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おこし‐だね【種】🔗🔉

おこし‐だね【種】 おこしの材料とする、米や粟を蒸し、乾かして煎ったもの。

くさ【△種】🔗🔉

くさ【種】 [名]物事が生じるもとになるもの。たね。材料。原因。多く「ぐさ」と濁り、複合語として用いる。「語り―」「質―」たぐい。種類。「唐土(もろこし)、高麗(こま)と尽くしたる舞ども、―多かり」〈源・紅葉賀〉〔接尾〕助数詞。物の種類を数えるのに用いる。「二―づつ合はせさせ給へ」〈源・梅枝〉

くさ‐ぐさ【△種△種】🔗🔉

くさ‐ぐさ【種】 種類や品数の多いこと。さまざま。いろいろ。「―の意見」

くさ‐わい【△種はひ】‐はひ🔗🔉

くさ‐わい【種はひ】‐はひ 《「わい」は接尾語「わう」の連用形から》物事をひき起こす原因。たね。「思ひ沈むべき―なきとき」〈源・梅ケ枝〉種類。品々。「物の―はならびたれば」〈落窪・一〉興味をひくたねとなるもの。趣。「唐土(もろこし)の物なれど、人わろきに、何の―もなく」〈源・末摘花〉

しゅ【種】🔗🔉

しゅ【種】 一定の基準によって分類・類別したもの。種類。たぐい。「この―の食べ物は苦手だ」生物分類学上の基本単位。属の下位。共通する形態的特徴をもち、他の個体群との形態の不連続性、交配および生殖質の合体の不能、地理的分布の相違などによって区別できる個体群。種を細分するときは亜種・変種・品種を用いる。「種概念」の略。

しゅう‐じ【△種子】🔗🔉

しゅう‐じ【種子】 《梵bjaの訳》仏語。法相宗で、人の心の主体である阿頼耶識(あらやしき)にそなわっていて、一切の現象を生じる可能性のこと。→しゅじ(種子)

しゅ‐がいねん【種概念】🔗🔉

しゅ‐がいねん【種概念】 論理学で、ある概念の外延のうちに別の概念の外延が含まれる場合、前の上位概念に対して後の下位概念をいう。例えば、「生物」に対する「動物」の類。→類概念

しゅ‐かく【種核】🔗🔉

しゅ‐かく【種核】 種子の種皮につつまれた中身。胚乳(はいにゆう)と胚。

しゅ‐ぎゅう【種牛】‐ギウ🔗🔉

しゅ‐ぎゅう【種牛】‐ギウ たねうし。

しゅ‐げい【種芸】🔗🔉

しゅ‐げい【種芸】 [名]スル作物や草木を植えつけること。「多く洋芋を―す」〈村田文夫・西洋聞見録〉

しゅ‐こん【種根】🔗🔉

しゅ‐こん【種根】 植物の種子が発芽するときに初めに出る根。種子根。生まれ。素性。「師光は阿波の国の者、―田舎者なりけり」〈盛衰記・四〉

しゅ‐さ【種差】🔗🔉

しゅ‐さ【種差】 論理学で、同一の類に属する多くの種において、ある種に特有で、それを他のすべての種から区別する特性。例えば、「動物」という類において、「人間」を他のすべての動物から区別する場合、「人間」に特有の「理性」など。

しゅ‐し【種子】🔗🔉

しゅ‐し【種子】 種子植物で、受精した胚珠(はいしゆ)が成熟して休眠状態になったもの。発芽して次の植物体になる胚と、胚の養分を貯蔵している胚乳、およびそれらを包む種皮からなる。たね。

しゅ‐じ【種子】🔗🔉

しゅ‐じ【種子】 密教で、仏・菩薩(ぼさつ)の象徴として書き表す梵字(ぼんじ)。種字。種子字。→しゅうじ(種子)

しゅじ‐げさ【種子×袈×裟】🔗🔉

しゅじ‐げさ【種子××裟】 仏語。三衣(さんえ)の種子である三字を縫い込んだり、書いたりした袈裟。

しゅし‐しょくぶつ【種子植物】🔗🔉

しゅし‐しょくぶつ【種子植物】 植物界の一門。種子で増える植物。被子植物と裸子植物の二亜門に分ける。顕花植物。

しゅ‐じゅ【種種】🔗🔉

しゅ‐じゅ【種種】 [名・形動]《古く「しゅしゅ」とも》数多くの種類があること。また、そのさま。副詞的にも用いる。さまざま。とりどり。いろいろ。「―な(の)やり方」「治療を―試みる」

しゅじゅ‐ざった【種種雑多】🔗🔉

しゅじゅ‐ざった【種種雑多】 [名・形動]異質のものが多く入り交じっていること。また、そのさま。「―な知識」

しゅじゅ‐そう【種種相】‐サウ🔗🔉

しゅじゅ‐そう【種種相】‐サウ いろいろな姿、また、ようす。

しゅ‐しょう【種性】‐シヤウ🔗🔉

しゅ‐しょう【種性】‐シヤウ 仏語。修行する人の素質。悟りを開く種となる素質。

しゅ‐しょうめい【種小名】‐セウメイ🔗🔉

しゅ‐しょうめい【種小名】‐セウメイ 生物の二名法による学名で、属名のあとに付ける名称。その種の特徴を表し、ラテン語化した形容詞を用いる。

しゅ‐せい【種姓】🔗🔉

しゅ‐せい【種姓】 すじょう(種姓)

しゅ‐ぞく【種族・種属】🔗🔉

しゅ‐ぞく【種族・種属】 動物や植物で、同じ部類に属するもの。同一言語・同質の文化を共有する比較的小さな民族的集団。部族。天文学で、星を場所・年齢・HR(エツチアール)図などの違いにより分類したもの。散開星団で代表される銀河の腕の部分に存在する若い星が種族、球状星団で代表される銀河の中核部などに存在する古い星が種族

しゅぞくほぞん‐ほんのう【種族保存本能】🔗🔉

しゅぞくほぞん‐ほんのう【種族保存本能】 生物が自己の種族を存続させようとする行動または原動力となるもの。

しゅちいん‐だいがく【種智院大学】シユチヰン‐🔗🔉

しゅちいん‐だいがく【種智院大学】シユチヰン‐ 京都市南区にある私立大学。明治三八年(一九〇五)創設の京都専門学校を母体に、昭和二四年(一九四九)新制大学として発足。

しゅ‐ちく【種畜】🔗🔉

しゅ‐ちく【種畜】 繁殖用または品種改良のために飼育される家畜。種牛・種馬など。

しゅちく‐ぼくじょう【種畜牧場】‐ボクヂヤウ🔗🔉

しゅちく‐ぼくじょう【種畜牧場】‐ボクヂヤウ 家畜の増殖・改良を図るため、優秀な種畜を生産・飼育している牧場。農林水産省所属で、全国に一五か所ある。

しゅ‐とう【種痘】🔗🔉

しゅ‐とう【種痘】 痘瘡(とうそう)に対する免疫をつくるための予防接種。一七九六年、英国の医師ジェンナーが発明。牛痘を用いる。植え疱瘡(ぼうそう)。《季 春》

しゅのきげん【種の起源】🔗🔉

しゅのきげん【種の起源】 《原題On the Origin of Species by Means of Natural Selection》生物学書。ダーウィン著。一八五九年初版。生物は自然淘汰によって適者が生存し、それが蓄積されて進化すると唱えたもの。進化論の最も重要な古典。

しゅ‐ば【種馬】🔗🔉

しゅ‐ば【種馬】 種つけ用の牡馬。たねうま。

しゅ‐ひ【種皮】🔗🔉

しゅ‐ひ【種皮】 種子の外側を包んでいる皮。珠皮が発達したもの。

しゅ‐ひ【種肥】🔗🔉

しゅ‐ひ【種肥】 まいた種に施す肥料。たねごえ。

しゅ‐びょう【種苗】‐ベウ🔗🔉

しゅ‐びょう【種苗】‐ベウ 植物のたねとなえ。栽培漁業で、稚魚のこと。「―放流」

しゅ‐べつ【種別】🔗🔉

しゅ‐べつ【種別】 [名]スル種類・種目によって区別すること。また、その区別。「標本を―する」

しゅほう‐づけ【種方付け】シユハウ‐🔗🔉

しゅほう‐づけ【種方付け】シユハウ‐ 薬の調合材料・分量・方法などを書くこと。また、その書きつけ。処方。処方箋(しよほうせん)。「彼に―いたさせ、いづれも吟味の上、御薬調合さすべし」〈浮・伝来記・五〉

しゅ‐めい【種名】🔗🔉

しゅ‐めい【種名】 生物学上の種に与えられた名。

しゅ‐もく【種目】🔗🔉

しゅ‐もく【種目】 種類分けした、一つ一つの項目。また、その名称。「オリンピックの競技―」

しゅ‐らん【種卵】🔗🔉

しゅ‐らん【種卵】 ひなをかえすために使う卵。たねたまご。

しゅ‐るい【種類】🔗🔉

しゅ‐るい【種類】 ある基準でみて性質・形態などが共通するものを分類し、それぞれのまとまりとしたもの。「どういう―の本ですか」「蝶は非常に―が多い」

しゅるい‐さいけん【種類債権】🔗🔉

しゅるい‐さいけん【種類債権】 一定の種類と分量だけを定め、その引き渡しを目的とする債権。米一〇キロ、ビール一〇ダースなど、どこにあるか特定できない物の引き渡しを請求する債権。不特定物債権。

す‐じょう【素性・素姓・素生・△種姓】‐ジヤウ🔗🔉

す‐じょう【素性・素姓・素生・種姓】‐ジヤウ 血筋。家柄。また、生まれ育った境遇。生まれ。育ち。「―を明かす」「氏(うじ)―」来歴。身もと。出所。由緒。いわれ。「―の確かな品」

たな‐い【△種井】‐ゐ🔗🔉

たな‐い【種井】‐ゐ 苗代にまく籾種(もみだね)を浸すのに使う井戸、または池。たないけ。たねい。《季 春》「ふつふつと泡の出て来る―かな/子規」

たな‐まつり【△種祭(り)】🔗🔉

たな‐まつり【種祭(り)】 水口(みなくち)祭り

たなん‐ぼう【△種ん棒】🔗🔉

たなん‐ぼう【種ん棒】 苗印(なえじるし)

たね【種】🔗🔉

たね【種】 植物が発芽するもとになるもの。種子(しゆし)。「―を蒔(ま)く」人または動物の系統を伝えるもととなるもの。精子。「―を宿す」「馬の―をつける」(「胤」とも書く)血筋。血統。父親の血筋をさすことが多い。また、それを伝えるものとしての、子。「高貴の―」物事の起こる原因となるもの。「混乱の―」「悩みの―」話や小説などの題材。「うわさの―になる」料理の材料。また、汁の実(み)。「おでんの―」「すし―」裏に隠された仕掛け。「手品の―を明かす」よりどころとするもの。「生活の―」「飯の―」物の、質。「客―」 [下接句]商いは草の種・苦は楽の種・品玉も種から・生業(すぎわい)は草の種・楽は苦の種苦は楽の種

種が割・れる🔗🔉

種が割・れる 仕掛けやたくらみなどが明らかになる。「いんちき商法の―・れる」

種も仕掛けもない🔗🔉

種も仕掛けもない 「しかけがない」を強めていった言葉。

種を宿(やど)・す🔗🔉

種を宿(やど)・す 妊娠する。子をはらむ。

たね‐あかし【種明かし】🔗🔉

たね‐あかし【種明かし】 [名]スル手品などの仕掛けを見せて説明すること。また、一般に、裏の事情などを説明すること。「事件のからくりを―する」

たね‐あぶら【種油】🔗🔉

たね‐あぶら【種油】 菜種をしぼってつくる油。菜種油。

たね‐い【種井】‐ゐ🔗🔉

たね‐い【種井】‐ゐ たない

たね‐いた【種板】🔗🔉

たね‐いた【種板】 写真撮影用の感光板。乾板。たねばん。

たね‐いも【種芋】🔗🔉

たね‐いも【種芋】 種とするため、冬の間貯蔵しておくサトイモ・ジャガイモ・サツマイモなど。芋種。《季 春》「―を栽(う)ゑて二日の月細し/子規」

たね‐うし【種牛】🔗🔉

たね‐うし【種牛】 牛の繁殖や品種改良のために飼う雄の牛。

たね‐うま【種馬】🔗🔉

たね‐うま【種馬】 馬の繁殖や品種改良のために飼う雄の馬。

たね‐おろし【種下ろし】🔗🔉

たね‐おろし【種下ろし】 [名]スル田畑に作物の種をまくこと。種蒔(ま)き。《季 春》

たね‐が‐しま【種子島】🔗🔉

たね‐が‐しま【種子島】 鹿児島県、大隅半島の南方海上にある細長い島。鉄砲伝来の地。面積約四四六平方キロメートル。火縄銃の俗称。種子島に漂着したポルトガル人によって伝えられたところからの名。種子島銃。

たねがしま‐うちゅうセンター【種子島宇宙センター】‐ウチウ‐🔗🔉

たねがしま‐うちゅうセンター【種子島宇宙センター】‐ウチウ‐ 種子島の南東端、南種子町(みなみたねちよう)茎永にある、気象・通信衛星や実験用ロケットの打ち上げ・観測を行う施設。昭和四一年(一九六六)設置。

たねがしま‐ときたか【種子島時尭】🔗🔉

たねがしま‐ときたか【種子島時尭】一五二八〜一五七九]戦国時代の武将。大隅(おおすみ)種子島の領主。天文一二年(一五四三)漂着したポルトガル人から鉄砲二挺を購入し、その操法と製法を家臣に研究させた。

たね‐がみ【種紙】🔗🔉

たね‐がみ【種紙】 蚕卵紙(さんらんし)

たね‐かわ【種川】‐かは🔗🔉

たね‐かわ【種川】‐かは 江戸時代、サケの産卵や稚魚を保護して増殖を図った施設およびその制度。越後村上藩の三面川(みおもてがわ)の例が著名。

たね‐がわり【種変(わ)り・×胤変(わ)り】‐がはり🔗🔉

たね‐がわり【種変(わ)り・×胤変(わ)り】‐がはり 母が同じで父の違う兄弟姉妹。種違い。受粉の工夫により植物の変種を作り出すこと。また、その変種。

たね‐ぎれ【種切れ】🔗🔉

たね‐ぎれ【種切れ】 品物・材料などがなくなること。「言いわけはもう―だ」

たね‐こうじ【種×麹】‐かうぢ🔗🔉

たね‐こうじ【種×麹】‐かうぢ 麹をつくるもと。コウジカビを繁殖させた粉砕穀物やふすまなどで、醤油・味噌など用途別に異なる菌種・材料でつくられる。

たね‐ごえ【種肥】🔗🔉

たね‐ごえ【種肥】 種子に施す肥料。種子の発芽の促進や、発芽後の生育助成のために行う。

たねさし‐かいがん【種差海岸】🔗🔉

たねさし‐かいがん【種差海岸】 青森県南東部、八戸(はちのへ)市の海岸。名勝地。海上の蕪島(かぶしま)はウミネコの繁殖地で、天然記念物。

たね‐じ【種字】🔗🔉

たね‐じ【種字】 活字の母型を作るための原型。

たね‐ず【種酢】🔗🔉

たね‐ず【種酢】 食酢醸造のとき、アルコールから酢酸(さくさん)に変える酢酸発酵のもとになるもの。酢酸菌、または発酵の済んだもろみの一部。

たね‐せん【種銭】🔗🔉

たね‐せん【種銭】 銭を造るとき、鋳(い)型の模型となる銭。金をためるときのもとにする金銭。

たねだ‐さんとうか【種田山頭火】‐サントウクワ🔗🔉

たねだ‐さんとうか【種田山頭火】‐サントウクワ一八八二〜一九四〇]俳人。山口の生まれ。本名、正一。地主の長男に生まれたが、生家破産後出家し、各地を遍歴しながら自由律による句作をした。句集「草木塔」など。

たね‐たまご【種卵】🔗🔉

たね‐たまご【種卵】(ひな)にかえす卵。繁殖用の卵。

たね‐だわら【種俵】‐だはら🔗🔉

たね‐だわら【種俵】‐だはら 稲の種もみを入れて、種井(たない)・種池などにつけておく俵。《季 春》「―つつき遊べる小魚かな/虚子」

たね‐ちがい【種違い・×胤違い】‐ちがひ🔗🔉

たね‐ちがい【種違い・×胤違い】‐ちがひ種変わり」に同じ。

たね‐つけ【種付け】🔗🔉

たね‐つけ【種付け】 [名]スル家畜の繁殖や品種改良のために、優良種の雄を雌に交配させること。「春に―した牛」

たねつけ‐ばな【種漬花・種付花】🔗🔉

たねつけ‐ばな【種漬花・種付花】 アブラナ科の越年草。田や水辺などに生え、高さ二〇〜三〇センチ。四、五月ごろ、白い小花を総状につける。米の種もみを水に浸すころに花が咲くのでいう。たがらし。《季 春》

たね‐つち【種土】🔗🔉

たね‐つち【種土】 三和土(たたき)の原料にする土。花崗岩(かこうがん)が風化してできたもの。

たね‐つぼ【種×壺】🔗🔉

たね‐つぼ【種×壺】 信楽(しがらき)・伊賀・丹波・備前などの古窯で焼かれた陶製の壺。もと農民が種子の貯蔵に用いたといわれ、古来茶人が水指(みずさし)・花入れ・茶壺に転用。無釉(むゆう)(せつき)質で、赤褐色のものが多い。

たね‐とり【種取り】🔗🔉

たね‐とり【種取り】 植物の種子を採取すること。《季 秋》新聞・雑誌などの記事の材料を取りにいくこと。また、その人。子を産ませるために飼っておく動物。

たね‐なし【種無し】🔗🔉

たね‐なし【種無し】 果実に種がないこと。また、その果実。「―ぶどう」物事をするのに、材料などがないこと。「―で話が続かない」子種がないこと。

たねなし‐すいか【種無し△西×瓜】‐スイクワ🔗🔉

たねなし‐すいか【種無し西×瓜】‐スイクワ 種子のできないスイカ。三倍体が不稔性であることを利用し、二倍体の普通のスイカをコルヒチンで処理して四倍体を作り、この雌しべに二倍体の花粉を付け、三倍体の種子を得て育てる。

たね‐はら【種腹・×胤腹】🔗🔉

たね‐はら【種腹・×胤腹】 父と母。実の両親。「―一つの兄もある、妹もあれど」〈浄・氷の朔日〉

たね‐ばん【種版・種板】🔗🔉

たね‐ばん【種版・種板】 たねいた

たね‐び【種火】🔗🔉

たね‐び【種火】 いろりなどで、いつでも火がおこせるように残しておく少しの火。また、ガス器具などで、いつでも点火できるようにつけておく小さい火。

たね‐ほん【種本】🔗🔉

たね‐ほん【種本】 著作・講義などのよりどころとする書物。

たね‐まき【種×蒔き・種×播き】🔗🔉

たね‐まき【種×蒔き・種×播き】 [名]スル田や畑に植物の種をまくこと。播種(はしゆ)。種おろし。八十八夜の前後に、稲のもみを苗代にまくこと。《季 春》「―や万古ゆるがず榛名(はるな)山/鬼城」

たねまきさんば【種蒔三番】🔗🔉

たねまきさんば【種蒔三番】 歌舞伎舞踊「舌出し三番」の異称。

たねまくひと【種蒔く人】🔗🔉

たねまくひと【種蒔く人】 文芸雑誌。大正一〇年(一九二一)創刊、同一二年廃刊。小牧近江(こまきおうみ)らが執筆し、プロレタリア文学の出発点となった。

たね‐まゆ【種繭】🔗🔉

たね‐まゆ【種繭】 蚕を殺さず、採卵用とする繭。

たね‐もの【種物】🔗🔉

たね‐もの【種物】 栽培用の野菜・草花の種。《季 春》穀類の総称。関東で、かけそば・かけうどんに、てんぷら・卵・油揚げなどの具をのせたもの。シロップや小豆などを入れた氷水。

たね‐もみ【種×籾】🔗🔉

たね‐もみ【種×籾】 種として苗代にまくために選んでとっておくもみ。

たね‐わた【種綿】🔗🔉

たね‐わた【種綿】 まだ綿繰りにかけない、種の入っているままの綿。

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