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おか==に(=へ)あがった河童(カツパ)🔗⭐🔉
――=に(=へ)あがった河童(カツパ)
〔水の中では自由に活動できる河童も陸上にあがると無力であるということから〕
勝手が違って全くどうにもならないこと。
おか-じょうき【陸蒸気】🔗⭐🔉
おか-じょうき ヲカ― [3] 【陸蒸気】
〔明治初期の語。蒸気船に対して,陸を行くところから〕
汽車の通称。
おか-のり【陸海苔】🔗⭐🔉
おか-のり ヲカ― [0] 【陸海苔】
フユアオイの変種。葉に縮緬(チリメン)状のしわがあり,干した葉をあぶって海苔のようにして食べる。
おか-ひじき【陸鹿尾菜】🔗⭐🔉
おか-ひじき ヲカ― [3] 【陸鹿尾菜】
アカザ科の一年草。各地の海岸の砂地に生える。茎は長さ約30センチメートルで,多数の枝を出して地に広がる。葉は肉質で,細い円柱状。若葉をゆでて食べる。ミルナ。
おか-ぶら【岡ぶら・陸ぶら】🔗⭐🔉
おか-ぶら ヲカ― 【岡ぶら・陸ぶら】
江戸深川の遊郭へ行くのに,舟を利用せず陸路で行くこと。「道のかきがら踏わけて,―ながらこの里の/人情本・辰巳園(後)」
おか-ぼ【陸稲】🔗⭐🔉
おか-ぼ ヲカ― [0] 【陸稲】
〔陸の穂の意〕
畑に栽培される稲。りくとう。[季]秋。
おか-ぼり【陸掘り】🔗⭐🔉
おか-ぼり ヲカ― [0] 【陸掘り】
⇒露天掘(ロテンボ)り
おか-やどかり【陸宿借】🔗⭐🔉
おか-やどかり ヲカ― [3] 【陸宿借】
陸生のヤドカリ。甲長35ミリメートル内外で,巻貝の殻に入って生活する。陸上にすむが海で産卵し,幼生は海で育つ。三宅島以南,小笠原・沖縄などに分布。愛玩用として飼育される。
くが【陸】🔗⭐🔉
くが [1] 【陸】
りく。陸地。おか。くにが。くぬが。「我を―に厄(タシナ)め,また我を海に厄むや/日本書紀(神武訓)」
くが【陸】🔗⭐🔉
くが 【陸】
姓氏の一。
みち-の-く【陸奥】🔗⭐🔉
みち-の-く 【陸奥】
〔「みちのおく」の転〕
陸前・陸中・陸奥(ムツ)・磐城・岩代の奥州五国の古名。ほぼ現在の東北地方に相当する。みちのくた。「―の真野の草原(カヤハラ)遠けども/万葉 396」
みちのく-がみ【陸奥紙】🔗⭐🔉
みちのく-がみ [4] 【陸奥紙】
陸奥産の檀紙(ダンシ)。また,檀紙の別名。上質の楮(コウゾ)紙ともいう。みちのくにがみ。
みち-の-くに【陸奥】🔗⭐🔉
みち-の-くに 【陸奥】
「みちのく(陸奥)」に同じ。「昔,をとこ,―にすずろに行きいたりにけり/伊勢 14」
みちのくに-がみ【陸奥紙】🔗⭐🔉
みちのくに-がみ 【陸奥紙】
「みちのくがみ(陸奥紙)」に同じ。
むつ【陸奥】🔗⭐🔉
むつ 【陸奥】
(1)旧国名の一。青森・岩手・宮城・福島の各県の全域と秋田県の一部にあたる。1868年(明治1)磐城・岩代・陸前・陸中・陸奥に分ける。このときの陸奥は青森県全域と岩手県の一部にあたる。
(2)「みちのく(陸奥)」に同じ。
(3)旧日本海軍の戦艦。長門の同型艦。1921年(大正10)竣工。主砲四〇センチ砲八門。43年(昭和18)6月,呉軍港外に繋留中,火薬庫の爆発により沈没。
むつ【陸奥】🔗⭐🔉
むつ 【陸奥】
姓氏の一。
むつ-むねみつ【陸奥宗光】🔗⭐🔉
むつ-むねみつ 【陸奥宗光】
(1844-1897) 政治家。紀州藩家老伊達千広の六男。脱藩して海援隊に加わり,維新後,地租改正事業を立案。伊藤博文内閣の外相として条約改正を実現。下関条約では全権となった。著「蹇蹇録(ケンケンロク)」
むつわき【陸奥話記】🔗⭐🔉
むつわき 【陸奥話記】
軍記物語。一巻。作者未詳。前九年の役(1051-1062)後まもなくの成立か。前九年の役の経過を資料をもとに和風の漢文体で記す。「将門記」とともに軍記物語の先駆とされる。陸奥物語。みちのくばなし。
むつ-わん【陸奥湾】🔗⭐🔉
むつ-わん 【陸奥湾】
青森県,下北半島と津軽半島とに抱かれる湾。大湊湾・野辺地湾・青森湾の支湾に分かれる。
りく-あげ【陸揚げ・陸上げ】🔗⭐🔉
りく-あげ [0] 【陸揚げ・陸上げ】 (名)スル
船で運んできた荷物を陸にあげること。「積荷を―する」
りく-い【陸尉】🔗⭐🔉
りく-い ―
[1] 【陸尉】
陸上自衛隊の自衛官の階級名。陸佐の下,准陸尉の上。一・二・三等に分かれる。

りく-う【陸羽】🔗⭐🔉
りく-う 【陸羽】
(?-804) 中国,唐の文人。別名,疾。号,桑苧翁(ソウチヨオウ)。茶を好み「茶経」を著す。茶祖・茶神として仰がれる。
りくう-さいせん【陸羽西線】🔗⭐🔉
りくう-さいせん 【陸羽西線】
JR 東日本の鉄道線。山形県新庄・余目(アマルメ)間,43.0キロメートル。最上川流域を走り,新庄盆地と庄内平野を結ぶ。
りくう-とうせん【陸羽東線】🔗⭐🔉
りくう-とうせん 【陸羽東線】
JR 東日本の鉄道線。宮城県小牛田(コゴタ)・古川・山形県新庄間,94.1キロメートル。奥羽山脈を横断し,沿線に鳴子・瀬見温泉がある。
りく-えい【陸影】🔗⭐🔉
りく-えい [0] 【陸影】
海上のはるか遠くから見える陸地。
りくえん-たい【陸援隊】🔗⭐🔉
りくえん-たい リク
ン― 【陸援隊】
1867年土佐藩の中岡慎太郎が京都で組織した軍隊。討幕のため,土佐藩の経済援助を受けて諸藩出身の浪士を集め組織的訓練を行なった。

りくおう-がくは【陸王学派】🔗⭐🔉
りくおう-がくは リクワウ― 【陸王学派】
南宋の陸九淵と明の王陽明の学問傾向を受け継ぐ学派。陸九淵が主知主義的な朱熹(シユキ)の格物窮理を批判して心即理を説いたのを,王陽明が尊重して,主体的実践を重視する陽明学を築いたので,両者が並称される。
→陽明学
りく-かい【陸海】🔗⭐🔉
りく-かい [1][3] 【陸海】
(1)陸と海。
(2)陸軍と海軍。「―軍」
りくかい-くう【陸海空】🔗⭐🔉
りくかい-くう [3] 【陸海空】
(1)陸と海と空。「―を制する」
(2)陸軍と海軍と空軍。
りく-き【陸機】🔗⭐🔉
りく-き 【陸機】
(261-303) 中国,晋(シン)の詩人。呉の人。字(アザナ)は七衡。文学論「文賦(ブンノフ)」で唯美主義を唱え,対句などの修辞に優れた詩を残す。
りく-きゅうえん【陸九淵】🔗⭐🔉
りく-きゅうえん ―キウエン 【陸九淵】
(1139-1192) 中国,南宋の儒学者。字(アザナ)は子静,号は象山(シヨウザン)。主観的心よりも客観的理を重んじる朱熹(シユキ)の性即理説に対し,自己の心の主体性を尊重し信頼する心即理説を唱えた。この説は,王陽明によって継承された。
→陸王学派
りく-きょう【陸橋】🔗⭐🔉
りく-きょう ―ケウ 【陸橋】
⇒りっきょう(陸橋)
りく-ぐん【陸軍】🔗⭐🔉
りく-ぐん [2] 【陸軍】
陸上戦闘を主任務とする軍隊およびその軍備の総称。日本では第二次大戦まで存在したが,新憲法発布とともに廃止。
りくぐん-きねんび【陸軍記念日】🔗⭐🔉
りくぐん-きねんび [6] 【陸軍記念日】
日露戦争における奉天会戦の勝利を記念して設けられた記念日。三月一〇日。1946年(昭和21)廃止。
りくぐん-しかんがっこう【陸軍士官学校】🔗⭐🔉
りくぐん-しかんがっこう ―シクワンガクカウ [2]-[4] 【陸軍士官学校】
陸軍将校養成のための主要教育機関。1874年(明治7)設置。1945年(昭和20)廃止。陸士。
りくぐん-しょう【陸軍省】🔗⭐🔉
りくぐん-しょう ―シヤウ [3] 【陸軍省】
明治憲法下における内閣の省の一。陸軍全般の軍政事務をつかさどった。1872年(明治5)設置,1945年(昭和20)廃止。
りくぐん-そうさい【陸軍総裁】🔗⭐🔉
りくぐん-そうさい [5] 【陸軍総裁】
江戸幕府の職名。陸軍奉行の上位で幕府陸軍を総轄。1862年設置されたが,まもなく廃止。徳川慶喜の軍制改革により復活したが,68年廃止。
りくぐん-ぞうへいしょう【陸軍造兵廠】🔗⭐🔉
りくぐん-ぞうへいしょう ―ザウヘイシヤウ 【陸軍造兵廠】
陸軍直属の軍事工場。1923年(大正12)従来の砲兵工廠を改称して成立し,海軍工廠とともに官営軍事工業の中心となった。
りくぐん-だいがっこう【陸軍大学校】🔗⭐🔉
りくぐん-だいがっこう ―ガクカウ 【陸軍大学校】
高次の軍事研究と参謀将校の養成を目的として設置された教育機関。1883年(明治16)開校。1945年(昭和20)廃止。
りくぐん-だいじん【陸軍大臣】🔗⭐🔉
りくぐん-だいじん [5] 【陸軍大臣】
旧陸軍省の長である大臣。陸軍行政を管理し,陸軍の軍人軍属を統督し,所轄諸部を監督した。陸相。
りくぐん-なかのがっこう【陸軍中野学校】🔗⭐🔉
りくぐん-なかのがっこう ―ガクカウ 【陸軍中野学校】
東京の中野にあった旧日本陸軍の秘密戦要員養成所。1938年(昭和13)発足。幹部候補生を学生の主体とする。敗戦により消滅。
りくぐん-パンフレット【陸軍―】🔗⭐🔉
りくぐん-パンフレット 【陸軍―】
1934年(昭和9)10月,陸軍省新聞班が刊行した小冊子「国防の本義とその強化の提唱」のこと。書き出しの「たたかいは創造の父,文化の母である」で知られる。
りくぐん-びょういん【陸軍病院】🔗⭐🔉
りくぐん-びょういん ―ビヤウ
ン [5] 【陸軍病院】
旧日本陸軍で,部隊所在地などに設けられた,傷病兵の看護・治療のための病院。衛戍(エイジユ)病院の改称。

りくぐん-ぶぎょう【陸軍奉行】🔗⭐🔉
りくぐん-ぶぎょう ―ギヤウ [5] 【陸軍奉行】
江戸幕府の職名の一。陸軍総裁の支配下にあって幕府陸軍を指揮・統轄する若年寄格の武官。1862年設置,68年廃止。
りくぐん-ようねんがっこう【陸軍幼年学校】🔗⭐🔉
りくぐん-ようねんがっこう ―エウネンガクカウ [2]-[5] 【陸軍幼年学校】
陸軍士官学校入学をめざす少年(中学1,2年修了の者)を教育した学校。1869年(明治2)に設けられた陸軍兵学寮幼年学舎が前身。96年には仙台・東京・名古屋・大阪・広島・熊本に置かれた。1945年廃止。
りくけい-さす【陸繋砂州】🔗⭐🔉
りくけい-さす [5] 【陸繋砂州】
陸地と島とを連結する砂州。海
中道(福岡県)など。トンボロ。

りくけい-とう【陸繋島】🔗⭐🔉
りくけい-とう ―タウ [0] 【陸繋島】
砂州の発達によって陸続きになった島。潮岬(和歌山県)・志賀島(シカノシマ)(福岡県)・江
島(神奈川県)など。

りく-けん【陸圏】🔗⭐🔉
りく-けん [0] 【陸圏】
地球表面の陸地の部分。地殻のうち,水におおわれていない範囲。りっけん。
りく-さ【陸佐】🔗⭐🔉
りく-さ [1] 【陸佐】
陸上自衛隊の自衛官の階級名。陸将補の下,陸尉の上。一・二・三等に分かれる。
りくさん-ぶつ【陸産物】🔗⭐🔉
りく-し【陸士】🔗⭐🔉
りく-し [1] 【陸士】
(1)陸上自衛隊の自衛官の階級の一。陸曹の下で,陸士長・一・二・三等に分かれる。
(2)陸軍士官学校の略。
りく-じ【陸自】🔗⭐🔉
りく-じ [0] 【陸自】
陸上自衛隊の略。
りく-しゅうふ【陸秀夫】🔗⭐🔉
りく-しゅうふ ―シウフ 【陸秀夫】
(1236-1279) 中国,南宋末の政治家。字(アザナ)は君実。1276年元軍に抗して張世傑らと端宗を擁立。端宗の死後,崖山(ガイサン)の戦いに敗れ,幼い
(ヘイ)帝を背負って海に投じた。忠臣として知られる。

りく-しょう【陸将】🔗⭐🔉
りく-しょう ―シヤウ [0] 【陸将】
陸上自衛隊の自衛官の階級名。陸将補・陸佐以下の上に立つ最高の位。
りく-じょう【陸上】🔗⭐🔉
りく-じょう ―ジヤウ [0] 【陸上】
(1)陸地の上。
(2)「陸上競技」の略。
りくじょう-き【陸上機】🔗⭐🔉
りくじょう-き ―ジヤウ― [3] 【陸上機】
地上で離着陸する飛行機。陸上飛行機。
りくじょう-きょうぎ【陸上競技】🔗⭐🔉
りくじょう-きょうぎ ―ジヤウキヤウ― [5] 【陸上競技】
陸上で行われる運動競技のうち,主として,走・跳・投の基本動作からなる競技の総称。トラック競技・フィールド競技・競歩・マラソンなど。
りくじょう-じえいたい【陸上自衛隊】🔗⭐🔉
りくじょう-じえいたい ―ジヤウジ
イ― [0] 【陸上自衛隊】
自衛隊の一。主に陸上で行動することを任務とする。1954年(昭和29)保安隊を改編して設置。陸上幕僚監部・方面隊・長官直轄部隊のほか学校や補給処などからなる。

りくじょう-むせんぎじゅつし【陸上無線技術士】🔗⭐🔉
りくじょう-むせんぎじゅつし ―ジヤウ― [10] 【陸上無線技術士】
陸上にある無線設備の技術操作を行う免許を有する者。旧称,無線技術士。
りく-しょうざん【陸象山】🔗⭐🔉
りく-しょうざん ―シヤウザン 【陸象山】
⇒陸九淵(リクキユウエン)
りく-ず【陸図】🔗⭐🔉
りく-ず ―ヅ [0] 【陸図】
「地形図」に同じ。
りく-すい【陸水】🔗⭐🔉
りく-すい [0] 【陸水】
地球上にある水のうち,海水を除いた水。湖沼水・河川水・地下水・雪氷など。蒸発・流動を繰り返し,地球上を循環する。
りくすい-がく【陸水学】🔗⭐🔉
りくすい-がく [3] 【陸水学】
陸水を研究する科学。水文(スイモン)学と表裏の関係にあるが,淡水生物に関する領域にも及ぶ。物質生産・食物網・エネルギー移動など生態系の研究も行う。
→湖沼学
りく-せい【陸生・陸棲】🔗⭐🔉
りく-せい [0] 【陸生・陸棲】 (名)スル
陸地に生じること。陸上で生活すること。
→水生
りくせい-そう【陸成層】🔗⭐🔉
りくせい-そう [3] 【陸成層】
陸上に堆積した地層の総称。砂漠・氷河・河川・湖沼・湿原・洞穴などの堆積物,火山砕屑物などがある。
りく-の-ことう【陸の孤島】🔗⭐🔉
りく-の-ことう ―コタウ 【陸の孤島】
交通の便がきわめて悪く,都市から遠く離れて孤立した場所。
りく-やね【陸屋根】🔗⭐🔉
りく-やね [0] 【陸屋根】
⇒ろくやね(陸屋根)
りっ-きょう【陸橋】🔗⭐🔉
りっ-きょう リクケウ [0] 【陸橋】
(1)陸地のくぼみや線路・道路の上などを渡るために設けられた橋。りくばし。
(2)大陸や島がつながり,生物の行き来ができる細長い陸地。南北アメリカ大陸をつなぐパナマ地峡がその例。
りっ-こう【陸行】🔗⭐🔉
りっ-こう リクカウ [0] 【陸行】 (名)スル
陸路を行くこと。りくこう。
ろく【六・陸】🔗⭐🔉
ろく [2] 【六・陸】
(1)数の名。五より一つ多い数。む。むつ。むっつ。りく。
(2)六番目。
〔「陸」は大字として用いる〕
ろく【陸・碌】🔗⭐🔉
ろく [0] 【陸・碌】 (名・形動)[文]ナリ
(1)下に打ち消しの語を伴って,物事の正常でないこと,まともでないこと,満足できる状態でないこと,また,そのさまを表す。(ア)(「ろくな」の形で)大した(…ない)。まともな(…ない)。「―な人間でない」「子供に―なこともしてやれない」(イ)(「ろくに」の形で)十分に(…ない)。満足に(…ない)。「―に手紙も書けない」「―に休む暇もない」
(2)地面などが水平なこと。平坦なこと。また,そのさま。「岩角を―にならして柱立て/大句数」
(3)きちんとしている・こと(さま)。「此のかけ物も―にかけてもらひたい/狂言・乳切木」
(4)気分がくつろいでいる・こと(さま)。「さあ,―にゆるりとゐやと/浄瑠璃・重井筒(中)」
〔「ろく」は「陸」の呉音。水平なさまをいうのが原義。「碌」は当て字〕
ろく=に
居る🔗⭐🔉
――に
居る
楽にしている。あぐらをかいている。「迚の事にゆるさせられい。―
ゐませう/狂言・布施無経(虎寛本)」


ろく-しゃく【六尺・陸尺】🔗⭐🔉
ろく-しゃく [4] 【六尺・陸尺】
〔「力者(リヨクシヤ)」の変化という〕
(1)近世,輿(コシ)や駕籠(カゴ)をかついだ人足。駕籠舁(カゴカキ)。「身ども駕の―が八人/滑稽本・膝栗毛 3」
(2)江戸城中において,走り使い・水汲みなどをつとめた下男。
(3)町方の家で雑用に使われる者。下男。下僕。「京にて乗物をかき,或は,庭にて働く男を,―とはなど云ふならん/咄本・醒睡笑」
ろく-すっぽ【陸すっぽ・碌すっぽ】🔗⭐🔉
ろく-すっぽ [0] 【陸すっぽ・碌すっぽ】 (副)
〔「ろくすっぽう」とも〕
下に打ち消しの語を伴って,物事を満足にはなしとげないさまを表す。十分には。ろくに。「―読みもしないで批評している」
ろく-そっぽう【陸そっぽう・碌そっぽう】🔗⭐🔉
ろく-そっぽう [0] 【陸そっぽう・碌そっぽう】
■一■ (形動)
下に打ち消しの語を伴って,物事の程度が十分でないさま,満足な状態でないさまを表す。「どうで―な事はねえ筈だ/滑稽本・浮世風呂 2」「王子(=地名)の道も―にやあ知るめえ/滑稽本・浮世床(初)」
■二■ (副)
{■一■}に同じ。ろくすっぽ。「―およぎもしらねえで/西洋道中膝栗毛(魯文)」
ろく-で-なし【陸でなし・碌でなし】🔗⭐🔉
ろく-で-なし [0] 【陸でなし・碌でなし】
なんの役にも立たない者。のらくら者。「この―め」
ろくでも-な・い【陸でもない・碌でもない】🔗⭐🔉
ろくでも-な・い [5] 【陸でもない・碌でもない】 (連語)
なんのねうちもない。つまらない。「―・い男に夢中になる」
ろく-な【陸な・碌な】🔗⭐🔉
ろく-な [0] 【陸な・碌な】
〔形容動詞「ろく」の連体形〕
⇒ろく(陸・碌)
ろく-に【陸に・碌に】🔗⭐🔉
ろく-に [0] 【陸に・碌に】
〔形容動詞「ろく」の連用形〕
⇒ろく(陸・碌)
ろく-やね【陸屋根】🔗⭐🔉
ろく-やね [0] 【陸屋根】
勾配(コウバイ)のきわめてゆるやかな,ほぼ水平に近い屋根。りくやね。
おか【陸で】(和英)🔗⭐🔉
おか【陸で】
on land.⇒陸(りく).
おかぼ【陸稲】(和英)🔗⭐🔉
おかぼ【陸稲】
an upland rice plant.
りく【陸】(和英)🔗⭐🔉
りくい【陸尉】(和英)🔗⭐🔉
りくい【陸尉】
[陸上自衛隊]一等陸尉 a captain.→英和
二等陸尉 a first lieutenant.三等陸尉 a second lieutenant.
りくうん【陸運】(和英)🔗⭐🔉
りくうん【陸運】
transportation by land.陸運会社 a land transportation company.
りくかいくうぐん【陸海空軍】(和英)🔗⭐🔉
りくかいくうぐん【陸海空軍】
the army,navy,and air forces.
りくぐん【陸軍】(和英)🔗⭐🔉
りくさ【陸佐】(和英)🔗⭐🔉
りくしょう【陸将】(和英)🔗⭐🔉
りくしょう【陸将】
[陸上自衛隊]a general;→英和
a lieutenant general.陸将補 a major general.
りくじょう【陸上で】(和英)🔗⭐🔉
りくじょう【陸上で】
on land[shore];ashore.→英和
‖陸上競技 field and track events;athletic sports.陸上自衛隊 the Ground Self Defense Force.陸上輸送 land transport[<米>transportation].
りくとう【陸稲】(和英)🔗⭐🔉
りくとう【陸稲】
⇒陸稲(おかぼ).
りっきょう【陸橋】(和英)🔗⭐🔉
りっきょう【陸橋】
a viaduct (高架の).→英和
⇒歩道(橋).
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