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○高腰を掛くたかごしをかく🔗🔉

○高腰を掛くたかごしをかく いばって腰をかける。尊大な態度をとる。狂言、祢宜山伏「それがしに一礼もせいで、高腰を掛けて茶を食らふ」 ⇒たか‐ごし【高腰】 たか‐ことば鷹詞】 鷹を使う人の特殊な用語。 たか‐さ高さ】 高いこと。また、高いか低いかの程度。「―を誇る」「背の―をはかる」 ⇒たかさ‐ゲージ【高さゲージ】 た‐がさ田笠】 田植などにかぶる小さく浅い笠。今昔物語集15「ひた黒なる―と云ふ物のはた破れ下がりたるを着たる老法師の」 たか‐ざお竹竿‥ザヲ 竹の竿。たけざお。〈新撰字鏡8たかさき高崎】 群馬県南部の市。もと大河内氏8万石の城下町。中山道から三国街道が分岐する古くからの交通の要地で、商工業が発達。特産のだるまも有名。人口34万。 ⇒たかさき‐せん【高崎線】 ⇒たかさき‐たび【高崎足袋】 たかさき高崎】 姓氏の一つ。 ⇒たかさき‐まさかぜ【高崎正風】 たかさき‐せん高崎線】 JR線の一つ。東北本線大宮から高崎に至る。全長74.7キロメートル。 ⇒たかさき【高崎】 たかさき‐たび高崎足袋】 高崎辺で製した木綿の刺足袋。足首の部分の高さが低いもの。好色一代男2「―筒短かに」 ⇒たかさき【高崎】 たかさき‐まさかぜ高崎正風】 歌人。薩摩(鹿児島県)生れ。八田知紀とものりに和歌を学び、歌風は温雅流麗。御歌所長・宮中顧問官などを歴任。歌集「たづがね集」。(1836〜1912) ⇒たかさき【高崎】 たかさき‐やま高崎山】 大分市の西端部、別府湾に臨む山。標高628メートル。野生ザルの生息地として知られ、瀬戸内海国立公園の一部をなす。 別府市と高崎山 撮影:山梨勝弘 たかさ‐ゲージ高さゲージ】 機械加工の際、高さの測定や罫書きに用いる測定具。ノギスと同様に副尺を応用して精密な測定ができる。ハイト‐ゲージ。 ⇒たか‐さ【高さ】 たかさご高砂】 ①兵庫県南部、加古川の河口部西岸にある市。古来、播磨の要津で、風光明媚。高砂神社にある相生あいおいの松で知られる。人口9万5千。 ②→文献資料[高砂] ㋐能。世阿弥作の神物。住吉すみのえの松と高砂の松が夫婦であるという伝説を素材とし、天下泰平を祝福する。婚礼などの祝賀の小謡に常用する。 高砂 『高砂』 撮影:神田佳明(シテ:出雲康雅) ㋑2㋐に基づく歌舞伎舞踊・地歌・箏曲などの曲名。歌舞伎舞踊は長唄・常磐津など。一中節・歌沢節などにもある。 ③(琉球語タカサングから)台湾の別称。 ⇒たかさご‐ぞく【高砂族】 ⇒たかさご‐だい【高砂台】 ⇒たかさご‐の‐まつ【高砂の松】 ⇒たかさご‐ゆり【高砂百合】 たかさご‐ぞく高砂族】 台湾先住民の日本植民地時代における総称。→高山こうざん⇒たかさご【高砂】 たかさご‐だい高砂台】 洲浜すはま形の台に相生あいおいの松を立て、その樹下に老夫婦(尉じょうと姥うば)を飾ったもの。 ⇒たかさご【高砂】 たかさご‐の‐まつ高砂の松】 高砂市高砂神社境内にある黒松と赤松が自然に合着した相生の松。1931年赤松は枯死。天然記念物。 ⇒たかさご【高砂】 たかさご‐ゆり高砂百合】 台湾原産で観賞用に栽培されるユリの一種。高さ約1メートル、花は大形、テッポウユリに似て白色。 ⇒たかさご【高砂】 たかさぶろう‥ラウ キク科の一年草。世界中の温帯・亜熱帯に分布し、日本では本州以南のやや湿った場所に普通。茎は高さ約30センチメートル。葉は倒披針形でほぼ無柄、対生し、両面とも剛毛があってざらつく。対生する枝の頂に直径1センチメートルの頭状花をつける。中心の管状花群は淡緑色、外周の舌状花は白い。鱧腸。 たか‐さん多化蚕‥クワ‥ 1年に3世代以上営む蚕。中国南部・インドなどの亜熱帯ないし熱帯地方に飼育され、繭の形は紡錘形。 たか‐し鷹師(→)鷹匠たかじょうに同じ。 たか・し高し】 〔形ク〕 ⇒たかい だ‐がし駄菓子‥グワ‥あわ・豆・くず米などの安価な材料を用いた大衆的な菓子。一文菓子。「―屋」 仙台駄菓子 撮影:関戸 勇 駄菓子屋 撮影:関戸 勇 タカ‐ジアスターゼTaka-Diastase】 1909年(明治42)高峰譲吉がコウジカビから創製した消化酵素剤の商品名。→ジアスターゼ たか‐しお高潮‥シホ ①台風や低気圧によって、海水面が異常に高まり、海水が陸上に侵入すること。気象災害の一つ。暴風津波。〈[季]秋〉 ②大潮。日葡辞書「タカシヲガサス」 たかしき竹敷】 長崎県対馬の竹敷たけしきの古名。万葉集15「―の浦に舶泊てし時に」 たか‐し・く高敷く】 〔他四〕 「たかしる」に同じ。万葉集6「やすみししわご大王おおきみの―・かす倭の国は」 たか‐しこ竹矢籠】 竹筒で作った、矢の容器。 たかし‐こぞう高師小僧】 管状・樹枝状の褐鉄鉱。鉄分が地中の植物体のまわりに付着してできたもの。愛知県豊橋市高師ヶ原、その他各地に産する。その形が幼児・鳥などを想像させるためこの名がある。 たかしな高階】 姓氏の一つ。 ⇒たかしな‐たかかね【高階隆兼】 たかしな‐たかかね高階隆兼】 鎌倉後期の絵師。絵所預えどころあずかり。大和絵技法を集大成したとされる。作「春日権現験記絵巻」。生没年未詳。 ⇒たかしな【高階】 たかし‐の‐はま高師の浜】 大阪府高石市の海岸。(歌枕) たかしま高島】 ①滋賀県北西部の市。西近江路・若狭街道が縦貫する交通の要衝として発展。人口5万4千。 ②長崎県南西部、長崎市の旧炭鉱町。 ⇒たかしま‐いし【高島石】 ⇒たかしま‐たんでん【高島炭田】 ⇒たかしま‐ちぢみ【高島縮】 たかしま高島】 姓氏の一つ。 ⇒たかしま‐かえもん【高島嘉右衛門】 ⇒たかしま‐しゅうはん【高島秋帆】 ⇒たかしま‐べいほう【高島米峰】 ⇒たかしま‐ほっかい【高島北海】 たか‐しま鷹島】 長崎県北部、松浦市鷹島町に属し、伊万里湾口にある島。面積16.1平方キロメートル。1281年(弘安4)元の船が「神風」によりこの島の付近で全滅。 たかしま‐いし高島石】 滋賀県高島市から産出する粘板岩・凝灰質粘板岩などの称。黒色で、緻密。硯すずりに用いる。 ⇒たかしま【高島】 たかしま‐かえもん高島嘉右衛門‥ヱ‥ 実業家・易学えきがく家。号は呑象。江戸の生れ。初め建築請負など実業に従事、京浜間の鉄道敷設にも尽力。のち高島易断で知られる。(1832〜1914) ⇒たかしま【高島】 たかしま‐しゅうはん高島秋帆‥シウ‥ 幕末の兵学者。日本近代砲術の祖。名は茂敦、字は舜臣、通称は四郎太夫。長崎の町年寄兼鉄砲方。蘭学・兵学を修め、オランダ人につき火技・砲術を研究。幕命により出府、徳丸ヶ原で砲術の実射演習を行い、名声を得、江川太郎左衛門らに教授。讒ざんにより一時投獄されたが、のち講武所砲術師範役・武具奉行格に進み、兵制改革を建言。訳書「高島流砲術伝書」。(1798〜1866) ⇒たかしま【高島】 たか‐しまだ高島田】 女の髪の結い方。島田髷まげの根を高くあげて結ったもの。御殿女中などに行われ、明治以後は若い女性に喜ばれ花嫁の正装となった。根を最も高くした高尚・優美なものを文金高島田という。 高島田 たかしま‐たんでん高島炭田】 長崎県南西部、長崎半島西岸沖の高島・端島はしまの炭田。海底炭田で炭質優良。1867年(慶応3)日本で最初に洋式採炭法を採用。端島は1974年、高島は86年に閉山。 ⇒たかしま【高島】 たかしま‐ちぢみ高島縮】 滋賀県高島市地方から製出する木綿縮織。 ⇒たかしま【高島】 たかしま‐べいほう高島米峰】 評論家。新潟県生れ。東洋大学学長。禁酒・禁煙・貧民救済など仏教運動に献身、能弁で有名。(1875〜1949) ⇒たかしま【高島】 たかしま‐ほっかい高島北海‥ホク‥ 日本画家。名は得三。萩生れ。絵は独学、山岳風景を得意とした。フランス留学中にエミール=ガレらと交友、アール‐ヌーヴォー運動に影響を与えた。(1850〜1931) ⇒たかしま【高島】 たかしま‐や高島屋】 歌舞伎俳優市川左団次とその一門の屋号。 たが‐じゃくし多賀杓子】 滋賀県犬上郡多賀町の多賀神社で、祈願する人に神符と共に頒ける杓子。 たか‐じゅせい他家受精】 異なった生物個体に生じた雌雄間におこる受精。植物では他花受精ともいう。交雑受精。↔自家受精 たか‐じゅふん他家受粉】 ある植物の花粉が他株の雌しべの柱頭につく受粉。他花受粉とも書く。同一株内の2花間の受粉(同株他花受粉)を含めることもある。↔自家受粉 たか‐じょう鷹匠‥ジヤウ 鷹を馴養じゅんようし、鷹狩に従事する役。公家・武家に仕え、明治以後は宮内省式部職猟場係に属した。鷹飼。鷹師。たかつかい。鷹居たかすえ。〈[季]冬〉 たが‐じょう多賀城‥ジヤウ ①奈良時代、蝦夷に備えて、現在の宮城県多賀城市市川に築かれた城柵。東北地方経営の拠点として国府・鎮守府を置く。政庁を中心とした内郭や方1キロメートル余の外郭の土塁が残る。城跡は国の特別史跡。 ②宮城県中部、仙台市の北東にある市。仙台港の開港後、急速に工業化が進展。人口6万3千。 ⇒たがじょう‐ひ【多賀城碑】 たがじょう‐ひ多賀城碑‥ジヤウ‥ 多賀城跡にある石碑。高さ1.8メートル余、幅1メートル余。碑面には京・蝦夷・常陸・下野・靺鞨まっかつの国境から多賀城までの里数や、城が724年(神亀1)鎮守府将軍大野東人あずまひとによって設置されて藤原朝獦あさかりが修造したことを記し、末尾に天平宝字6年(762)12月1日の日付がある。古代の三碑の一つ。→壺の碑1 ⇒たが‐じょう【多賀城】 たか‐じょく高卓】 花器をのせる高い台。懸崖台。 たか‐し・る高知る】 〔他四〕 ①立派に造る。万葉集1「高殿を―・りまして」 ②立派に治める。しろしめす。万葉集6「わご大王おおきみの神ながら―・らします印南野の」 たかしる‐や高知るや】 〔枕〕 「あま(天)」「あめ(天)」にかかる。 たが‐じんじゃ多賀神社】 滋賀県犬上郡多賀町多賀にある元官幣大社。祭神は伊弉諾尊いざなぎのみこと・伊弉冉尊いざなみのみこと。長寿の神として古来上下の尊崇を受けた。今は多賀大社と称。多賀大明神。→多賀祭 多賀大社 撮影:的場 啓 たか‐すえ鷹居‥スヱ (→)鷹匠たかじょうに同じ。 たかすえ‐の‐むすめ孝標女‥スヱ‥ ⇒すがわらのたかすえのむすめ(菅原孝標女) たか‐すがき竹簀掻】 竹で編んだすがき。たけすがき。堀河百首「山がつの葦屋にかける―ふしにくしとも思ひけるかな」 たか‐すき高坏(→)「たかつき」に同じ。高橋氏文「―八枚やつに刺し作り」 たかすぎ高杉】 姓氏の一つ。 ⇒たかすぎ‐しんさく【高杉晋作】 たかすぎ‐しんさく高杉晋作】 幕末の志士。長州藩士。名は春風、字は暢夫ちょうふ、号は東行とうぎょう。変名、谷梅之助。久坂玄瑞とともに松下村塾の双璧。江戸に遊学。藩校明倫館都講。藩命で上海を視察。この頃より攘夷論の急先鋒。帰藩後、奇兵隊を組織。四国艦隊下関砲撃事件では和議の交渉に当たる。のち保守派(俗論党)に藩政を握られたが、これを破って藩論を倒幕に統一。1866年(慶応2)第2次長州征討の幕府軍を潰敗させた。(1839〜1867) 高杉晋作 提供:毎日新聞社 →資料:『高杉晋作獄中手記』 ⇒たかすぎ【高杉】 たか‐すだれ竹簾】 竹で編んだすだれ。賀茂保憲女集「まれにかかれる―涙ばかりの出で入りに」 たか‐すなご高砂】 砂の高く盛り上がった所。小高い砂地。新撰六帖3「あゆみ苦しき―かな」 たか‐せ高瀬】 ①川の瀬の浅い所。あさせ。源氏物語橋姫「橋姫の心を汲みて―さす棹の雫に袖ぞ濡れぬる」 ②高瀬舟の略。 ⇒たかせ‐がい【高瀬貝】 ⇒たかせ‐ぶね【高瀬舟】 たか‐ぜ高瀬】 (佐渡などで)海中の暗礁。 たかせ‐がい高瀬貝‥ガヒ サラサバテイラの別称。 ⇒たか‐せ【高瀬】 たかせ‐がわ高瀬川‥ガハ ①長野県北西部の川。槍ヶ岳の北側に発源、大町を経て南流し、明科町西方で犀川に合流する。長さ約56キロメートル。 ②京都市内にある運河。鴨川から取水し、伏見を過ぎ淀川に通ずる。長さ十数キロメートル。1611年(慶長16)角倉すみのくら了以が開削。高瀬舟を運行したところから名づけた。 たかせ‐じんじゃ高瀬神社】 富山県南砺市高瀬にある元国幣小社。祭神は大己貴命おおなむちのみことほか。祈年穀祭・同報祭が知られる。越中国一の宮。 たかせ‐ぶね高瀬舟】 古代から近世まで広く各地の河川で用いられた、舳へさきが高く上がり底が平らな小形の箱型運送船。近世、利根川水系で用いられた高瀬船のみは大形で別格。(書名別項) 高瀬舟 ⇒たか‐せ【高瀬】 たかせぶね高瀬舟】 森鴎外の短編小説。1916年(大正5)「中央公論」に発表。弟殺しの罪で遠島に処せられ、高瀬川を舟で下る喜助の心情を叙して、知足の境地や安楽死の問題などに触れた作品。 →文献資料[高瀬舟] た‐が‐そで誰袖】 (古今春「色よりも香こそあはれとおもほゆれ誰が袖触れし宿の梅ぞも」の歌からの着想という) ①匂袋においぶくろの名。衣服の袖の形に造り、紐で二つつないで袂たもと落しのようにして持った。 誰袖 ②細長い匂袋の形をした楊枝さし。 ③桃山時代から江戸時代にかけて風俗画の一画題として流行した、小袖や打掛などの豪華な女性の衣装を衣桁いこうにかけた図。装飾的な屏風絵などに用いた。 ④地唄。深草検校作曲。 たか‐ぞら高空】 高く澄みきった空。 たかた高田】 (タカダとも)姓氏の一つ。 ⇒たかた‐さなえ【高田早苗】 ⇒たかだ‐ともきよ【高田与清】 ⇒たかた‐ひろあつ【高田博厚】 ⇒たかた‐みのる【高田実】 ⇒たかた‐やすま【高田保馬】 たかだ高田】 新潟県の南西部、上越市南部の地名。旧高田市。もと榊原氏15万石の城下町。北部の春日山城は中世上杉氏の本拠地。冬季は雪深く、日本におけるスキー発祥の地。 ⇒たかだ‐じけん【高田事件】 たか‐だい高台】 ①地面が高くて平たい所。だい。 ②取引所で、係員が売買取引を記帳・整理する1段高い場所。高場。 たか‐だか高高】 (古くは清音) ①目立って高いさま。声高こわだかなさま。宇治拾遺物語3「その塚一つぞ―としてありける」。日葡辞書「タカダカトモノヲイウ」。「―と掲げる」 ②爪つま立てて待ち望むさま。万葉集12「―に君待つ夜らは小夜ふけにけり」 ③(副詞的に)十分に見積もっても。せいぜい。「―千円ぐらいか」 たかたか‐ゆび高高指】 5本の指の中央にある一番長い指。なかゆび。好色一代女1「手の―を引きなびけ」 たかた‐さなえ高田早苗‥ナヘ 教育家・政治家。江戸生れ。与清の孫。大隈重信を助けて東京専門学校(のちの早稲田大学)創立に協力、憲法学を講じ、のち総長。議会開設以来代議士当選6回、大隈内閣の文相。(1860〜1938) ⇒たかた【高田】 たかだ‐じけん高田事件】 自由民権運動に対する弾圧事件。1883年(明治16)高田の自由党員赤井景韶あかいかげあき(1859〜1885)らに大臣暗殺、内乱の陰謀があったとして北陸地方の主要党員を一斉検挙。証拠不十分で釈放されたが、赤井だけは重禁獄となる。 ⇒たかだ【高田】 たか‐だすき高襷】 たすきで袖を高くからげること。 たか‐だち高館】 ①藤原秀衡が源義経のために築いた城館。1189年(文治5)義経最期の場所と伝える。岩手県平泉町の中尊寺の東約1キロメートル。判官館ほうがんだち。衣川館ころもがわのたて。 ②幸若舞などの曲名。 たか‐だちん高駄賃】 高い運賃。 ⇒高駄賃かく

広辞苑 ページ 12012 での○高腰を掛く単語。