複数辞典一括検索+

ずき【△付き】づき🔗🔉

ずき【付き】づき 捕吏、警官、また、警察からの手配などをいう俗語。

付きが回・る🔗🔉

付きが回・る 犯人として手配される。手が回る。

つき【付き・△附き】🔗🔉

つき【付き・附き】 付くこと。付着すること。また、そのぐあい。「―のいい粘着テープ」火がつくこと。火が移って燃えるぐあい。火つき。「―の悪いマッチ」ある人のそばにつき従うこと。また、その人。付き添い。「夫々(それぞれ)に支度して老実(まめやか)の―を撰み」〈一葉・暁月夜〉→御付(おつ)かっこう。ようす。「体の―がちょっとだけ違うよってなあ」〈谷崎・卍〉好運。「―が回る」「―が落ちる」からだに関する名詞の下に付いて、そのもののようす・かっこうを表す。「顔―」「手―」名詞の下に付いて、そのものが付属していることを表す。「家具―のアパート」人を表す名詞の下に付いて、その人の世話をする役であることを表す。「社長―秘書」手がかりになるもの。「人にあはむ―のなきには思ひおきて胸はしり火に心やけをり」〈古今・雑体〉《試金石にすりつけて調べるところから》金銀の品質。「―の悪き銀(かね)を」〈浮・永代蔵・五〉

つき‐あい【付(き)合い】‐あひ🔗🔉

つき‐あい【付(き)合い】‐あひ 人と交際すること。「彼とは長い―だ」義理や社交上の必要から人と交わること。「―が悪い人」「―酒」→交際[用法]

つき‐あ・う【付(き)合う】‐あふ🔗🔉

つき‐あ・う【付(き)合う】‐あふ [動ワ五(ハ四)]行き来したりして、その人と親しい関係をつくる。交際する。「隣近所と親しく―・う」恋人として交際する。「今―・っている彼女」行動をともにする。「残業に―・う」「食事を―・う」

つき‐あがり【付き上がり】🔗🔉

つき‐あがり【付き上がり】 相手のおとなしいのに付け込むこと。つけあがり。「弱みを見せるとなほ―がする」〈滑・膝栗毛・五〉

つき‐うま【付(き)馬】🔗🔉

つき‐うま【付(き)馬】付け馬」に同じ。

つき‐きり【付(き)切り】🔗🔉

つき‐きり【付(き)切り】 少しも離れることなく付き添うこと。つきっきり。「―で看病する」

つき‐したが・う【付(き)従う・付き△随う】‐したがふ🔗🔉

つき‐したが・う【付(き)従う・付き随う】‐したがふ [動ワ五(ハ四)]あとについて行く。お供をする。「いつも社員が―・う」服従する。配下となる。「大国に―・う」「敵近国より起って、―・ひたる勢さまで多しとも聞えねば」〈太平記・八〉

つき‐そい【付(き)添い】‐そひ🔗🔉

つき‐そい【付(き)添い】‐そひ 付き添うこと。また、その人。「患者の―」

つき‐そ・う【付(き)添う】‐そふ🔗🔉

つき‐そ・う【付(き)添う】‐そふ [動ワ五(ハ四)]世話などをするためにそばについている。「病人に―・う」「入学式に―・ってゆく」

つき‐づき【付き付き】🔗🔉

つき‐づき【付き付き】 そば仕えの者。付き添いの者。「―の女も哀れにいたましく思ふうちにも」〈浮・五人女・一〉

つきづき・し【付き付きし】🔗🔉

つきづき・し【付き付きし】 [形シク]いかにもぴったりしていてふさわしい。似合っている。「いと寒きに、火など急ぎおこして、炭もてわたるもいと―・し」〈枕・一〉

つきっ‐きり【付きっ切り】🔗🔉

つきっ‐きり【付きっ切り】付き切り」に同じ。「―の看病」

つき‐とも‐な・い【付きとも無い】🔗🔉

つき‐とも‐な・い【付きとも無い】 [形]つきともな・し[ク]《近世語》ふさわしくない。不都合だ。つきなし。「節季でもあることか、―・い今日に限り、このやうにせがむのは」〈浄・二枚絵草紙〉

つき‐な【付き無】🔗🔉

つき‐な【付き無】 [連体]変な。おかしな。「―事を言ふまいぞ」〈洒・辰巳之園〉

つき‐な・し【付き無し】🔗🔉

つき‐な・し【付き無し】 [形ク]不案内なさま。どうしていいかわからない。「逢ふ事の今ははつかになりぬれば夜ふかからでは―・かりけり」〈古今・雑体〉不似合いであるさま。ふさわしくない。「もとよりかかるありきに―・き身なればにや」〈和泉式部日記〉不愉快であるさま。心に添わない。気にくわない。「いかにかく籠りおはします。―・くも思ほさるらむ」〈宇津保・嵯峨院〉

つき‐は【付(き)端】🔗🔉

つき‐は【付(き)端】 いくらか関連のあるところ。「お種は―も無い事を言出した」〈紅葉・多情多恨〉

つき‐びと【付(き)人】🔗🔉

つき‐びと【付(き)人】 付き添って身のまわりの世話をする人。現在では多く、芸能人や力士の場合にいう。つけびと。

つき‐まつわ・る【付き×纏わる】‐まつはる🔗🔉

つき‐まつわ・る【付き×纏わる】‐まつはる [動ラ五(四)]そばについて離れようとしない。また、ある気持ちなどがからみついて離れない。まつわりつく。「子供がうるさく―・る」「苦い思い出が―・る」

つき‐まと・う【付き×纏う】‐まとふ🔗🔉

つき‐まと・う【付き×纏う】‐まとふ [動ワ五(ハ四)]離れずに、いつもそばに付き従う。「弟が―・う」「物売りに―・われる」ある事情などが、ついてまわって離れない。また、ある気持ちなどが、いつも頭から離れない。「リスクが―・う仕事」「不安が―・う」

つき‐もの【付(き)物】🔗🔉

つき‐もの【付(き)物】 その物に付属して用をなす物。また、ある物事と密接な関係をもち、それといつも取り合わせて考えられるもの。墨(すみ)と硯(すずり)、権利と義務、梅と鶯(うぐいす)の類。ある物事にかならずついてまわるとされる性質や状態。「スポーツにけがは―だ」書籍や雑誌に綴じ込まれたり、差し込まれたりしている付属印刷物。また、付録やブックカバー・帯紙など。

つき‐もの【付き者】🔗🔉

つき‐もの【付き者】 つきそう人。また、つきまとう人。「―の女郎、はじめのあらましをささやけば」〈浮・諸艶大鑑・四〉

大辞泉−付きで始まるの検索結果 1-23