複数辞典一括検索+![]()
![]()
いせ【縮縫】🔗⭐🔉
いせ [0] 【縮縫】
(1)裁縫で,布を縮めて,ふくらみや丸みを出す技法。細かくぐし縫いをしてアイロンなどで形作る。洋服の袖山・後ろ肩,足袋(タビ)のつま先などに用いる。ぬいしめ。いせこみ。
(2)網地を縁綱に取りつけるとき,広がりをもたせるために縁綱より長い網地を取りつけること。縮結(シユツケツ)。
いせ【伊勢】🔗⭐🔉
いせ 【伊勢】
(1)旧国名の一。ほぼ三重県北部に相当。勢州。
(2)三重県東部にある市。伊勢神宮の鳥居前町で,伊勢志摩国立公園の玄関口。旧称,宇治山田。
いせ【伊勢】🔗⭐🔉
いせ 【伊勢】
平安前期の女流歌人。三十六歌仙の一人。伊勢守藤原継蔭(ツグカゲ)の女(ムスメ)。中務(ナカツカサ)の母。宇多天皇の寵(チヨウ)を得て,伊勢の御(ゴ)と呼ばれた。歌は古今集・後撰集などに見える。生没年未詳。家集「伊勢集」
いせ【伊勢】🔗⭐🔉
いせ 【伊勢】
姓氏の一。桓武平氏。鎌倉末,伊勢守に任ぜられた俊継に始まる。足利氏の近臣として室町幕府に仕え,政所執事を世襲。代々武家故実に詳しく,江戸の故実家伊勢貞丈はその子孫。
いせ-さだたけ【伊勢貞丈】🔗⭐🔉
いせ-さだたけ 【伊勢貞丈】
(1717-1784)
〔「貞丈」は「ていじょう」とも〕
江戸中期の故実家。号,安斎。江戸の人。武家故実の考証で家学伊勢流の一時代を画した。著「貞丈雑記」「安斎随筆」「軍用考」など。
いせ-さだちか【伊勢貞親】🔗⭐🔉
いせ-さだちか 【伊勢貞親】
(1417-1473) 室町中期の幕府政所執事。足利義政の信任を得て,斯波家の家督相続問題に干渉,また足利義視を除こうとするなど,幕政に参与。
いせ-ながうじ【伊勢長氏】🔗⭐🔉
いせ-ながうじ ―ナガウヂ 【伊勢長氏】
⇒北条早雲(ホウジヨウソウウン)
いせい-そこびきりょう【以西底引き漁】🔗⭐🔉
いせい-そこびきりょう ―レフ [7][1]-[4] 【以西底引き漁】
東シナ海・黄海を漁場とする底引き漁。東経一二八度三〇分以西,北緯二五度以北の海域。エビ・イカ・タイ・ニベ・カレイなどの好漁場である。以西底引き網漁業。
い-せい【医生】🔗⭐🔉
い-せい [0][1] 【医生】
医学をまなぶ学生。
い-せい【医聖】🔗⭐🔉
い-せい [0] 【医聖】
聖人としてあがめられるほど,すぐれた技術・知識をもった医者。「―ヒポクラテス」
い-せい【威勢】🔗⭐🔉
い-せい
― [0] 【威勢】
(1)活気にあふれ,勢いのよいこと。元気があって勇ましいこと。「―のいい男」「―よくかけ出す」
(2)人を威圧するような勢い。「敵の―におそれをなす」
― [0] 【威勢】
(1)活気にあふれ,勢いのよいこと。元気があって勇ましいこと。「―のいい男」「―よくかけ出す」
(2)人を威圧するような勢い。「敵の―におそれをなす」
い-せい【為政】🔗⭐🔉
い-せい
― [1][0] 【為政】
政治を行うこと。執政。「―の衝に当たる」
― [1][0] 【為政】
政治を行うこと。執政。「―の衝に当たる」
いせい-しゃ【為政者】🔗⭐🔉
いせい-しゃ
― [2] 【為政者】
政治を行う人。為政家。
― [2] 【為政者】
政治を行う人。為政家。
い-せい【異性】🔗⭐🔉
いせい-か-こうそ【異性化酵素】🔗⭐🔉
いせい-か-こうそ ―クワカウソ [5] 【異性化酵素】
糖やアミノ酸など有機化合物の異性体どうしの転換反応を触媒する酵素。イソメラーゼ。
いせい-か-とう【異性化糖】🔗⭐🔉
いせい-か-とう ―クワタウ [0] 【異性化糖】
ブドウ糖に酵素を作用させて,一部を異性体の果糖に変化させたもの。デンプンから作ることができ,砂糖より安価で甘味度が強い。清涼飲料水や菓子類に使用。
いせい-たい【異性体】🔗⭐🔉
いせい-たい [0] 【異性体】
〔isomer〕
(1)同じ分子式をもちながら,異なった物理的・化学的性質をもつ化合物。分子内における原子の配列の仕方が異なるために起こる。
(2)同一の原子番号および質量数をもちながら,半減期,エネルギー状態,放射能の性質が異なる原子核。核異性体。異性核。
い-せい【遺制】🔗⭐🔉
い-せい
― [0] 【遺制】
現在も残っている昔の制度。「封建―」
― [0] 【遺制】
現在も残っている昔の制度。「封建―」
い-せい【遺精】🔗⭐🔉
い-せい
― [0] 【遺精】
性行為を伴わず,不随意におこる射精の総称。昼間遺精と夜間遺精(夢精)がある。
― [0] 【遺精】
性行為を伴わず,不随意におこる射精の総称。昼間遺精と夜間遺精(夢精)がある。
いせ-えび【伊勢海老】🔗⭐🔉
いせ-えび [2] 【伊勢海老】
海産のエビ。大形で,体長35センチメートルに達する。一対の柄のある目,五対の脚と大きな尾をもち,一対の触角はむち状で長い。全身が赤褐色。姿も美しく豪華なので,祝儀用の飾りに用いる。美味。主に茨城県以西の太平洋岸に分布。かまくらえび。
いせ-おしろい【伊勢白粉】🔗⭐🔉
いせ-おしろい [3] 【伊勢白粉】
伊勢国射和(イザワ)付近で産したおしろい。上等品とされ,伊勢参詣の土産にされた。御所おしろい。はらや。「奥様へは―/狂言・素襖落(虎寛本)」
いせ-おどり【伊勢踊り】🔗⭐🔉
いせ-おどり ―ヲドリ 【伊勢踊り】
近世初頭に伊勢から起こって流行し諸国に広まった掛け踊り。のちには,伊勢音頭に合わせて踊る踊りの称。
いせ-おんど【伊勢音頭】🔗⭐🔉
いせ-おんど 【伊勢音頭】
(1)伊勢地方に起こり,各地に伝わった民謡。源流は,伊勢遷宮の用材を運ぶ御木曳(オキヒキ)の木遣(キヤリ)唄,伊勢参宮の道中唄,神宮周辺の遊郭のはやり唄など。各地に伝存するものは歌詞・曲調とも多種多様だが,「正調伊勢音頭」系と「伊勢道中唄」系に分かれる。
(2)伊勢古市の遊里で唄われた俗謡。享保年間(1716-1736)に俳人梅路の詞で,奥山桃雲が唄いはじめた長唄風のもの。
いせおんどこいのねたば【伊勢音頭恋寝刃】🔗⭐🔉
いせおんどこいのねたば ―コヒノネタバ 【伊勢音頭恋寝刃】
歌舞伎世話物の一。近松徳三作。四幕七場。1796年大坂角(カド)の芝居初演。通称「伊勢音頭」。伊勢古市の油屋で起こった殺傷事件を脚色したもの。油屋の場の愛想づかし,殺し場の凄惨(セイサン)美が見せ場。
→油屋お紺
いせ-かいどう【伊勢街道】🔗⭐🔉
いせ-かいどう ―カイダウ 【伊勢街道】
伊勢神宮参詣(サンケイ)用の街道の総称。桜井市初瀬(ハセ)から青山峠を経由する初瀬街道,東海道の日永(ヒナガ)(現在,四日市市)から分かれて南下する参宮街道,鈴鹿峠を越えて参宮街道に合流する伊勢別街道などがある。
いせ-かぐら【伊勢神楽】🔗⭐🔉
いせ-かぐら [3] 【伊勢神楽】
民間に伝承される神楽の分類名称。伊勢外宮(ゲクウ)の御師(オシ)の家で行われた巫女(ミコ)による神楽が源流とされ,清めの方法として湯立(ユダテ)を行う点に特色がある。伊勢流神楽。湯立神楽。旧暦一一月(霜月)に行う例が多く,霜月神楽ともいう。東北地方・中部地方に多く分布する。
いせ-かたがみ【伊勢型紙】🔗⭐🔉
いせ-かたがみ [3] 【伊勢型紙】
三重県鈴鹿市で作られる染色用の型紙。渋加工した美濃紙を彫刻刀で彫り抜く。
い-せき【堰・井堰】🔗⭐🔉
い-せき
― [0] 【堰・井堰】
水をよそに引いたり,水量を調節するために,川水をせき止めた所。い。井手。せき。
― [0] 【堰・井堰】
水をよそに引いたり,水量を調節するために,川水をせき止めた所。い。井手。せき。
い-せき【医籍】🔗⭐🔉
い-せき [0][1] 【医籍】
(1)医師の免許を得た者の本籍・氏名などを登録しておく,厚生省の帳簿。
(2)医書。
い-せき【胃石】🔗⭐🔉
い-せき
― [0] 【胃石】
ザリガニ・アカテガニなど汽水から淡水域にすむ甲殻類の胃中にある白色の結石。主として炭酸カルシウムからなり二個ある。ザリガニの胃石は古くは眼病薬とされた。
→オクリ-カンキリ
― [0] 【胃石】
ザリガニ・アカテガニなど汽水から淡水域にすむ甲殻類の胃中にある白色の結石。主として炭酸カルシウムからなり二個ある。ザリガニの胃石は古くは眼病薬とされた。
→オクリ-カンキリ
い-せき【移籍】🔗⭐🔉
い-せき [0] 【移籍】 (名)スル
(1)ある戸籍から他の戸籍に移ること。婚姻・養子縁組などの際に行う。
(2)所属を他の団体へ移すこと。「他球団に―する」
い-せき【偉跡・偉蹟】🔗⭐🔉
い-せき
― [0][1] 【偉跡・偉蹟】
偉大な事跡。
― [0][1] 【偉跡・偉蹟】
偉大な事跡。
い-せき【遺跡・遺蹟】🔗⭐🔉
い-せき
― [0] 【遺跡・遺蹟】
(1)過去の人間の営為の跡が残されている場所。遺構・遺物のある場所。考古学では住居址・墳墓・貝塚・城郭など,土地に固定して動かすことができないものをさす。
(2)故人の残した領地・地位など。また,その相続人。
― [0] 【遺跡・遺蹟】
(1)過去の人間の営為の跡が残されている場所。遺構・遺物のある場所。考古学では住居址・墳墓・貝塚・城郭など,土地に固定して動かすことができないものをさす。
(2)故人の残した領地・地位など。また,その相続人。
いせき-しょうもん【遺跡証文】🔗⭐🔉
いせき-しょうもん
― [4] 【遺跡証文】
江戸時代,町人の家での養子縁組の証文。
― [4] 【遺跡証文】
江戸時代,町人の家での養子縁組の証文。
いせき-ちょう【遺跡帳】🔗⭐🔉
いせき-ちょう
―チヤウ [0][3] 【遺跡帳】
江戸時代,跡目相続者を記録した,町年寄備え付けの帳簿。
―チヤウ [0][3] 【遺跡帳】
江戸時代,跡目相続者を記録した,町年寄備え付けの帳簿。
いせ-ぎ【伊勢木】🔗⭐🔉
いせ-ぎ [2] 【伊勢木】
(1)木曾・飛騨などの山林地方の住民が斧(オノ)始めに一本きる木。伊勢神宮に納めるお初穂にみたてる。
(2)伊勢神宮に祈願をこめるための神木。
いせ-ぎく【伊勢菊】🔗⭐🔉
いせ-ぎく [2] 【伊勢菊】
伊勢地方で育成された,キクの園芸品種。中輪で,花弁(舌状花)が縮れながらよく伸びて垂下し,独特の花容をもつ。
いせ-ごい【伊勢鯉】🔗⭐🔉
いせ-ごい ―ゴヒ [0][2] 【伊勢鯉】
(1)ボラの異名。[日葡]
(2)メナダの異名。
(3)ハイレンの別名。
いせ-こう【伊勢講】🔗⭐🔉
いせ-こう ―カウ [0] 【伊勢講】
⇒伊勢太太講(イセダイダイコウ)
いせ-こじき【伊勢乞食】🔗⭐🔉
いせ-こじき [3] 【伊勢乞食】
(1)伊勢神宮参拝の人たちから施しを受ける乞食。
(2)近世,節倹に励んで繁盛している伊勢国出身の商人を,節倹を美徳としない江戸の人が反感をもっていった称。
→近江泥棒(オウミドロボウ)伊勢乞食
いせ-ごよみ【伊勢暦】🔗⭐🔉
いせ-ごよみ [3] 【伊勢暦】
土御門(ツチミカド)家の暦の写本によって,伊勢神宮で板行した暦。江戸時代,神宮の御師(オシ)が,御祓箱(オハライバコ)に添えて全国に配布した。本暦。
いせさき【伊勢崎】🔗⭐🔉
いせさき 【伊勢崎】
群馬県中東部の市。近世,城下町・市場町。伊勢崎銘仙で知られた機業地。今は合繊・毛織物を産す。
いせさき-おり【伊勢崎織】🔗⭐🔉
いせさき-おり [0] 【伊勢崎織】
伊勢崎地方から産出される絹織物の総称。太織り・銘仙など。
いせさき-せん【伊勢崎線】🔗⭐🔉
いせさき-せん 【伊勢崎線】
東武鉄道の鉄道幹線。東京都浅草・群馬県伊勢崎間,114.5キロメートル。
いせさき-めいせん【伊勢崎銘仙】🔗⭐🔉
いせさき-めいせん [5] 【伊勢崎銘仙】
伊勢崎地方から産出する銘仙。
いせざき【伊勢佐木】🔗⭐🔉
いせざき 【伊勢佐木】
横浜市中区の繁華街。専門店・映画館・飲食店が集まっている。
いせ-さんぐう【伊勢参宮】🔗⭐🔉
いせ-さんぐう [3] 【伊勢参宮】
伊勢神宮に参拝すること。伊勢参り。お伊勢参り。参宮。
いせ-じ【伊勢路】🔗⭐🔉
いせ-じ ―ヂ [2][0] 【伊勢路】
伊勢神宮へ通ずる道。また,伊勢国を通る道。
いせ-じま【伊勢縞】🔗⭐🔉
いせ-じま [0] 【伊勢縞】
(1)伊勢国で産する木綿縞。多く仕着せとして商家の奉公人が用いた。伊勢木綿。
(2)転じて,丁稚(デツチ)のこと。「―も娘の方へ抜け参り/柳多留拾遺」
いせしま-こくりつこうえん【伊勢志摩国立公園】🔗⭐🔉
いせしま-こくりつこうえん ―コウ
ン 【伊勢志摩国立公園】
伊勢神宮と志摩半島のリアス式海岸を中心とする公園。二見ヶ浦・英虞(アゴ)湾・鳥羽(トバ)港などがある。
ン 【伊勢志摩国立公園】
伊勢神宮と志摩半島のリアス式海岸を中心とする公園。二見ヶ浦・英虞(アゴ)湾・鳥羽(トバ)港などがある。
いせじま-ぶし【伊勢島節】🔗⭐🔉
いせじま-ぶし 【伊勢島節】
古浄瑠璃の一。江戸の虎屋源太夫の門人伊勢島宮内(クナイ)が語り出した曲風。慶安・承応(1648-1654)の頃,一時上方(カミガタ)で流行した。
いせ-しょうにん【伊勢商人】🔗⭐🔉
いせ-しょうにん ―シヤウニン [3] 【伊勢商人】
江戸時代,江戸・大坂で伊勢屋の屋号をもって活躍した伊勢国(特に松坂)出身の商人。近江商人(オウミシヨウニン)と並び称せられた。三井・長谷川らはその代表。
いせ-じんぐう【伊勢神宮】🔗⭐🔉
いせ-じんぐう 【伊勢神宮】
三重県伊勢市にある神社。皇大神宮(内宮(ナイクウ))と豊受(トヨウケ)大神宮(外宮(ゲクウ))からなる。正式名称は神宮。皇居の祭祀する最高の存在として社格を超越するものとされた。古くは私幣は禁止されていたが,中世以降,伊勢講などによる民間の参宮が盛んになった。明治以後国家神道の中心となったが,1946年(昭和21)以降は一宗教法人。正殿は神明造りといわれる神社建築様式の代表的なもので,20年ごとの式年遷宮の制を伝える。伊勢大神宮。
→神明造り
いせ-しんとう【伊勢神道】🔗⭐🔉
いせ-しんとう ―シンタウ 【伊勢神道】
(復古神道・両部神道などに対して)伊勢神宮の外宮(ゲクウ)の神主,度会(ワタライ)氏がとなえた神道説。神道五部書を基として儒仏の説をとり入れ,鎌倉末期頃から発展,以後の諸神道説の先駆をなした。度会神道。外宮神道。
いせ-だいさん【伊勢代参】🔗⭐🔉
いせ-だいさん [3] 【伊勢代参】
他人の代理として伊勢神宮に参詣(サンケイ)すること。特に江戸時代,正月七日に将軍の代理として伊勢神宮へ参拝した使者。
いせ-だいじんぐう【伊勢大神宮】🔗⭐🔉
いせ-だいじんぐう 【伊勢大神宮】
⇒伊勢神宮(イセジングウ)
いせ-だいだいこう【伊勢太太講・伊勢代代講】🔗⭐🔉
いせ-だいだいこう ―ダイダイカウ [5] 【伊勢太太講・伊勢代代講】
室町時代以後,無尽のような仕組みで,交代で伊勢参りをして太太神楽(ダイダイカグラ)を奉納する費用を積み立てた組合。江戸時代に盛行。伊勢講。太太講。
い-せつ【異説】🔗⭐🔉
い-せつ [0] 【異説】
別の考え。通説と違う説。「―を唱える」
いせ-てんもく【伊勢天目】🔗⭐🔉
いせ-てんもく [3] 【伊勢天目】
江戸時代,伊勢参宮のみやげなどとされた天目茶碗。伊勢茶碗。
いせ-どうふ【伊勢豆腐】🔗⭐🔉
いせ-どうふ [3] 【伊勢豆腐】
豆腐料理の一種。ヤマノイモをつぶして,鯛(タイ)のすり身や豆腐・卵白を加えてよく混ぜ,箱に入れて蒸したもの。餡(アン)をかけた上におろししょうが・わさび・味噌をのせて食べる。
いせ-どりい【伊勢鳥居】🔗⭐🔉
いせ-どりい ―ドリ
[3] 【伊勢鳥居】
伊勢神宮の鳥居のような形式の鳥居。笠木(カサギ)は五角で,角貫(カクヌキ)を使う。熱田神宮の鳥居もこの形式。伊勢神明鳥居。
→鳥居
[3] 【伊勢鳥居】
伊勢神宮の鳥居のような形式の鳥居。笠木(カサギ)は五角で,角貫(カクヌキ)を使う。熱田神宮の鳥居もこの形式。伊勢神明鳥居。
→鳥居
いせ-の-うみ【伊勢の海】🔗⭐🔉
いせ-の-うみ 【伊勢の海】
(1)伊勢湾の別名。((歌枕))「―に釣するあまのうけなれや心ひとつを定めかねつる/古今(恋一)」
(2)催馬楽(サイバラ)の曲名。律に属する。
いせ-の-おおかみ【伊勢大神】🔗⭐🔉
いせ-の-おおかみ ―オホカミ 【伊勢大神】
天照大神(アマテラスオオミカミ)の別名。
いせ-の-おおすけ【伊勢大輔】🔗⭐🔉
いせ-の-おおすけ ―オホスケ 【伊勢大輔】
〔「いせのたゆう」とも〕
平安中期の女流歌人。伊勢の祭主大中臣輔親(オオナカトミノスケチカ)の女(ムスメ)。能宣(ヨシノブ)の孫。高階成順(タカシナナリノブ)の妻となり康資王母を生む。上東門院彰子に仕えて,歌壇での活躍は50年間に及んだ。生没年未詳。家集「伊勢大輔集」
いせ-の-おたうえ【伊勢の御田植】🔗⭐🔉
いせ-の-おたうえ ―オタウ
【伊勢の御田植】
伊勢神宮の神田の田植え行事。五月下旬に内宮,六月二四日に志摩郡の伊雑(イザワ)宮で行われる。御田植祭。
【伊勢の御田植】
伊勢神宮の神田の田植え行事。五月下旬に内宮,六月二四日に志摩郡の伊雑(イザワ)宮で行われる。御田植祭。
いせ-の-さぶろう【伊勢三郎】🔗⭐🔉
いせ-の-さぶろう ―サブラウ 【伊勢三郎】
(1)(?-1185) 鎌倉初期の武将。名は義盛。源義経の臣。屋島・壇
浦の戦いに武功を立てた。のち伊勢に帰り,守護の首藤経俊を攻めたが,鈴鹿山に追われて自刃。いせのさむろう。
(2)新歌舞伎十八番の一。「
(ミバエ)源氏陸奥日記」の通称。河竹黙阿弥(モクアミ)作。伊勢三郎と源義経との対面を描いた活歴物。
浦の戦いに武功を立てた。のち伊勢に帰り,守護の首藤経俊を攻めたが,鈴鹿山に追われて自刃。いせのさむろう。
(2)新歌舞伎十八番の一。「
(ミバエ)源氏陸奥日記」の通称。河竹黙阿弥(モクアミ)作。伊勢三郎と源義経との対面を描いた活歴物。
いせ-の-たゆう【伊勢大輔】🔗⭐🔉
いせ-の-たゆう ―タイフ 【伊勢大輔】
⇒いせのおおすけ(伊勢大輔)
いせ-の-つかい【伊勢の使】🔗⭐🔉
いせ-の-つかい ―ツカヒ 【伊勢の使】
朝廷から伊勢神宮へ派遣された勅使。毎年の神嘗祭(カンナメサイ)の例幣使(レイヘイシ)や,臨時の奉幣使などがあった。
いせ-の-はまおぎ【伊勢の浜荻】🔗⭐🔉
いせ-の-はまおぎ ―ハマヲギ 【伊勢の浜荻】
(1)伊勢地方の浜辺に生える荻。「神風の―折り伏せて/万葉 500」
(2)葦(アシ)の称。
〔葦のことを伊勢地方では浜荻というと伝えられていた〕
→難波(ナニワ)の葦は伊勢の浜荻
いせ-は【伊勢派】🔗⭐🔉
いせはら【伊勢原】🔗⭐🔉
いせはら 【伊勢原】
神奈川県中部の市。もと宿場町・門前町。大山参詣などで知られる。近年都市化が進む。
いせ-びくに【伊勢比丘尼】🔗⭐🔉
いせ-びくに 【伊勢比丘尼】
伊勢寺の勧進と称して尼の姿をした遊女。「絖(ヌメ)の帽子の―/浄瑠璃・国性爺後日」
いせ-ぶし【伊勢節】🔗⭐🔉
いせ-ぶし 【伊勢節】
「間(アイ)の山節」に同じ。
いせ-ぶね【伊勢船】🔗⭐🔉
いせ-ぶね [3][0] 【伊勢船】
(1)室町・江戸前期,伊勢地方を中心に造られた,船首を箱形にした船型の船。軍用の安宅船(アタケブネ)や大型荷船として重用された。
(2)江戸後期,知多半島の伊勢湾沿いの地域の廻船の称。
いせ-へいし【伊勢平氏】🔗⭐🔉
いせ-へいし 【伊勢平氏】
桓武(カンム)平氏の一系統。平貞盛の子,維衡(コレヒラ)の頃から伊勢国を中心に西国に勢力を扶植した一族。正盛・忠盛に至って中央政界に進出し,清盛が武家出身者としてはじめて政権を掌握した。
いせ-へいじ【伊勢瓶子】🔗⭐🔉
いせ-へいじ 【伊勢瓶子】
伊勢に産したとっくり。低級品で,酢甕(スガメ)として用いた。「―(伊勢平氏トカケル)はすがめ(眇トカケル)なりけり/平家 1」
いせ-へいや【伊勢平野】🔗⭐🔉
いせ-へいや 【伊勢平野】
伊勢湾沿いに広がる平野。洪積台地と沖積低地からなる。三重県の主要部。
いせ-ぼうふう【伊勢防風】🔗⭐🔉
いせ-ぼうふう ―バウフウ [3] 【伊勢防風】
ハマボウフウの別名。
いせ-まいり【伊勢参り】🔗⭐🔉
いせ-まいり ―マ
リ [3] 【伊勢参り】
伊勢神宮へ参詣(サンケイ)すること。時候のよい春が多かった。伊勢参宮。[季]春。
リ [3] 【伊勢参り】
伊勢神宮へ参詣(サンケイ)すること。時候のよい春が多かった。伊勢参宮。[季]春。
いせものがたり【伊勢物語】🔗⭐🔉
いせものがたり 【伊勢物語】
歌物語。一巻。作者未詳。現在のような形になったのは,平安中期か。百二十余の短い章段からなり,在原業平(アリワラノナリヒラ)らしい人物の恋愛を中心とした一代記の構成をとる。源氏物語・古今集とともに,後代への影響がきわめて大きい。在五が物語。在中将。在五中将の日記。
いせ-もめん【伊勢木綿】🔗⭐🔉
いせ-もめん [3] 【伊勢木綿】
「伊勢縞(イセジマ){(1)}」に同じ。
いせ-や【伊勢屋】🔗⭐🔉
いせ-や [0][2] 【伊勢屋】
(1)伊勢出身の商人が用いた屋号。また,伊勢商人の称。
(2)〔伊勢商人は多く倹約家であったことから〕
けちな人。吝嗇家(リンシヨクカ)。「尾頭の無いが―の初がつを/柳多留 17」
いせ-りゅう【伊勢流】🔗⭐🔉
いせ-りゅう ―リウ 【伊勢流】
武家礼式の流派。室町時代からの伊勢家に伝わる礼式・故実の流儀。流祖は室町初期の伊勢貞継とされる。室町幕府で特に重んじられたが,江戸時代には小笠原流におされ衰退。
いせ-れいへいし【伊勢例幣使】🔗⭐🔉
いせ-れいへいし [5] 【伊勢例幣使】
養老年間(717-724)以来,毎年の神嘗祭(カンナメサイ)に,伊勢神宮に幣帛(ヘイハク)を奉るため朝廷から派遣された勅使。
いせ-わん【伊勢湾】🔗⭐🔉
いせ-わん 【伊勢湾】
愛知県と三重県にまたがる太平洋岸にある湾。湾奥に濃尾平野,西岸に伊勢平野が広がる。いせかい。いせのうみ。
いせわん-たいふう【伊勢湾台風】🔗⭐🔉
いせわん-たいふう 【伊勢湾台風】
一九五九(昭和三四)年9月26日,和歌山県潮岬(シオノミサキ)付近に上陸した台風。超大型台風の勢力を維持して北上し,富山湾から日本海を通って三陸沖へ抜けた。死者・行方不明者五一〇一名。特に伊勢湾沿岸では高潮による被害が甚大。
い-せん【医専】🔗⭐🔉
い-せん [0] 【医専】
旧「医学専門学校」の略称。
い-せん【胃腺】🔗⭐🔉
い-せん
― [0] 【胃腺】
胃壁の粘膜にある分泌腺の総称。噴門腺・胃底腺・幽門腺があり,胃液を分泌する。
― [0] 【胃腺】
胃壁の粘膜にある分泌腺の総称。噴門腺・胃底腺・幽門腺があり,胃液を分泌する。
いせい【以西の[に,で]】(和英)🔗⭐🔉
いせい【以西の[に,で]】
west.→英和
いせい【威勢】(和英)🔗⭐🔉
いせい【異性】(和英)🔗⭐🔉
いせい【異性】
the opposite[other]sex.
いせい【遺精】(和英)🔗⭐🔉
いせい【遺精】
《医》pollution.→英和
いせいしゃ【為政者】(和英)🔗⭐🔉
いせいしゃ【為政者】
statesmen (政治家);administrators (行政官);the government authorities (政府当局).
いせえび【伊勢海老】(和英)🔗⭐🔉
いせえび【伊勢海老】
a (spiny) lobster.
いせき【遺跡】(和英)🔗⭐🔉
いせき【遺跡】
ruins;relics;historic spots (史跡).
いせつ【異説】(和英)🔗⭐🔉
いせつ【異説】
a different opinion[view];conflicting views[theories].
大辞林に「いせ」で始まるの検索結果 1-100。もっと読み込む