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あそう【麻生】あさふ🔗🔉

あそう【麻生】あさふ 狂言。麻生の某の召使い下六(源六)が、主人の宿がわからなくなり、迎えに来た藤六と囃子物(はやしもの)で探し当てる。

あそうぎ【×阿僧×祇】🔗🔉

あそうぎ【×阿僧×祇】 《梵asakhyaの音写。無数・無央数と訳す》数えられないほどの大きな数。数の単位。一〇の五六乗。一説に、一〇の六四乗。

あそうぎゃ【阿僧伽】🔗🔉

あそうぎゃ【阿僧伽】 《梵Asagaの音写》無著(むじやく)菩薩のこと。

あそう‐ひさし【麻生久】あさふ‐🔗🔉

あそう‐ひさし【麻生久】あさふ‐一八九一〜一九四〇]政治家。大分の生まれ。社会運動家から日本労働総同盟幹部となり、のち、日本労農党を結成。衆議院議員当選後は新体制運動に参加。著「濁流に泳ぐ」など。

あそくじゅう‐こくりつこうえん【阿蘇くじゅう国立公園】あそクヂユウコクリツコウヱン🔗🔉

あそくじゅう‐こくりつこうえん【阿蘇くじゅう国立公園】あそクヂユウコクリツコウヱン 熊本・大分両県にまたがる山岳国立公園。阿蘇山を中心に、九重火山群・由布(ゆふ)岳・鶴見岳などを含む。

あそ‐こ【△彼△処・△彼△所】🔗🔉

あそ‐こ【処・所】 [代]遠称の指示代名詞。話し手と聞き手の双方が承知している場所や状況、人などをさす。あの場所、または、例の場所。あすこ。「―に見える店」「また―で待ってるよ」あのような程度。あれほど。「―まで仲が悪いとは思わなかった」三人称の人代名詞。あの人。彼。「此の事―と少将ともろ心に」〈宇津保・嵯峨院〉

あそこ‐いら【△彼△処いら】🔗🔉

あそこ‐いら【処いら】 [代]「あそこら」に同じ。

あそこ‐ら【△彼△処ら】🔗🔉

あそこ‐ら【処ら】 [代]遠称の指示代名詞。「あそこ」よりもやや広い範囲の場所を漠然とさす。あすこら。あそこいら。「―は最近開けてきた所だ」

あそ‐さん【阿蘇山】🔗🔉

あそ‐さん【阿蘇山】 九州中央部の活火山。外輪山と数個の中央火口丘からなり、外輪山は南北二四キロ、東西一八キロで、世界最大級のカルデラをなす。最高峰は高岳(たかだけ)で、標高一五九二メートル。南麓には名水として知られる白川水源がある。

アソシエーション【association】🔗🔉

アソシエーション【association】 共通の目的や関心を持つ人々が、自発的に作る集団や組織。学校・教会・会社・組合など。しばしばコミュニティーに対置される。連合。連想。心理学の用語。

アソシエーション‐フットボール【association football】🔗🔉

アソシエーション‐フットボール【association football】 サッカー。ア式蹴球(しゆうきゆう)

あそ‐じんじゃ【阿蘇神社】🔗🔉

あそ‐じんじゃ【阿蘇神社】 熊本県阿蘇郡一の宮町にある神社。主祭神は健磐竜命(たけいわたつのみこと)。御田植神事は有名。肥後国一の宮。

あそば・す【遊ばす】🔗🔉

あそば・す【遊ばす】 [動サ五(四)]《動詞「あそぶ」の未然形+使役の助動詞「す」から》遊ぶようにする。遊びをさせる。遊ばせる。「子供を公園で―・す」人材・場所・道具などを活用しないままでおく。「不況で機械を―・している」「―・してある土地」《動詞「あそぶ」の未然形+尊敬の助動詞「す」から》「する」の尊敬語。「いかが―・しましたか」遊猟・音楽・詩歌など、遊芸をする意の尊敬語。音楽をなさる。楽器を演奏なさる。「昔の殿上人は…御箏、御琵琶など常に弾きなどしつつ―・しけるに」〈今昔・一九・一七〉詩歌をお詠みになる。「和歌も―・しけるにこそ」〈大鏡・良房〉字や文をお書きになる。「御書―・いて賜(た)うだりけり」〈平家・六〉(補助動詞)「お…あそばす」「ご(御)…あそばす」の形で用いて、尊敬の意を表す。「お読み―・せ」「御免―・せ」「いろいろ御苦労―・すそうで」

あそばせ‐ことば【遊ばせ言葉】🔗🔉

あそばせ‐ことば【遊ばせ言葉】 「御免あそばせ」「お出かけあそばせ」のように、文末などに「…あそばせ」を用いる女性の言葉遣い。転じて、女性のきわめてていねいな、上品ぶった口のきき方。

あそび【遊び】🔗🔉

あそび【遊び】 遊ぶこと。「―に興じる」酒色にふけったり、賭け事をしたりすること。遊興。「―で身を持ち崩す」仕事がないこと。仕事ができなくてひまなこと。「受注がなくて当分―だ」物事にゆとりのあること。「芸に―がある」機械などで、急激な力の及ぶのを防ぐため、部品の結合にゆとりをもたすこと。「ハンドルの―」文学上の立場で、対象を理性的に突き放してみる傍観者的な態度。森鴎外が示したもの。「遊び紙」の略。詩歌・音楽・舞い・狩猟などを楽しむこと。「―は夜。人の顔見えぬほど」〈枕・二一四〉遊び女(め)。「―どもの集ひ参れる」〈源・澪標〉《「神遊び」の略》神を祭るための舞楽。神楽。「豊の―をするが楽しさ」〈神楽歌・篠〉 [類語]遊戯・戯(たわむ)れ・遊(すさ)び・気晴らし・慰み事・娯楽・遊技・ゲーム・プレー・レジャー・レクリエーション/遊興・遊蕩(ゆうとう)・遊楽・道楽・放蕩

あそび‐あか・す【遊び明かす】🔗🔉

あそび‐あか・す【遊び明かす】 [動サ五(四)]夜が明けるまで遊ぶ。夜通し遊ぶ。「盛り場で―・す」夜通し詩歌・管弦などの遊びをする。「夜もすがら―・し給ふ」〈源・胡蝶〉

あそび‐がたき【遊び敵】🔗🔉

あそび‐がたき【遊び敵】 遊び相手。「図らず妹を得たりしかば、よき―できたりとて」〈逍遥・当世書生気質〉

あそび‐がね【遊び金】🔗🔉

あそび‐がね【遊び金】 有効な使い道がないため、むだにしまっておく金。寝かしてある金。

あそび‐がみ【遊び紙】🔗🔉

あそび‐がみ【遊び紙】 《flyleaf》書物の巻頭・巻末の見返し紙と本文との間に入れる白紙。

あそび‐ぐさ【遊び△種】🔗🔉

あそび‐ぐさ【遊び種】 遊びの材料。また、遊び相手。「いとをかしううち解けぬ―に、誰も誰も思ひ聞こえ給へり」〈源・桐壺〉

あそび‐ぐせ【遊び癖】🔗🔉

あそび‐ぐせ【遊び癖】 仕事や勉強を怠ける習慣。また、遊興にふけりやすい癖。「―がつく」

あそび‐ぐるま【遊び車】🔗🔉

あそび‐ぐるま【遊び車】 二軸間に動力を伝えるとき使用するベルトを導くための車。二つの車の間にあって、緩みを防いだり、方向を変えたりする。回転方向を変えるため、二つの歯車の間に入れる歯車。

あそび‐ごころ【遊び心】🔗🔉

あそび‐ごころ【遊び心】 遊びたいと思う気持ち。また、遊び半分の気持ち。ゆとりやしゃれけのある心。「まじめ一方で―がない」音楽を好む心。「みかど、いみじう―おはしませど」〈栄花・鶴の林〉

あそび‐ごと【遊び事】🔗🔉

あそび‐ごと【遊び事】 遊び。遊戯。遊び半分の物事。気慰みにすること。勝負事。

あそび‐ことば【遊び言葉】🔗🔉

あそび‐ことば【遊び言葉】 話しはじめや話のつなぎとしてさしはさむ、内容には直接関係のない言葉。「あのう」「ええと」の類。

あそび‐ごま【遊び×駒】🔗🔉

あそび‐ごま【遊び×駒】 将棋で、その局面の攻防に有効に働いていない駒。

あそび‐たわむ・れる【遊び戯れる】‐たはむれる🔗🔉

あそび‐たわむ・れる【遊び戯れる】‐たはむれる [動ラ下一]あそびたはむ・る[ラ下二]おもしろそうに遊ぶ。遊び興じる。「子犬と―・れる」

あそび‐て【遊び手】🔗🔉

あそび‐て【遊び手】 遊び好きな人。遊び上手な人。

あそび‐にん【遊び人】🔗🔉

あそび‐にん【遊び人】 定職がなくぶらぶらと暮らしている人。遊興を好み、遊び慣れている人。遊び好き。放蕩者(ほうとうもの)ばくち打ち。

あそび‐はんぶん【遊び半分】🔗🔉

あそび‐はんぶん【遊び半分】 [名・形動]いいかげんな気持ちで物事に取り組むこと。また、そのさま。「―に受験する」

あそび‐びと【遊び人】🔗🔉

あそび‐びと【遊び人】 宮中などで音楽を演奏する人。楽人。伶人(れいじん)。「例の―たち数を尽くして」〈宇津保・嵯峨院〉

あそび‐ほう・ける【遊び×呆ける】🔗🔉

あそび‐ほう・ける【遊び×呆ける】 [動カ下一]他のことをかえりみないで、遊びに熱中する。「仕事を忘れて―・ける」

あそび‐め【遊び女】🔗🔉

あそび‐め【遊び女】 管弦・歌舞などで、酒席などの興を取り持ち、また、売春する女。白拍子(しらびようし)・遊女の類。浮かれ女(め)。遊び者。

あそび‐もの【遊び物】🔗🔉

あそび‐もの【遊び物】 遊び道具。おもちゃ。「をかしき絵、―ども」〈源・若紫〉楽器。「多くの―の音」〈源・常夏〉

あそび‐もの【遊び者】🔗🔉

あそび‐もの【遊び者】遊び女(め)」に同じ。「静と云ふ―を置かれたり」〈義経記・四〉

あそ・ぶ【遊ぶ】🔗🔉

あそ・ぶ【遊ぶ】 [動バ五(四)]スポーツ・趣味など好きなことをして楽しい時間を過ごす。「野球をして―・ぶ」「よく学び、よく―・べ」何もしないでぶらぶらして時を過ごす。決まった仕事・職がなく暇でいる。「失業して―・んでいる」飲酒・色事・ギャンブルなどに身を入れる。遊興する。「―・ぶ金欲しさに盗みをはたらく」労力・機械・土地などが有効に使われずに捨て置かれる。「手が―・んでいる」「―・んでいる資本」(「…にあそぶ」の形で)見物や勉学のために他の土地へ行く。旅行する。遊学する。「京都に―・ぶ」「三年間パリに―・ぶ」野球で、投手が打者のねらいをさぐったり、打ち気をそらしたりするために、わざとボールになる球を投げる。「ツーストライクのあと一球―・ぶ」相手をもてあそぶ。からかう。「力が違いすぎて、すっかり―・ばれてしまった」詩歌・管弦などを楽しむ。「をとこは、うけきらはず呼び集へて、いとかしこく―・ぶ」〈竹取〉 [可能]あそべる

あそぶ‐いと【遊糸】🔗🔉

あそぶ‐いと【遊糸】 《「遊糸(ゆうし)」の訓読みから》陽炎(かげろう)。いとゆう。「曇りなくなぎたる空に―に琴柱(ことぢ)をたてて帰る雁(かりがね)」〈夫木・五〉

あそみ【△朝△臣】🔗🔉

あそみ【臣】 天武天皇が制定した八色(やくさ)の姓(かばね)の第二位。初めは、皇族から降下した有力氏族に与えられたが、平安時代以後は皇子・皇孫にも与えられ、姓の第一位となった。あそ。あそん。

あそん【△朝△臣】🔗🔉

あそん【臣】 《「あそみ」の音変化。中・近世は「あっそん」とも》あそみ(朝臣)」に同じ。平安時代、五位以上の人につける敬称。三位以上は姓の下につけ、四位は名の下につけ、五位は姓名の下につけたという。「藤原―」「信隆(のぶたか)―」「在原業平(ありわらのなりひら)―」(代名詞的に用いて)平安時代、宮廷貴族間で使われた、男子に対する呼び方。「―や、御休み所もとめよ」〈源・藤裏葉〉

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[音]ユウ    ユ [訓]あそ‐ぶ    あそ‐び    すさ‐び [部首] [総画数]12 [コード]区点    4523      JIS   4D37      S‐JIS 9756 [分類]常用漢字 [難読語] →くちずさみ【口遊】ごう‐ゆう【遨遊】しょう‐ゆう【縦遊】たわれ‐め【戯れ女・遊女】つるび【交尾・遊牝】つるみ【交尾・遊牝】ゆう‐げ【遊戯】ゆう‐よく【遊弋】ゆ‐け【遊化】ゆ‐げ【遊戯】

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[音]ゴウ [訓]あそ‐ぶ    おご‐る [部首]攴 [総画数]11 [コード]区点    5836      JIS   5A44      S‐JIS 9DC2

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[音]ユウ [訓]あそ‐ぶ    およ‐ぐ [部首]水 [総画数]12 [コード]区点    6266      JIS   5E62      S‐JIS 9FE0

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[音]ゴウ [訓]あそ‐ぶ [部首] [総画数]15 [コード]区点    7811      JIS   6E2B      S‐JIS E7A9 [難読語] →ごう‐ゆう【遨遊】

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