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やながわ‐なべ【柳川鍋】‥ガハ‥🔗🔉

やながわ‐なべ柳川鍋‥ガハ‥ 開いたドジョウと笹掻きにした牛蒡ごぼうを、浅鍋で甘辛く煮て卵でとじた料理。柳川。〈[季]夏〉 ⇒やな‐がわ【柳川】

やながわ‐やき【柳川焼】‥ガハ‥🔗🔉

やながわ‐やき柳川焼‥ガハ‥ (→)蒲池焼かまちやきの別称。 ⇒やながわ【柳川】

やながわ‐りゅう【柳川流】‥ガハリウ🔗🔉

やながわ‐りゅう柳川流‥ガハリウ ①三味線組歌の一流派。柳川検校を祖とし、寛永(1624〜1644)頃に起こる。京都で伝承される。 ②彫金の一流派。元禄(1688〜1704)頃、装剣金工の横谷よこや派から分かれた一派。高彫を得意とした。柳川派。 ⇒やながわ【柳川】

やなぎ【柳・楊柳】🔗🔉

やなぎ柳・楊柳】 (ヤノキ(矢箆木)の転か。また、楊之木の意とも) ①〔植〕 ㋐ヤナギ科ヤナギ属植物の総称。落葉高木または低木。花は尾状花序。雌雄異株で、雌雄花ともに花被はない。蒴果さくかは成熟後2裂、冠毛のある多数の種子を飛散。北半球北部を中心に約400種、日本には約90種。シダレヤナギ・コリヤナギ・カワヤナギなどが代表的。庭木または街路樹として植栽。木材は器具および薪炭しんたんの料とする。〈[季]春〉。万葉集10「吾がかどの―の梢うれに鶯鳴きつ」 ㋑特に、シダレヤナギのこと。 ②襲かさねの色目。表は白、裏は青。やなぎがさね。 ③柳色の略。 ④(→)柳樽2の略。 ⑤浄瑠璃「三十三間堂棟むなぎの由来」の通称。 ⇒やなぎ‐いろ【柳色】 ⇒やなぎ‐うら【柳裏】 ⇒やなぎ‐えびら【柳箙】 ⇒やなぎ‐か【楊柳科】 ⇒やなぎ‐かご【柳籠】 ⇒やなぎ‐がさね【柳襲】 ⇒やなぎ‐がみ【柳紙】 ⇒やなぎ‐がみ【柳髪】 ⇒やなぎ‐ごうり【柳行李】 ⇒やなぎ‐ごし【柳腰】 ⇒やなぎ‐さび【柳皺】 ⇒やなぎ‐しぼり【柳絞り】 ⇒やなぎ‐しろ【柳代】 ⇒やなぎ‐だすき【柳襷】 ⇒やなぎ‐たで【柳蓼】 ⇒やなぎ‐だる【柳樽】 ⇒やなぎ‐とうば【柳塔婆】 ⇒やなぎ‐の‐いと【柳の糸】 ⇒やなぎ‐の‐いとなみ【柳の営】 ⇒やなぎ‐の‐かずら【柳の鬘】 ⇒やなぎ‐の‐かみ【柳の髪】 ⇒やなぎ‐の‐さけ【柳の酒】 ⇒やなぎ‐の‐ばん【柳の盤】 ⇒やなぎ‐の‐ま【柳の間】 ⇒やなぎ‐の‐まゆ【柳の眉】 ⇒やなぎ‐の‐まよ【柳の眉】 ⇒やなぎ‐ば【柳葉】 ⇒やなぎ‐ばえ【柳鮠】 ⇒やなぎ‐ばこ【柳筥】 ⇒やなぎ‐ばし【柳箸】 ⇒やなぎ‐ばっと【柳ばっと】 ⇒やなぎば‐ぼうちょう【柳刃庖丁】 ⇒やなぎ‐むしがれい【柳虫鰈】 ⇒やなぎ‐も【柳藻】 ⇒やなぎ‐らん【柳蘭】 ⇒やなぎ‐わら【柳原】 ⇒柳散る ⇒柳に風と受け流す ⇒柳に蹴鞠 ⇒柳に雪折れ無し ⇒柳の下に何時も泥鰌は居らぬ ⇒柳は風に従う ⇒柳は緑花は紅 ⇒柳を折る

広辞苑 ページ 19807