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かく【角】🔗🔉

かく】 ①つので作った笛。中国から伝来し、もっぱら軍中で奏したもの。 ②1点に発する二つの半直線のなす図形。 ③活字1字分の大きさ。「半―文字」 ④日本・中国の音楽で、五声の第3音。 ⑤二十八宿の一つ。すぼし。 ⑥角力すもうの略。「―界」 ⑦将棋の駒の一つ。角行。 ⑧角形を用いた紋所の名。 ⑨中国古銅器の一つ。酒器。 ⑩中国の貨幣の単位。元げんの10分の1。 ⑪額銀がくぎんの異称。 ⑫(→)鉸具かこ2に同じ。 ⇒角を入る

かど【角】🔗🔉

かど】 ①物のとがって突出した部分。「机の―」 ②物の隅。「部屋の―」 ③道路のまがり目の所。「―の煙草屋」 ④人の性格・言動が円満でないこと。圭角けいかく。「―のある言い方」 ⇒角が立つ ⇒角が取れる ⇒角を入る ⇒角を倒さぬ ⇒角を立てる

けだ【方・角】🔗🔉

けだ方・角】 ①四角な形。方形。三教指帰「―なる底に円まどかなる蓋ふたを覆うて」 ②品行方正であること。律儀であること。滑稽本、戯言浮世瓢箪「独り正しき者は危く至つて―なる時は礙さわるとかや」

すみ【隅・角】🔗🔉

すみ隅・角】 ①囲まれた区域のかど。 ②場所の中央でない所。「―から―まで捜す」 ③「隅の折敷おしき」の略。 ④角前髪すみまえがみの略。 ⇒隅に置けない ⇒角を入る

つぬ【角・葛】🔗🔉

つぬ角・葛】 ツノの万葉仮名表記を江戸時代に誤読してできた語。→ぬ(野)

つの【角】🔗🔉

つの】 ①動物の、主に頭部にある堅い突起物。骨質(牛・羊・鹿など)または角質(犀)で、闘争に役立つ。万葉集4「夏野ゆくを鹿の―の」 ②物の表面または頭上の突起物。 ③冠の巾子こじと髻もとどりとを突き通すもの。かんざしの俗称。 ④嫉妬しっと・いきどおりなどの意。 ⑤角書つのがきの略。 ⇒角突き合わせる ⇒角を折る ⇒角を出す ⇒角を矯めて牛を殺す

[漢]角🔗🔉

 字形  筆順 〔角部0画/7画/教育/1949・3351〕 〔音〕カク(呉)(漢) 〔訓〕つのかど・すみ [意味] ①動物のつの。(突き出て)つのの形をしたもの。「頭角・互角・触角」 ②かど。すみ。物のとがった所。「角材・角帽・稜角りょうかく」 ③〔数〕相交わる二直線の作る図形。「角度・直角・鋭角・視角」 ④くらべる。きそう。「角逐」。特に「角力かくりょく・すもう」の略。「角界・角通」 ⑤五音の一つ。「宮商角徴羽」 ⑥「角行」の略。「角落ち」 [解字] 解字動物のつのの象形。 [下ツキ 一角・鋭角・外角・蝸角・仰角・圭角・口角・広角・高角・好角家・互角・骨角・犀角・錯角・三角形・四角・死角・視角・射角・触角・折角・対角線・対頂角・多角・直角・等角・頭角・兎角・鈍角・内角・俯角・方角・補角・稜角・総角あげまき [難読] 角力すもう・角髪みずら・角鴟みみずく

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