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とく【得】🔗🔉

とく【得】 [名・形動](「徳」とも書く)利益を得ること。もうけること。有利であること。また、そのさま。「一文の―にもならない」「―な性分」損。成就すること。成功すること。「つつしめるは―の本なり」〈徒然・一八七〉仏語。浄土に往生し、涅槃(ねはん)の証果を得ること。

とく【徳】🔗🔉

とく【徳】 精神の修養によってその身に得たすぐれた品性。人徳。「―が高い」「―を修める」→徳目めぐみ。恩恵。神仏などの加護。「―をさずかる」「―を施す」(とく)富。財産。「―いかめしうなどあれば、…家の内もきらきらしく」〈源・東屋〉生まれつき備わった能力・性質。天性。「鳥といっぱ、高く飛ぶをもってその―とす」〈仮・伊曾保・下〉

と・く【解く】🔗🔉

と・く【解く】 [動カ五(四)]結んだりしばったりしてあるものをゆるめて分け離す。ほどく。「帯を―・く」「包みを―・く」縫い合わせてあるものの糸を抜き取って離す。また、編んであるものをほどく。「着物を―・く」「セーターを―・く」もつれたものをもとに戻す。ほぐす。「からまった釣り糸を―・く」(「梳く」とも書く)もつれた髪に櫛(くし)を入れて整える。とかす。すく。「乱れた髪を―・く」着ていたもの、身に取り付けたものをはずす。「旅装を―・く」命令・束縛・制約などから解放する。「鎖を―・く」「統制を―・く」「契約を―・く」任務・職をやめさせる。免じる。「任を―・く」拘束していた態勢を崩してもとの状態に戻す。「警備を―・く」「武装を―・く」心のわだかまりや緊張状態をほぐす。ふさがっていた気持ちをすっきりさせる。「怒りを―・く」「疑いを―・く」「誤解を―・く」筋道をたどって解答を出す。「問題を―・く」「なぞを―・く」 [可能]とける[動カ下二]「と(解)ける」の文語形。 [用法]とく・ほどく――「帯を解く(ほどく)」「もつれた糸を解く(ほどく)」「着物を解く(ほどく)」など、ばらばらにする意では相通じて用いられるが、「ほどく」の方が口語的である。◇「問題を解く」「謎を解く」「誤解を解く」「禁止を解く」「武装を解く」「警戒を解く」「緊張を解く」など、結び目、縫い目をばらばらにする意以外の場合は「解く」だけを用いる。◇類似の語に「ほぐす」がある。解けた状態、ほどけた状態にする意で、「からんだ糸をほぐす」のほか、「緊張をほぐす」「肩の凝(こ)りをほぐす」などと用いる。 [下接句]印綬(いんじゆ)を解く・頤(おとがい)を解く・帯を解く・帯紐(おびひも)を解く・褐(かつ)を釈(と)く・産(さん)の紐を解く・綬(じゆ)を釈(と)く・刃(じん)を迎えて解く・謎(なぞ)を解く

と・く【溶く・△融く】🔗🔉

と・く【溶く・融く】 《「解く」と同語源》[動カ五(四)]液体に他の固形物や粉末をまぜて、また、分離しているものをまぜて均質な液状にする。とかす。「絵の具を―・く」「卵を―・く」(「鎔く」「熔く」とも書く)固体に熱を加えて、液状にする。 [可能]とける[動カ下二]「と(溶)ける」の文語形。

と・く【説く】🔗🔉

と・く【説く】 [動カ五(四)]《「解く」と同語源》物事の道理や筋道をよくわかるように話す。さとす。「人の道を―・く」「仏の教えを―・く」物事の事情や成り行きを説明する。「開発の必要性を―・く」解説する。講義する。「孟子を―・く」 [可能]とける

とく【△疾く】🔗🔉

とく【疾く】 《形容詞「と(疾)し」の連用形》すぐに。急いで。「その窓の戸―さしてよ」〈鴎外・文づかひ〉時間的にさかのぼった時点で。ずっと以前に。「(名刺ヲ)―用意をして居たらしい」〈鏡花・婦系図〉[名]ずっと以前。とっく。「我も―より気の付かざるにはあらねども」〈根無草〉

と・く🔗🔉

と・く 〔連語〕《接続助詞「て」に動詞「お(置)く」の付いた「ておく」の音変化》あらかじめその動作を済ませておく意を表す。「出発前に注意し―・く」その状態を続ける意を表す。「そのまま寝かし―・く」◆ガ・ナ・バ・マ行の五段動詞に付く場合は「どく」となる。「犬をつないどく」「荷を積んどく」

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[音]カイ    ゲ [訓]と‐く    と‐ける    と‐かす    ほど‐く    ほぐ‐す    わか‐る    ほつ‐れ    おこた‐る    めぐりあ‐う [部首]角 [総画数]13 [コード]区点    1882      JIS   3272      S‐JIS 89F0 [分類]常用漢字 [難読語] →え‐げ【慧解】かい‐い【解頤】かい‐らん【解纜】か‐げゆ【勘解由】ぎ‐げ【義解】げ‐あき【夏解・夏明き】げ‐かん【解官】げじんみっきょう【解深密経】けん‐げ【見解】こう‐かい【叩解】こころのなぞとけたいろいと【心謎解色糸】しゅう‐げ【集解】ゆき‐げ【雪解・雪消】ろんごしっかい【論語集解】わくげ【和句解】わ‐げ【和解】

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[音]チク    ジク    トク [部首]竹 [総画数]8 [コード]区点    2819      JIS   3C33      S‐JIS 8EB1 [難読語] →てんじく【天竺】

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[音]セキ    シャク [訓]と‐く    と‐ける    す‐てる    お‐く    ゆる‐す [部首]釆 [総画数]11 [コード]区点    2865      JIS   3C61      S‐JIS 8EDF [分類]常用漢字 [難読語] →おき‐まつり【釈奠】げんこうしゃくしょ【元亨釈書】さか【釈迦】さく‐てん【釈奠】しゃか【釈迦】せき‐ぜん【釈然】せき‐てん【釈奠】せっ‐かつ【釈褐】たいしゃく【帝釈】

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[音]セツ    セチ    エツ    ゼイ    セイ [訓]と‐く    よろこ‐ぶ [部首]言 [総画数]14 [コード]区点    3266      JIS   4062      S‐JIS 90E0 [分類]常用漢字 [難読語] →かえって‐とく【却説】く‐ぜち【口舌・口説】しし‐ふしゅせつ【止止不須説】せ‐きょう【説経】

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[音]タイ    トク [訓]か‐す [部首]貝 [総画数]12 [コード]区点    3463      JIS   425F      S‐JIS 91DD [分類]常用漢字

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[音]ジョク    トク [訓]かく‐す    かく‐れる [部首]匚 [総画数]10 [コード]区点    3831      JIS   463F      S‐JIS 93BD [分類]常用漢字 [難読語] →しゃのく【車匿】

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[音]トク [訓]え‐る    う‐る [部首]彳 [総画数]11 [コード]区点    3832      JIS   4640      S‐JIS 93BE [分類]常用漢字 [難読語] →ウルップ‐とう【ウルップ島】ぐふとく‐く【求不得苦】げん‐とく【験得・験徳】し・う【為得】しょう‐とく【所得】

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[音]トク [訓]めぐみ [部首]彳 [総画数]14 [コード]区点    3833      JIS   4641      S‐JIS 93BF [分類]常用漢字 [難読語] →い‐とく【懿徳】ウラジオストク【Vladivostok】き‐とく【耆徳】げん‐とく【験得・験徳】しゅう‐とく【宿徳】しょう‐とく【頌徳】だい‐とこ【大徳】とくごう‐とうげ【徳本峠】とこ‐まんざい【徳万歳】とっく‐り【徳利】はい‐とく【背徳・悖徳】

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[音]トク    トウ [訓]みぞ    けが‐れる    けが‐す    な‐れる [部首]水 [総画数]10 [コード]区点    3834      JIS   4642      S‐JIS 93C0 [難読語] →せっ‐とく【褻涜】とく‐しょく【涜職】ぼう‐とく【冒涜】

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[音]トク    ドク [訓]ひとり    ただ    こと‐なる [部首]牛 [総画数]10 [コード]区点    3835      JIS   4643      S‐JIS 93C1 [分類]常用漢字 [難読語] →アレクサンドリア【Alexandria】カトリック【オランダKatholiek】こってい【特牛】こってい‐うし【特牛】こっとい【特牛】ことい【特牛】ことい‐うし【特牛】フフホト【呼和浩特】フホホト【呼和浩特】

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[音]トク [訓]かみ    ただ‐す [部首]目 [総画数]13 [コード]区点    3836      JIS   4644      S‐JIS 93C2 [分類]常用漢字 [難読語] →かど‐の‐おさ【看督長】キリスト【ポルトガルCristo】こごう【小督】さえもん‐の‐かみ【左衛門督】

禿🔗🔉

禿 [音]トク [訓]はげ    かむろ    かぶろ [部首]禾 [総画数]7 [コード]区点    3837      JIS   4645      S‐JIS 93C3 [難読語] →かぶろ‐まつ【禿松】しら‐くも【白癬・白禿瘡】とく‐とう【禿頭】はげ‐こう【禿鸛】ぼうず‐かむろ【坊主禿】

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[音]トク [訓]あつ‐い [部首]竹 [総画数]16 [コード]区点    3838      JIS   4646      S‐JIS 93C4 [分類]常用漢字

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[音]ドク    トク [訓]そこな‐う [部首]毋 [総画数]8 [コード]区点    3839      JIS   4647      S‐JIS 93C5 [分類]常用漢字 [難読語] →ちん‐どく【鴆毒】どく‐え【毒荏】どく‐く【毒鼓】どっ‐く【毒鼓】と‐どく【荼毒】と‐どく【蠹毒】

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[音]トク    ドク [訓]ひと‐り [部首]犬 [総画数]9 [コード]区点    3840      JIS   4648      S‐JIS 93C6 [分類]常用漢字 [難読語] →うど【独活】ぎっこどく‐おん【給孤独園】けい‐どく【独・煢独】こま【独楽】こま‐つぶり【独楽】つち‐たら【独活】つむくり【独楽】ドイツ【Deutschland】どくじん‐とう【独参湯】どく‐せん【独擅】とっ‐こ【独鈷・独古・独股】ひき‐まゆ【匹繭・独繭】べい‐ごま【貝独楽】

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[音]トク    ドク    トウ [訓]よ‐む    よ‐み [部首]言 [総画数]14 [コード]区点    3841      JIS   4649      S‐JIS 93C7 [分類]常用漢字 [難読語] →とう‐し【読師】り‐と【吏読・吏道・吏吐】

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[音]ヨウ [訓]と‐ける    と‐く    と‐かす [部首]水 [総画数]13 [コード]区点    4547      JIS   4D4F      S‐JIS 976E [分類]常用漢字

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[音]ロン [訓]あげつら‐う    あげつら‐い    はか‐る    と‐く [部首]言 [総画数]15 [コード]区点    4732      JIS   4F40      S‐JIS 985F [分類]常用漢字 [難読語] →け‐ろん【戯論】げんぎょししゅろん【言語四種論】じょう‐ろん【諍論】はん‐ろん【汎論・泛論】ぼろ【梵論・暮露】ほろ‐みそ【法論味噌】ぼろん‐じ【梵論字・梵論師】もくろみ【目論見】もち‐ろん【勿論】よ‐ろん【輿論・世論】ろんごしっかい【論語集解】

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[音]トク [訓]めぐみ [部首]心 [総画数]12 [コード]区点    5560      JIS   575C      S‐JIS 9C7B

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[音]トク [訓]わる‐い [部首]心 [総画数]14 [コード]区点    5655      JIS   5857      S‐JIS 9CD5

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[音]トク    ドク [部首]片 [総画数]19 [コード]区点    6417      JIS   6031      S‐JIS E0AF [難読語] →かん‐どく【簡牘・竿牘】しょ‐とく【書牘】せき‐とく【尺牘】ほう‐とく【芳牘】

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[音]トク    ドク [訓]こうし [部首]牛 [総画数]19 [コード]区点    6425      JIS   6039      S‐JIS E0B7 [難読語] →し‐とく【舐犢】た‐ふさぎ【犢鼻褌・褌】とうさぎ【犢鼻褌・褌】ふどし【褌・犢鼻褌】ふんどし【褌・犢鼻褌】

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[音]トク    ドク [訓]ひと‐り [部首]犬 [総画数]16 [コード]区点    6455      JIS   6057      S‐JIS E0D5

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[音]トウ    トク    ドク [部首]糸 [総画数]24 [コード]区点    6991      JIS   657B      S‐JIS E39B [難読語] →が‐とう【牙纛】じゅぞう‐とうばん【鷲像纛幡】たい‐とう【大纛】とう‐ばん【纛幡・纛旛】

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[音]カイ    ゲ [訓]と‐く    と‐ける    と‐かす    ほど‐く    ほぐ‐す    わか‐る    ほつ‐れ    おこた‐る    めぐりあ‐う [部首]角 [総画数]13 [コード]区点    7527      JIS   6B3B      S‐JIS E65A

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[音]トク    ドク    トウ [訓]よ‐む    よ‐み [部首]言 [総画数]22 [コード]区点    7606      JIS   6C26      S‐JIS E6A4

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[音]セキ    シャク [訓]と‐く    と‐ける    す‐てる    お‐く    ゆる‐す [部首]釆 [総画数]20 [コード]区点    7857      JIS   6E59      S‐JIS E7D7

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[音]トク    ドク [部首]骨 [総画数]23 [コード]区点    8181      JIS   7171      S‐JIS E991 [難読語] →され‐こうべ【髑髏】しゃり‐こうべ【髑髏】しゃれ‐こうべ【髑髏】どく‐ろ【髑髏】

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[音]トク [訓]けが‐す    けが‐れる [部首] [総画数]27 [コード]区点    8366      JIS   7362      S‐JIS EA82

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