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さや【×鞘】🔗⭐🔉
さや【×鞘】
刀剣類の刀身の部分を納めておく筒。刀室(とうしつ)。
筆や鉛筆などの先端を保護するためにかぶせる筒。キャップ。
堂・蔵・牢(ろう)などの外囲い。「―堂」
値段や利率の差・開き。売り値と買い値との差や、ある銘柄の相場間の値段の開きなどをいう。「―でもうける」「利―」
刀剣類の刀身の部分を納めておく筒。刀室(とうしつ)。
筆や鉛筆などの先端を保護するためにかぶせる筒。キャップ。
堂・蔵・牢(ろう)などの外囲い。「―堂」
値段や利率の差・開き。売り値と買い値との差や、ある銘柄の相場間の値段の開きなどをいう。「―でもうける」「利―」
鞘を取・る🔗⭐🔉
鞘を取・る
売買の仲介をして、価格の差の一部を利益として取る。鞘を稼ぐ。
さや‐あて【×鞘当て】🔗⭐🔉
さや‐あて【×鞘当て】
武士が道で行き違うときに、互いに刀の鞘に触れたのをとがめ、争うこと。さやとがめ。転じて、ささいなことからおこるけんか・争い。
一人の女性をめぐり二人の男性が争うこと。「恋の―」
歌舞伎の趣向の一つで、二人の武士が鞘を当てたことから争いになるというもの。元禄一〇年(一六九七)江戸中村座上演の「参会名護屋(さんかいなごや)」が最初で、現在の形は文政六年(一八二三)江戸市村座上演の「浮世柄比翼稲妻(うきよづかひよくのいなずま)」の吉原仲の町の場による。
武士が道で行き違うときに、互いに刀の鞘に触れたのをとがめ、争うこと。さやとがめ。転じて、ささいなことからおこるけんか・争い。
一人の女性をめぐり二人の男性が争うこと。「恋の―」
歌舞伎の趣向の一つで、二人の武士が鞘を当てたことから争いになるというもの。元禄一〇年(一六九七)江戸中村座上演の「参会名護屋(さんかいなごや)」が最初で、現在の形は文政六年(一八二三)江戸市村座上演の「浮世柄比翼稲妻(うきよづかひよくのいなずま)」の吉原仲の町の場による。
さや‐え【×鞘絵】‐ヱ🔗⭐🔉
さや‐え【×鞘絵】‐ヱ
刀の鞘に映し出して見る絵。オランダ人が伝えたもので、ガラス器などに平たく描いてある絵を鞘などに映すとよくわかるようになるというもの。江戸中期に流行。
さや‐ぐち【×鞘口】🔗⭐🔉
さや‐ぐち【×鞘口】
刀の鞘の刀身を入れる口。鯉口(こいぐち)。
本心を隠した、うわべだけの口上。「上は立派な―に、へらを使うて」〈浄・五枚羽子板〉
刀の鞘の刀身を入れる口。鯉口(こいぐち)。
本心を隠した、うわべだけの口上。「上は立派な―に、へらを使うて」〈浄・五枚羽子板〉
さや‐ぐみ【×鞘組】🔗⭐🔉
さや‐ぐみ【×鞘組】
土蔵などの屋根の上に、防火・断熱のためにさらに葺(ふ)く合掌組の屋根のこと。
さや‐し【×鞘師】🔗⭐🔉
さや‐し【×鞘師】
刀の鞘を作る職人。
さや‐じり【×鞘×尻】🔗⭐🔉
さや‐じり【×鞘×尻】
刀の鞘の末端。鐺(こじり)。
さや‐どう【×鞘堂】‐ダウ🔗⭐🔉
さや‐どう【×鞘堂】‐ダウ
建物を風雨などから保護するため、外側から覆うように建てた建築物。中尊寺金色堂のものが有名。覆堂(おおいどう)。
さや‐とがめ【×鞘×咎め】🔗⭐🔉
さや‐とがめ【×鞘×咎め】
「鞘当て
」に同じ。「―、武勇達(ぶようだて)、年中わがままをふるまひける」〈浮・永代蔵・五〉
」に同じ。「―、武勇達(ぶようだて)、年中わがままをふるまひける」〈浮・永代蔵・五〉
さや‐とり【×鞘取り】🔗⭐🔉
さや‐とり【×鞘取り】
「鞘(さや)
」を利用してもうけるために行う取引。鞘取引。鞘かせぎ。
」を利用してもうけるために行う取引。鞘取引。鞘かせぎ。
さや‐なり【×鞘鳴り】🔗⭐🔉
さや‐なり【×鞘鳴り】
刀身が鞘に合わないため、振ると音がすること。
敵と戦おうとして、心がはやること。
家がきしんで音を立てること。
刀身が鞘に合わないため、振ると音がすること。
敵と戦おうとして、心がはやること。
家がきしんで音を立てること。
さや‐ぬり【×鞘塗(り)】🔗⭐🔉
さや‐ぬり【×鞘塗(り)】
刀剣類の鞘に色漆を塗ること、およびその技法。また、変わり塗りのこと。
さや‐の‐ま【×鞘の間】🔗⭐🔉
さや‐の‐ま【×鞘の間】
本堂と鞘堂の間の通路のようになっている所。また、書院造りの畳敷きの縁側。
さや‐ばし・る【×鞘走る】🔗⭐🔉
さや‐ばし・る【×鞘走る】
[動ラ五(四)]
刀身が自然に鞘から抜け出る。「下人はそこで、腰にさげた聖柄(ひじりづか)の太刀が―・らないように気をつけながら」〈芥川・羅生門〉
出過ぎたことをする。さきばしる。「まだ―・った事を言ふ」〈鷺流狂・末広がり〉
刀身が自然に鞘から抜け出る。「下人はそこで、腰にさげた聖柄(ひじりづか)の太刀が―・らないように気をつけながら」〈芥川・羅生門〉
出過ぎたことをする。さきばしる。「まだ―・った事を言ふ」〈鷺流狂・末広がり〉
さや‐ひらめ【×鞘平め】🔗⭐🔉
さや‐ひらめ【×鞘平め】
平たく作った刀の鞘。
さや‐ぶくろ【×鞘袋】🔗⭐🔉
さや‐ぶくろ【×鞘袋】
鞘におさめた刀全体を包む袋。錦(にしき)・革などで作る。
さや‐まき【×鞘巻】🔗⭐🔉
さや‐まき【×鞘巻】
腰刀の一。鞘に葛藤(つづらふじ)のつるなどを巻きつけたもの。中世には、その形の刻み目をつけた漆塗りとなる。
さや‐みどろ【×鞘味泥】🔗⭐🔉
さや‐みどろ【×鞘味泥】
サヤミドロ科サヤミドロ属の緑藻の総称。湖水・池沼の岩石などに着生する、細い円筒状の細胞の連なった糸状体。葉緑体は網目状で、細胞の上端部に鞘状の膨らみがある。
さや‐もち【×鞘持ち】🔗⭐🔉
さや‐もち【×鞘持ち】
けんかの尻押しをすること。また、その人。「よい拵(こしら)への―と頼みてこそは別れ行く」〈浄・浪花鑑〉
さやもち‐だて【×鞘持ち立て】🔗⭐🔉
さやもち‐だて【×鞘持ち立て】
争いごとに加勢しようとする態度。「すはや喧嘩の―」〈浄・娥歌かるた〉
さや‐よせ【×鞘寄せ】🔗⭐🔉
さや‐よせ【×鞘寄せ】
相場の変動によって値段の開きが小さくなること。
しょうし‐るい【×鞘×翅類】セウシ‐🔗⭐🔉
しょうし‐るい【×鞘×翅類】セウシ‐
甲虫(こうちゆう)
甲虫(こうちゆう)
そう‐まき【×鞘巻・△左右巻】さう‐🔗⭐🔉
そう‐まき【×鞘巻・△左右巻】さう‐
「さやまき」の音変化。「白き水干に、―をささせ」〈徒然・二二五〉
鞘🔗⭐🔉
鞘
[音]ショウ
ソウ
[訓]さや
[部首]革
[総画数]16
[コード]区点 3068
JIS 3E64
S‐JIS 8FE2
[難読語]
→し‐ざや【尻鞘】
→そう‐まき【鞘巻・左右巻】
→ほや【海鞘】
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