 呼び出して対決させる。「御前にて―・せられたりけるに/徒然 135」

めし-あわせ【召し合(わ)せ】🔗🔉

めし-あわせ ―アハセ [0] 【召し合(わ)せ】 (1)相撲(スマイ)の節(セチ)の当日,左右の相撲人(スマイビト)を手合わせさせたこと。 (2)襖(フスマ)や障子などで,両方から引き寄せて閉じるようになっているもの。また,その合わさる部分。

めし-い・ず【召し出づ】🔗🔉

めし-い・ず ―イヅ 【召し出づ】 (動ダ下二) (1)「召しいだす{(1)}」に同じ。「右近を―・でて,随身を召させ給ひて/源氏(夕顔)」 (2)「めしいだす{(2)}」に同じ。「御直衣―・でて奉る/源氏(松風)」

めし-いだ・す【召し出だす】🔗🔉

めし-いだ・す 【召し出だす】 (動サ四) (1)貴人が人を呼び寄せる。「小督があらんかぎりは世中よかるまじ,―・してうしなはん/平家 6」 (2)貴人が命じて,物を差し出させる。「其の刀を―・して叡覧あれば/平家 1」

めし-い・る【召し入る】🔗🔉

めし-い・る 【召し入る】 (動ラ下二) 貴人が人を招き入れる。呼び入れる。「修法の阿闍梨ども―・れさせ/源氏(総角)」

めし-うた【召歌】🔗🔉

めし-うた [2] 【召歌】 宮中の歌会始(ウタカイハジメ)で,召人(メシウド)が詠進した歌。

めし-うど【召人】🔗🔉

めし-うど [2] 【召人】 〔「めしひと」の転。「めしうと」とも〕 (1)宮中の歌会始(ウタカイハジメ)で,歌を特に召された人。めしびと。 (2)和歌所の寄人(ヨリウド)の異称。 (3)舞楽に奉仕するために召し出された人。「このたびの神楽少しよろしうせばや―などえらびて/宇津保(菊の宴)」 (4)側近く仕えさせ,寵愛(チヨウアイ)する女性。「小野の宮おとどの御―どもあり/蜻蛉(中)」 (5)(「囚人」と書く)とらえられた人。しゅうじん。「大事の―を切るべきやらん/義経記 4」

めし-おおせ【召し仰せ】🔗🔉

めし-おおせ ―オホセ 【召し仰せ】 呼び寄せて命ずること。特に,叙位や朝廷の諸役の任命についていう。「その夜―ありけり/著聞 3」

めし-お・く【召し置く】🔗🔉

めし-お・く 【召し置く】 (動カ四) (1)上位の者が取り寄せてそばにおく。また,召してそばにおく。「禁中にも仙洞にも軍兵を―・きて/保元(上)」 (2)捕らえて留めおく。「権大納言公宗卿―・かれしも/正統記(後醍醐)」

めし-おろし【召(し)下ろし】🔗🔉

めし-おろし [0] 【召(し)下ろし】 目下の者に与える,使い古しの衣服など。召しくだし。

めし-かえ【召(し)替え】🔗🔉

めし-かえ ―カヘ [0] 【召(し)替え】 召しかえること。また,その用に供するもの。

めし-かえ・す【召(し)返す】🔗🔉

めし-かえ・す ―カヘス 【召(し)返す】 (動サ四) 上位のものが,呼び返す。呼びもどす。「―・して御対面さぶらへ/平家 1」

めし-か・える【召(し)替える】🔗🔉

めし-か・える ―カヘル [0][4][3] 【召(し)替える】 (動ア下一)[文]ハ下二 めしか・ふ 貴人が衣服や乗り物などをとりかえる。「輿(コシ)を―・える」「我が命に―・ふべしと申して/著聞 8」

めし-かか・える【召(し)抱える】🔗🔉

めし-かか・える ―カカヘル [5][0] 【召(し)抱える】 (動ア下一)[文]ハ下二 めしかか・ふ 家来として雇う。「武芸者を―・える」

めし-ぐ・す【召し具す】🔗🔉

めし-ぐ・す 【召し具す】 (動サ変) 貴人が従者などを伴って行く。「大納言…侍三四人―・して/平家 2」

めし-じょう【召(し)状】🔗🔉

めし-じょう ―ジヤウ [2] 【召(し)状】 ⇒召文(メシブミ)

めし-だ・す【召(し)出す】🔗🔉

めし-だ・す [3][0] 【召(し)出す】 (動サ五[四]) 「召しいだす」に同じ。「御前(ゴゼン)に―・される」

めし-つかい【召(し)使い】🔗🔉

めし-つかい ―ツカヒ [3] 【召(し)使い】 (1)雇われて雑用をする者。女中・下男・下女など。 (2)宮中で雑事に使われた,身分の低い官人。

めし-つか・う【召(し)使う】🔗🔉

めし-つか・う ―ツカフ [0][4] 【召(し)使う】 (動ワ五[ハ四]) 貴人が人を身近に呼びよせ,雑用などに使う。

めし-つぎ【召し次ぎ・召し継ぎ】🔗🔉

めし-つぎ 【召し次ぎ・召し継ぎ】 (名)スル (1)とりつぐこと。また,とりつぎをする人。「この―しつる侍/宇治拾遺 5」 (2)院や東宮につかえて,雑役をする人。「―・舎人などの中には/源氏(宿木)」

めしつぎ-どころ【召し次ぎ所】🔗🔉

めしつぎ-どころ 【召し次ぎ所】 院の庁の,召し次ぎの詰め所。

めし-つど・う【召し集ふ】🔗🔉

めし-つど・う ―ツドフ 【召し集ふ】 (動ハ下二) 召し集める。召集する。「もののふの八十伴の男を―・へ/万葉 478」

めし-つ・れる【召(し)連れる】🔗🔉

めし-つ・れる [0][4] 【召(し)連れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 めしつ・る 貴人が従者などを伴う。従えて行く。「供を―・れる」

めし-とり【召(し)捕り・召(し)取り】🔗🔉

めし-とり [0] 【召(し)捕り・召(し)取り】 罪人などをつかまえること。

めし-と・る【召(し)捕る・召(し)取る】🔗🔉

めし-と・る [3][0] 【召(し)捕る・召(し)取る】 (動ラ五[四]) (1)命によって罪人などをつかまえる。逮捕する。「牢破りを―・る」 (2)貴人が呼び寄せる。「すぐれたる上手どもを―・りて/源氏(絵合)」 [可能] めしとれる

めし-な【召名】🔗🔉

めし-な 【召名】 除目(ジモク)に任官される人々の名を書き記して,太政官から奉聞する文書。

めし-はな・す【召し放す】🔗🔉

めし-はな・す 【召し放す】 (動サ四) 官位・領地などを官へ取り上げる。剥奪(ハクダツ)する。「知行ヲ―・サレタ/日葡」

めし-はなち【召(し)放ち】🔗🔉

めし-はなち [0] 【召(し)放ち】 (1)中世,幕府や大名が刑罰として家臣の所領を没収すること。 (2)近世,旗本・御家人・代官・名主などの役職を解任すること。

めし-はな・つ【召し放つ】🔗🔉

めし-はな・つ 【召し放つ】 (動タ四) 多くの人の中から,その人だけを召し寄せる。「かく聞きそめ給ひて後は―・ちつつ/源氏(玉鬘)」

めし-ふ【召符】🔗🔉

めし-ふ 【召符】 〔「めしぶ」とも〕 「召文(メシブミ)」に同じ。

めし-ぶみ【召文】🔗🔉

めし-ぶみ 【召文】 (1)召喚状。呼び出し状。召符。召状。 (2)中世,武家政権が訴訟を審理する際,訴訟当事者に出頭を求めるべく発給した文書。召符。召状。

めし-もの【召(し)物】🔗🔉

めし-もの [2] 【召(し)物】 相手を敬ってその衣服・飲食物をいう語。お召し物。

めし-よ・せる【召(し)寄せる】🔗🔉

めし-よ・せる [0][4] 【召(し)寄せる】 (動サ下一)[文]サ下二 めしよ・す (1)貴人が下位の人を呼んで,その場に来させる。「家老を―・せる」 (2)貴人が下位の人に命じて持ってこさせる。お取り寄せになる。「―・せて見給ふ/源氏(宿木)」

めし-りょう【召(し)料】🔗🔉

めし-りょう ―レウ [2] 【召(し)料】 貴人が用いるもの。召し物。

め・す【召す】🔗🔉

め・す [1] 【召す】 (動サ五[四]) 〔「見(メ)す」と同源〕 (1)貴人が人をそば近くにお呼び寄せになる。(ア)そばにお招きになる。「殿に―・される」「呼べとて―・せば,参りたり/枕草子 9」(イ)お招きになってある役職につかせる。また,任ずる。「歌会始の講師に―・される」「もろこしの判官に―・されて侍りける時に/古今(雑下詞)」(ウ)(受け身の形で用いる。キリスト教で,神のそば近くに招かれる意から)死ぬ。または,特別な使命を受ける。「天に―・される」「聖職に―・される」(エ)女性を寵愛なさる。「皇孫因りて―・す/日本書紀(神代下訓)」 (2)「飲む」「食べる」意の尊敬語。「御酒を―・していらっしゃるようだ」「夏痩せに良しといふものそ鰻捕り―・せ/万葉 3853」 (3)身につける意の尊敬語。「和服を―・した方」「―・しもならはぬ草鞋しめはき給ひて/御伽草子・鉢かづき」 (4)貴人や相手を敬って,その動作・状態などについて言及する語。(ア)多く慣用的表現として用いられ,「年をとる」「気に入る」「風邪をひく」などの意の尊敬語。「お年を―・す」「お気に―・す」「お風邪を―・す」(イ)特に「腹を切る」意の尊敬語。切腹なさる。「かなはぬ所にて御腹―・されん事,なにの義か候べき/平治(中・古活字本)」 (5)風呂・行水などを使う意の尊敬語。「御行水を―・さばや/平家 3」 (6)人に命じて物を取り寄せる,差し出させる,意の尊敬語。「御硯急ぎ―・して/源氏(空蝉)」「田内左衛門をば,物の具―・されて,伊勢三郎に預けらる/平家 11」 (7)「買う」意の尊敬語。「通例(ヨク)御侍様が刀剣(カタナ)を―・す時は/怪談牡丹灯籠(円朝)」「よきつみや―・すとうり歩きけるを/続詞花集」 (8)名付けて呼ぶ意の尊敬語。「其比はいまだ鶴蔵人と―・されけるを/平家 4」 (9)「する」「なす」意の尊敬語。「連歌―・せ―・せ萩も候/迹祭」 →召される (10)車などに乗る意の尊敬語。「其処までだから一所に―・していらつしやい/義血侠血(鏡花)」 (11)(補助動詞) 動詞の連用形に付いて,尊敬の意を添える。…なさる。「木曾殿も死に―・したりやお娘は浪人/浄瑠璃・ひらかな盛衰記」 〔(11)は近世での用法。近世でもまれなもので,普通は「めされる」が用いられる。→めされる(2)〕

しょうかん【召喚】(和英)🔗🔉

しょうかん【召喚】 a summons;→英和 a call.→英和 〜する(される) (be) summon(ed);→英和 (be) call(ed).‖召喚状《法》a subpoena;a written summons.

しょうかん【召還(する)】(和英)🔗🔉

しょうかん【召還(する)】 recall.→英和 〜される be summoned.

しょうしゅう【召集する】(和英)🔗🔉

しょうしゅう【召集する】 [会議を]convene;→英和 call;→英和 [軍隊を]muster;→英和 call out.召集令 a mobilization order.

めしあがる【召し上がる】(和英)🔗🔉

めしあがる【召し上がる】 ⇒食べる.どうぞ召し上がって下さい Please help yourself.

めしかかえる【召し抱える】(和英)🔗🔉

めしかかえる【召し抱える】 employ.→英和

めしつかい【召使】(和英)🔗🔉

めしつかい【召使】 a servant;→英和 a maid(-servant) (女).→英和

めす【召す】(和英)🔗🔉

めす【召す】 (1)[呼ぶ]summon;→英和 send for.(2)[敬語]wear[put on](着る).→英和 お気に〜なら if you like[please].

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