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い‐なか【《田舎》】ヰ━🔗🔉

い‐なか【《田舎》】ヰ━ 都会から離れた、家が少なく田畑・山林の多い所。ひな。また、大都会から離れた地方。 「━から上京する」 「緑豊かな━の生活」 郷里を離れて大都会で生活する人の、生まれ故郷。出身地。 「夏休みには━に帰る」 「━の母から便りがあった」 便利・洗練・多様性など、都会的な要素が欠けていること。 「━なので見るべきものがありません」 《他の語に付いて》素朴・粗野・野暮などの意を表す。 「━風ふう」 「━料理・━侍ざむらい・━芝居」 ◆「田居中たいなか(=たんぼの中)」の転という。 関連語 大分類‖国‖くに 中分類‖田舎‖いなか

いなか‐じるこ【《田舎》汁粉】ヰナカ━🔗🔉

いなか‐じるこ【《田舎》汁粉】ヰナカ━ つぶしあんで作った汁粉。 ⇔御膳ごぜん汁粉

いなかっ‐ぺ【《田舎》っぺ】ヰナカッ━🔗🔉

いなかっ‐ぺ【《田舎》っぺ】ヰナカッ━ 〔俗〕「田舎者」を軽蔑けいべつして言う語。いなかっぺい。いなかっぺえ。

いなか‐みそ【《田舎》味ヰナカ━🔗🔉

いなか‐みそ【《田舎》味ヰナカ━ 大麦のこうじで作る、赤黒くて塩味の強いみそ。

いなか‐もの【《田舎》者】ヰナカ━🔗🔉

いなか‐もの【《田舎》者】ヰナカ━ いなかの人。 礼儀作法を知らない粗野な人をあざけっていう語。 ◇自分を卑下してもいう。

ごまめ【田作🔗🔉

ごまめ【田作 カタクチイワシの幼魚を干したもの。また、それをからいりし、砂糖・しょうゆ・みりんを煮立たせた汁でからめたもの。祝いごとや正月料理に用いる。たづくり。 ◇「まめ(=健康なこと)」に通じることから縁起のよいものとされる。

た【田】🔗🔉

た【田】 稲を栽培する耕作地。たんぼ。 「━を耕す」 ◇ふつうは水を引いて水稲栽培する水田をいう。

た‐うえ【田植え】━ウヱ🔗🔉

た‐うえ【田植え】━ウヱ 苗代で育てた稲の苗を水田に植えかえること。 「━歌」 公用文では「田植」。

た‐うち【田打ち】🔗🔉

た‐うち【田打ち】 春、田植えに備えて田の土を打ち返すこと。

たぐさ‐づき【田草月】🔗🔉

たぐさ‐づき【田草月】 陰暦五月の別称。 ◇太陽暦の五月にもいう。

たご‐さく【田吾作】🔗🔉

たご‐さく【田吾作】 農民や農山村地帯の人をさげすんで呼んだ語。

たず【鶴・田鶴】タヅ🔗🔉

たず【鶴・田鶴】タヅ 〔雅〕ツル。

た‐づくり【田作り】🔗🔉

た‐づくり【田作り】 ごまめの別称。 ◇昔、田の肥料に用いたことからの名といい、めでたいものとして正月の祝い肴ざかなにする。

た‐にし【田螺】🔗🔉

た‐にし【田螺】 オオタニシ・マルタニシ・ヒメタニシなど、タニシ科の巻き貝の総称。淡水産で、卵胎生。夏に幼貝を産み、冬は泥中で越冬する。食用。

たぬま‐じだい【田沼時代】🔗🔉

たぬま‐じだい【田沼時代】 江戸時代、田沼意次おきつぐが一〇代将軍徳川家治いえはるの側用人そばようにん・老中ろうじゅうとして幕府の実権を握った、明和四(一七六七)年から天明六(一七八六)年までの時代。財政立て直しのための諸政策がとられたが、一方では賄賂わいろ政治が盛行した。

た‐の‐も【田の面】🔗🔉

た‐の‐も【田の面】 〔雅〕田の表面。

た‐はた【田畑(田畠)】🔗🔉

た‐はた【田畑(田畠)】 田と畑。でんぱた。

たびらこ【田平子】🔗🔉

たびらこ【田平子】 早春、花茎の先に黄色い頭花をつける、キク科の二年草。田の畦あぜなどに自生する。若い葉は食用。春の七草の一つ。ホトケノザ。コオニタビラコ。

た‐むし【田虫】🔗🔉

た‐むし【田虫】 白癬はくせんの一種。股間こかんや臀部でんぶに輪状の丘疹きゅうしんや小水疱すいほうができる皮膚病。強いかゆみがある。股間にできるものは「いんきんたむし」という。頑癬がんせん

たんぼ【田圃】🔗🔉

たんぼ【田圃】 田になっている土地。田地。水田。 「━道」 「田圃」は当て字。「田んぼ」と書くことが多い。

でん【田】🔗🔉

でん【田】 (造) た。たんぼ。 「━園・━野」 「墾━・水━」 特定の物を産出する所。 「炭━・票━・油━」

でん‐えん【田園】━ヱン🔗🔉

でん‐えん【田園】━ヱン 田と畑。 田畑の多い地方。田畑・野原・林などの緑に恵まれた郊外。 「━生活[詩人]」

でんえん‐とし【田園都市】デンヱン━🔗🔉

でんえん‐とし【田園都市】デンヱン━ 都市生活の利便と田園の情趣とを調和させ、都市郊外に計画的に建設された都市。

でん‐がく【田楽】🔗🔉

でん‐がく【田楽】 農耕行事とともに行われた歌舞から起こり、平安中期から鎌倉・室町時代にかけて流行した芸能。田楽法師が笛・鼓・ささらなどを奏しながら舞い踊り、また高足たかあしに乗って軽業かるわざなどを演じた。 長方形に切った豆腐を串くしにさし、練り味みそを塗って焼いた料理。田楽豆腐。 「木の芽━」 豆腐・ナス・里芋・魚などを串にさし、練り味を塗って焼いた料理。田楽焼き。

でんがく‐ざし【田楽刺し】🔗🔉

でんがく‐ざし【田楽刺し】 田楽豆腐のように、先のとがったものでまん中を刺しつらぬくこと。いもざし。

でん‐じ【田地】━ヂ🔗🔉

でん‐じ【田地】━ヂ 田となっている土地。でんち。 「━田畑」

でん‐しん【田紳】🔗🔉

でん‐しん【田紳】 紳士を気どっているが、やぼでどろくさい男性。田舎紳士。

でん‐そ【田租】🔗🔉

でん‐そ【田租】 律令制で、田地の面積に応じて課せられた租税。

でん‐ち【田地】🔗🔉

でん‐ち【田地】 でんじ(田地)

でん‐ぱた【田畑】🔗🔉

でん‐ぱた【田畑】 田と畑。でんばた。

でん‐ぶ【田麩】🔗🔉

でん‐ぶ【田麩】 ゆでた魚肉の身を細かくほぐし、砂糖・味醂みりんしょうゆなどを加えて水分のなくなるまでいりつけた食品。

でん‐ぷ【田夫】🔗🔉

でん‐ぷ【田夫】 〔文〕 農夫。 洗練されていないこと。やぼなこと。また、その人。 「━野人」

でん‐や【田野】🔗🔉

でん‐や【田野】 田畑と野原。

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