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【符】 11画 竹部 [常用漢字] 区点=4168 16進=4964 シフトJIS=9584 《常用音訓》フ 《音読み》 フ/ブ〈f〉 《訓読み》 わりふ/しるし/ふだ 《意味》 {名}わりふ。約束や紋をしるした竹札を二つに割り、甲乙がその片方ずつを所有し、後日二つあわせて証拠のしるしとしたもの。▽昔は領主に任命するときや、使節や将軍を派遣するときなどに、わりふの一方を与えて証拠とした。〈類義語〉→節。「虎符コフ(虎トラをかたどったわりふ)」「若合符節=符節ヲ合スルガゴトシ」〔→孟子{名}しるし。天がたれた恵みをあらわすしるし。「符命」「祥符(めでたいしるし)」 {名}ふだ。神の守りふだ。「神符」「護身符(守りふだ)」 {名}しるし。一定の事がらに対応させ、それをあらわすことにきめてある記号。「符号」「音符」 フス{動}ぴたりとあう。「相符=アヒ符ス」 《解字》 会意兼形声。付は「人+寸(手)」の会意文字で、手が相手のからだにぴたりとくっつくことをあらわす。符は「竹+音符付」で、両片がぴたりとくっつく竹のわりふ。 《単語家族》 付附と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

符丁 フチョウ🔗🔉

【符丁{牒}】 フチョウ〔国〕文字以外の図形で、ある意味をあらわすもの。ある仲間の間だけで通用することば。

符水 フスイ🔗🔉

【符水】 フスイ 神の守りふだと、神に供えた水。民間信仰で病気をなおすときに用いる。〔→後漢書

符号 フゴウ🔗🔉

【符号】 フゴウ ほかのものと区別するためのしるし。記号。数字で、数の性質を示す、プラス(+)・マイナス(−)のしるし。

符合 フゴウ🔗🔉

【符合】 フゴウ 二つ以上の物事がぴったりとあう。〈類義語〉契合。

符伝 フデン🔗🔉

【符伝】 フデン 関所の通行証。道中手形。一方を天子が所有し、他方を出陣する将軍が所有して、天子の命令の証拠とする割り符。「兵符」とも。

符応 フオウ🔗🔉

【符応】 フオウ 天の意志をあらわすしるしがあらわれて、人間の行為に相応ずること。〔→漢書

符命 フメイ🔗🔉

【符命】 フメイ 天の神が、だれかを天子にしようとするとき、天子になるべき人にくだすしるし。〔→漢書文章の様式の一つ。天の神がくだしためでたいしるしなどを述べて、天子の徳をたたえるもの。司馬相如の封禅文、班固の典引など。

符契 フケイ🔗🔉

【符契】 フケイ 割り符。

符運 フウン🔗🔉

【符運】 フウン 天の神がくだす予言。〈類義語〉天運。

符瑞 フズイ🔗🔉

【符瑞】 フズイ 天がくだすめでたいしるし。

符節 フセツ🔗🔉

【符節】 フセツ 官吏に任命するための割り符。広く、割り符。〔国〕「符節をあわせる」とは、両者をぴったりと一致させること。

符験 フケン🔗🔉

【符験】 フケン 命令・信任の証拠となる割り符。証拠。

符璽 フジ🔗🔉

【符璽】 フジ 天子の印。天子の印璽をつかさどる官。広く、印のこと。

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