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たき‐もの【△薫物・×物】🔗🔉

たき‐もの【薫物・×物】 種々の香を調合して作った練り香。

ぶつ【物】🔗🔉

ぶつ【物】 現物や物件のこと。もの。「―を見せる」

ぶっ‐そう【物騒】‐サウ・【物×】‐ソウ🔗🔉

ぶっ‐そう【物騒】‐サウ・【物×‐ソウ [名・形動]よくない事が起きたり起こしたりしそうな危険な感じがすること。また、そのさま。「―な世の中」「―な連中」ざわざわとして落ち着かないこと。また、そのさま。「京中―の由承る間」〈古活字本保元・上〉落ち着きがなく、そそっかしいこと。また、そのさま。「―なる僧にて」〈沙石集・八〉◆「ぶっそう」が「ものさはがし」に「物騒」と当てて音読した和製漢語であるとする説もあるが、保元物語・沙石集とも「物」を当てているところからみて疑わしい。また、歴史的仮名遣いも「物」ならば「そう」である。

もの【物】🔗🔉

もの【物】 [名]空間のある部分を占め、人間の感覚でとらえることのできる形をもつ対象。物体。物品。「ごつごつした―に手が触れる」「山の上に光る―がある」商品。また、その質。品質。「同じような―が大量に出回る」「高いが―はよい」着物。衣服。「白っぽい―を着る」食物。「歩きながら―を食う」「―がのどを通らない」民法で、有体物。権利の客体となりうるもの。人間が考えることのできる形のない対象。何かの事柄・物事。「―の役に立つ」「―を思う」「恋という―」ことば。「あきれて―も言えない」文章。また、作品。「―を書くのを商売にする」「この作品は十年前に描かれた―だ」学問。「己れは此様(こん)な無学漢(わからずや)だのにお前は―が出来るからね」〈一葉・たけくらべ〉物事の筋道。道理。理屈。「―の順序をわきまえる」妖怪・怨霊など、不可思議な霊力をもつ存在。「―に憑(つ)かれる」「―の怪」(「…のもの」の形で)所有している物品・事物。所有物。「会社の―を私する」「その企画は彼の―だ」他の語句を受けて、その語句の内容を体言化する形式名詞。判断などを強調して示す。「負けたのがよほどくやしかった―と見える」「何をされるかわかった―じゃない」感動する気持ちを強調して示す。「二人とも大きくなった―だ」「悪いことはできない―だ」(「…するものだ」の形で)それが当然であるという気持ちを示す。「先輩の忠告は聞く―だ」「困ったときは助け合う―だ」(「…したものだ」の形で)過去を思い出してなつかしむ気持ちを示す。「あの店にはよく二人で行った―だ」名詞の下に付いて複合語をつくる。その種類にはいる品物・作品の意を表す。「SF―」「現代―」それに相当するもの、それだけの価値のあるもの、などの意を表す。「冷や汗―」「表彰状―」→もの〔助詞〕 →ものか〔連語〕 →ものかな〔連語〕 →ものかは〔連語〕 →ものから〔接助〕 →ものぞ〔連語〕 →もので〔接助〕 →ものなら〔接助〕 →ものの〔接助〕 →ものゆえ〔接助〕 →ものを〔助詞〕 〔接頭〕形容詞や形容動詞の語幹に付く。なんとなくそのような状態であるという意を表す。「―悲しい」「―寂しい」「―静か」いかにもそうであるという意を表す。「―めずらしい」「―すさまじい」 [下接句]縁は異なもの味なもの・自家薬籠中(やくろうちゆう)の物・人は見かけによらぬもの・故郷(ふるさと)は遠きにありて思うもの・銘の物・薬籠中の物

もん【△物】🔗🔉

もん【物】 「もの(物)」の音変化。近世後期頃から関東の言葉によく見られる。「うまい―が食いたい」「何か書く―はないか」「ばかなことをした―だ」

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[音]ブツ    モチ    モツ [訓]もの [部首]牛 [総画数]8 [コード]区点    4210      JIS   4A2A      S‐JIS 95A8 [分類]常用漢字 [難読語] →あが‐もの【贖物】あき‐もの【商物】いか‐もの【厳物】いか‐もの【如何物・偽物】イソホものがたり【伊曾保物語】いち‐ぶつ【逸物】いち‐もつ【逸物】いみ‐もの【忌(み)物・斎物】いも‐じ【鋳物師】いん‐ぶつ【音物・引物】いん‐もつ【音物】えら‐ぶつ【偉物・豪物】おんもの‐い【追物射・御物射】から‐もの【乾物・干物】く‐だ‐もの【果物・菓物】けん‐もつ【監物】ご‐もち【御物】さいもっぽ【済物浦】じょう‐もの【尉物】しょく‐ぶつ【贖物】すえ‐かなもの【据(え)金物・居文金物】ぞう‐ぶつ【贓物】ぞう‐もつ【贓物】だいもつ‐の‐うら【大物浦】たかむらものがたり【篁物語】たき‐もの【薫物・物】ため‐つ‐もの【多明物・多米都物・味物】つくも‐どころ【作物所】つゆ‐もの【汁物】てがい‐もの【手掻物・転害物】でけ‐もの【出来物】のり‐もの【賭物】ひき‐もの【疋物・匹物】ひた‐もの【直物・頓物】ひとえ‐もの【単物】ひね‐もの【陳物】ひ‐もの【干物・乾物】ひ‐もの【檜物】ぶっ‐そう【物騒】・【物ほう‐もち【捧物】まじ‐もの【蠱物】もっ‐け【物怪・勿怪】もっ‐こ【物故】もっ‐そう【物相・盛相】もっ‐たい【勿体・物体】もの‐あい【物間】ものがたり‐ぶみ【物語書】もの‐ぐさ【物種】もの‐ざね【物実】ものによせておもいをのぶる‐うた【寄物陳思歌】もの‐の‐ふ【武士・物部】もの‐の‐べ【物部】もの‐もう【物申】もの‐よし【物吉】ゆう‐ぶつ【尤物】よそもの‐どころ【装物所】

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