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の‐ぞうり【野草履】‥ザウ‥🔗⭐🔉
の‐ぞうり【野草履】‥ザウ‥
葬礼の際はく草履。転じて、一般の式の時に用いる草履をいう地方もある。
のぞえ【野副】‥ゾヘ🔗⭐🔉
のぞえ【野副】‥ゾヘ
姓氏の一つ。
⇒のぞえ‐てつお【野副鉄男】
のぞえ‐てつお【野副鉄男】‥ゾヘ‥ヲ🔗⭐🔉
のぞえ‐てつお【野副鉄男】‥ゾヘ‥ヲ
有機化学者。仙台生れ。東北大卒、同教授。ヒノキの精油からヒノキチオールを抽出、世界で初めて七員環の非ベンゼン系芳香族化合物を発見、ヒノキチオール・トロポロンの合成に成功し、有機化学の新分野を拓く。文化勲章。(1902〜1996)
⇒のぞえ【野副】
のぞか・せる【覗かせる】🔗⭐🔉
のぞか・せる【覗かせる】
〔他下一〕
①外から中の物の一部分だけが見えるようにする。「襟元にスカーフを―・せる」
②相撲で、相手のわきに浅く手を入れる。「右を浅く―・せる」
のぞき【覗き・覘き】🔗⭐🔉
のぞき【覗き・覘き】
①のぞくこと。
②「のぞきからくり」の略。
⇒のぞき‐あな【覗き穴】
⇒のぞき‐いろ【覗色】
⇒のぞき‐がき【覗き垣】
⇒のぞき‐からくり【覗機関】
⇒のぞき‐しゅみ【覗き趣味】
⇒のぞき‐づり【覗き釣】
⇒のぞき‐ばな【覗き鼻】
⇒のぞき‐まど【覗き窓】
⇒のぞき‐み【覗き見】
⇒のぞき‐めがね【覗眼鏡】
⇒覗きをくれる
のぞき‐あな【覗き穴】🔗⭐🔉
のぞき‐あな【覗き穴】
のぞいて見るための穴。
⇒のぞき【覗き・覘き】
のぞき‐いろ【覗色】🔗⭐🔉
のぞき‐いろ【覗色】
(染物用語)極めて淡い青色。染料の甕かめをちょっとのぞく程度に、浅く染めた意。甕覗かめのぞき。
⇒のぞき【覗き・覘き】
のぞき‐がき【覗き垣】🔗⭐🔉
のぞき‐がき【覗き垣】
葭よしまたは萩を用いて編み、中央の高部にすかしを設けた垣。
⇒のぞき【覗き・覘き】
のぞき‐からくり【覗機関】🔗⭐🔉
のぞき‐からくり【覗機関】
箱の中に、物語の筋に応じた幾枚かの絵を入れておき、これを順次に転換させ、箱の前方の眼鏡を通して覗かせる装置。のぞきめがね。からくりめがね。浄瑠璃、冥途飛脚「節季候せきぞろに化けて家々を覘のぞきの機関からくり飴売と」
覗機関
⇒のぞき【覗き・覘き】

のぞき‐こ・む【覗き込む】🔗⭐🔉
のぞき‐こ・む【覗き込む】
〔他五〕
首をのばすようにして中を見る。また、顔を近づけてよく見る。「部屋の中を―・む」「顔を―・む」
のぞき‐しゅみ【覗き趣味】🔗⭐🔉
のぞき‐しゅみ【覗き趣味】
他人の私生活や秘密などを興味本位にひそかに知ろうとすること。
⇒のぞき【覗き・覘き】
のぞき‐だか【除高】🔗⭐🔉
のぞき‐だか【除高】
江戸時代、村高の中で、年貢・諸役の一部または全部を免除された高。
のぞき‐づり【覗き釣】🔗⭐🔉
のぞき‐づり【覗き釣】
河川などで、箱眼鏡で水中を覗きながら、釣竿をおろして魚をひっかけて釣る漁法。
⇒のぞき【覗き・覘き】
のぞき‐ばな【覗き鼻】🔗⭐🔉
のぞき‐ばな【覗き鼻】
孔あなが上に向いている鼻。また、鷲鼻。〈日葡辞書〉
⇒のぞき【覗き・覘き】
のぞき‐まど【覗き窓】🔗⭐🔉
のぞき‐まど【覗き窓】
向う側の様子をのぞいて見るために設けた小窓。
⇒のぞき【覗き・覘き】
のぞき‐み【覗き見】🔗⭐🔉
のぞき‐み【覗き見】
(本来見るべきでないものを)隙間などからこっそり見ること。
⇒のぞき【覗き・覘き】
のぞき‐めがね【覗眼鏡】🔗⭐🔉
のぞき‐めがね【覗眼鏡】
①(→)「のぞきからくり」に同じ。
②(→)「はこめがね」に同じ。
⇒のぞき【覗き・覘き】
○覗きをくれるのぞきをくれる
のぞきこむ。好色五人女1「小袖幕の内ゆかしく、のぞきをくれて帰らんことを忘れ」
⇒のぞき【覗き・覘き】
○覗きをくれるのぞきをくれる🔗⭐🔉
○覗きをくれるのぞきをくれる
のぞきこむ。好色五人女1「小袖幕の内ゆかしく、のぞきをくれて帰らんことを忘れ」
⇒のぞき【覗き・覘き】
のぞく【除】
暦注の十二直の一つ。掃除・治療・煤払い・精進・沐浴などには吉、その他には凶という日。
のぞ・く【除く】
〔他五〕
(古くは清音)
①そこからなくする。取り除く。取り去る。三蔵法師伝承徳点「聖慈を飲沐して已に沈痛ちんとうを祛ノソク」。「雑草を―・く」
②それまで許されていた資格などを取り消す。隆信集「二条院の御時殿上―・かれたりしつぎの年の春、臨時祭の舞人にて参りたりしに」
③加えない。除外する。別にする。「但し未成年者を―・く」「二人を―・いて誰も知らない」「名簿から―・く」
④誅ちゅうする。殺す。「君側の奸を―・く」
のぞ・く【覗く・覘く・臨く】
[一]〔他五〕
①間を隔てる障害をとりのけて見る。小さなすきまや穴などを通して様子をうかがう。かいまみる。源氏物語紅葉賀「うへは御袿みうちき果てて、御障子の内より―・かせ給ひけり」。天草本平家物語「おそろしながら、―・いて見れば」。「部屋の中を―・く」「顕微鏡を―・く」
②わずかに一部分だけを見る、または、知る。醒睡笑「伊勢の国を―・きたる事もなうて、いくたびも参宮したるよしはなす者あり」。「古本屋を―・く」
③高い所からからだをのりだして見おろす。「谷底を―・く」
[二]〔自五〕
①それに向かって見えやすい位置を占める。見やすい体勢をとる。のぞむ。源氏物語帚木「人々、渡殿より出でたる泉に―・きゐて酒飲む」。源氏物語椎本「水に―・きたる廊に」
②一部分が外に出ている。一部が外から見える。「白い歯が―・いている」
のぞ・ける【覗ける】
〔他下一〕
相手から見える位置に出す。のぞかせる。「顔を―・ける」
のぞこ・る【除こる】
〔自四〕
のぞかれる。のぞかれてなくなる。今鏡「御さはりも―・らせ給ひ」
の‐そだち【野育ち】
自然のままで育つこと。礼儀や作法をわきまえずに育つこと。また、そういう人。
のそ‐のそ
動作がにぶく、のろいさま。「―してないで速く歩け」「昼近くに―と起き出す」
のぞまし・い【望ましい】
〔形〕[文]のぞま・し(シク)
そうあってほしい。このましい。ねがわしい。「全員出席が―・い」「―・い結果」
のぞみ【望み】
①ながめ。眺望ちょうぼう。万葉集8「青浪に―はたえぬ」
②ねがい。願望。希望。源氏物語行幸「この―を聞き給ひて」。「―がかなう」「―の綱」
③人望。名望。「天下の―を一身に集める」
④立派な見もの。狂言、太鼓負「いづれあの茶椀は―で御座る」
⑤将来に寄せる期待。見こみ。「まだ―がある」
⇒のぞみ‐うす【望み薄】
⇒望みを託す
のぞみ‐うす【望み薄】
希望の実現する可能性が少ないこと。「合格は―だ」
⇒のぞみ【望み】
のぞく【除】🔗⭐🔉
のぞく【除】
暦注の十二直の一つ。掃除・治療・煤払い・精進・沐浴などには吉、その他には凶という日。
のぞ・く【除く】🔗⭐🔉
のぞ・く【除く】
〔他五〕
(古くは清音)
①そこからなくする。取り除く。取り去る。三蔵法師伝承徳点「聖慈を飲沐して已に沈痛ちんとうを祛ノソク」。「雑草を―・く」
②それまで許されていた資格などを取り消す。隆信集「二条院の御時殿上―・かれたりしつぎの年の春、臨時祭の舞人にて参りたりしに」
③加えない。除外する。別にする。「但し未成年者を―・く」「二人を―・いて誰も知らない」「名簿から―・く」
④誅ちゅうする。殺す。「君側の奸を―・く」
のぞ・く【覗く・覘く・臨く】🔗⭐🔉
のぞ・く【覗く・覘く・臨く】
[一]〔他五〕
①間を隔てる障害をとりのけて見る。小さなすきまや穴などを通して様子をうかがう。かいまみる。源氏物語紅葉賀「うへは御袿みうちき果てて、御障子の内より―・かせ給ひけり」。天草本平家物語「おそろしながら、―・いて見れば」。「部屋の中を―・く」「顕微鏡を―・く」
②わずかに一部分だけを見る、または、知る。醒睡笑「伊勢の国を―・きたる事もなうて、いくたびも参宮したるよしはなす者あり」。「古本屋を―・く」
③高い所からからだをのりだして見おろす。「谷底を―・く」
[二]〔自五〕
①それに向かって見えやすい位置を占める。見やすい体勢をとる。のぞむ。源氏物語帚木「人々、渡殿より出でたる泉に―・きゐて酒飲む」。源氏物語椎本「水に―・きたる廊に」
②一部分が外に出ている。一部が外から見える。「白い歯が―・いている」
のぞ・ける【覗ける】🔗⭐🔉
のぞ・ける【覗ける】
〔他下一〕
相手から見える位置に出す。のぞかせる。「顔を―・ける」
のぞこ・る【除こる】🔗⭐🔉
のぞこ・る【除こる】
〔自四〕
のぞかれる。のぞかれてなくなる。今鏡「御さはりも―・らせ給ひ」
のぞまし・い【望ましい】🔗⭐🔉
のぞまし・い【望ましい】
〔形〕[文]のぞま・し(シク)
そうあってほしい。このましい。ねがわしい。「全員出席が―・い」「―・い結果」
のぞみ【望み】🔗⭐🔉
のぞみ【望み】
①ながめ。眺望ちょうぼう。万葉集8「青浪に―はたえぬ」
②ねがい。願望。希望。源氏物語行幸「この―を聞き給ひて」。「―がかなう」「―の綱」
③人望。名望。「天下の―を一身に集める」
④立派な見もの。狂言、太鼓負「いづれあの茶椀は―で御座る」
⑤将来に寄せる期待。見こみ。「まだ―がある」
⇒のぞみ‐うす【望み薄】
⇒望みを託す
のぞみ‐うす【望み薄】🔗⭐🔉
○望みを託すのぞみをたくす🔗⭐🔉
○望みを託すのぞみをたくす
希望をかける。望みを属す。「子供に―」
⇒のぞみ【望み】
のぞ・む【望む】
〔他五〕
①遠くからながめやる。土佐日記「唐詩からうたに、日を―・めば都遠しなどいふなる事のさまを聞きて」。平家物語2「南を―・めば海漫々として、雲の波煙の波深く」。「ふもとより山頂を―・む」
②願う。欲する。期待する。源氏物語宿木「御後見―・む気色漏らし申しけれど」。「合格を―・む」「―・むところだ」
③仰ぐ。慕う。「その徳を―・む」
のぞ・む【臨む】
〔自五〕
①目の前にする。面する。和泉式部集「海に―・みたる松に、蔦の紅葉のかかりたるを」。「湖に―・む部屋」
②場合・機会などに向かいあう。際会する。源氏物語須磨「これより大きなる恥に―・まぬさきに世をのがれなむと思う給へ立ちぬる」。平家物語1「やさ男に、時に―・んで、いかが情なう恥辱をば与ふべき」。「死に―・んでの言葉」「試験に―・む」
③その場所に行く。徒然草「一道にたづさはる人、あらぬ道のむしろに―・みて」。日葡辞書「センヂャウニノゾム」。「祝典に―・む」
④治者として被治者に対する。平家物語4「或いは摂政負ふて位に即け、或いは母后抱いて朝に―・むと見えたり」。「圧制をもって民衆に―・む」
⑤身分の高い人が、みずからその場に行く。
のぞむらく‐は【望むらくは】
(「恐らくは」などの類推によって生じた、ノゾムのク語法の誤形)望むことは。どうか(…してほしい)。願わくは。
のそり
遅鈍で行動のゆるやかなさま。のっそり。のさり。「―と姿を現す」
のそん
のどかすぎる人。俚言集覧「鄙俗にゆたか過たる性質の人を―と云り」
のた
①(ヌタの転)湿地。低湿地。にた。
②のたうつこと。苦しむこと。
③(日本海側で)風の無い日の大波。
の‐だ【野田】
野の中にある田。
のだ【野田】
千葉県北西部の市。江戸川に沿い、醤油の産地。近郊農業も盛ん。近年、住宅地化が進行。人口15万1千。
のだ【野田】
姓氏の一つ。
⇒のだ‐ひでお【野田英夫】
のた‐あえ【饅韲】‥アヘ
ヌタアエの訛。
の‐だいこ【野太鼓・野幇間】
内職に幇間たいこもちをする者。素人しろうとの幇間。転じて、芸もなく、ただ客の座をとりもつだけの幇間を卑んでいう称。
の‐だいこん【野大根】
①野生の大根。「―引き捨てられもせざりけり」(一茶)
②マツムシソウの異称。
のた‐うち【のた打】
泥打祝どろうちいわいのこと。
のたうち‐まわ・る【のたうち回る】‥マハル
〔自五〕
苦しみもがいてころげまわる。「あまりの痛さに―・る」
のた‐う・つ
〔自五〕
(ヌタウツの転)苦しみもがいてころげまわる。のたくる。
の‐だか【野高】
江戸時代、収益のある原野を村高に算入したもの。年貢賦課の対象とした。
の‐だか【野鷹】
野にすむ鷹。野生の鷹。
のた‐く・る
〔自五〕
(→)「ぬたくる」に同じ。
の‐だけ【野竹・土当帰】
セリ科の多年草。山地に普通。高さ約1メートル。葉は革質でやや厚く、羽状複葉。葉柄は紫色で翼があり、基部は茎を抱く。秋に紫黒色の細小花を多数散形花序につける。根は芳香があり、漢方生薬の前胡ぜんことして解熱・鎮痛・鎮咳・去痰薬。
の‐だけ【箆竹】
矢の箆のにする竹。
の‐だち【野立】
⇒のだて
の‐だち【野太刀】
①野外出行の際に帯びた兵仗ひょうじょうの太刀。
②長太刀ながたちの異称。
の‐だて【野立】
(ノダチとも)
①貴人が野外で乗物をとめて休憩すること。
②(大演習などで)天皇の野外の休息所。御野立所。
の‐だて【野点】
野外で茶をたてること。また、その茶の湯。
のだ‐の‐たまがわ【野田の玉川】‥ガハ
六玉川の一つ。宮城県の塩竈付近、多賀城の東方を流れる川。千鳥の名所。(歌枕) 新古今和歌集冬「―千鳥鳴くなり」→玉川
のたばく【宣ばく】
(ノタブのク語法)のたまうこと。おおせられること。万葉集20「なげき―」
のだ‐ひでお【野田英夫】‥ヲ
画家。アメリカ、カリフォルニア生れ。日系移民の子。リベラの助手となり壁画の手法を修得。壁画的な画面構成を特色とする。作「サーカス」。(1908〜1939)
⇒のだ【野田】
のた・ぶ【宣ぶ】
〔自四〕
(ノリタブの約)おっしゃる。のたまう。〈類聚名義抄〉
のたま・う【宣ふ】ノタマフ
〔他四〕
(ノリタマフの約)
①(尊者が下位の者に)言ってきかせる。源氏物語帚木「いとかしこき仰せ言に侍るなり。姉なる人に―・ひみん」
②「言う」の尊敬語。おっしゃる。竹取物語「何事をか―・はむことを」
のた‐まく【宣巻く】
(近世、ノタマワクから転じた)
①おっしゃること。転じて、勝手なことを言うこと。わけのわからないことをくどくどと言うこと。根無草後編「貸したやつが―云や、横ぞつぽうはりのめすに」
②酔漢。根無草後編「大戸じょうご酒にのまれて―となり」
のたまわく【宣はく・曰はく】ノタマハク
(ノタマフのク語法)のたまうこと。おっしゃるには。竹取物語「みこ―」。「子し―」
の‐ため【箆撓】
矢の箆ののそりをためなおすこと。また、その道具。太平記17「金磁頭二つ―に取り添へて」
⇒のため‐がた【箆撓形】
のため‐がた【箆撓形】
箆撓に似た形。ななめ。また、こじれていること。ひねくれていること。平家物語9「河なかより―に押しなされて」
⇒の‐ため【箆撓】
のたも・う【宣ふ】ノタマフ
〔他四〕
⇒のたまう
のた‐もち【饅餅】
枝豆をゆでて皮をとり、すりつぶし、砂糖・卵・醤油・酒を加えてすりのばした餡あんを、糯米もちごめの飯にまぶしたもの。ぬたもち。
のたり
ゆるやかにうねるさま。蕪村句集「春の海終日ひねもす――かな」
のた・る
〔自五〕
①はって行く。
②ぶらぶら歩く。遊び歩く。
の‐だるき【野垂木】
化粧垂木の上にあって屋根をうける垂木。下から見えないのでいう。↔化粧垂木
のたれ‐じに【野垂れ死に】
路傍などに、倒れて死ぬこと。また、それに似たみじめな死に方。ゆきだおれ。「わびしく―する」
のたれ‐ば【湾刃】
波のうねるような刃文はもん。曲線の大小によって、大のたれ・小のたれという。
のた・れる
〔自下一〕
はう。はって行く。倒れる。浄瑠璃、鑓の権三重帷子「そこらかまはずふんぞつて―・れてござれ」
のち【後】
①(時間的に)あと。古事記下「率寝てむ―は」。「晴―くもり」
②未来。将来。万葉集19「少女らが―のしるしと」。「―の不安」
③子孫。後胤。宇津保物語蔵開上「此の世に仲忠をはなちては御―なし」
④なきあと。死後。源氏物語若菜下「ましてこの―といひては伝はるべき末もなき」
のち‐いり【後入り】
⇒ごいり
のち‐おい【後生い】‥オヒ
①後から生ずること。後にできること。また、そのもの。曾丹集「―のつのぐむ蘆の」
②後に生まれる人。後に学ぶ人。後生こうせい。宇津保物語藤原君「―ともいふものなり」
のち‐おい【後追い】‥オヒ
時におくれたこと。おくればせにすること。落窪物語2「―なる御物詣なめりや」
のちかがみ【後鑑】
江戸幕府編纂の室町幕府の歴史。幕府の奥儒者成島良譲(筑山)らが編纂し、1853年(嘉永6)成る。編年体で、各事件の下に1条ごとに古文書・旧記などを引用。本編347巻、付録20巻。
のち‐がし【後菓子】‥グワ‥
会席料理の後段に出す菓子。
のち‐かた【後方】
のちほど。後刻。狂言、仁王「―同道致いて参詣致しませう」
のち‐がま【後窯】
4代藤四郎破風窯はふがま以後の瀬戸焼の茶入れの称。
のち‐きょうげん【後狂言】‥キヤウ‥
上方歌舞伎で、二番目狂言の称。
のち‐くい【後悔い】
あとでくやむこと。こうかい。華厳音義私記「後悔無及、乃知久伊矣与保須奈のちくいおよぼすな」
のち‐ぐすり【後薬】
後々のために薬となること。あとで身のためとなること。また、そのもの。浮世草子、好色敗毒散「女郎の―とて折ふしの送り小袖」
のち‐くや・し【後悔し】
〔形シク〕
あとになって悔しい。後悔される。竹取物語「深き心も知らであだ心つきなば―・しきこともあるべきを」
のち‐ごしらえ【後拵え】‥ゴシラヘ
後からこしらえること。また、そのもの。浮世草子、新可笑記「太刀は―に実定じつじょう」
のち‐ごと【後言】
最後のことば。この世に言いのこすことば。ゆいごん。源平盛衰記42「余り強く投げられて―もせず死ににけり」
の‐ぢさ【野萵苣】
〔植〕
⇒のぢしゃ
のち‐ざま【後方】
後の時。後年。古今著聞集11「余りに好きならひければ―には僧正の筆をも恥ぢざりけり」
のち‐ざん【後産】
⇒あとざん
のち‐じて【後仕手】
能または狂言で、中入なかいりより後に出るシテ。↔前ジテ
の‐ぢしゃ【野萵苣】
オミナエシ科の一年草。地中海原産の帰化植物。野菜として欧米で広く栽培。茎は叉状に分岐、夏に小形淡青色の花を球状につける。若葉はサラダに用いる。近縁種で花が淡紅色のモモイロノジシャが、近年日本にも帰化している。
のち‐ずり【後刷・後摺】
⇒あとずり
のち‐せ【後世】
のちの世。こうせい。浄瑠璃、今宮の心中「わが心、書いて―に留めたや」
のち‐せ【後瀬】
①上流の瀬に対して、次の瀬。下流の瀬。万葉集11「鴨川の―静けく」
②後に逢う時。後日の逢う瀬。後会。源氏物語帚木「見なほし給ふ―もや」
のち‐ぞい【後添い】‥ゾヒ
後につれそう妻。2度目の妻。後妻。のちづれ。のちぞえ。
のち‐ぞえ【後添え】‥ゾヘ
(→)「のちぞい」に同じ。
のち‐ぞなえ【後備え】‥ゾナヘ
後方に備える軍勢。あとぞなえ。
のち‐だち【後太刀】
先太刀に次いで斬りつけること。
のち‐つがい【後番】‥ツガヒ
歌合せ終了後、引き続きほぼ同じ成員によって再度行われる歌合せ。のちのつがい。ごばん。
のち‐つ‐かた【後つ方】
のちの時。のちかた。水鏡「文徳天皇より―のことは」
のち‐づれ【後連れ】
(→)「のちぞい」に同じ。
のち‐でき【後出来】
晩年の製作。また、その作品。
のち‐とげ【後遂げ】
最後までなし遂げること。大鏡道長「一きははいと高く鳴れど、―のなきなり」
のち‐どころ【後所】
子孫。後胤。蜻蛉日記下「故陽成院の御―ぞかし」
の‐ちどめ【野血止】
セリ科の多年草。チドメグサの近縁種。暖地の野原に普通。小形で、細長い茎が地上を這う。葉は円形で5〜7裂。夏、微細な白花を密生した小球形の花穂をつける。葉を傷に貼れば止血作用があるという。
のち‐の‐あおい【後の葵】‥アフヒ
賀茂祭の日に簾すだれなどにかけた葵で、祭の過ぎた後までそのままにしておくもの。
のち‐の‐あさ【後の朝】
(→)「のちのあした」に同じ。
のち‐の‐あした【後の朝】
男女が逢った翌朝。きぬぎぬ。能因本枕草子頭の弁の職に「―は残り多かるここちなむする」
のち‐の‐あやめ【後の菖蒲】
(端午の節句を過ぎた後のあやめの意)(→)「六日むいかのあやめ」に同じ。
のち‐の‐いみな【後の諱】
おくりな。栄華物語月宴「後の御諱清慎公と聞ゆ」
のち‐の‐おうせ【後の逢瀬】‥アフ‥
後日再会の時。
のち‐の‐おや【後の親】
実の親の死後、親と頼む人。ままおや。源氏物語帚木「まうとの―」
のち‐の‐きく【後の菊】
(重陽ちょうようの節句を過ぎた後の菊の花の意)(→)「十日の菊」に同じ。
のち‐の‐くい【後の悔い】
後悔こうかい。源氏物語柏木「聞きすぐさむは―心苦しう」
のち‐の‐こと【後の事】
①将来の事。死後の事。
②死んだ人に対する作法。葬儀または法会。のちのわざ。源氏物語松風「―おぼし営むな」
③後産あとざん。のちのもの。源氏物語葵「―又いと心もとなし」
のち‐の‐すみ【後の炭】
(→)「ごずみ(後炭)」に同じ。
のち‐のち【後後】
①将来。これから先。「―の事を考える」「―苦労することになろう」
②それより後。以後。後撰和歌集秋「―まで来ずなりにければ」
③死者の法事をする7日目ごとの日。また、死者の忌日。宇津保物語忠乞「―の御わざどもし給ふ」
のち‐の‐ちゅうしょおう【後中書王】‥ワウ
具平ともひら親王の異称。→中書王
のち‐の‐つき【後の月】
①陰暦八月十五夜に対して、九月十三夜の月。豆名月。栗名月。〈[季]秋〉
②閏月うるうづき。欽明紀「去年の閏月のちのつきの四日を以て」
のち‐の‐つきみ【後の月見】
陰暦九月十三夜の月見。中秋の月見に対していう。
のち‐の‐ひがん【後の彼岸】
秋の彼岸。〈[季]秋〉
のち‐の‐ひな【後の雛】
春の雛祭に対して、秋の9月9日(菊の節句)、または8月朔日ついたちに飾る雛。秋の雛。〈[季]秋〉
のち‐の‐ほとけ【後の仏】
釈尊の後をうける仏。弥勒仏みろくぶつをいう。仏足石歌「―に譲りまつらむ」
のち‐の‐み【後の身】
来世に生まれかわる身。
のち‐の‐もの【後の物】
後産あとざん。のちのこと。宇津保物語蔵開上「―もいとたひらかなり」。日葡辞書「ノチノモノ。即ち、エナ(胞衣)」
のち‐の‐やぶいり【後の藪入】
正月の藪入に対して、7月16日の藪入。〈[季]秋〉
のち‐の‐よ【後の世】
①将来。未来。後世。「―まで伝える」
②死後。万葉集19「―に聞きつぐ人も語りつぐがね」
③ごせ。ごしょう。源氏物語若紫「―のことなど聞え知らせ給ふ」
のち‐の‐わざ【後の業】
死後の葬儀、また、法事。後のこと。源氏物語桐壺「―などにもこまかにとぶらはせ給ふ」
のち‐びと【後人】
後世の人。万葉集9「永き世の語りにしつつ―の偲ひにせむと」
のち‐ほど【後程】
しばらくしてから。後刻。「―お目にかかりましょう」
のち‐まき【後蒔き】
時節におくれて蒔くこと。また、そのもの。おそまき。古今和歌集物名「―のおくれて生ふる苗なれど」
のち‐むかし【後昔】
茶の銘。江戸時代、将軍家使用の極上の宇治茶で、湯引き法による青色系のもの。初昔はつむかしより後の時代に好まれた茶の意。製茶家は「あとむかし」と読む。→初昔
のち‐やく【後厄】
(→)「あとやく」に同じ。
の‐ちょう【野帳】‥チヤウ
①(野外で記す仮帳簿の意)江戸時代、検地の際、実測したものを記載するメモを手帳てちょう、手帳を浄書したものを野帳と称した。野帳が確定した場合、さらに浄書した帳簿を清野帳せいのちょうと称し、検地帳の基礎とした。
②会葬者の名を記す帳。到来帳。
のち‐わたり【後渡り】
織地や器物の渡来時代の区分の一つ。明末の工芸品などで、16世紀後半、永禄・天正頃渡来したもの。陶磁器の場合は小堀遠州以後に舶来のものをいう。
ノッカー【knocker】
①訪問者が来訪を知らせる敲たたき金。玄関の戸などにつける。
②野球で、ノックする人。
のっ‐かか・る【乗っ掛かる】
〔自五〕
ノリカカルの音便。浄瑠璃、国性爺合戦「うち伏せうち伏せ怯ひるむ所を―・り」
の‐づかさ【野阜】
小高いところ。野にある丘。万葉集17「あしひきの山谷越えて―に今は鳴くらむ鶯の声」
のっか‐のっか
悠々としたさま。堂々と。狂言、空腕「何の思ひ切て―と行くに行かれぬといふ事が有るものか」
のっ‐か・る【乗っかる・載っかる】
〔自五〕
「乗る」の俗な言い方。「荷台に―・る」
のっ‐き・る【乗っ切る】
〔自五〕
ノリキルの音便。
ノッキング【knocking】
内燃機関のシリンダー内において燃料が過早発火したり異常爆発したりする現象。これが起こるとシリンダーの中で金鎚で叩くような音を出すので、ノッキングの語は本来これを指した。ノック。デトネーション。爆燃。→アンチノック性
ノック【knock】
①たたくこと。扉などをとんとんと打つこと。「―してから入室する」
②(野球用語)守備を練習するためのボールを打つこと。
③⇒ノッキング。
⇒ノック‐アウト【knock out】
⇒ノック‐オン【knock-on】
⇒ノック‐ダウン【knock-down】
⇒ノック‐ダウン‐ゆしゅつ【ノックダウン輸出】
ノック‐アウト【knock out】
①ボクシングで、相手を倒して、10秒以内に立ち上がれなくすること。勝ちとなる。KOと略。
②転じて、相手を完全に負かすこと。
⇒ノック【knock】
の‐づくえ【野机】
火葬場に据えて焼香などをするのに用いる机。
ノック‐オン【knock-on】
ラグビーで、反則の一つ。手で受けたボールを前にこぼしたり、体で前にはじくこと。相手ボールのスクラムになる。
⇒ノック【knock】
ノックス【NOx】
(nitrogen oxides)窒素酸化物のこと。
ノックス【John Knox】
スコットランドのカルヴァン主義宗教改革者。長老教会の基本であるスコットランド信仰告白の起草者の一人。(1514頃〜1572)
ノック‐ダウン【knock-down】
ボクシングで、パンチを受けて倒れること。また、試合中に身体がロープの外に出たり、試合をする意志がなくロープに寄りかかったりするなど、攻撃や防御の力を失ったと判定された状態。10秒以内に試合体勢をとらないと、ノックアウト負けになる。
⇒ノック【knock】
ノック‐ダウン‐ゆしゅつ【ノックダウン輸出】
部品のまま輸出して、現地で組み立て販売する方式。
⇒ノック【knock】
の‐づくり【野作り】
畠作りの百姓。傾城禁短気「裏借屋に、東の―、又は大根売・駕籠舁」
のっけ【仰け】
(ノケの促音化)
①はじめ。最初。「―から負け続ける」
②あおむけ。あおのけ。浮世草子、御前義経記「立腹切つて―にそれば」
のつけ‐はんとう【野付半島】‥タウ
北海道東端部に伸びる日本最大の砂嘴さし。全長26キロメートル。近海はホッカイシマエビの好漁場。野付崎。
のっ・ける【乗っける・載っける】
〔他下一〕
「乗せる」の俗な言い方。「頭に―・ける」
の‐つご【野つご】
四国地方で、夜道を通る人や牛馬に憑ついて歩けなくするという妖怪。赤子の声や「ぎゃあっ」という声を出す。牛馬供養や無縁仏供養をすると出なくなるなどという。
のっ‐こし【乗っ越し】
一方の谷から反対側の谷に越えられる山稜の鞍部。峠とうげ。
のっ‐こみ【乗っ込み】
(ノリコミの音便)魚が産卵準備のため深場から浅い所へと移動を開始すること。「乗込鮒」は〈[季]春〉。
のっさ‐のっさ
(ノサノサの促音化)ゆるくおおまたに歩み出るさま。浄瑠璃、曾我会稽山「―仮屋の歩み、ぐわつたぐわつたと踏み鳴らして」
のっし‐のっし
ノシノシの促音化。
のっしり
ずっしりと重みのあるさま。ゆるやかでこせつかないさま。浄瑠璃、浦島年代記「田地持ちとて―と、身に備はりし焙烙ほうろく頭巾」
のっ‐す【衲子】
⇒のうす
のつ‐そつ
(→)「のっつそっつ」に同じ。夏目漱石、門「御米は依然として―床の中で動いていた」
のっそ‐のっそ
ノソノソの促音化。
のっそり
動きが鈍重なさま。「部屋から―出てくる」
のったり
ノタリの促音化。
ノッチ【notch】
①刻み目。目盛。
②(→)切欠きりかき。
③抵抗器の抵抗値の切換え接点。
⇒ノッチ‐ラペル
の‐づち【野土】
腐敗した植物を含んだ肥沃な黒い土。腐植土。
の‐づち【野槌】
①(「野つ霊ち」の意)野の神。
②蠍さそりまたは蝮まむしの類か。〈新撰字鏡8〉
③一種の妖怪。沙石集5「―といふは常にもなきけだものなり…形大にして、目鼻手足もなくして、只口ばかりあるものの、人を取りて食ふといへり」
④胴が太く短く、蛇のような形をしている想像上の動物。つちのこ。
ノッチ‐ラペル
(notched lapel)(V字形の刻み目ができることから)テーラード‐カラーで、ラペルの先が水平より下がっているもの。ノッチド‐カラー。菱襟。
⇒ノッチ【notch】
のっつ‐そっつ
(「伸りつ反りつ」の転か)身体を動かし姿勢を変える。のつそつ。狂言、腰祈「如何に―とする腰なりとも」
ノッティンガム【Nottingham】
イギリス、イングランド中部トレント川北岸にある都市。織物・薬品・自動車工業が盛ん。人口28万4千(1996)。
のっ‐と【祝詞】
①ノリトの音便。宇治拾遺物語10「神主―いみじく申して」
②三味線音楽および長唄囃子の一名称。舞踊劇で祈祷の場面に用いる。
ノット【knot】
①ひも・ネクタイなどの結び目。
②(「節」と当てる)船舶・海流などの速度の単位。1時間に1海里(1852メートル)の速度を、1ノットという。結び目をつけたロープで船の速度を測ったことからできた語。
⇒ノット‐ステッチ【knot stitch】
ノット【NOT】
(「…でない」の意)論理演算の一つ。命題が真のときは偽、偽のときは真となる。論理否定。否定。
のっ‐と
〔副〕
ぬっと。炭俵「梅が香に―日の出る山路かな」(芭蕉)
のっ‐とう【祝詞】
ノリトの促音便ノットの長音化。狂言、祝祷神楽のっとうかぐら「へいはくをおつとり―をぞ申けれ」
ノット‐ステッチ【knot stitch】
刺繍ししゅうのステッチの一種。布の表面に結び目を作り、点を表現したり、多数並べて面を表現したりするのに用いる。結び目により、フレンチ‐ノット・ジャーマン‐ノットなどがある。→ステッチ(図)
⇒ノット【knot】
のっとり
①ねばりけがあって滑らかなさま。
②ゆるやかで迫らないさま。悠然ゆうぜん。浄瑠璃、伽羅先代萩「立派作りの大小も角菱立てぬ―顔」
の‐つ‐とり【野つ鳥】
〔枕〕
野にすむ鳥の意で、「雉」にかかる。継体紀「―雉きぎしは響とよむ」
のっと・る【則る】
〔自五〕
(ノリトルの音便)則のりとしてしたがう。模範としてならう。三蔵法師伝承徳頃点「仰ぎて忉利とうりの果に規ノツトリて」。「古式に―・る」
のっ‐と・る【乗っ取る】
〔他五〕
(ノリトルの音便)攻め入って奪いとる。奪って自分の支配下におさめる。「敵の陣地を―・る」「飛行機を―・られる」
のっ‐ぴき【退っ引き】
(ノキヒキの音便)避け退くこと。よけること。のがれること。尾崎紅葉、不言不語「但は池に入りて彼鉤取りて返すが可か、と―させたまはず」
⇒退っ引きならぬ
のぞ・む【望む】🔗⭐🔉
のぞ・む【望む】
〔他五〕
①遠くからながめやる。土佐日記「唐詩からうたに、日を―・めば都遠しなどいふなる事のさまを聞きて」。平家物語2「南を―・めば海漫々として、雲の波煙の波深く」。「ふもとより山頂を―・む」
②願う。欲する。期待する。源氏物語宿木「御後見―・む気色漏らし申しけれど」。「合格を―・む」「―・むところだ」
③仰ぐ。慕う。「その徳を―・む」
のぞ・む【臨む】🔗⭐🔉
のぞ・む【臨む】
〔自五〕
①目の前にする。面する。和泉式部集「海に―・みたる松に、蔦の紅葉のかかりたるを」。「湖に―・む部屋」
②場合・機会などに向かいあう。際会する。源氏物語須磨「これより大きなる恥に―・まぬさきに世をのがれなむと思う給へ立ちぬる」。平家物語1「やさ男に、時に―・んで、いかが情なう恥辱をば与ふべき」。「死に―・んでの言葉」「試験に―・む」
③その場所に行く。徒然草「一道にたづさはる人、あらぬ道のむしろに―・みて」。日葡辞書「センヂャウニノゾム」。「祝典に―・む」
④治者として被治者に対する。平家物語4「或いは摂政負ふて位に即け、或いは母后抱いて朝に―・むと見えたり」。「圧制をもって民衆に―・む」
⑤身分の高い人が、みずからその場に行く。
のぞむらく‐は【望むらくは】🔗⭐🔉
のぞむらく‐は【望むらくは】
(「恐らくは」などの類推によって生じた、ノゾムのク語法の誤形)望むことは。どうか(…してほしい)。願わくは。
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