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ふ【符】🔗🔉

[1] 【符】 (1)律令制で,上級官司が直属官司に発した公文書。また,その形式。太政官符・省符・大宰府符・国符など。 →解(ゲ) (2)護符。また,護摩札(ゴマフダ)。おふだ。まもりふだ。 (3)符節(フセツ)。割符(ワリフ)。「―を合わす」 (4)めぐり合わせ。運。「サテモ我ワ―ノ悪イモノカナ/天草本伊曾保」

ふ-けい【符契】🔗🔉

ふ-けい [0] 【符契】 「割符(ワリフ)」に同じ。

ふ-ごう【符号】🔗🔉

ふ-ごう ―ガウ [0] 【符号】 (1)ある事を表すために,一定の体系に基づいて作られたしるし。コード。「モールス―」 (2)〔数〕 数について正または負を表す記号。正数を表す記号「+」を正の符号,および負数を表す記号「−」を負の符号という。 (3)相互の関連を照合するためにつける目印。あいじるし。

ふごう-か【符号化】🔗🔉

ふごう-か ―ガウクワ [0] 【符号化】 (1)〔encoding〕 情報がある一定の規則に基づいて符号に変換されること。記憶における記銘や,非言語コミュニケーションにおける表情の表出などもこの例として捉(トラ)えられる。 →解読 (2)〔数〕 〔coding〕 一連の情報を適切な符号系を定めて符号に変換すること。

ふ-ごう【符合】🔗🔉

ふ-ごう ―ガフ [0] 【符合】 (名)スル (1)〔(2)の意から〕 いくつかの物事がぴったりと合うこと。「二人の言うことが―する」 (2)割符がぴったり合うこと。

ふ-じゅ【符呪】🔗🔉

ふ-じゅ [1] 【符呪】 まじない。

ふ-せつ【符節】🔗🔉

ふ-せつ [0] 【符節】 木・竹・紙などの札に文字を書き,印を押して二つに割り契約の証拠とするもの。割り符。

ふせつ=を合わせたよう🔗🔉

――を合わせたよう (割り符を合わせたように)矛盾がなく,ぴったりと合うさま。符合するさま。

ふ-ちょう【符丁・符帳・符牒】🔗🔉

ふ-ちょう [0] ―チヤウ 【符丁・符帳】 ・ ―テフ 【符牒】 (1)意味をもたせた文字や図形。記号。符号。「荷物に―を付けておく」 (2)仲間だけに通用する言葉や印。合言葉。「―を使う」 (3)商店が商品に付ける,その店の印や値段を示す印。「ああ,こりやあ瓦町の油屋の―だ/歌舞伎・お染久松色読販」 (4)利益などを分配すること。また,その分け前。「五十両や百両の目腐り金,―すると僅か宛(ズツ)/浄瑠璃・難波丸金鶏」 →符牒(2)[表]

ふ-とう【符頭】🔗🔉

ふ-とう [0] 【符頭】 音符の丸い玉の部分。譜線上に置かれた位置によって音の高さを示す。たま。 ⇔符尾

ふ-び【符尾】🔗🔉

ふ-び [1] 【符尾】 音符の尾部。縦の棒の部分。 ⇔符頭

ふごう【符号】(和英)🔗🔉

ふごう【符号】 a mark;→英和 a sign.→英和

ふごう【符合】(和英)🔗🔉

ふごう【符合】 coincidence;→英和 agreement.〜する coincide[agree].→英和

ふちょう【符牒】(和英)🔗🔉

ふちょう【符牒】 a sign;→英和 a mark;→英和 a cipher (暗号).→英和

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