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は-え【破壊】🔗⭐🔉
は-え ―
【破壊】
〔「え」は呉音〕
こわすこと。こわれること。破壊(ハカイ)。「塔婆を―せんと云ふ悪念をおこし/正統記(武烈)」
【破壊】
〔「え」は呉音〕
こわすこと。こわれること。破壊(ハカイ)。「塔婆を―せんと云ふ悪念をおこし/正統記(武烈)」
は-おく【破屋】🔗⭐🔉
は-おく ―ヲク [0][1] 【破屋】
こわれ破れた家。あばらや。
は-か【破瓜】🔗⭐🔉
は-か ―クワ [1] 【破瓜】
〔「瓜」の字を縦に二分すると,八が二つになることから〕
(1)〔孫綽「情人碧玉歌」〕
(八の二倍で)女の一六歳。思春期の頃。「―期」
(2)〔通俗編(婦女)〕
(八の八倍で)男の六四歳。
(3)性交によって処女膜が破れること。
はかい-むざん【破戒無慚】🔗⭐🔉
はかい-むざん [4] 【破戒無慚】
僧が戒律を破りながら恥と思わないこと。
はかい【破戒】🔗⭐🔉
はかい 【破戒】
小説。島崎藤村作。1906年(明治39)刊。被差別部落出身の小学校教師瀬川丑松が,自己確立へ苦悩し,父の戒めを破って,自分の素性を告白し,周囲の偏見と闘う姿を描く。本格小説の誕生といわれた。
はかい-おうりょく【破壊応力】🔗⭐🔉
はかい-おうりょく ―クワイ― [4] 【破壊応力】
物体に外力を加えるとき,物体が破壊しない限界での応力。極限強さ。
はかい-かつどうぼうしほう【破壊活動防止法】🔗⭐🔉
はかい-かつどうぼうしほう ―クワイクワツドウバウシハフ 【破壊活動防止法】
暴力主義的破壊活動を行なった団体に対する必要な規制措置を定め,暴力主義的破壊活動に関して刑法の罰則規定を補う法律。1952年(昭和27)制定。破防法。
はかい-しけん【破壊試験】🔗⭐🔉
はかい-しけん ―クワイ― [5][4] 【破壊試験】
材料または製品に荷重を加え,変形または破壊に至る強度を調べる試験。
はかい-しゃ【破壊者】🔗⭐🔉
はかい-しゃ ―クワイ― [2] 【破壊者】
こわす人。安定しているものや組織などをこわす人。「平和の―」
はかい-てき【破壊的】🔗⭐🔉
はかい-てき ―クワイ― [0] 【破壊的】 (形動)
物事をこわそうとするさま。物事の成立や進行を妨げようとするさま。
⇔建設的
「―な意見」
はかい-てん【破壊点】🔗⭐🔉
はかい-てん ―クワイ― [2] 【破壊点】
物体に加えられる外力とそれに抗する応力との釣り合いが破れ,物体が大きく変化して破壊されるその極限の点。
はかい-ぶんし【破壊分子】🔗⭐🔉
はかい-ぶんし ―クワイ― [4] 【破壊分子】
一つの国家・社会などの中にあって,その秩序を破壊しようとする一団の人々。組織の中で破壊的な活動をするメンバー。
はかい-りょく【破壊力】🔗⭐🔉
はかい-りょく ―クワイ― [2] 【破壊力】
物をうちこわす力。
はか-き【破瓜期】🔗⭐🔉
はか-き ハクワ― [2] 【破瓜期】
女子の一五,六歳の頃。思春期。
は-かく【破格】🔗⭐🔉
は-かく [0] 【破格】 (名・形動)[文]ナリ
(1)先例や基準にはずれる・こと(さま)。「―の昇進」「―の安値」
(2)詩や文章などで,きまりにはずれている・こと(さま)。また,その表現。「―な表現」
はか-びょう【破瓜病】🔗⭐🔉
はか-びょう ハクワビヤウ [0] 【破瓜病】
精神分裂病の型の一。特に思春期(破瓜期)に多いので,この名がある。
は-がん【破顔】🔗⭐🔉
は-がん [1][0] 【破顔】 (名)スル
顔をほころばせること。笑うこと。「深沈なる荒尾も已むを得ざらんやうに―しつ/金色夜叉(紅葉)」
はがん-いっしょう【破顔一笑】🔗⭐🔉
はがん-いっしょう ―セウ [1][0] 【破顔一笑】 (名)スル
顔をほころばせて,にっこり笑うこと。「吉報に―する」
はがん-みしょう【破顔微笑】🔗⭐🔉
はがん-みしょう ―セウ [1] 【破顔微笑】 (名)スル
〔仏〕
〔心に悟るところがあってにっこり笑う意〕
「拈華微笑(ネンゲミシヨウ)」に同じ。「爰(ココ)に摩訶迦葉(マカカシヨウ)一人―して,拈花(ネンゲ)瞬目の妙旨を心を以て心に伝へたり/太平記 24」
は-き【破棄・破毀】🔗⭐🔉
は-き [1] 【破棄・破毀】 (名)スル
(1)破って捨てること。「不要書類を―する」
(2)約束を一方的に破ること。「契約を―する」
(3)上級審裁判所が,上訴を理由ありと認め原判決を取り消すこと。
はき-いそう【破棄移送】🔗⭐🔉
はき-いそう [3] 【破棄移送】
事後審を行う裁判所が原判決を破棄し,原裁判所以外の裁判所に審理させること。
はき-さしもどし【破棄差(し)戻し】🔗⭐🔉
はき-さしもどし [1]-[0] 【破棄差(し)戻し】
事後審を行う裁判所が原判決を破棄し,再審理のために原裁判所へ差し戻すこと。
はき-じはん【破棄自判】🔗⭐🔉
はき-じはん [3] 【破棄自判】
事後審を行う裁判所が原判決を破棄し,事件について自ら判決をすること。
は-きゃく【破却】🔗⭐🔉
は-きゃく [0] 【破却】 (名)スル
こわすこと。めちゃめちゃにすること。「法を―する/民約論(徳)」
は-きょう【破鏡】🔗⭐🔉
は-きょう ―キヤウ [0] 【破鏡】
(1)こわれた鏡。
(2)欠けた月。
(3)離婚すること。
〔離れて暮らす夫婦が半分に割った鏡をそれぞれが持ち,他日再会の際の証としたが,妻が不義をはたらき,その一片がカササギとなって夫の所に飛来し,不義が発覚して離縁となったという中国の「神異経」の故事による〕
はきょう=の=嘆き(=嘆(タン))🔗⭐🔉
――の=嘆き(=嘆(タン))
夫婦が離婚しなければならない悲しみ。
はきょう=再び照らさず🔗⭐🔉
――再び照らさず
〔伝灯録〕
別れた夫婦のように,いったんこわれた関係はもとどおりにはならないことのたとえ。覆水盆にかえらず。
は-きょく【破局】🔗⭐🔉
は-きょく [0] 【破局】
今までの状態を維持できなくなること。悲惨な結末になること。「―を迎える」
はぐん-せい【破軍星】🔗⭐🔉
はぐん-せい [2] 【破軍星】
北斗七星の柄の先端の星,揺光(ヨウコウ)の別名。陰陽道(オンヨウドウ)では剣先に見たてこの星のさす方向を凶として忌んだ。破軍。
は-げ【破夏】🔗⭐🔉
は-げ [0] 【破夏】
〔仏〕 夏安居(ゲアンゴ)の期間に禁を破って外出すること。
はこう-だん【破甲弾】🔗⭐🔉
はこう-だん ハカフ― [2] 【破甲弾】
軍艦や戦車など堅固な装甲をもつ目標に対して使う砲弾。徹甲弾。
は-ごく【破獄】🔗⭐🔉
は-ごく [0] 【破獄】 (名)スル
囚人が牢獄を破って抜け出ること。ろうやぶり。脱獄。
は-こん【破婚】🔗⭐🔉
は-こん [0] 【破婚】 (名)スル
婚約・結婚を解消すること。
は-さい【破砕・破摧】🔗⭐🔉
は-さい [0] 【破砕・破摧】 (名)スル
こなごなにすること。「数艘の敵艦を―するとも/近世紀聞(延房)」
はさい-き【破砕機】🔗⭐🔉
はさい-き [2] 【破砕機】
岩石などを細かに砕く機械。クラッシャー。
はさい-たい【破砕帯】🔗⭐🔉
はさい-たい [0] 【破砕帯】
断層に沿って岩石が破壊された帯状の部分。断層角礫や断層粘土が,ある幅で一定の方向に分布する。大規模な断層には大規模な破砕帯を伴う場合が多い。
はさつ-おん【破擦音】🔗⭐🔉
はさつ-おん [3] 【破擦音】
破裂音を伴った摩擦音。ある調音点での閉鎖が開放されると同時に,同一調音点で摩擦音が行われ,その連続で一つの単音とみなされる音。普通 [t
][d
][ts][dz]などの類。
][d
][ts][dz]などの類。
は-さん【破産】🔗⭐🔉
は-さん [0] 【破産】 (名)スル
(1)財産をすべて失うこと。「事業に失敗して―する」
(2)債務者が債務の完済をできなくなった状態。また,そうなった場合に,債務者の総財産をすべての債権者に公平に分配できるようにする裁判上の手続き。
はさん-かんざいにん【破産管財人】🔗⭐🔉
はさん-かんざいにん ―クワンザイ― [0] 【破産管財人】
裁判所により選任され,破産財団の管理・処分,破産債権の調査・確定,財団債権の弁済などを行う者。
はさん-さいけん【破産債権】🔗⭐🔉
はさん-さいけん [4] 【破産債権】
破産手続において,破産財団からの公平な配当を要求することができる債権。破産債権は債権確定の手続きを経て確定された債権のみが配当にあずかることができる。
は・す【破す】🔗⭐🔉
は・す 【破す】 (動サ変)
破る。こわす。(論などを)うちやぶる。「埒(ラチ)のほか達磨(ダルマ)を―・する人をこそ法知らずとは云ふべかりけれ/沙石 5」
は-の-まい【破の舞】🔗⭐🔉
は-の-まい ―マヒ [1] 【破の舞】
能の舞の一。女性や天女の軽やかな短い舞。序の舞や中の舞の後,謡をはさんで舞う。「羽衣」「松風」「野宮」「右近」にある。
は-りつ【破笠】🔗⭐🔉
は-りつ [0] 【破笠】
破れた笠。はりゅう。
はりつ【破笠】🔗⭐🔉
はりつ 【破笠】
⇒小川(オガワ)破笠
はりつ-ざいく【破笠細工】🔗⭐🔉
はりつ-ざいく [4] 【破笠細工】
元禄(1688-1704)頃に破笠の創始した蒔絵(マキエ)細工。陶片・鉛・貝・堆朱(ツイシユ)などをはめ込んで文様を表すもの。
は-りゅう【破笠】🔗⭐🔉
は-りゅう ―リフ [0] 【破笠】
「はりつ(破笠)」に同じ。
やぶ・く【破く】🔗⭐🔉
やぶ・く [2] 【破く】 (動カ五[四])
〔「やぶる」と「さく」が混交した語〕
紙や布など薄いものをひきさく。やぶりさく。「手紙を―・く」
[可能] やぶける
やぶ・ける【破ける】🔗⭐🔉
やぶ・ける [3] 【破ける】 (動カ下一)
紙や布など薄いものがさける。やぶれる。「紙が―・ける」
〔「破く」の自動詞形〕
やぶる【破】🔗⭐🔉
やぶる [2] 【破】
暦注の十二直の一。訴訟談判・家屋の取り壊しなどに吉,約束相談に凶という日。
やぶ・る【破る】🔗⭐🔉
やぶ・る [2] 【破る】
■一■ (動ラ五[四])
(1)紙・布などを裂いたり穴をあけたりする。「手紙を―・る」「障子を―・る」
(2)(固い物を)傷をつけてこわす。また,砕く。「殻を―・ってひなが出る」
(3)相手側の備え・守りなどを打ちくだいて通過する。「警戒網を―・る」「関所を―・る」
(4)安定していた状態を乱す。「静寂を―・る」「記録を―・る」
(5)規則・約束などに背く行為をする。「誓いを―・る」
(6)相手を負かす。「優勝候補を―・る」
(7)人の体や心を傷つける。「額―・りて陀羅尼こめたるこそ/宇治拾遺 1」
〔「破れる」に対する他動詞〕
[可能] やぶれる
■二■ (動ラ下二)
⇒やぶれる
やぶれ【破れ】🔗⭐🔉
やぶれ [3] 【破れ】
(1)破れること。破れていること。また,破れたところや物。「靴下の―」「―太鼓」「―障子」
(2)事がうまくゆかないこと。破綻(ハタン)。「先のつまりたるは―に近き道なり/徒然 83」
(3)負け。敗北。
やぶれ-がさ【破れ傘】🔗⭐🔉
やぶれ-がさ [4] 【破れ傘】
(1)破れた傘。
(2)キク科の多年草。山地の林下に生える。茎は高さ約1メートルで,分枝しない。根葉は柄が長く,葉身は大きい円形で掌状に七〜九深裂し,裂片はさらに切れ込む。夏,茎頂に白色の頭花を円錐状につける。[季]夏。
破れ傘(2)
[図]
[図]
やぶれ-かぶれ【破れかぶれ】🔗⭐🔉
やぶれ-かぶれ [4] 【破れかぶれ】 (名・形動)
どうにでもなれとやけになる・こと(さま)。自暴自棄。捨て鉢。「こうなったら―だ」「―になる」「―な気持ち」
やぶれ-ごろも【破れ衣】🔗⭐🔉
やぶれ-ごろも [4] 【破れ衣】
破れた衣服。つづれ。
やぶれ-そう【破れ僧】🔗⭐🔉
やぶれ-そう 【破れ僧】
有髪の僧。また,破戒僧。「―烏帽子きたれば/七十一番職人歌合」
やぶれ-め【破れ目】🔗⭐🔉
やぶれ-め [0][4] 【破れ目】
破れたところ。やれめ。
やぶ・れる【破れる】🔗⭐🔉
やぶ・れる [3] 【破れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 やぶ・る
(1)紙・布などが裂けたり,穴があいたりする。やぶける。「―・れたシャツ」
(2)(固いものが)傷がついてこわれる。また,砕ける。「血管が―・れる」
(3)安定していた状態が失われる。「均衡が―・れる」
(4)事が成立しないで終わる。「夢が―・れる」「恋に―・れる」
(5)傷を負う。「―・れたる蛇を見て,薬をつけていやす/十訓 1」
〔「破る」に対する自動詞〕
やり-す・つ【破り捨つ】🔗⭐🔉
やり-す・つ 【破り捨つ】 (動タ下二)
破り捨てる。「残しおかじと思ふ反古(ホウゴ)など―・つる/徒然 29」
や・る【破る】🔗⭐🔉
や・る 【破る】
■一■ (動ラ四)
やぶる。裂く。「むつかしき反故など―・りて/源氏(浮舟)」
■二■ (動ラ下二)
裂ける。やぶれる。こわれる。「―・れたる草鞋に編笠着て/太平記 11」
やれ【破れ】🔗⭐🔉
やれ [2] 【破れ】
〔動詞「やる(破)」の連用形から〕
(1)破れること。また,破れたところ。やぶれ。「―穴」「―縁」「襖の―をつくろう」
(2)印刷の過程で刷り損じた紙。損紙。
やれ-あな【破れ穴】🔗⭐🔉
やれ-あな [0] 【破れ穴】
やぶれてできた穴。やぶれ穴。「浴衣(ユカタ)の肩に…大きな―があるを/当世書生気質(逍遥)」
やれ-えん【破れ縁】🔗⭐🔉
やれ-えん [2][0] 【破れ縁】
破れた濡れ縁。
やれ-がき【破れ垣】🔗⭐🔉
やれ-がき [2] 【破れ垣】
こわれた垣根。
やれ-がさ【破れ笠】🔗⭐🔉
やれ-がさ [3] 【破れ笠】
破れた笠。
やれ-ごろも【破れ衣】🔗⭐🔉
やれ-ごろも [3] 【破れ衣】
破れた衣服。
やれ-ぞうり【破れ草履】🔗⭐🔉
やれ-ぞうり ―ザウリ [3] 【破れ草履】
破れた草履。
やれ-ばしょう【破れ芭蕉】🔗⭐🔉
やれ-ばしょう ―バセウ [3] 【破れ芭蕉】
葉の破れたバショウ。[季]秋。《横にやれ終には縦に―/虚子》
やれ-はす【破れ蓮・敗荷】🔗⭐🔉
やれ-はす [0] 【破れ蓮・敗荷】
葉の破れたハス。やれはちす。はいか。[季]秋。
やれ-はちす【破れ蓮】🔗⭐🔉
やれ-はちす [3] 【破れ蓮】
「破(ヤ)れ蓮(ハス)」に同じ。[季]秋。
やれ-め【破れ目】🔗⭐🔉
やれ-め [0][3] 【破れ目】
破れた所。やぶれめ。
わり-ご【破り子・破り籠・
】🔗⭐🔉
わり-ご [0] 【破り子・破り籠・
】
(1)ヒノキなどの薄板で作った容器。深いかぶせ蓋(ブタ)が付く。食物を携帯するのに用いた。めんぱ。
(2){(1)}に入れた食物。弁当。「道のほどの―などせさす/宇津保(吹上・上)」
破り子(1)
[図]
】
(1)ヒノキなどの薄板で作った容器。深いかぶせ蓋(ブタ)が付く。食物を携帯するのに用いた。めんぱ。
(2){(1)}に入れた食物。弁当。「道のほどの―などせさす/宇津保(吹上・上)」
破り子(1)
[図]
わりご-そば【破り子蕎麦】🔗⭐🔉
わりご-そば [4] 【破り子蕎麦】
破り子様の容器に蕎麦を入れ,つゆと薬味をかけて食べるもの。
われ-がね【破れ鐘・割れ鐘】🔗⭐🔉
われ-がね [0] 【破れ鐘・割れ鐘】
割れてひびの入った鐘。また,大きな濁った声のたとえ。「―のような声でどなる」
われ-ごえ【破れ声】🔗⭐🔉
われ-ごえ ―ゴ
[3][0] 【破れ声】
太い濁った声。がらがら声。
[3][0] 【破れ声】
太い濁った声。がらがら声。
われ-ぜに【破れ銭・割れ銭】🔗⭐🔉
われ-ぜに 【破れ銭・割れ銭】
室町時代,ひびが入ったり,破損したりしている銭。撰(エ)り銭の対象となった。
われ-て【破れて】🔗⭐🔉
われ-て 【破れて】 (副)
無理やりに。しいて。ぜひにも。「二日といふ夜,男,―あはむといふ/伊勢 69」
われ-なべ【破れ鍋・割れ鍋】🔗⭐🔉
われ-なべ [0] 【破れ鍋・割れ鍋】
割れてひびの入った鍋。
われなべ=に綴(ト)じ蓋(ブタ)🔗⭐🔉
――に綴(ト)じ蓋(ブタ)
破れ鍋にもふさわしい蓋があるように,どんな人にも相応の配偶者があること。また,配偶者は身分相応の者がよいことのたとえ。
われ-め【割れ目・破れ目】🔗⭐🔉
われ-め [0] 【割れ目・破れ目】
割れた所。さけめ。ひび。「コンクリートの―」「壁に―が入る」
われ-もの【割れ物・破れ物】🔗⭐🔉
われ-もの [0] 【割れ物・破れ物】
(1)割れやすい物。特に,ガラス器・陶磁器など。「―注意」
(2)割れた物。
わ・れる【割れる・破れる】🔗⭐🔉
わ・れる [0] 【割れる・破れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 わ・る
(1)力が加えられて,いくつかの部分に分かれる。くだける。「窓ガラスが―・れる」「卵が―・れた」
(2)切れ目や裂け目ができる。「大地震で地面が―・れた」「打たれて額が―・れる」
(3)まとまっていたものの,まとまりが失われる。分裂する。「党が二つに―・れる」「意見が―・れる」「票が―・れる」「ボリュームを上げると音が―・れる」「内輪ガ―・ルル/日葡」
(4)これまでわからなかったことが明らかになる。《割》「身元が―・れる」「話の筋が―・れる」「ほし(=犯人)が―・れる」「種が―・れる」
(5)(「割れるような」などの形で)(ア)声や音が非常に大きいの意を表す。「―・れるような拍手」「―・れんばかりの大歓声」(イ)頭痛がはげしい様子をいう。「頭が―・れそうに痛い」
(6)基準としていたある数値よりも小さくなる。《割》「一ドル一〇〇円の大台が―・れた」
(7)手形を割り引いてもらって現金になる。《割》
(8)あれやこれやと思って心が乱れる。「宵のまにいでて入りぬるみか月の―・れて物思ふころにもあるかな/古今(雑体)」
(9)分かれる。「瀬を早み岩にせかるる滝川の―・れても末に逢はむとぞ思ふ/詞花(恋上)」
〔「割る」に対する自動詞〕
[慣用] 尻が―・底が―・面が―
はかい【破壊】(和英)🔗⭐🔉
はかい【破戒】(和英)🔗⭐🔉
はかい【破戒】
violation of a commandment.‖破戒僧 a fallen priest.
はかく【破格の】(和英)🔗⭐🔉
はき【破棄】(和英)🔗⭐🔉
はきょく【破局】(和英)🔗⭐🔉
はきょく【破局】
a catastrophe;→英和
the sad end.
はさん【破産】(和英)🔗⭐🔉
やぶる【破る】(和英)🔗⭐🔉
やぶれ【破れ】(和英)🔗⭐🔉
やぶれる【破れる】(和英)🔗⭐🔉
やぶれる【破れる】
be broken (こわれる);be torn (裂ける);break up[off](交渉などが);be worn out (すり切れる);burst (破裂する).→英和
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