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たい【対】🔗⭐🔉
たい【対】
①向かいあうこと。また、相手とすること。「赤組―白組」
②比較のために突き合わせること。「1―0」
③双方に優劣・高下をつけないこと。今昔物語集24「実には、御製と文時が詩と―におはします」。「―で将棋をさす」
④対屋たいのやの略。伊勢物語「西の―に住む人ありけり」
⑤対馬国つしまのくにの略。
→つい(対)
[漢]対🔗⭐🔉
対 字形
筆順
〔寸部4画/7画/教育/3448・4250〕
[對] 字形
〔寸部11画/14画/5384・5574〕
〔音〕タイ(漢) ツイ(唐)
〔訓〕むかう・こたえる
[意味]
①むかいあう。相手になる。はりあう。「東軍対西軍」「世間に対して顔が立たない」「対立・対面・対象・対戦・対空ミサイル・敵対・反対」
②二つつき合わせて比較する。「5対3の割合」「女子の賃金は男子に対して不当に低い」「対照・対等・対前年比」
③つりあう。双方に優劣の差がない。「碁を対で打つ」「対等・対価」
④こたえる。応ずる。「対応・対策・応対」
⑤ツイ二つそろって一組となっている(ものを数える語)。「対になる」「対句・好一対・花瓶二対」
⑥「対の屋や」の略。寝殿造りで、寝殿の左右や後方に造られた部屋。「北の対」
⑦「対馬つしま国」の略。「対州」
[解字]
会意。左半部は、鐘などの楽器を掛ける二つ一組にした台。右半部「寸」(=手)は、動詞であることを示す。二つがむきあう、二つをむきあうようにそろえる意。[
]は異体字。
[下ツキ
一対・応対・三幅対・正対・絶対・相対・敵対・反対・問対
[難読]
対馬つしま・対子トイツ




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