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た【田】🔗⭐🔉
た [1] 【田】
(1)稲を栽培する耕地。多くは灌漑(カンガイ)設備を有し水稲栽培する水田をさす。たんぼ。
(2)水で作物を栽培する土地。「わさび―」
た=にも畦(アゼ)にも腥物(ナマグサモノ)つけて🔗⭐🔉
――にも畦(アゼ)にも腥物(ナマグサモノ)つけて
溺愛して,むやみに物を与えること。田にもやろう畦にもやろう。
た=を打・つ🔗⭐🔉
――を打・つ
田を耕す。田を打ち返す。
た-い【田井】🔗⭐🔉
た-い ―
[1] 【田井】
田に引く水をためたところ。
[1] 【田井】
田に引く水をためたところ。
た-い【田居】🔗⭐🔉
た-い ―
【田居】
田。たんぼ。「筑波嶺の裾廻(スソミ)の―に秋田刈る/万葉 1758」
【田居】
田。たんぼ。「筑波嶺の裾廻(スソミ)の―に秋田刈る/万葉 1758」
たい-なか【田居中】🔗⭐🔉
たい-なか タ
― 【田居中】
いなか。かたいなか。「かく人離れたる―なれば/今昔 27」
― 【田居中】
いなか。かたいなか。「かく人離れたる―なれば/今昔 27」
た-うこぎ【田五加木】🔗⭐🔉
た-うこぎ [2] 【田五加木】
キク科の一年草。田や川岸などの湿地に自生。高さ約80センチメートル。葉は対生し,ウコギの葉に似る。秋,黄色の頭花をつける。
た-うた【田歌・田唄】🔗⭐🔉
た-うた [1] 【田歌・田唄】
(1)「田植え唄」に同じ。
(2)大嘗会(ダイジヨウエ)の儀式の田舞や各地の社寺の田植え神事でうたわれる歌。
た-うなぎ【田鰻】🔗⭐🔉
た-うなぎ [2] 【田鰻】
タウナギ目の淡水魚。全長30センチメートル内外までは雌で,50センチメートル内外になると雄に性転換し,80センチメートルに達する。体形はウナギに似るが頭が大きく尾は細くとがる。鱗が全くなく,ひれは未発達。鰓(エラ)のほか,皮膚や食道の組織で空気呼吸をする。中国では食用。東南アジア・中国・朝鮮に分布。日本でも関東以南の水田や川に局所的にすむ。カワヘビ。
たおか【田岡】🔗⭐🔉
たおか タヲカ 【田岡】
姓氏の一。
たおか-りょういち【田岡良一】🔗⭐🔉
たおか-りょういち タヲカリヤウイチ 【田岡良一】
(1898-1985) 国際法学者。高知県生まれ。嶺雲の子。実証主義的方法で,国際社会の現実に基づいて国際法規が妥当する限界を究明した。著「空襲と国際法」など。
たおか-れいうん【田岡嶺雲】🔗⭐🔉
たおか-れいうん タヲカ― 【田岡嶺雲】
(1870-1912) 評論家。高知県生まれ。本名,佐代治。「青年文」を主宰,下層貧民に対するヒューマニティーの立場から健筆を振るい,のち社会主義に接近。評論「嶺雲揺曳」「壺中観」「明治叛臣伝」,自伝「数奇伝」など。
た-がらし【田芥】🔗⭐🔉
た-がらし [2] 【田芥】
(1)キンポウゲ科の越年草。田や湿地に見られる。高さ約40センチメートル。根出葉は叢生,茎葉は互生し,掌状に分裂する。春,茎先に光沢のある黄色の五弁花をつけ,花後,長楕円形の集合果を結ぶ。有毒の辛み成分を含む。タタラビ。
(2)タネツケバナの別名。
たがわ【田河】🔗⭐🔉
たがわ タガハ 【田河】
姓氏の一。
たがわ-すいほう【田河水泡】🔗⭐🔉
たがわ-すいほう タガハスイハウ 【田河水泡】
(1899-1989) 漫画家。東京生まれ。「少年倶楽部」に漫画「のらくろ」を連載して人気漫画家となる。
たくさり【田鎖】🔗⭐🔉
たくさり 【田鎖】
姓氏の一。
たくさり-こうき【田鎖綱紀】🔗⭐🔉
たくさり-こうき ―カウキ 【田鎖綱紀】
(1854-1938) 日本語速記術の創始者。陸奥(ムツ)の生まれ。欧米の速記術を研究,1882年(明治15)「日本傍聴筆記法」として発表。以後終生,速記の普及に尽くした。
た-ぐち【田口】🔗⭐🔉
た-ぐち [1][0] 【田口】
田の水の取り入れ口。
たぐち【田口】🔗⭐🔉
たぐち 【田口】
姓氏の一。
たぐち-うきち【田口卯吉】🔗⭐🔉
たぐち-うきち 【田口卯吉】
(1855-1905) 経済学者・文明史家。号は鼎軒(テイケン)。江戸生まれ。1879年(明治12)「東京経済雑誌」を創刊し自由主義経済を唱えて政府の経済政策を批判・論評。94年から衆議院議員。主著「日本開化小史」のほか,「群書類従」「国史大系」の編纂にも携わった。
たぐち-かずよし【田口和美】🔗⭐🔉
たぐち-かずよし 【田口和美】
(1839-1904) 解剖学者。武蔵国の人。林洞海に蘭医学を学ぶ。東大教授。日本解剖学会・日本連合医学会を創設。著「人体解剖攬要」ほか。
たくま【田熊】🔗⭐🔉
たくま 【田熊】
姓氏の一。
たくま-つねきち【田熊常吉】🔗⭐🔉
たくま-つねきち 【田熊常吉】
(1872-1953) 鳥取県生まれ。1912年(大正1)タクマ式ボイラーを発明。
た-げた【田下駄】🔗⭐🔉
た-げた [1] 【田下駄】
深田や泥田で農作業をするときに,体が沈むのを防ぐために履く下駄状の履物。水下駄。
た-げり【田計里・田鳧】🔗⭐🔉
た-げり [1] 【田計里・田鳧】
チドリ目チドリ科の鳥。全長30センチメートル余り。後頭部に長い冠羽をもつ。背面と翼は黒,下面は白色で胸に黒色帯がある。ユーラシア北部で繁殖し,冬は南へ渡る。日本には冬鳥として渡来し,水田・湿地などで生活する。
田計里
[図]
[図]
た-ご【田子】🔗⭐🔉
た-ご 【田子】
田を耕す人。農夫。「苗代水の行方も知らず,苗引き植ふる―の/狭衣 3」
たごくら-ダム【田子倉―】🔗⭐🔉
たごくら-ダム 【田子倉―】
福島県南西部,只見町にあるダム。只見川電源開発の一環として1959年(昭和34)完成。堤高145メートル。
たご-さく【田吾作・田五作】🔗⭐🔉
たご-さく [0] 【田吾作・田五作】
農民や田舎者を軽蔑していう語。
たご-の-うら【田子の浦】🔗⭐🔉
たご-の-うら 【田子の浦】
静岡県,駿河湾の富士川河口付近の海辺。古来,富士山を望む景勝地。((歌枕))「―に打出でてみれば白妙(シロタエ)の富士の高嶺に雪はふりつつ/新古今(冬)」
たさか【田坂】🔗⭐🔉
たさか 【田坂】
姓氏の一。
たさか-ともたか【田坂具隆】🔗⭐🔉
たさか-ともたか 【田坂具隆】
(1902-1974) 映画監督。広島県生まれ。作品,「真実一路」「土と兵隊」「五番町夕霧楼」など。広島で被爆。
たざき【田崎】🔗⭐🔉
たざき 【田崎】
姓氏の一。
たざき-そううん【田崎草雲】🔗⭐🔉
たざき-そううん ―サウウン 【田崎草雲】
(1815-1898) 南画家。名は
(ウン)。足利藩の武士。谷文晁らに師事。幕末には尊王運動に奔走。作「蓬莱宮図」など
(ウン)。足利藩の武士。谷文晁らに師事。幕末には尊王運動に奔走。作「蓬莱宮図」など
た-ぜり【田芹】🔗⭐🔉
た-ぜり [1] 【田芹】
(1)セリのこと。田の畔(アゼ)で摘むことが多いのでいう。
(2)田芥(タガラシ)の異名。
た-づくり【田作り】🔗⭐🔉
た-づくり [2] 【田作り】
〔「たつくり」とも〕
(1)田を耕作すること。また,それをする人。
(2)ごまめの別名。[季]新年。
た-つづみ【田鼓】🔗⭐🔉
た-つづみ [2] 【田鼓】
田楽(デンガク)に使う鼓。腰につけて打つ。
た-な【田菜】🔗⭐🔉
た-な 【田菜】
タンポポの古名。[本草和名]
た-ならし【田均し】🔗⭐🔉
た-ならし [2] 【田均し】
(1)田植えの前に,田の面を平らにすること。
(2)農具の一。前後の両板に人がまたがり乗って牛に引かせ,羽根の付いた中軸を回転させて田土をならすもの。
た-の-かみ【田の神】🔗⭐🔉
た-の-かみ [1] 【田の神】
稲作の豊穣をもたらす神。春に山から降りて来て,秋に山に帰ると考えられている。農神。作神。亥(イ)の神。
たのかみ-おくり【田の神送り】🔗⭐🔉
たのかみ-おくり [5] 【田の神送り】
田の神を山に送る行事。東海地方の九月三〇日,九州地方の一一月初めの丑の日など行事の日は地方によって異なる。
た-の-くさ【田の草】🔗⭐🔉
た-の-くさ [2] 【田の草】
田に生えた雑草。田草(タグサ)。「―取り」
た-の-み【田の実】🔗⭐🔉
た-の-み [1] 【田の実】
(1)稲の実。和歌では,多く「頼み」の意にかけていう。たのむ。「秋風にあふ―こそかなしけれわが身むなしくなりぬとおもへば/古今(恋五)」
(2)(「憑」とも書く)「たのむ(田の実){(2)}」に同じ。
た-の-む【田の実】🔗⭐🔉
た-の-む [1] 【田の実】
(1)「たのみ(田の実){(1)}」に同じ。
(2)(「憑」とも書く)陰暦八月一日(朔日)に行われる儀礼や行事,およびそれに伴う贈答品。また,陰暦八月一日の異名。
→田の実(ム)の祝い
たのむ-の-いわい【田の実の祝(い)】🔗⭐🔉
たのむ-の-いわい ―イハヒ [1] 【田の実の祝(い)】
(1)陰暦八月一日,初穂を田の神に供える穂掛け祭り。
(2)(「憑の祝い」とも書く)鎌倉中期以降,主に武家で,陰暦八月一日に家臣が主君へ太刀・馬などを献上し,主人よりの返礼を受けて君臣の誓いを新たにする儀式。江戸幕府では,徳川家康が江戸城入城に八朔(ハツサク)の日を選んだため,重い儀式となった。たのむのせっく。たのむのせつ。たのむのひ。たのもせっく。
たのむ-の-せつ【田の実の節】🔗⭐🔉
たのむ-の-せつ [1]-[1] 【田の実の節】
⇒田の実(ム)の祝い
た-の-も【田の面】🔗⭐🔉
た-の-も [1] 【田の面】
(1)田のおもて。田。「坂越えて阿倍の―に居る鶴(タズ)の/万葉 3523」
(2)(「憑」とも書く)「たのむ(田実){(2)}」に同じ。
たはら【田原】🔗⭐🔉
たはら 【田原】
愛知県南部,渥美郡の町。渥美半島に位置し,自動車・セメント・食品工場などが立地。花卉・野菜を栽培。田原城址がある。
たばる-ざか【田原坂】🔗⭐🔉
たばる-ざか 【田原坂】
(1)熊本県鹿本郡植木町にある西南戦争の古戦場。1877年(明治10),政府軍は西郷軍をここに破り,熊本城との連絡をつける道を開いた。
(2)熊本県の新民謡で,熊本市の花柳界のお座敷唄。田原坂での西郷軍の戦死者追悼のため一九〇四,五年頃作られた。
た-ひばり【田雲雀】🔗⭐🔉
た-ひばり [2] 【田雲雀】
スズメ目セキレイ科の鳥。全長約16センチメートル。セキレイのように尾をふり,足を交互に出して歩く。冬鳥として全国に渡来し,湿地や水田に生息する。
たまる【田丸】🔗⭐🔉
たまる 【田丸】
姓氏の一。
たまる-いなのえもん【田丸稲之衛門】🔗⭐🔉
たまる-いなのえもん ―イナノ
モン 【田丸稲之衛門】
(1805-1865) 幕末の志士。水戸藩士。藤田小四郎らと筑波山に挙兵。筑波天狗党の総帥。
モン 【田丸稲之衛門】
(1805-1865) 幕末の志士。水戸藩士。藤田小四郎らと筑波山に挙兵。筑波天狗党の総帥。
たまる-たくろう【田丸卓郎】🔗⭐🔉
たまる-たくろう ―タクラウ 【田丸卓郎】
(1872-1932) 物理学者・ローマ字論者。岩手県生まれ。東大教授。航空計測機器を研究。一方,ローマ字運動を展開。著「ローマ字国字論」「 RIKIGAKU 」など。
たみや【田宮】🔗⭐🔉
たみや 【田宮】
姓氏の一。
たみや-とらひこ【田宮虎彦】🔗⭐🔉
たみや-とらひこ 【田宮虎彦】
(1911-1988) 小説家。東京生まれ。東大卒。抒情味ある緊張した文体で,歴史小説・半自伝小説などを書いた。また,亡妻との書簡集「愛のかたみ」は大きな反響を得た。作「霧の中」「落城」「足摺岬」「銀心中」など。
た-や【田屋】🔗⭐🔉
た-や [1] 【田屋】
田の番や耕作のために田のそばに建てた小屋。
たやす【田安】🔗⭐🔉
たやす 【田安】
江戸時代の御三卿の一。八代将軍徳川吉宗の第二子宗武が江戸城田安門内に邸を与えられ一家を創立。所領一〇万石で御三家に次ぐ家格。
たやす-むねたけ【田安宗武】🔗⭐🔉
たやす-むねたけ 【田安宗武】
(1715-1771) 江戸中期の国学者・歌人。徳川吉宗の子。家重の弟。田安家を興す。国学を荷田在満(アリマロ)・賀茂真淵に学び,万葉調の歌人として著名。有職故実にも通じた。著「天降言(アモリゴト)」「国歌八論余言」「服飾管見」など。
たやす-もん【田安門】🔗⭐🔉
たやす-もん 【田安門】
江戸城城門の一。北の丸にあり北に面する。門下に千鳥ヶ淵・牛ヶ淵があり九段坂に向かう。
たやま【田山】🔗⭐🔉
たやま 【田山】
姓氏の一。
たやま-かたい【田山花袋】🔗⭐🔉
たやま-かたい ―クワタイ 【田山花袋】
(1871-1930) 小説家。群馬県生まれ。本名,録弥。「文章世界」主筆として自然主義を標榜,平面描写論を唱え自然主義文学の重鎮となった。代表作「蒲団」「生」「田舎教師」「時は過ぎ行く」「一兵卒の銃殺」「東京の三十年」
たわら【田原】🔗⭐🔉
たわら タハラ 【田原】
姓氏の一。
たわら-すなお【田原淳】🔗⭐🔉
たわら-すなお タハラスナホ 【田原淳】
(1873-1952) 医学者。大分県生まれ。東大卒。福岡医科大学(現,九大医学部)教授。心臓刺激の伝導系に属する房室結節,いわゆる田原結節を発見。
たわらもと【田原本】🔗⭐🔉
たわらもと タハラモト 【田原本】
奈良県北西部,磯城(シキ)郡の町。奈良盆地の中央に位置し,弥生時代の唐古・鍵遺跡がある。
たんぼ【田んぼ・田圃】🔗⭐🔉
たんぼ [0] 【田んぼ・田圃】
〔「田圃」は当て字〕
□一□
(1)田。田地。
(2)どぶ。みぞ。
□二□江戸の新吉原周辺をいう。吉原田圃。
でん-えん【田園】🔗⭐🔉
でん-えん ―
ン [0] 【田園】
〔古くは「でんおん」とも〕
(1)田と畑。耕作地。
(2)田畑や林・森などの緑の多い郊外。いなか。「―風景」「―生活」
ン [0] 【田園】
〔古くは「でんおん」とも〕
(1)田と畑。耕作地。
(2)田畑や林・森などの緑の多い郊外。いなか。「―風景」「―生活」
でんえん-し【田園詩】🔗⭐🔉
でんえん-し ―
ン― [3] 【田園詩】
田園の生活や風景を平明に描いた詩。
ン― [3] 【田園詩】
田園の生活や風景を平明に描いた詩。
でんえん-しじん【田園詩人】🔗⭐🔉
でんえん-しじん ―
ン― [5] 【田園詩人】
田園の情緒をうたう詩人。イギリスのワーズワース,中国の陶淵明などが代表的。
ン― [5] 【田園詩人】
田園の情緒をうたう詩人。イギリスのワーズワース,中国の陶淵明などが代表的。
でんえん-とし【田園都市】🔗⭐🔉
でんえん-とし ―
ン― [5] 【田園都市】
(1)イギリスの E =ハワードが1898年に提案した理想都市。都市と田園の長所を兼備し,均衡のとれた社会を形成するよう計画的に建設された都市。
(2)田園の趣を多く残している都市。
ン― [5] 【田園都市】
(1)イギリスの E =ハワードが1898年に提案した理想都市。都市と田園の長所を兼備し,均衡のとれた社会を形成するよう計画的に建設された都市。
(2)田園の趣を多く残している都市。
でんえんこうきょうがく【田園交響楽】🔗⭐🔉
でんえんこうきょうがく デン
ンカウキヤウガク 【田園交響楽】
〔原題 (フランス) La Symphonie pastorale〕
ジードの小説。1919年刊。盲目の少女の養い親である牧師とその息子との,少女をめぐる愛と信仰の確執が,やがて手術により開眼した少女を自殺に追いつめるまでを描く。
ンカウキヤウガク 【田園交響楽】
〔原題 (フランス) La Symphonie pastorale〕
ジードの小説。1919年刊。盲目の少女の養い親である牧師とその息子との,少女をめぐる愛と信仰の確執が,やがて手術により開眼した少女を自殺に追いつめるまでを描く。
でんえんこうきょうきょく【田園交響曲】🔗⭐🔉
でんえんこうきょうきょく デン
ンカウキヤウキヨク 【田園交響曲】
〔Pastoral Symphony〕
ベートーベン作曲の交響曲第六番へ長調。1808年完成。全五楽章は標題を伴い,ロマン派標題音楽の先駆とされるが,厳格な構成に基づく。
→「田園交響曲」(ベートーベン)[音声]
ンカウキヤウキヨク 【田園交響曲】
〔Pastoral Symphony〕
ベートーベン作曲の交響曲第六番へ長調。1808年完成。全五楽章は標題を伴い,ロマン派標題音楽の先駆とされるが,厳格な構成に基づく。
→「田園交響曲」(ベートーベン)[音声]
でんえんちょうふ【田園調布】🔗⭐🔉
でんえんちょうふ デン
ンテウフ 【田園調布】
東京都大田区北西端にあり,多摩川に臨む地区。1918年(大正7)田園都市構想に基づく住宅地として渋沢栄一らが開発。
ンテウフ 【田園調布】
東京都大田区北西端にあり,多摩川に臨む地区。1918年(大正7)田園都市構想に基づく住宅地として渋沢栄一らが開発。
でんえんとし-せん【田園都市線】🔗⭐🔉
でんえんとし-せん デン
ントシ― 【田園都市線】
東京急行電鉄の鉄道線。東京都二子玉川園・神奈川県中央林間間,22.1キロメートル。
ントシ― 【田園都市線】
東京急行電鉄の鉄道線。東京都二子玉川園・神奈川県中央林間間,22.1キロメートル。
でんえんのゆううつ【田園の憂鬱】🔗⭐🔉
でんえんのゆううつ デン
ンノイウウツ 【田園の憂鬱】
小説。佐藤春夫作。1919年(大正8)定本刊行。武蔵野を舞台に,田園生活の心象風景,倦怠と憂鬱の心情を描く。
ンノイウウツ 【田園の憂鬱】
小説。佐藤春夫作。1919年(大正8)定本刊行。武蔵野を舞台に,田園生活の心象風景,倦怠と憂鬱の心情を描く。
でん-おう【田翁】🔗⭐🔉
でん-おう ―ヲウ [3] 【田翁】
年老いた農夫。
でん-か【田仮】🔗⭐🔉
でん-か 【田仮】
律令制官人の農繁期休暇。中央政庁の官人に,原則として五月・八月に一五日ずつ与えられた。また,大学生・国学生にも五月に与えられた。
でん-か【田家】🔗⭐🔉
でん-か [1] 【田家】
田舎の家。
でん-がく【田楽】🔗⭐🔉
でん-がく [0][1] 【田楽】
(1)平安中期頃から流行した芸能。農耕行事に伴う歌舞から起こり,のちには専業の田楽法師が現れ,座も発生した。本来,田楽踊(オド)りと散楽系の曲芸が主要芸であったが,鎌倉末期より猿楽能も演じ,独自の田楽能を上演した。室町後期には猿楽におされて衰退し,今日では民俗芸能中に残る。
(2)民俗芸能の分類用語。田遊び・田植え祭り・田植え踊りなど,田に関する芸能一般の総称。
(3)田植えをはやす音楽。また,それに用いる太鼓の類。「又―といひて,あやしきやうなる鼓,腰に結ひつけて/栄花(御裳着)」
(4)〔「田楽焼き」の略〕
豆腐などに練り味噌を塗って焼いた料理。豆腐に串を打ったところが田楽を舞う姿に似ているところからいう。味噌に木の芽をすり込んだものを木の芽田楽という。[季]春。
田楽(1)
[図]
[図]
でんがく-おどり【田楽踊り】🔗⭐🔉
でんがく-おどり ―ヲドリ [5] 【田楽踊り】
田楽法師の演じた芸能。編木(ビンザサラ)・太鼓・鼓・銅
子(ドウバツシ)などを奏する者をまじえた十数名が一団となって踊る。平安中期より室町期まで盛行した。今日民俗芸能に残る。
子(ドウバツシ)などを奏する者をまじえた十数名が一団となって踊る。平安中期より室町期まで盛行した。今日民俗芸能に残る。
でんがく-がえし【田楽返し】🔗⭐🔉
でんがく-がえし ―ガヘシ [5] 【田楽返し】
大道具の仕掛け物の一。背景の襖(フスマ)などの中央に通した心棒を軸にして田楽豆腐を裏返すようにくるりと回すもの。幽霊などの出入りに用いることが多い。
田楽返し
[図]
[図]
でんがく-ざし【田楽刺(し)】🔗⭐🔉
でんがく-ざし [0] 【田楽刺(し)】
田楽豆腐のように,中央をさし通すこと。いもざし。「槍で―にする」
でんがく-どうふ【田楽豆腐】🔗⭐🔉
でんがく-どうふ [5] 【田楽豆腐】
田楽{(4)}にした豆腐。
でんがく-のう【田楽能】🔗⭐🔉
でんがく-のう [4] 【田楽能】
田楽法師などの演ずる芸能。鎌倉末期より田楽衆が猿楽の能を演じ盛行したが,のち猿楽衆の能にとってかわられた。
でんがく-ほうし【田楽法師】🔗⭐🔉
でんがく-ほうし ―ホフ― [5] 【田楽法師】
田楽を演ずる職業的芸人。多く僧形であったところからいう。
でんがく-やき【田楽焼き】🔗⭐🔉
でんがく-やき [0] 【田楽焼き】
⇒でんがく(田楽)(4)
でん-かん【田間】🔗⭐🔉
でん-かん [0] 【田間】
田畑のなか。いなか。
でん-かん【田漢】🔗⭐🔉
でん-かん [0] 【田漢】
田舎(イナカ)の男。田舎漢(デンシヤカン)。
でん-かん【田漢】🔗⭐🔉
でん-かん 【田漢】
(1898-1968) 中国の劇作家。湖南省出身。字(アザナ)は寿昌。郭沫若らと創造社を結成し,ロマン的な「カフェーの一夜」などを発表。新劇の発展に貢献した。国歌「義勇軍行進曲」の作詞者。ティエン=ハン。
でん-さく【田作】🔗⭐🔉
でん-さく [0] 【田作】
田をたがやすこと。たつくり。
でんじ-そう【田字草】🔗⭐🔉
でんじ-そう ―サウ [0] 【田字草】
デンジソウ目の夏緑性シダ植物。水田・沼などに生える。根茎は細長く泥土中をはう。葉は柄が長く,頂に扇形の小葉四枚を十字形につける。夏から秋に,葉柄の基部に有柄で球形の胞子嚢果を少数個つける。タノジモ。カタバミモ。
田字草
[図]
[図]
た【田】(和英)🔗⭐🔉
た【田】
a rice[paddy]field.
でんえん【田園】(和英)🔗⭐🔉
でんえん【田園】
the country(side);→英和
rural districts.‖田園詩(人) a pastoral (poet).田園生活a country[rural,pastoral]life.田園都市 a garden[rural]city.
でんがく【田楽】(和英)🔗⭐🔉
でんがく【田楽】
baked bean curd daubed with miso.〜刺しにする pierce through.
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