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○端を発するたんをはっする🔗⭐🔉
○端を発するたんをはっする
それをきっかけとして、物事が始まる。「民族問題に―紛争」
⇒たん【端】
ち
①舌尖と上前歯との間で形成される無声破擦音〔tʃ〕と母音〔i〕との結合した音節。〔tʃi〕
②平仮名「ち」は「知」の草体。片仮名「チ」は「千」の全画の転形。
ち【千】
①百の十倍。せん。〈神代紀上訓注〉
②数の多いこと。万葉集12「百ももに―に人は言ふとも」
ち【父】
(チチのチ)男性である祖先・親・親方などに対する親愛の称。古事記中「うまらに聞しもち食せまろが―」
ち【血】
①血液。古事記上「其の蛇おろちを切り散はふりたまひしかば、肥河―に変なりて流れき」。「―を流す」
②血筋。血統。「―のつながり」
③比喩的に、人間らしい感情や血気・活力。
④「血の道」の略。
⇒血が通う
⇒血が騒ぐ
⇒血が上る
⇒血が引く
⇒血で血を洗う
⇒血と汗
⇒血となり肉となる
⇒血に飢える
⇒血に啼く
⇒血の出るよう
⇒血は争えない
⇒血は水よりも濃し
⇒血も涙もない
⇒血湧き肉躍る
⇒血を受ける
⇒血を啜る
⇒血を吐く思い
⇒血を引く
⇒血を見る
⇒血を分けた
ち【乳】
①(人の)乳汁。ちち。万葉集18「みどりこの―乞ふが如く」
②ちぶさ。ちくび。源氏物語薄雲「うつくしげなる御―をくくめ給ひつつ」
③(形が乳首に似ているところから)旗・幟のぼり・幕・蚊帳かやまたは羽織・草鞋わらじなどの縁に、竿・綱または紐などを通すために付けた小さな輪。ちくび。みみ。
④釣鐘の表面に数多く並んでいる疣いぼ状の突起。→梵鐘ぼんしょう(図)
ち【茅】
チガヤ。万葉集12「浅―原―生ふに足踏み」
ち【路・道】
[一]〔名〕
(複合語として用いる)
①みち。万葉集15「あをによし奈良の大―は行きよけど」
②(地名の下に付き、多く濁音化して)…へ行く道。古事記中「しなだゆふ楽浪路ささなみじを」→じ(路)。
[二]〔接尾〕
(代名詞に付いて)方角・場所を表す。万葉集5「いづ―向きてか吾が別るらむ」
ち【鉤】
釣針つりばり。神代紀下「其の故もとの―を責はたる」
ち【霊】
(複合語として用いる)自然物の威力・霊力を表す語。「いかずち(雷)」「おろち(蛇)」など。
ち【地】
①つち。りく。「―に伏す」→じ(地)。
②ところ。場所。「安住の―」
③領土。なわばり。「―を保つ」
④(書物・荷物などの)下。下方。
⑤大地を主宰する神。地祇。地神。「天知る。―知る」
⑥仏教で、四大の一つ。
⇒地に足の着いた
⇒地に墜ちる
⇒地に塗れる
⇒地を易うれば皆然り
⇒地を掃う
ち【知】
①しること。しらせること。
②よくしること。したしくすること。しりあい。「旧―の仲」
③(「智」の通用字)さとること。
ち【治】
①おさめること。世の中のよくおさまること。「延喜天暦の―」
②病気をなおすこと。→じ(治)
⇒治にいて乱を忘れず
ち【笞】
律の五刑の一つ。節を削った笞むちで打つ刑。10回から50回まで、10回ごとの5等級とする。杖じょうより軽い。
ち【智・知】
①物事を理解し、是非・善悪を弁別する心の作用。
②はかりごと。「―をめぐらす」
③仏教では多く、「知」は一般の分別・判断・認識の作用、「智」は高次の宗教的叡知の意味に用いる。
→ち(知)
⇒知は力なり
ち【痴】
〔仏〕(梵語moha慕何)根本の真理を知らないこと。基本的な煩悩の一つ。愚痴。無明。
ち【徴】
日本・中国の音楽用語。五声の第4音。宮きゅう(第1音)より7律(完全5度)高い。
ち【篪】
中国古代の横笛。竹製で、吹き口が嘴くちばしのように突き出る。
ち【箇・個】
〔接尾〕
物の数を表し、また数詞の下に添える語。つ。連濁して「ぢ」ともいう。古事記下「金鉏かなすきも五百いお―もがも」。「はた―」→じ(箇)
ぢ
「ち」の濁音。舌端を硬口蓋に触れて、声を破裂させる子音〔dʒ〕と母音〔i〕との結合した音節。〔dʒi〕 古代語では〔di〕 現代の標準語音では「し」の濁音「じ」と同じ。
チアーノ【Galeazzo Ciano】
イタリアの政治家。ムッソリーニの女婿。1936年以来外相。40年日独伊三国同盟を締結。43年ムッソリーニ追放に加担、翌年処刑。(1903〜1944)
ち‐あい【血合】‥アヒ
鮪まぐろ・鰹かつお・鰤ぶりなどの身の黒ずんだところ。血合肉。
ちあえ‐の‐まつり【道饗の祭】‥アヘ‥
⇒みちあえのまつり
チア‐ガール
(和製語cheer girl)女子の応援団員。そろいの服装でリズミカルに踊り声援を送る。チア‐リーダー。
チアゾール【thiazole】
分子式C3H3NS 五員環複素環式化合物の一つ。環内に窒素・硫黄各1原子を含む。無色の液体。水に溶ける。化学療法剤サルファ‐チアゾールはチアゾール環を含む。
ち‐あつ【地圧】
地下の岩石がその内部または接触する物体に及ぼす圧力。トンネルの壁に加わる圧力の類。
ち‐あなき【脚病】
馬の病。せきが出て体毛がちぢれ、前足を折って歩行できなくなる。〈倭名類聚鈔11〉
チアノーゼ【Zyanose ドイツ】
局所的・全身的に血液中の酸素が欠乏して鮮紅色を失い、皮膚や粘膜が青色になること。血行障害や呼吸障害などで起こる。
チア‐ホーン【cheer horn】
サッカーなどの応援で観客が鳴らすラッパ。ドイツ南部で牧童のホルンを応援に用いたのが起源という。
チアミン【Thiamin ドイツ】
(サイアミンとも)(→)ビタミンB1に同じ。
ち‐あゆ【稚鮎】
鮎の稚魚。
チア‐リーダー【cheerleader】
応援の指揮をとる人。特に、華やかなそろいの服装で応援する応援団員。
チア‐リーディング【cheerleading】
チア‐リーダーの指揮や応援動作。また、その技術やチームワークを競う団体競技。
ち‐あれ【血荒れ】
胎児がまだ形を成さないうちに流産すること。妊婦の身体がけがれるという意。
ち‐あわせ【血合せ】‥アハセ
血統の正否をためすために、容器の中で血と血とを合わせ、そのまじり方によって血筋を確かめる方法。中国・日本の裁判物語に見え、血液型の古い文献として注目される。
ち‐あん【治安】
①国家が安らかに治まること。人々が安心・安全に暮らせるように社会の秩序が保たれていること。「―が悪い」
②⇒じあん。
⇒ちあん‐いじ‐ほう【治安維持法】
⇒ちあん‐けいさつ‐ほう【治安警察法】
⇒ちあん‐しゅつどう【治安出動】
ちあん‐いじ‐ほう【治安維持法】‥ヰヂハフ
国体の変革、私有財産制度の否認を目的とする結社活動・個人的行為に対する罰則を定めた法律。1925年(大正14)公布。28年(昭和3)改正。さらに41年全面改正。主として共産主義運動の抑圧策として違反者には極刑主義を採り、言論・思想の自由を蹂躙。45年廃止。
→文献資料[治安維持法]
⇒ち‐あん【治安】
ちあん‐けいさつ‐ほう【治安警察法】‥ハフ
集会・結社・大衆運動の取締りを目的とした法律。1900年(明治33)公布。団結権・同盟罷業権を制限した規定は、労働者の正当な権利を阻害するものとして26年削除。45年廃止。
→文献資料[治安警察法]
⇒ち‐あん【治安】
ちあん‐しゅつどう【治安出動】
警察力をもってしては対処できないような緊急事態が発生した場合、内閣総理大臣の命令に基づいて自衛隊が治安維持のために出動すること。都道府県知事の要請により内閣総理大臣が出動を命ずる場合もある。
⇒ち‐あん【治安】
ちい
(幼児語)うば。昨日は今日の物語「乳房に酒をぬらねば飲みつかなんだと―がいふ」
ち‐い【地衣】
①菌類の一つ。
②(→)地衣類に同じ。
ち‐い【地位】‥ヰ
①くらい。身分。「高い―につく」
②立場。「指導的な―にある人」
③存在する場所。位置。
④土地のありさま。地勢。
⇒地位は人を作る
ち‐い【地異】
地上に起こる異変。地震・津波・洪水・噴火の類。地変。「天変―」
ち‐い【地維】‥ヰ
(大地を支える綱の意)大地。
チー【七】
中国語の七しち。
ち‐いお【千五百】‥イホ
⇒ちいほ
ち‐いき【地域】‥ヰキ
区切られた土地。土地の区域。「―の代表」
⇒ちいき‐いりょう【地域医療】
⇒ちいき‐かいはつ【地域開発】
⇒ちいき‐きしょうかんそく‐システム【地域気象観測システム】
⇒ちいき‐きょうぎ‐かい【地域協議会】
⇒ちいきぎょぎょう‐かんりきかん【地域漁業管理機関】
⇒ちいき‐じち‐く【地域自治区】
⇒ちいき‐しゃかい【地域社会】
⇒ちいき‐しゃかい‐がっこう【地域社会学校】
⇒ちいき‐せい【地域制】
⇒ちいき‐せいとう【地域政党】
⇒ちいき‐だいひょうせい【地域代表制】
⇒ちいき‐だんたい【地域団体】
⇒ちいき‐だんぼう【地域暖房】
⇒ちいき‐ちく【地域地区】
⇒ちいき‐つうか【地域通貨】
⇒ちいき‐てあて【地域手当】
⇒ちいき‐とうそう【地域闘争】
⇒ちいき‐ふくし【地域福祉】
⇒ちいき‐れいだんぼう【地域冷暖房】
ち‐いき【値域】‥ヰキ
〔数〕「写像」参照。
ちいき‐いりょう【地域医療】‥ヰキ‥レウ
地域住民の健康状態の向上と回復のため、地域における医療施設機能の連携、在宅医療体制の整備を図る対策。また、その活動。
⇒ち‐いき【地域】
ちいき‐かいはつ【地域開発】‥ヰキ‥
特定の地域に対して経済開発や社会開発を行うこと、またはそのために国や地方自治体が先行的な投資を行うこと。
⇒ち‐いき【地域】
ちいき‐きしょうかんそく‐システム【地域気象観測システム】‥ヰキ‥シヤウクワン‥
(→)アメダスのこと。
⇒ち‐いき【地域】
ちいき‐きょうぎ‐かい【地域協議会】‥ヰキケフ‥クワイ
地域自治区内の重要事項について意見を述べる機関。構成員は区の住民の中から市町村長が選任する。
⇒ち‐いき【地域】
ちいきぎょぎょう‐かんりきかん【地域漁業管理機関】‥ヰキ‥ゲフクワン‥クワン
(Regional Fisheries Management Organisation)広範囲に回遊する魚種(カツオ・マグロ類など)について、海域を定めて海産資源の保存・管理の措置を定める国際機関。条約に基づいて設置され、関係国の参加により運営する。RFMO
⇒ち‐いき【地域】
ちいき‐じち‐く【地域自治区】‥ヰキ‥
市町村が設置できる区域単位。法人格はないが、区長を置き住所表示に用いることができる。
⇒ち‐いき【地域】
ちいき‐しゃかい【地域社会】‥ヰキ‥クワイ
一定の地域的範囲の上に、人々が住む環境基盤、地域の暮し、地域の自治の仕組みを含んで成立している生活共同体。コミュニティー。
⇒ち‐いき【地域】
ちいき‐しゃかい‐がっこう【地域社会学校】‥ヰキ‥クワイガクカウ
(→)コミュニティー‐スクール1に同じ。
⇒ち‐いき【地域】
ちいき‐せい【地域制】‥ヰキ‥
都市の土地利用を合理的にするため、そこに建つ建物の用途・構造・大きさなどを定める制度。
⇒ち‐いき【地域】
ちいき‐せいとう【地域政党】‥ヰキ‥タウ
地域の利益・要求に根ざした政策主張を強く打ち出す政党。↔全国政党。
⇒ち‐いき【地域】
ちいき‐だいひょうせい【地域代表制】‥ヰキ‥ヘウ‥
地域単位に選挙区を設け、その中から代表者を選出して議員を議会におくる制度。→職能代表制。
⇒ち‐いき【地域】
ちいき‐だんたい【地域団体】‥ヰキ‥
①全国団体に対して、一定の地域を基盤に活動している団体。
②地縁を同じくする団体。地縁集団。
⇒ち‐いき【地域】
ちいき‐だんぼう【地域暖房】‥ヰキ‥バウ
中央暖房機関から多くの建物に熱源を供給する方式の暖房。
⇒ち‐いき【地域】
ちいき‐ちく【地域地区】‥ヰキ‥
都市計画法の規定に基づき、都市計画で定められる一定の区域。用途地域・高度地区・風致地区など。
⇒ち‐いき【地域】
ちいき‐つうか【地域通貨】‥ヰキ‥クワ
特定の地域やグループ内で財・サービスを循環させるために地域住民が独自に発行する通貨。
⇒ち‐いき【地域】
ちいき‐てあて【地域手当】‥ヰキ‥
勤務地により生計費・生活条件に差のある場合、それを補償するために支給する手当。寒冷地手当など。
⇒ち‐いき【地域】
ちいき‐とうそう【地域闘争】‥ヰキ‥サウ
労働者が職域を越えて、その地域の労働者や一般住民とも結びついて行う闘争形態。
⇒ち‐いき【地域】
ちいき‐ふくし【地域福祉】‥ヰキ‥
自治体や地域住民・民間団体が連携しながら、地域を単位として福祉問題をとりあげ、その解決を目指す総合的な施策と実践活動。
⇒ち‐いき【地域】
ちいき‐れいだんぼう【地域冷暖房】‥ヰキ‥バウ
ある地域内で複数の建物に温水・蒸気・冷水などを供給し、冷暖房や給湯を賄うシステム。
⇒ち‐いき【地域】
ち‐いく【知育・智育】
徳育・体育などに対して、知的認識能力・思考能力を高めることを目的とする教育。
チーク【teak】
(もと南インドのマラヤラム語tēkkaから)クマツヅラ科の熱帯性落葉高木。インド・ビルマ(ミャンマー)・タイなどに分布。高さ約30メートル。材は堅く、伸縮率が小さく虫害に強いので、船舶・建築・家具用材などにする。「―材」
チーク
チーク‐ダンス
(和製語cheek dance)男女が頬をすりよせて踊るダンス。
チーグラー【Karl Ziegler】
ドイツの化学者。有機金属化合物の研究に貢献。触媒を用いて常温常圧でエチレンが重合することを発見。これによりポリエチレンの低圧合成法が工業化された。ノーベル賞。(1898〜1973)
⇒チーグラー‐ナッタ‐ほう【チーグラーナッタ法】
チーグラー‐ナッタ‐ほう【チーグラーナッタ法】‥ハフ
触媒によるオレフィンの重合法。1953年にチーグラーが発見した触媒によるポリエチレン合成法を55年にナッタが改良したもので、金属アルキルと金属塩の組合せ(チーグラー‐ナッタ触媒)を触媒に用いる。
⇒チーグラー【Karl Ziegler】
ちいさ・い【小さい】チヒサイ
〔形〕[文]ちひさ・し(ク)
①(物の形にいう)容積・身長など、占める場所が少ない。大きくない。源氏物語紅葉賀「又―・き屋ども作り集めて奉り給へるを」。「―・い順に並ぶ」
②年がゆかない。おさない。源氏物語若菜下「又―・き七つよりかみのは皆殿上せさせ給ふ」。「息子はまだ―・い」
③声音などが弱い。かすかである。狂言、鐘の音「これはいかなこと、―・い音じや」。「―・い声で言う」
④些細ささいである。また、単位が下である。「―・いことに腹をたてる」「―・い金をもちあわせていない」
⑤度量などが狭い。「気が―・い」
⑥規模などが大きくない。「―・い会社」
⑦ちぢこまっている。卑下した状態にある。「―・くなっている」
ちいさ‐がたな【小さ刀】チヒサ‥
室町時代以来、幕府出仕の際の所用の短刀。殿中差でんちゅうざしともいう。→短刀
ちいさきはな【小さき花】チヒサキ‥
(I Fioretti イタリア)アッシジのフランチェスコやその弟子たちの生活・奇跡などを伝説的に記した詩的な書。
ちいさ‐ご【小さ子】チヒサ‥
神話・説話に登場する、体のごく小さい子供。成人して大事業をなしとげ、変身して幸福を得る話が多い。少彦名神すくなびこなのかみ・一寸法師など。
ちいさ・し【小さし】チヒサシ
〔形ク〕
⇒ちいさい
ちいさ‐な【小さな】チヒサ‥
〔連体〕
小さい。
ちいさ‐やか【小さやか】チヒサ‥
いかにも小さいさま。源氏物語帚木「いと―なれば、かき抱きて」
ちいさ‐わらわ【小さ童】チヒサワラハ
①小さい子供。
②宮中の殿上に召し使われた子供。内豎ないじゅ。
ちい‐さん【智異山】
⇒チリ‐サン
チーズ【cheese】
乳製品の一つ。牛などの乳汁を酵素で凝固させ、脱水・成形したものをそのまま、または微生物の作用で熟成させた食品。蛋白質・脂肪などが濃縮されて含まれ、栄養価が高い。製法によりナチュラル‐チーズ・プロセス‐チーズに2大別。乾酪かんらく。カーズ。夏目漱石、それから「乾酪ちいずの中で、いくら虫が動いても」
⇒チーズ‐ケーキ【cheesecake】
チーズ‐ケーキ【cheesecake】
ナチュラル‐チーズを主材料とし、チーズの風味と舌ざわりを生かしたケーキ。
レアチーズケーキ
撮影:関戸 勇
ベイクドチーズケーキ
撮影:関戸 勇
⇒チーズ【cheese】
チーゼル【teasel】
〔植〕(→)ラシャカキグサ。
チーター【cheetah】
(ヒンディー語のcītāから)ネコ科の哺乳類。体長1.5メートルほど。毛色はヒョウに似て明るい褐色か灰色の地色に黒い斑点が密に散らばる。目から口にかけて黒い線が走る。現在は東アフリカの草原に比較的多くいるだけで、インドでは絶滅状態。単独か家族的な小群で生活し、中形・小形の有蹄類を捕食する。短距離では時速100キロメートル以上で走り、哺乳類のうち最も速い。飼養してカモシカ猟などに使う。狩猟豹。
チーター
チーター
提供:東京動物園協会
ちい‐たい【地衣帯】
植生帯の一つ。高山帯の最高部、草本帯の上方に位し、雪線に近い地帯。主に地衣類が岩石上に付着し、蘚苔類や若干の草本をまじえる。富士山では9合目付近。水平分布では南北両極帯(ツンドラ)に当たる。
ちい‐ちい
(幼児語)
①虫。特に虱しらみ・蚤のみ。
②小鳥。特に雀。
ちいちい‐ももんがあ
(「ももんがあ」はムササビのこと)子供をおどす語。また、化け物。洒落本、南閨雑話「だれが騒がせる。あの―か」
ちい‐と
〔副〕
「ちと」の転。狂言、内沙汰「今日は―御訴訟の儀があつて参りました」
チーハ【字華・一八】
(中国語)賭博の一種。罫紙に36個の熟語を記して配り、胴元の伏せた語を書かせ、当たれば賭金の30倍の賞金を払う。中国で流行、明治初め横浜の中国人居留地から日本にも伝わる。
チーパオ【旗袍】
(中国語)中国で、清時代広く着用された衣服の総称。立襟、深い打合せ、紐ボタンを特徴とし、ワン‐ピース形と丈の短い上着にズボンを組み合わせたツー‐ピース形とがある。中国服。





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