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さ‐め🔗🔉

さ‐め 牛馬などの毛の白いもの。両眼の縁の白いものかともいう。「名おそろしきもの。…牛は―」〈能因本枕・一五七〉

さめ【×鮫】🔗🔉

さめ【×鮫】 サメ目の軟骨魚の総称。体は細長く、背びれは通常二基あり、尾びれは上葉が長い。口は頭の下面にあり、えらあなは体側に五〜七対並ぶ。歯は常に新しいものが生えかわる。動物食。卵胎生が多いが、卵生・胎生のものもある。大半は海産で、現生種は二五〇種、日本近海にいるのはウバザメ・オナガザメ・ツノザメ・ノコギリザメなど一五〇種。肉は練り製品の原料に、ひれは中華料理に用いられる。ふか。わに。《季 冬》「ふなびとら―など雪にかき下ろす/楸邨」

さめ‐いし【×鮫石】🔗🔉

さめ‐いし【×鮫石】 紡錘虫(ぼうすいちゆう)の化石を含む大理石。岐阜県大垣市赤坂町に産する。

さめがはし【鮫河橋】🔗🔉

さめがはし【鮫河橋】 東京都新宿区若葉町のあたりにあった地名。江戸時代には岡場所があった。

さめ‐がれい【×鮫×鰈】‐がれひ🔗🔉

さめ‐がれい【××鰈】‐がれひ カレイ科の海水魚。全長約六〇センチ。体の有眼側にいぼ状の突起が多数ある。食用。

さめ‐がわ【×鮫皮】‐がは🔗🔉

さめ‐がわ【×鮫皮】‐がは 鮫の皮を乾かしたもの。刀の柄(つか)・鞘(さや)を巻く装飾に用いるほか、靴を作ったり、物を磨くのに用いたりする。

さめ‐かんゆ【×鮫肝油】🔗🔉

さめ‐かんゆ【×鮫肝油】 鮫の肝臓からとった黄色い油。皮革の仕上げその他に用いる。

さ‐め・く🔗🔉

さ‐め・く [動カ四]《「ざめく」とも》騒がしく音を立てる。ざわめく。「からすの集まりて飛びちがひ、―・き鳴きたる」〈枕・二八〉

さめ‐こもん【×鮫小紋】🔗🔉

さめ‐こもん【×鮫小紋】 鮫の皮のように細かい点で円弧形を重ねた模様を表した小紋。江戸時代には裃(かみしも)に用いられたが、現在は着物に一色染めで用いられることが多い。

さめ‐ざめ🔗🔉

さめ‐ざめ [副]しきりに涙を流して静かに泣くさま。「―と泣く」心にしみるようなことをしみじみと言うさま。「ひたぶるに世を思ひすごし心のほどかきつくし、うち泣き、―とのたまひて」〈浜松・五〉

さめ‐ざや【×鮫×鞘】🔗🔉

さめ‐ざや【××鞘】 鮫の皮を巻いて作った刀の鞘。

さめ‐すが【×鮫△氷】🔗🔉

さめ‐すが【×氷】 鮫の軟骨を薄く削って乾かした食品。三杯酢にしたり煮たりして食べる。宮城県地方の名産。

さめ‐はだ【×鮫肌・×鮫△膚】🔗🔉

さめ‐はだ【×鮫肌・×膚】 鮫の皮のように乾いてざらざらした皮膚。

さめはだ‐やき【×鮫肌焼(き)】🔗🔉

さめはだ‐やき【×鮫肌焼(き)】(うわぐすり)が鮫の肌のように粒状になった陶器。薩摩焼・萩焼などにみられる。

さめ‐びたき【×鮫×鶲】🔗🔉

さめ‐びたき【××鶲】 ヒタキ科ヒタキ亜科の鳥。スズメより小形で、全体に暗褐色、下腹部は白い。アジアに分布。日本では夏鳥。《季 夏》

さめ‐やすり【×鮫×鑢】🔗🔉

さめ‐やすり【××鑢】 鮫の皮を板に張りつけて作り、物を磨くのに用いるもの。

さめ‐やら‐ぬ【覚め△遣らぬ】🔗🔉

さめ‐やら‐ぬ【覚め遣らぬ】 〔連語〕《動詞「さ(覚)む」の連用形+動詞「や(遣)る」の未然形+打消しの助動詞「ず」の連体形》完全には覚めきっていない。「眠りから―朝まだき」

さ・める【冷める】🔗🔉

さ・める【冷める】 [動マ下一]さ・む[マ下二]熱い物が熱を失う。熱せられたものの温度が下がる。「スープが―・める」「御飯が―・める」高まっていた感情や興味が衰えたり薄らいだりする。「愛情が―・める」「ゴルフ熱が―・める」

さ・める【覚める・×醒める】🔗🔉

さ・める【覚める・×醒める】 [動マ下一]さ・む[マ下二]眠っている状態から、意識のはっきりした状態に戻る。「朝早く目が―・める」「麻酔が―・める」眠けや酒の酔いが消える。「酔いがいっぺんに―・める」心をとらえていた迷いがなくなる。正気をとりもどす。冷静になる。「悪い夢から―・める」「―・めた目で見る」

さ・める【×褪める】🔗🔉

さ・める【×褪める】 [動マ下一]さ・む[マ下二]《「冷める」と同語源》染色などによってつけられた色の度合いが弱まる。色が薄くなる。あせる。「着古して色の―・めた背広」→褪(あ)せる[用法]

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[音]カク    キョウ    コウ [訓]おぼ‐える    さ‐める    さ‐ます    さと‐る    あらわ‐す    あらわ‐れる    あらわ    おぼ‐え [部首]見 [総画数]12 [コード]区点    1948      JIS   3350      S‐JIS 8A6F [分類]常用漢字 [難読語] →かくばん【覚鑁】

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[音]コウ [訓]さめ [部首]魚 [総画数]17 [コード]区点    2713      JIS   3B2D      S‐JIS 8E4C [難読語] →さめ‐すが【鮫氷】わに‐ざめ【鰐鮫】

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[音]セイ    ショウ [訓]さ‐める [部首]酉 [総画数]16 [コード]区点    3235      JIS   4043      S‐JIS 90C1

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[音]レイ    リョウ [訓]ひ‐える    ひ‐やす    さ‐ます    さ‐める    つめ‐たい    ひ‐ややか    ひ‐やかす    ひ‐や    ひ‐え [部首]冫 [総画数]7 [コード]区点    4668      JIS   4E64      S‐JIS 97E2 [分類]常用漢字 [難読語] →ざさまさぬ‐ひほう【座不冷秘法】れいぜい【冷泉】

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[音]ゴ [訓]さ‐める [部首]宀 [総画数]14 [コード]区点    5372      JIS   5568      S‐JIS 9B88 [難読語] →ご‐び【寤寐】

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[音]カク    キョウ    コウ [訓]おぼ‐える    さ‐める    さ‐ます    さと‐る    あらわ‐す    あらわ‐れる    あらわ    おぼ‐え [部首]見 [総画数]20 [コード]区点    7520      JIS   6B34      S‐JIS E653

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