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やなぎ【柳・楊柳】🔗⭐🔉
やなぎ【柳・楊柳】
(ヤノキ(矢箆木)の転か。また、楊之木の意とも)
①〔植〕
㋐ヤナギ科ヤナギ属植物の総称。落葉高木または低木。花は尾状花序。雌雄異株で、雌雄花ともに花被はない。蒴果さくかは成熟後2裂、冠毛のある多数の種子を飛散。北半球北部を中心に約400種、日本には約90種。シダレヤナギ・コリヤナギ・カワヤナギなどが代表的。庭木または街路樹として植栽。木材は器具および薪炭しんたんの料とする。〈[季]春〉。万葉集10「吾がかどの―の梢うれに鶯鳴きつ」
㋑特に、シダレヤナギのこと。
②襲かさねの色目。表は白、裏は青。やなぎがさね。
③柳色の略。
④(→)柳樽2の略。
⑤浄瑠璃「三十三間堂棟むなぎの由来」の通称。
⇒やなぎ‐いろ【柳色】
⇒やなぎ‐うら【柳裏】
⇒やなぎ‐えびら【柳箙】
⇒やなぎ‐か【楊柳科】
⇒やなぎ‐かご【柳籠】
⇒やなぎ‐がさね【柳襲】
⇒やなぎ‐がみ【柳紙】
⇒やなぎ‐がみ【柳髪】
⇒やなぎ‐ごうり【柳行李】
⇒やなぎ‐ごし【柳腰】
⇒やなぎ‐さび【柳皺】
⇒やなぎ‐しぼり【柳絞り】
⇒やなぎ‐しろ【柳代】
⇒やなぎ‐だすき【柳襷】
⇒やなぎ‐たで【柳蓼】
⇒やなぎ‐だる【柳樽】
⇒やなぎ‐とうば【柳塔婆】
⇒やなぎ‐の‐いと【柳の糸】
⇒やなぎ‐の‐いとなみ【柳の営】
⇒やなぎ‐の‐かずら【柳の鬘】
⇒やなぎ‐の‐かみ【柳の髪】
⇒やなぎ‐の‐さけ【柳の酒】
⇒やなぎ‐の‐ばん【柳の盤】
⇒やなぎ‐の‐ま【柳の間】
⇒やなぎ‐の‐まゆ【柳の眉】
⇒やなぎ‐の‐まよ【柳の眉】
⇒やなぎ‐ば【柳葉】
⇒やなぎ‐ばえ【柳鮠】
⇒やなぎ‐ばこ【柳筥】
⇒やなぎ‐ばし【柳箸】
⇒やなぎ‐ばっと【柳ばっと】
⇒やなぎば‐ぼうちょう【柳刃庖丁】
⇒やなぎ‐むしがれい【柳虫鰈】
⇒やなぎ‐も【柳藻】
⇒やなぎ‐らん【柳蘭】
⇒やなぎ‐わら【柳原】
⇒柳散る
⇒柳に風と受け流す
⇒柳に蹴鞠
⇒柳に雪折れ無し
⇒柳の下に何時も泥鰌は居らぬ
⇒柳は風に従う
⇒柳は緑花は紅
⇒柳を折る
広辞苑 ページ 19807 での【柳】単語。